「私はルーミア=テンペスト。この国、『ジュラ・テンペスト連邦国』の盟主の片割れをしています。」
「盟主……つまり貴女がこの国とやらの王という訳ですか。」
「しかも片割れということはもう一人おるのか?」
「えぇ、今はちょっと国を空けていますが……」
「へぇ~……王様以外の王様には初めて会ったかも……」
「まぁ、私のことは置いといて……貴女達が何故、此処にいるのかは後で聞くとして……うちの者達に襲撃したのは『闇の書』の復活が目的で合ってる?」
「……そこまでご存知でしたか……」
「ルーミア様。『闇の書』というのは?」
改めてそう尋ねる私の言葉にシュテルがそう言って反応するなか、紅丸がそう尋ねてくる。
「簡単に言ってしまえば、
「!?破壊と再生!?」
「「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」」
「といっても今は壊れちゃってるんだけどね。
彼女達はその『闇の書』の欠片から生まれた存在だよ。」
「……何故、貴様がそこまで知っておるのか知らんが……」
「見たところ、国の王なだけあって貴女がこのなかで一番の魔力をお持ちのようですね。」
「『闇の書』の復活のために君の魔力、貰うよ?」
私の説明に紅丸達が驚愕の表情を浮かべるなか、マテリアルズの三人はそう言いながら戦闘態勢を取る。
「「「「「「「「「「ッ……」」」」」」」」」」
そんな三人を見て、紅丸達も戦闘態勢を取りながら警戒を強める。
「皆。ここからは私に任せて。」
「!?ルーミア様!?」
が、私がそう言いながら前に出る。
「おっと。悪いが、儂も混ぜてくれんかの……」
すると、半人半霊の老剣士がそう言いながら私の隣に来る。
「あの女子の腕前を直に見てみたくての……」
どうやらレヴィに興味を持ったみたいだね。
「……私は良いけど、白老は?」
「儂も構いませんぞ。ルーミア様。先程からその者の腕前が気になっておりましたしの。」
「……そちらはどうですか?」
「私は特に問題はありませんが、王とレヴィはどうですか?」
「……好きにすると良い。」
「ボクも問題ないよぉー。」
「……とのことです。」
「ありがとうございます。」
「ホッホッホッ……お嬢ちゃん達もありがとうの。それと白老殿といったか。このお嬢ちゃん達との勝負が終わった後、一戦お願いできるかの?」
「ホッホッホッ……儂もお願いしようと思っていたところじゃ。して、お主の名は?」
「おぉ、そうじゃった……名乗らずに失礼した。儂は」
「
「なんじゃ?知っておったのか?」
「まぁ、一応……して、マテリアルズの皆さん。私と妖忌さんと勝負して勝てたら、魔力はお渡しします。その代わり、私達が勝てば、三人は私の配下に加わる……ということで良いですか?」
首を傾げながらそう尋ねてくる老剣士改め魂魄妖忌さんにそう答えながら、私はそうマテリアルズの三人に提案する。
たった今、
「ほぅ……貴様の配下にか……面白い。」
「こちらとしても問題ありませんね。」
「だねぇ~。」
私がそう思っているなか、マテリアルズの三人もそう言って了承する。
こうして私&妖忌さんVSマテリアルズで勝負することが決まったのだった。