転生したらルーミアだった!?   作:デスゴッド

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闇の分身達(マテリアルズ)

「いっくよぉーっ!!銀髪のお爺ちゃん!!」

 

ドンッ!!

 

ズバババババババババババババババァァァンッ!!

 

白老と戦っている途中から機動力重視のスプライトフォームになっていたレヴィはそう言いながら、素早いスピードで妖忌さんに肉簿しながら水色の魔力で刃を形成した大鎌…『バルフィニカス・ハーケンフォーム』で幾度となく斬撃を繰り出す。

 

「………」

 

ガキキキキキキキキキキキキキキキィィィンッ!!

 

対する妖忌さんはすぐさま引き抜いた長刀…『楼観剣』と短刀…『白楼剣』でレヴィの繰り出す斬撃を全て捌ききる。

 

……その二刀、お孫さんに託してませんでしたっけ?

 

「ほぅ……」

 

「!?二刀流……っ!?」

 

「なんで!?なんで全部、受け止めれるのっ!!?」

 

私がそう思いながら首を傾げるなか、白老は興味深そうに妖忌さんの動きを観察し、紅丸とレヴィはそう困惑の声を上げる。

 

「ほっほっほっ……速さはなかなかじゃが、それではまだまだじゃのぅ……」

 

「流石ですね。妖忌さん……」

 

「ぬあぁーーっ!!何故、我らの攻撃が全く効かないのだっ!?」

 

「ッ……全部、避けられるか吸収される……っ!?」

 

妖忌さんが楽しそうに笑いながらそう言うなか、私は次から次へと放たれるディアーチェの魔力剣…『エルニシアダガー』とシュテルの炎弾…『パイロシューター』を紙一重で避けたり、『荒神(アラガミ)』で取り込んだりしながらやり過ごしていく。

 

「ルーミア様もなかなかの身のこなしとスキルの使い方ですのぉ……」

 

「凄いです!」

 

「ぐぬぬ……だったら!『光翼斬』!!」

 

ズババババババババババババババババババババァァァンッ!!

 

そんな私の動きに白老が楽しそうに笑いながらそう言い、シンシヤも目を輝かせながらそう言うなか、レヴィは今度は爆発する魔力刃…『光翼斬』を大量に放ってくる。

 

「ふむ……」

 

ブォォ……ン……ッ!!

 

対する妖忌さんは楼観剣に妖気(オーラ)を纏わせながら構える。

 

「妖怪の鍛えしこの楼観剣に斬れぬものは……あんまりないっ!!」

 

ズバアアアァァァンッ!!

 

ドカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカァァァンッ!!

 

次の瞬間、妖忌さんはそう言いながら、妖気(オーラ)を纏わせた楼観剣でレヴィの『光翼斬』を全て斬り伏せる。

 

「えぇぇぇーーーっ!?」

 

「……逆に斬れないものって何だろ……?」

 

「そろそろ終わりにしようかのぅ……」

 

そのことにレヴィが困惑の声を上げ、シンシヤが首を傾げながらそう呟くなか、妖忌さんはそう言いながら楼観剣と白楼剣を構え直す。

 

人符(じんふ)現世斬(げんせざん)』。」

 

「!?」

 

ビュオオオオオオオッ!!ズババアアアァァァンッ!!

 

次の瞬間、妖忌さんはレヴィ以上に速い速度(スピード)でレヴィに突進し、すれ違いざまに楼観剣と白楼剣で斬撃を浴びせる。

 

「ガッ……はぁ……っ!?」

 

ドサァ……ッ!!

 

妖忌さんの人符『現世斬』を食らったレヴィはその場で倒れ込む。

 

「「!?レヴィッ!!」」

 

妖忌さんにレヴィが敗れるのを見て、動揺したディアーチェとシュテルの二人が動きを止める。

 

「ユニークスキル『荒神』!!」

 

「!?王!!」

 

「!?」

 

シュルルルルルルルルッ!!

 

そんな二人の隙を突いた私は『荒神』で両腕を伸ばし、ディアーチェに巻きつかせる。

 

同時に左手をエビルムカデの、右手を吸血蝙蝠(ジャイアントバット)の頭に変身(トランス)させる。

 

「な、なんだ!?この気色悪い能力は!!?」

 

うーん……そう言われるとちょっとショック……(´・ω・`)

 

まぁ、それはともかく……

 

「スキル『麻痺吐息』。スキル『超音波』。」

 

ブシュウウウッ!!キイイイイイイイッ!!

 

「ぐわあああああああっ!?」

 

「王!?」

 

次の瞬間、私はエビルムカデの『麻痺吐息』と吸血蝙蝠(ジャイアントバット)の『超音波』を食らわせて、ディアーチェを昏倒(ダウン)させる。

 

「さて、これで残るは貴女一人だけだね。」

 

「くっ……!!」

 

私がディアーチェの拘束を解きながらそう言うと、シュテルはルシフェリオンを構え直しながら警戒する。

 

「なるほど……やはり貴女は強い……ですが私自身、このまま敗北を認める訳にはいきません……」

 

「……そう……」

 

闇のマテリアルとしての吟じってやつかな……

 

「提案なんですが私と貴女、互いに最高の技で決着を着けませんか?」

 

「わかった。」

 

私がそう了承したのを確認したシュテルは空高く飛び上がる。

 

逃走…否、それは森にこれ以上の被害が出ないようにするためのシュテルなりの配慮であり、シュテルの『最高の技』を放つための準備段階だった。

 

「集え、明星(あかほし) 全てを焼き消す炎となれ。」

 

シュウウウ……ッ!!

 

「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」

 

「!?魔力が!?」

 

次の瞬間、紅丸達との分も含めたこれまでの戦闘で辺りに十二分に散布されたであろう魔力がシュテルのルシフェリオンへと集束していく。

 

「………」

 

対する私は『魄翼』で飛び上がりながら『終の導き』をエトワールデュアルソードで取り出し、天高く構えた右手と右手のソードを触媒に『獄炎裁断刀(インフェルノスライサー)』を形成する。

 

「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」

 

「!?ルーミア様!?その技は……っ!?」

 

私の『獄炎裁断刀』を見て紅丸達が驚愕の表情を浮かべるなか、藍が慌ててそう声を上げる。

 

確かにこの技はリムルから使用禁止を言い渡されてはいるけど、シュテルのアレにぶつけるのに相応しい『最高の技』はこれしかない。

 

「行きますっ!『ルシフェリオンブレイカー』!!」

 

「『獄炎裁断刀』!!」

 

ズガアアアァァァーーーンッ!!

 

ズバアアアァァァーーーンッ!!

 

次の瞬間、シュテルの集束魔法『ルシフェリオンブレイカー』と私の『獄炎裁断刀』がぶつかり合った。

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