転生したらルーミアだった!?   作:デスゴッド

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ルーミアとシズの新しい武器

「シズさん。リムルが『精霊の棲家』への入り口を見つけたよ。」

 

あの後、リムルから詳しい話を聞いた後、私は藍に連れてきてもらったシズさんにそう伝える。

 

「!?ルーミアちゃん。それって本当っ!?」

 

「うん。どうやら『ウルグレイシア共和国』の『ウルグ自然公園』にあるみたい。」

 

きっかけは魔国連邦(うち)上位回復薬(ハイポーション)を大量購入し、そのままイングラシアに行った商人のガルドさんことガルド=ミョルマイルさん。

 

なんでもイングラシアで天空竜(スカイドラゴン)に襲われていたところをリムルに助けられ、そのお礼として紹介した店に偶々いた、ドワルゴンの店で知り合っていた占いが得意なエルフのお姉さんが情報を持っていた。

 

何とも奇妙な縁が続くもんだね。

 

「それで今からそこに行って、リムルと子ども達と合流しようと思うんだけど……」

 

「勿論、一緒に行くよ。ルーミアちゃん。」

 

「わかった。藍、シュテル。私達が離れてる間、町のこと、お願いできる?」

 

「はい。」

 

「お任せ下さい。ルーミア様。」

 

「ありがとう。それじゃあ」

 

バァンッ!!

 

「ちょっと待ったぁぁぁっ!!」

 

「「!?」」

 

「?ディアーチェ?」

 

そんななか、白衣姿のディアーチェがそう言いながら大慌てで駆け込んでくる。

 

「はぁ……はぁ……」

 

息切れてる……

 

「すっかりその格好にも慣れたね。ディアーチェ。」

 

「喧しいっ!!それよりほらっ!貴様が『精霊の棲家』に行くとシュテルから『思念伝達』で聞いて、大急ぎで完成させてきたぞっ!!」

 

「!おぉっ!!」

 

そう言いながらディアーチェが手渡してきた、紅い月が描かれた黒い鞘に収まった柄が少しだけ長い長刀に私は目を輝かせる。

 

「それがルーミアちゃんがディアーチェに制作を依頼した魔道具(デバイス)ってやつ?」

 

「うん。暴風大妖渦(カリュブティス)の鱗にヴェルドラが封印されていた洞窟から採れた純高度の魔鉱石、『闇魔創造(ダークネスクリエイト)』で久しぶりに具現化させた暗黒物質(ダークマター)に『荒神(アラガミ)』で伸ばして硬質化させた後に切った私の髪の毛も使ってディアーチェ達に作ってもらった……私の『分身』とも云える新しい武器だよ。」

 

()は『鏡花水月』。非人格型だが強度はそこらの魔剣より断然高い上、ルーミアの思考を瞬時に読み取って魔法の発動を補助するのは勿論、刀身に属性付与するのも補助するようにプログラムしてある。この世界の魔剣特有の『成長する』特性も(しっか)り備わっておる。」

 

「例の二つのギミックは?」

 

「安心せい。確り付けてある。」

 

「良いね……ありがとう。ディアーチェ。」

 

「それとこれはシズに……」

 

「?私?」

 

ディアーチェはそう言いながら、シグナムのレヴァンティンに似た剣をシズさんに手渡す。

 

「ルーミアの鏡花水月を作る片手間で作ってみた貴様の魔道具(デバイス)だ。銘はまだないがな。」

 

「!?私の……」

 

「付けてあげたらどうですか?シズさん。」

 

「そうだね……『リュウール』……でどうかな?」

 

リュウール……フランス語で『灯火』だね。

 

「良いと思いますよ。シズさんらしくて。」

 

「ありがとう。ルーミアちゃん。」




ロード=ディアーチェ

種族:暗黒騎士王(ダークアーサー)

見た目:ディアーチェをstrikers時のはやてくらいまで成長させた姿

所持スキル

ユニークスキル『魔道具開発者(デバイスマイスター)

詳細

リリカルなのは世界からシュテルとレヴィと共に転移してきたディアーチェ本人。自分達の存在の安定化と『闇の書』の復活を目的に魔国連邦(テンペスト)を襲撃するもルーミアとの勝負に敗れたことをきっかけに配下に下った。名付けを受けたことで身体が急成長すると同時に種族も暗黒騎士王(ダークアーサー)に進化し、ユニークスキル『魔道具開発者(デバイスマイスター)』という新たなスキルも獲得した。開発者という観点からカイジンやベスターと馬が合うらしく割と楽しく開発業務に携わっている。
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