「はぁ~、なるほどね……この子達も苦労してたのね……」
「こいつらを救う上位精霊の協力を得る為に精霊女王に取り次いで貰いたい。」
「精霊に詳しいラミリスなら会ったことあるんじゃない?」
子ども達を見渡しながらそう言うラミリスに対し、リムルと私はそうお願いする。
「?あれ?言ってなかったっけ?
「「「「「「「「「【………】」」」」」」」」」
首を傾げながらそう言うラミリスの一言にその場が一瞬静寂に包まれる。
いや、確かにラミリスから精霊の気配は微かに感じてはいたけど……うそーん……
「おいっ!魔王って設定、何処行った!?」
「設定じゃありませーん!精霊女王が堕落して、魔王になっちゃったんですぅーーっ!!」
「だ、堕落……」
「自分で言うものなの?それ……」
「だって事実だもん。堕ちるのって……簡単よね……フッ……」
なんだろう……説得力が凄い……
「!堕落といえば、彼奴も堕落して魔王になっちゃったのよねぇ……」
「?彼奴って?」
「レオンちゃん。」
「「「!?」」」
ラミリスの口から出てきたまさかの名前に私とリムル、シズさんの三人の表情が強張る。
「彼奴さ、なんか調べたい事があったみたいで大昔の精霊呼び出してさ、契約結んだんだよね。ビックリだよね。仕方ないから精霊女王のアタシがレオンちゃんを『勇者』として認定して、精霊の加護を授けたって訳。」
「ちょっと待て。なんで勇者に認定された奴が今、魔王になってんだよ?」
「だから、堕落したんじゃない?アタシみたいに。っていうかアタシを真似したのかもね。」
「魔王って堕落してなれるもんなのかよ……」
「まぁ、アタシなら余裕で倒せるけどね!余裕余裕。ワンパンワンパン!!」シュッシュッ
「………」
「大丈夫?シズさん。」
ラミリスがシャドーボクシングしながらそう言うなか、私はシズさんにそう尋ねる。
「うん。大丈夫だよ。ルーミアちゃん。」
「そういえばレオンちゃん、前に無茶なこと言ってたわね……」
「無茶なこと?」
「『異世界から特定の人間を召喚してくれ』って。」
「?特定の人間を?」
「できるのか?そんなこと。」
「無理に決まってるじゃん!精霊女王のアタシですら無理無理!!そう言ったらレオンちゃん、泣きそうな顔してた。いや、あれはきっと泣いてたね。泣き虫の癖して生意気なんだよ!バァーカ!ワンパンワンパン!!」シュッシュッ
ラミリスはそう言いながら再びシャドーボクシングする。
しかし、元勇者の魔王レオンか……厄介かもしれないけど、シズさんを苦しめた落とし前は確り着けさせないとね。
「……で?協力してくれる気はあるのか?」
私がそう思っているなか、リムルが改めてそう尋ねる。
「……今のアタシは十大魔王が一柱『
対するラミリスはそう前置きしてから子ども達を見据える。
「……良いよ。協力してあげる。せいぜい凄い精霊を召喚するが良いさっ!!」
こうして私達は『