転生したらルーミアだった!?   作:デスゴッド

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守護騎士⑤

第三者side

 

「そうか……フローラ様はクリード…様と共に逝くことをお選びになったのか……」

 

「ッ……」

 

ルーミアから元の世界(テイルズオブハーツ)の顛末を聞いた後、クリノセラフがそう言いながら受け止めているなか、クロアセラフは複雑な表情を浮かべる。

 

「今の私は白化していた私を拾い、修復と再起動してくれた恩と真実を伝えてくれた恩に報いるべく、ディアーチェ様の守護騎士兼助手として、ルーミア様とディアーチェ様のために働いている。」

 

「ならば、俺もルーミア様の守護騎士として仕えることにしよう。」

 

インカローズからの説明を聞いた後、クリノセラフはそう言いながらルーミアの前に跪く。

 

「……良いの?貴方達を解体したインカローズと再び同僚になるけど……」

 

「……解体された恨みがないと言えば、嘘になります。が、解体されパーツとしてインカローズ(こいつ)に組み込まれなければ、こうしてフローラ様の最期を知ることもできなかった……」

 

「クリノセラフ……」

 

「フローラ様もクリード様も居らず、元の世界に戻る方法もないのであれば、俺は俺達を修復し再起動してくれたルーミア様に仕えそのご恩を返そうと思う。」

 

「……そう。」

 

「ロア。おまえはどうする?」

 

「貴方は確か『自由』を求めてたよね?」

 

「……確かにそうだけど、修復と再起動をしてくれた恩を返さない程、僕は落ちぶれてないよ。」

 

そう尋ねるクリノセラフとルーミアにそう返事しながら、クロアセラフもルーミアの前に跪く。

 

「僕もリノと同様、君の守護騎士として仕えるよ。元人間のスライムと魔人の少女が興した『魔物の国』というのも面白そうだしね。」

 

ルーミアside

 

「じゃあ、二人の名前をそのまま与えるけど良い?」

 

「願ってもないね。」

 

「お願いします。ルーミア様。」

 

「それじゃあ、これからよろしくね。『クロアセラフ』、『クリノセラフ』。」

 

私がそう名付けた瞬間、四割近くの魔力がダブルセラフに流れ込む。

 

「!?凄い……以前(まえ)よりも“力”が漲るのを感じる……っ!!」

 

「これがルーミア様の“力”か……っ!!」

 

「それじゃあ、二人はこれから警備隊に入ってもらうとして……クロアセラフは白老やブラッドレイ、妖忌さんから剣術を学んでもらおうかな……」

 

「……僕は戦闘に特化した守護騎士なんだけど?」

 

「大丈夫。皆、鬼の如く(・・・・)強いから。」

 

っていうか三人の内、一人は鬼人(オニ)だし。

 

「へぇ……それは面白そうだね。」

 

「クリノセラフはピッコロから格闘技術を教わって。」

 

「了解しました。必ずやロア共々、貴女様のお役に立ってご覧入れます。」

 

「うん。期待しているよ。二人とも。インカローズも引き続き宜しくね。」

 

「「「ハッ!!」」」

 

こうしてインカローズに続き、クロアセラフとクリノセラフ、二人の守護騎士が新たな仲間になった。




クロアセラフ

種族:暴風機械人(テンペストアーマノイド)

所持スキル

ユニークスキル『需要者』

ユニークスキル『心略者』

ユニークスキル『連携者(アワセシモノ)』:同じスキルを持つ者と高い連携がしやすくなるスキル。要はリンクドライブモード

エクストラスキル『超速再生』

詳細

インカローズの改造に使われていたパーツを元に封印の洞窟から採れた魔鉱石と暴風大妖渦の鱗を素材に新造したパーツと組み合わせることで復活を果たしたクロアセラフ本人。失われた疑似スピリアの代わりとして暴風大妖渦の複製魔核を埋め込まれたことで『超速再生』を得ている。復活した当初はクリノセラフやインカローズに敵意を向けるもインカローズからの謝罪や自分達の主だったフローラとその想い人であるクリードの最期を聞かされてからはすっかりその気が失せてしまう。自分達を復活させたルーミアやそのルーミアが盟主をしている魔国連邦(テンペスト)に興味を持ち、クリノセラフと共に彼女の守護騎士となり配下に加わった。先の説明のように暴風大妖渦の鱗と複製魔核を使っていることとルーミアから名付けを受けた影響で機械人から暴風機械人(テンペストアーマノイド)に進化している。現在は警備隊に所属し、白老やブラッドレイからの指南の元、先輩であるゴブタとリーニエ、ほぼ同期であるレヴィと切磋琢磨している。
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