ルーミアside
テイルズの世界から来た三人の守護騎士が仲間になってから
「で、人型の試作品が一つ出来たという報告は喜ばしいけど……なんでクンツァイトがモデルになっているの?」
そんななか、私がそう言いながら見つめる先には原作とは違い、紺色になった鎧を身に纏ったクンツァイトが壁際で立ったまま眠るかのように鎮座していた。
「やはり、ルーミア様もモデルになった者について、ご存知でしたか。」
「まぁ、それについては……」チラッ
ベスターさんがそう言うなか、ディアーチェはそう言いながら自分の助手であるインカローズに視線を向ける。
「………」
対するインカローズは何処か気まずそうな雰囲気で視線を反らしている。
「インカローズ。説明して。」
「はい。ルーミア様……実はこの魔装兵を研究開発するに当たって、私と同じ機械人であるクロアセラフとクリノセラフの二人からも意見等を聞いていたのですが……『それならクンツァイトをモデルに量産しよっ!汎用型だし、絶対それが良いよ!!』とクロアセラフに強く押されてしまい……」
「あの時のクロアセラフさん、結構凄かったですもんね……」
インカローズが何とも言えない表情でそう説明するなか、ベスターさんの助手である鈴仙も苦笑いしながらそう言う。
やっぱりか……ゲームでもクンツァイトに対する執着がヤバかったもんな……クロアセラフ……
「「「!?」」」
そんななか、私とベスターさん、鈴仙の三人はリムルの気配を感じ取る。
「?」
「?どうしたのだ?三人とも。」
「……リムル様?」
「お帰りになられたんでしょうか?」
そんな私達の様子にインカローズとディアーチェが首を傾げるなか、ベスターさんと鈴仙は首を傾げながらそう言う。
「とりあえず行ってみようか。」
そんな四人に対し、私はそう言いながら『
すると、既に紅丸達が集まっていて、皆の視線が集中している魔法陣の上に嵐牙の背に乗ったスライム姿のリムルが転移してくる。
「「「「お帰りなさいませっ!リムル様!!」」」」
「ん?」
「リムル様ぁ~っ!!」
「お帰りなさぁーいっ!!」
「漸く帰ってらしたんですね!!」
「パパ!お帰りなさい!!」
「今日は宴会じゃあっ!!」
そうして皆でリムルを胴上げし始める。
「ちょっ、おい、皆、落ち着け。落ち着けって!エヘヘ!アハハハハハッ!!」
え~と、多分だけど皆、リムルは別に帰ってきた訳じゃないと思うんですが……