「だ、大丈夫か?シズさん。」
「うん……凄く暖かい感じがする……」
「リムル。折角だからシズさんの身体をコピーして貰えば?確か『捕食』したものを吐き出すこともできたよね?」
「えぇっ!?いや、流石にそれは……」
「うん。リムルさんももしかしたら人間の街に行くかもしれないから、その時に人間の姿があると便利だよ。」
「そ、それじゃあ……」
私とシズさんに説得されたリムルはシズさんを捕食してすぐに吐き出す。
その際、二人はなんか恥ずかしそうにしていた……青春かな?
直後、リムルは蒼銀髪の幼いシズさんみたいな姿に擬態する。
「おや?皆さんもお見舞いですかな?」
「リグルドさんもっすか?」
「はい。シズ殿の着替えをお持ちに……リムル様。失礼致します。」
そんななか、リグルドがそう言いながらカバル達と共に入ってくる。
「「「え?」」」
直後、カバル達三人はリムルを見て固まる。
更にその直後、リムルの影から嵐牙が現れる。
【我が主……!!】
「「「え?」」」
「リムル様……そのお姿は……っ!?」
「「「えぇぇぇぇっ!?」」」
次の瞬間、そう言う嵐牙とリグルドの言葉に三人は一斉にそう困惑の声を上げる。
「み、見ないでぇぇぇっ!!」
「うわっ!?」
それとほぼ同時にシズさんがリムルに布団を被せる。
まぁ……どっちもそうなるよね( ̄▽ ̄;)
「ほ、本当にリムルの旦那でやんすか?」
「間違いありません!!」
【
「そうは言っても……まるで幼いシズさんみたいじゃないか……」
「本当だよ。リムル。」
「あぁ、ほれ。」
私の呼び掛けにリムルはそう言いながら元のスライムの姿に戻る。
「ほぉー……」
「見事なもんでやんすねぇ……」
「ッ~~!!シズさんが助かってよかったぁぁぁっ!!」
そんななか、エレンがそう言いながらシズさんに抱きつく。
「心配かけてごめんね。ルーミアちゃんのおかげでもう大丈夫だよ。」
「ありがとうっ!ルーミアちゃんっ!!」
「私はただそうしたいと思ったからやっただけだよ……でも、ごめん。『
多分だけど、シズさんは人間を辞めている可能性がある。
「『
「そうだな……『
それに『
一応娘であるアギトを信じていない訳じゃないけど、あの子は生まれたばかりだし、保険として残しておきたい……
「そっかぁ……」
「ごめんね。折角三人の仲間になれたのに……」
「いやいや!シズさんやルーミアの姉御が謝ることじゃねぇよっ!!」
「そうでやんすよ!!確かに別れるのは寂しいでやんすけど、シズさんが助かったんなら、それだけで十分でやんす!!」
「そうそう!私達のことは気にしなくて良いからね!!」
少し寂しげな笑顔でそう言うシズさんに対し、カバル、ギド、エレンの三人はそう言う。
【本当に良い仲間を持ったね。シズさんは……】
【だな。】
「三人とも……ありがとう。でも、ちょっと心配だなぁ……なんていうか……危なっかしいから……」
そう言うシズさんの言葉にギドとエレンが同時にカバルを見る。
そういえば、
「ん?あ!おいこら!!なんだ!?二人してその目は!!」
「だって………ねぇ?」
「ですねぇ……」
「っ、おまえだってこの前、落とし穴にハマってたじゃねぇか!
「あ、あれは
「ちょっとぉっ!私のせいにしないでよぉっ!あの時は突然、大きな蜘蛛が落ちてきて………あの時はシズさんが蜘蛛を取ってくれたのよねぇ……」
「あれからシズさんが罠探しを手伝ってくれたんすよねぇ……」
「ホラ見ろ!俺だけじゃないじゃん!!」
「………こいつら、シズさんに頼り過ぎなんじゃ……」
「だな……」
「あはは……」
思わず呆れながらそう言う私の言葉にリムルは同意し、シズさんも苦笑いを浮かべる。
その頃には日も暮れてきたので、カバル達は今日も町で寝泊まりすることになった。