「る、ルーミア様……なんて恐ろしいことを……」
「『
ゴブタやリーニエ達の方へと歩み寄っていくコーチコンビの後ろ姿を見ながら、紅丸と萃香は冷や汗を流しながらそう言う。
因みにリーニエは元から持っていた『
「言っておくけど、『
原作でもそれが敗因になって負けた訳だし。
「だから、今後は
勿論、私(とリムル)も参加するし。
「は、はぁ……」
「そう、ですか……」
「なんか俺、背中に悪寒が走ったんだけど……」
「『熱変動耐性』を持ってるのに?一緒に(訓練)ヤる?」
「お断りします。」
うわぁお……綺麗な90°のお辞儀……流石は元サラリーマン。
「まぁ、それはともかく、萃香にも力任せじゃない戦い方ができるように武術を教えられる人を用意した方が良さそうだね。」
「え?」
「ユニークスキル『
萃香が思わず呆けた声を上げるなか、私は再び『
「今度はこいつか……」
「『ピッコロ
パァァァ……
リムルがそう言うなか、私は本日二度目の名付けをして存在を安定させる。
「ん……ここは……」
「HappyBirthday……気分はどう?ピッコロ。」
「おまえは……そうか……複製体である俺を生み出したルーミアか……」
ピッコロはそう言いながら萃香の方を見る。
「ッ……!!」
(さっき、ルーミア様が生み出したブラッドレイ殿と鬼鮫殿も凄まじかったけど、この『ピッコロ』という男も凄まじい
「で、俺はこいつを鍛えてやれば良いのか?」
「うん。お願いできる?」
「………」
ルーミアからの問いには答えず、ピッコロは一瞬で萃香の前まで移動するや否や蹴りを繰り出す。
「っ!!」
ドカァァァンッ!!
対する萃香は咄嗟に闘気を纏わせた両腕でガードする。
「くっ……!!」
「ほぅ……小さい癖によく反応したな……それに気の扱いもちゃんとできているようだ……」
「あ。
「……そうだったな……良いだろう。こいつを鍛えてやる。俺が本当の意味での『鬼』に仕立ててやるよ……っ!!」
「ッ……よろしくお願いしますっ!!」
こうして萃香はピッコロから武術の教えを乞うことになった。
因みにピッコロの種族はリーニエと同じ
見た目:伊吹萃香のクリソツ
所持スキル
ユニークスキル『
詳細
紅丸達と共に名付けで進化した元オーガの少女。元々は父親共々、武者修行の旅をしていたのだが、偶々、紅丸達の里に立ち寄っていた時にオークの襲撃に遇い、父親とは今生の別れをする結果になった。その後、父親の仇であるオークを討伐するのに手助けしてくれたルーミアに恩義を感じ、その恩を返すべく配下になった。現在はルーミアの護衛役の傍ら、ルーミアがスキルで生み出したピッコロから武術を学んでいる。