プリキュアと他作品のクロスオーバー小説   作:仮面大佐

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第1弾
魔王とヒーローガール


 ある世界。

 その世界は荒廃しており、ある像が立っていた。

 そこには、『瀬名ソウゴ 初変身の像』と書かれていて、男の人がポーズを取っている感じになっていた。

 その周囲には、仮面ライダーと呼ばれる存在の像が立っていた。

 そして、その像の近くには、ある人物が立っていた。

 顔には赤い文字で『ライダー』と書かれていて、背中には時計の針を背負っていて、金色と黒を基調にした戦士が立っていた。

 すると。

 

「うぉぉぉぉぉ!」

「突撃〜!」

 

 そんな声と共に、たくさんの人がその戦士の元へと殺到していく。

 銃を撃つが、その戦士には届かなかった。

 何故なら、戦士の少し離れたところで見えない壁のようなものに着弾していたからだ。

 すると、その戦士が腕を一振りすると。

 

「ふっ!」

「うわぁぁぁぁ!?」

 

 その戦士の周りで大爆発が起こり、たくさんの人が倒れていく。

 そこから、ミサイルが大量に飛んできたり、大量のロボットがその戦士を襲う。

 だが、ミサイルを着弾寸前で止めて、ロボットをあっという間に倒していく。

 しばらくすると、その戦士はロボットとかの動きを止める。

 

「お前達に私を倒すのは不可能だ。何故か分かるか?ふっ!」

 

 その戦士がそう言うと、手を振る。

 すると、人やミサイル、ロボットがあっという間に消えていったのだ。

 そんな光景を見ていると。

 

「……………はっ!また、変な夢を見たな」

 

 ある男が目を覚ます。

 その男の名前は、瀬名ソウゴ。

 ごく普通の男の子だ。

 そんな彼は、朝食を食べて、外に出かけていった。

 自転車を走らせる中、ある男が目の前に現れる。

 その男は、フードを目深に被っていて、本を持っていた。

 

「おめでとう」

「は?」

「この本によれば、今日は君にとって特別な一日となる。ただし、これから起こる事には注意したほうがいい」

「えっ?」

 

 その男はソウゴにそう話しかける。

 それを聞いて、ソウゴが困惑する中、その男はあっという間に消えてしまった。

 ソウゴは首を傾げながらも、どこかへと向かう。

 しばらく自転車を走らせると。

 

「あ、ゲイツにツクヨミ、ましろじゃん!」

「瀬名か」

「瀬名君」

「こんにちは!」

 

 ソウゴはそう話しかける。

 そこにいたのは、高円寺ゲイト、薄月ツクヨミ、虹ヶ丘ましろの3人だった。

 この3人は、同じ学校に通っている同級生だ。

 

「あれ?2人は何でましろといるの?」

「ヨミがショッピングに付き合ってくれと言ってな。付き合っていたら、虹ヶ丘と会った感じだ」

「私は、おばあちゃんからお使いを頼まれてて。たまたま会ったんだ」

 

 ソウゴがそう聞くと、ゲイトとましろの2人はそう答える。

 どうやら、買い物の最中に出会った様だ。

 

「へぇ……………ましろは何を買ってんの?」

「頼まれたのは…………ローズオイルにシナモンスティック、干したカエル……………って、干したカエルって、どこで手に入るの?」

「私に聞かれても……………」

 

 ソウゴがそう聞くと、ましろはメモを見ながらそう言うが、最後の干したカエルに関してはそう聞くと、ツクヨミはそう答える。

 すると、何かが空から落ちてくる。

 

「ん?……………何これ?」

「メモ帳みたいね」

「ああ。だが、何故空から?」

 

 それを拾うと、メモ帳だと分かった。

 それを見たましろ、ツクヨミ、ゲイトの3人がそう話すと。

 

「うわぁぁぁぁぁぁ!!」

「ん?」

 

 そんな声が聞こえてきて、ソウゴ達は上を向く。

 すると、上から青髪のサイドテールの女の子が落ちてきていた。

 

「そこ!退いてください!!」

「「えぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」」

「何で空から人が!?」

「知るか!?」

 

 その青髪の女の子がそう叫ぶと、ソウゴ達はそう叫ぶ。

 すると、青髪の女の子が紫色のモヤみたいなのに包まれると、ゆっくりと着地する。

 そして、紫色の髪の赤ちゃんをキャッチする。

 

「せ、セーフ……………」

 

 その青髪の女の子がそう呟くと、赤ちゃんは嬉しそうに笑う。

 それを、ソウゴ達が唖然としながら見ていると。

 

「……はっ!ご、ごめんなさい!ビックリしちゃいましたよね?実は私も相当ビックリしてて!偶然誘拐現場に出くわして、この子を追いかけて不思議な穴にえいやと飛び込んだら空の上にポコって!!それでピューって!!」

「た、たいむ……」

「誘拐現場?何を言っている?」

 

 その青髪の女の子がそう叫ぶと、ましろはそう呟き、ゲイトはそう言う。

 すると。

 

「はっ……え!?え!?何ですか、この変な街!?あれ、何ですか!?あれは?も、もしかしてここって…………魔法の世界〜!?」

「タ〜イム!」

 

 すると、その女の子は周りの風景を見ながらそう叫ぶ。

 すると、ましろはそう叫んだ。

 それにソウゴ達が驚く中、静寂が続くと、2人は口を開く。

 

「「……これ、夢だ」」

「えぇぇぇぇ………………!?」

「何を現実逃避している。どう考えても現実だろ」

「まあ、無理もないけど……………」

「またまたぁ。夢じゃなかったら、空から人なんて降ってこないよ」

「そうですよ。夢じゃないのならこんな魔法の世界になんて来ませんし」

 

 その青髪の女の子とましろが同時にそう言うと、ソウゴは驚き、ゲイトがそう突っ込むと、ツクヨミはそう呟く。

 すると、その青髪の女の子とましろは、現実逃避を続ける。

 そんな中、空中に紫色の穴が開き始めていた。

 そして、自己紹介を始める。

 

「初めまして。夢の中の人。私、ソラ・ハレワタールです」

「私はましろ。虹ヶ丘ましろだよ。それで、この3人が……………」

「俺は瀬名ソウゴ!よろしく!」

「俺は高円寺ゲイトだ」

「私は薄月ツクヨミ。よろしくね」

 

 青髪の女の子……………ソラがそう言うと、ましろ達も自己紹介をする。

 

「鉄の箱が道を走ってるなんて、夢の世界は凄いですね」

「車だがな」

「車を知らないんだ……………」

「もしかして、車がない時代から来たとか?」

「車って言うんですか。この夢の街、名前はなんて言うんですか?」

「ソラシド市だよ」

「ソラシド市…………良い名前です」

 

 ソラは、周囲の車を見ながらそう言う。

 それを聞いたソウゴ達がそう言う中、ツクヨミはそう考えていた。

 街の名前を聞くと、ましろはそう答える。

 すると、ソラはましろが持っている手帳に気がつく。

 

「ああ〜!」

「え?あぁこれ?もしかして……」

「はい!私のです!拾ってくれてありがとう!とても大事な手帳なんです!」

 

 ソラがそう言うと、ましろはソラに手帳を渡す。

 ソウゴ達が手帳を見ると、見た事がない文字で書かれていた。

 

「それにしても、この字、分かる?」

「知らんな」

「それ、どこの文字なの?」

「これですか?スカイランドの文字で、私の……………」

 

 ソウゴたちがそう話すと、ツクヨミはそう聞く。

 ソラがそう答えようとすると、何かが地面に落ちてくる。

 

「夢の中、本当に何でもありだよ!?」

「夢じゃない気がするんだけど……………」

 

 ましろがそう叫ぶ中、ソウゴはそう呟く。

 すると、土煙の中から声が聞こえてくる。

 

「許さないのねん、ソラ。まずはお前をボッコボコにして。それからプリンセスをいただくのねん!」

 

 そんな声が聞こえてくる中、土煙が晴れる。

 その声の主は、紫の体色をして豚のような顔に肥満体で、モヒカン頭にでべそ、更に左肩にはハートのタトゥーもあっていかにも不良のような見た目だった。

 

「えるぅ……………」

「怖くないですよ。私が守ります」

「ふん。守れるかな?」

「おい。そもそもお前は誰だ?」

 

 赤ちゃんが怖がる中、ソラはそう言う。

 その男が布で顔を拭く中、ゲイトはそう聞く。

 すると、その男は名乗る。

 

「俺様はカバトンなのねん!」

「カバトンね……………」

 

 カバトンがそう名乗ると、ソウゴはそう呟く。

 すると。

 

「カモン!アンダーグエナジー!」

 

 カバトンがそう叫びながら地面に手を置くと、何かのオーラが出てくる。

 すると、そのエネルギーは近くにあったショベルカーに流れ込む。

 すると、ショベルカーが怪物になっていく。

 

「ランボーグ!」

 

 ショベルカーのランボーグが生まれたのだった。

 周囲にいた人たちは、ランボーグを見ていたが、ランボーグが手を合わせると衝撃波が生まれる。

 それを見て、危機感が出たのか、人々は逃げていく。

 

「普通に痛いよ!?これ、夢じゃ無いの!?」

「さっきからそう言ってるだろ!」

「何なのあいつ……………!?」

 

 ましろは頬をつねるが痛いと分かり、現実だと理解した。

 ゲイトとツクヨミがそう言うと、ソラは口を開く。

 

「ましろさん。この子を頼みます」

「ソラちゃん……だっけ?一緒に逃げ……行っちゃダメ!」

 

 ソラはましろに赤ちゃんを預けると、ランボーグの方へと向かおうとする。

 ましろが止めようとソラの手を握ると、ある事に気づく。

 

(震えてる……………?)

 

 ソラの手が震えていたのだ。

 すると。

 

「俺も戦うよ」

「瀬名!?何を言っている!?」

「俺、誰かの為になる事をしたいからさ、この赤ちゃんを守らないとね」

「こんな時にふざけた事を言わないで!」

 

 ソウゴがそう言った。

 ゲイトとツクヨミの2人がそう言う中、カバトンが口を開く。

 

「何をゴチャゴチャ言ってるのねん!皆まとめてボコボコにしてもいいのねん!」

 

 カバトンはそう言う。

 すると、ソラは口を開く。

 

「…………相手がどんなに強くても、正しい事を最後までやり抜く。それがヒーロー!」

「誰かの役に立つのなら、これくらいどうにかしないとね!」

「待って!」

 

 ソラとソウゴがそう言うと、ランボーグに向かって走り出す。

 

「時間を稼ぎます!逃げてください!」

「でも……………!」

「早く逃げて!」

「……………行くぞ!」

「絶対に死なないでよ!?」

 

 ソラとソウゴがそう言うと、ましろは逃げるのを拒否しそうになるが、ゲイトとツクヨミの2人が引っ張っていく。

 

「ランボーグ!」

 

 ランボーグが、2人に攻撃しようとする。

 2人はそれを躱す。

 

「こっちです!」

「こっちこっち!」

 

 ソラとソウゴはそう言うと、別々に走っていく。

 ランボーグは、どちらを先に攻撃しようかと迷っていた。

 すると、それを見ていたカバトンは。

 

「……カバトントン!」

 

 そう言うと、額の石が光る。

 すると、ソラとソウゴの視界が塞がれる。

 そこに、ランボーグが攻撃する。

 

「キャアアアア!」

「危ね!?」

 

 ランボーグの攻撃が地面に当たり、ソラとソウゴは吹っ飛ばされる。

 ソウゴはギリギリ躱して、視界が晴れる。

 

「にゃーっはっはっは!YOEEE!」

 

 それを見て、カバトンがそう笑う中、ましろ達の方へと向く。

 カバトンとランボーグは、ましろ達の方へと向かう。

 

「大丈夫!?」

「くっ……………!」

 

 ソウゴはソラの方へと向かっていた。

 一方、ましろ達は走っていた。

 だが、カバトンが先回りをした。

 

「ちっ!」

「その子を渡すのねん!」

「渡すわけないでしょ!」

「お前の様な誘拐犯に渡す義理はない!というより、なぜこの子を狙う!?」

「脇役が何カッコつけてるのねん!早く渡さないと……………!」

 

 カバトンがそう言うと、ゲイトとツクヨミの2人がましろを守る様に立つ。

 カバトンがそう言うと。

 

「やめなさい!」

「ソラちゃん!ソウゴ君!」

「瀬名!無事だったのか!?」

「何とかね」

 

 ソラとソウゴが現れた。

 ソラはソウゴの肩を借りていた。

 

「あなたの相手は…………私…………が…………!?」

「ソラ!?」

 

 ソラがそう言うが、ダメージが限界だったのか、倒れてしまう。

 ソウゴが支える中、手帳がカバトンの方に向かう。

 

「あん?“私のヒーロー手帳”?何だこりゃ」

 

 カバトンはそう言いながらそれを拾うと、中身を見る。

 

「んん?“空の上を怖がっていたらヒーローは務まらない”、“ヒーローは泣いている子供を絶対に見捨てない”……ぶふっ!“絶対ヒーローになるぞ”ヒーロー……ぎゃははははっ!」

 

 カバトンは手帳の中身を見ていく。

 すると、ゲラゲラと笑うと、手帳のページを破いていく。

 

「力の無い奴はガタガタ震えて、メソメソ泣いてれば良いのねん!」

 

 そうソラを嘲笑いながら、ページを破いていく。

 

「酷い……………!」

「いくら何でもやり過ぎだろ!」

 

 それを見たツクヨミとゲイトはそう言う。

 それを聞いたカバトンが睨む中、ソウゴは口を開く。

 

「……………俺は…………諦めない!」

「お前、この状況で何を言っている!?」

「そこの赤いやつと同じくなのねん!YOEEE奴がかっこつけるんじゃないのねん!ギャハハハハハ!!」

 

 ソウゴがそう言うと、ゲイトはそう言い、カバトンはソウゴも嘲笑う。

 だが、ソウゴは折れなかった。

 

「世界をよくしたい!皆を守りたい!だから…………!」

「そう。王になって頂かねば…………」

 

 ソウゴは、ソラの夢を嘲笑い、高笑いをするカバトンを見て、そんな風に決意をしていた。

 ソラも守ってみせると。

 すると、ソウゴの手にウォッチが現れて、フードを被った男が現れる。

 そんな中、ソラの方も。

 

「く……うぅ……!」

「ヒーロー気取りが」

 

 ソラが立ちあがろうとする中、カバトンはそう言うと、手帳をソラに投げるとそれがソラの頭に当たって膝を付く。

 それを見た赤ちゃんは涙目になった。

 それでもソラはめげずに赤ちゃんの方を向いて微笑む。

 

「……大丈夫。パパとママの所に……お家に帰ろう」

 

 ソラはそう言う。

 そんな中、ソウゴは現れた男に話しかける。

 

「あっ、さっきの!」

「ジオウの力は史上最強。その力を使えば、世界は愚か、過去も未来も望みのまま。ただし、最低最悪の魔王になるかもしれないけどね」

「最低最悪の魔王………!?あの夢の…………?」

 

 ソウゴがそう言う中、その男はフードを取るとそう言う。

 ソウゴは、夢に出たあの存在を見て、そう思う。

 少し考えるが、ソウゴは口を開く。

 

「……………決めた。俺、魔王になる!ただし、最低最悪の魔王じゃなく、最高最善の王に!」

「は?」

 

 ソウゴがそう言うと、その男は一瞬、呆気に取られる。

 すると、ウォッチが光ると、天面が白く、何かの絵が浮かび上がる。

 そして、ソラの方は、ある言葉を思い出していた。

 

『…………相手がどんなに強くても、正しい事を最後までやり抜く。それがヒーロー!』

 

 ソラがその言葉を改めて刻むと、ソラの前に何かのペンみたいなのが現れる。

 羽がついた見た目のペンだった。

 すると。

 

「ぷいきゅあああ!」

「うわっ!?」

 

 すると、赤ちゃんから眩い光と共に何かが飛んでいくとソラがそれを掴む。

 それは、スカイブルーに太陽のマークが描かれたアクセサリーの様な物だった。

 そして、男はソウゴにある物を渡す。

 

「我が魔王、これを。使い方はご存知のはず」

 

 男がそう言って出したのは、ベルトの様な物だった。

 ソウゴは、それを腰につける。

 

ジクウドライバー!

 

 腰につけると、そんな音声が鳴る。

 ソウゴは、ソラに話しかける。

 

「行こう!ソラ!」

「はい!……ヒーローの出番です!」

 

 ソウゴとソラがそう言う。

 ソウゴは、ライドウォッチのウェイクベルゼを回しライドオンスターターを押す。

 

ジオウ!

 

 ジオウライドウォッチを起動した後、D‘9スロットにライドウォッチをセットし、ライドオンリューザーを押す。

 すると、ソウゴの背中に大小の時計が浮かび上がる。

 ソラはというと、ミラージュペンという物が、スカイミラージュに変化する。

 

「スカイミラージュ!トーンコネクト!」

 

 ソラがそう言うと、先ほどのアクセサリーの様なもの……………スカイトーンがスカイミラージュに装填される。

 すると、上部に付いている部分が携帯扇風機のように回転を開始する。

 

「ひろがるチェンジ!スカイ!」

「変身!」

 

 2人はそう言うと、変身を開始する。

 すると、スカイミラージュの上部にSKYという文字が浮かび上がる。

 ソラは謎の空間に移動するとステージに降り立つ。

 その際に髪がスカイブルーのツインテールへ変化し、先端の方がピンクになっていた。

 ソラがステージから跳ねつつ青のブーツを装着する。

 

「煌めきホップ!」

 

 その言葉と共にステージ部分にHOPの文字が浮かぶ。

 すると頭に翼を模した髪飾りが付いてそれから耳にアクセサリーが装着。

 

「爽やかステップ!」

 

 続けてステージがSTEPに変わるとソラの体に青と白を基調としたドレスが纏われてから両脚に白のハイソックスが履かれた。

 

「晴れ晴れジャンプ!」

 

 更にステージがJUMPに切り替わり、手にハートマークのオープンフィンガーグローブが付与されて左肩に彼女の中のヒーローの象徴とも言えるマントが生えてくる。

 そして、ソウゴがジクウサーキュラーを一回転させる。

 

ライダータイム!

仮面ライダージオウ!

 

 その音声が鳴ると、背中の時計が回転して、10時10分に止まる。

 すると、ライダーの文字が現れ、時計のバンドの様なものがソウゴを包み込むと、姿が変わり、顔にライダーの文字がつく。

 そして、ソラが口を開く。

 

「無限にひろがる青い空!キュアスカイ!」

 

 こうして、ソラはキュアスカイに、ソウゴは仮面ライダージオウに変身した。

 すると。

 

「祝え!全ライダーの力を受け継ぎ、時空を超え、過去と未来を知ろしめす時の王者!その名も仮面ライダージオウ!まさに生誕の瞬間である!」

「私……どうしちゃったんですか!?」

「なんか……………行ける気がする!」

 

 その男は本を開きながらそう叫ぶ。

 ソラがそう言う中、ソウゴはそう叫ぶ。

 それを見たカバトンは。 

 

「あ、アイツらをやっつけろ!ランボーグ!」

「ランボーグ!」

 

 ソラとソウゴの変化に驚きつつ、ランボーグに攻撃を指示する。

 2人は攻撃を躱す。

 すると、ソラはかなり高くにまでジャンプしてしまった。

 

「嘘!?」

「あんなに高くにまで跳べるのか…………!?」

「すごい…………!」

「すっげぇ!俺もいくか!」

 

 ましろ達が驚く中、ソウゴもソラの方へと向かう。

 ソウゴが到着すると、ソラが口を開く。

 

「それにしても、その顔の文字ってなんですか?」

「ライダー…………だよ」

 

 ソウゴとソラがそう話すと、ランボーグがやってくる。

 

「おいでなさい!」

「いくよ!」

 

 ソウゴとソラがそう言うと、ランボーグはソラに向かって攻撃する。

 ソラは、その攻撃を受け止める。

 すると、ソウゴの前にケンの文字が浮かぶと。

 

ジカンギレード!ケン!

 

「剣…………?これなら!」

 

 ソウゴはジカンギレードを持つと。

 

「ハァァァァァ!」

 

 ソウゴは、ジカンギレードでランボーグに攻撃していく。

 ランボーグがソウゴの攻撃に怯む中、ソラはランボーグを吹き飛ばす。

 吹き飛ばされたランボーグの下には、カバトンがいた。

 

「つ、TUEEE……」

 

 カバトンが吹き飛ばされながらそう言うと、2人は必殺技に入る。

 ソウゴは、ジカンギレードにジオウライドウォッチを装填する。

 

フィニッシュタイム!

 

「ヒーローガール!スカイパンチ!」

「ハァァァァァ!」

 

ジオウ!ギリギリスラッシュ!

 

 ソラのパンチと、ソウゴの斬撃波がランボーグへと向かい、命中する。

 

「スミキッタァ〜」

 

 2人の攻撃を受けたランボーグはそう言うと、元のショベルカーに戻り、ランボーグによって破壊された物が復元されていく。

 ソラとソウゴの2人がカバトンを見ると。

 

「ヒッ!か、カバトントン!」

 

 カバトンはそう言うと、撤退していく。

 2人が変身を解除すると、一息つき、ましろ達の方へと向かう。

 

「怪我はありませんか?」

「……へ?わ、私は大丈夫だけど……」

「ソウゴ、ソラちゃん…………」

「今のは何なんだ?」

「私にもわかりません………」

「俺も分かんない」

 

 ソラはましろにそう聞くと、ツクヨミとゲイトがそう聞く。

 それを聞いて、ソラとソウゴはそう言う。

 それを見たのか、赤ちゃんが笑う。

 そんな中、近くにある男がいた。

 

「……………カバトンは失敗したか。調子に乗るからだ。それに……………あれがジオウか。随分と面白くなってきたな……………!」

 

 ある男はそう言うと、何かを取り出す。

 それは、ソウゴの持っていたライドウォッチと似ていた。

 

ビルド…………!

 

 だが、天面には禍々しい絵が描かれており、くぐもった音声が鳴る。




今回はここまでです。
今回は、ひろプリとジオウです。
両方とも20作品目繋がりという事で。
初めてのプリキュア原作の小説なので、頑張りました。
短編集ですので、現状は続きません。
ひろプリとガヴの小説を出す予定ですが、ひろプリ側の時系列は、最終回後となる予定です。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
このシリーズは、いくつか出す予定です。
ひろプリとガヴ以外に、何を出すのかは、未定ですが。

連載するならどれにするか

  • ひろプリとジオウ
  • ひろプリとガヴ
  • ひろプリとゴースト
  • 初代プリキュアと仮面ライダー
  • デパプリとガヴ
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