プリキュアと他作品のクロスオーバー小説   作:仮面大佐

16 / 30
ようこそ妖怪ワールド

 ある夏の暑い日。

 俺たちは…………奇妙な者に出会った。

 どうしてそうなったのか。

 それは、少し前まで遡る。

 アニマルタウン。

 そこは、動物と人が共に暮らす街。

 アニマルタウンにある公園では、天野景太、木霊文花、今田干治、熊島五郎太の4人が集まっていた。

 

「じゃ〜ん!」

 

 カンチはそう言うと、ある物を取り出す。

 それは、昆虫の標本だった。

 

「すご〜い!きれ〜い!」

「うわ〜、凄い!こんなの、どこで捕まえたの⁉︎」

「へっへ〜…………凄いでしょ!ボクんちの別荘の近くに森があってさ。そこには珍しい昆虫…………つまり、レアものが居るんだよね〜」

「まっ!捕まえたのは全部俺だけどな!ケータも夏休みの自由研究、昆虫採集じゃなかったっけ?」

 

 カンチが取り出した昆虫の標本を見て、フミカとケータがそう言うと、カンチとクマはそう言う。

 クマがそう聞くと、ケータは口を開く。

 

「え?あ………うん………そうだけど………」

「どーせ、まだ1匹も捕まえてないんだろ!ま、庭の石めくって、ダンゴムシでも集めれば良いんじゃない?」

「「ギャハハハハハ!」」

 

 ケータがそんな風に言うと、クマはそう言い、カンチと共に大笑いする。

 それを聞いた2人は。

 

「もう。やめなさいよ〜」

「ふん!俺だってちゃんと捕まえてるよ!」

「ほ〜う…………じゃあ、見せてみろよ〜」

「見せてみろよ〜」

「い、いいよ!今度、絶対見せてやるよ!」

「絶対だな〜?ま、期待せずに待ってるぜ〜」

「待ってるぜ〜」

 

 フミカが止めようとすると、ケータはそう答える。

 売り言葉に買い言葉と言わんがばかりに、今度、見せる事になった。

 クマとカンチはそう言うと、そのまま去っていく。

 その後、ケータは自宅へと戻り、虫取り網を取る。

 

「俺もレアな虫をいっぱい捕って、絶対、クマやカンチを見返してやるぞ!」

 

 ケータはそんな風に決意する。

 すると。

 

「でも、レアな虫ってどこにいるんだろ………う〜ん…………取り敢えず、公園で探してみようかな!でも、その前に、お母さんにちゃんとどこに行くかって言っておかなきゃな」

 

 ケータはそんな風に考える。

 結果、公園で虫を探す事にして、お母さんに伝える事に。

 一階で家事をしているお母さんに話しかける。

 

「お母さん。ちょっと、虫取りに公園に行ってくるね!」

「気をつけて行ってくるのよ。帰りが遅くならない様にね」

「うん、分かってる!」

「あっ、そういえばケータ。昨日は夏休みの日記、ちゃんと書いたの?」

 

 ケータがそう伝えると、お母さんはそう聞いてくる。

 

「あっ、忘れてた…………」

「ちゃんと毎日書いておかないと、後で思い出せなくなるわよ〜」

「うん、ちゃんと書いておくよ!じゃあ、行ってきます!」

「は〜い。気をつけてね」

 

 ケータは、日記を書いておくのを忘れていた。

 お母さんはそう言うと、ケータはそう言って、公園のほうに向かう。

 ケータは公園に到着する。

 

「よし!いっぱい虫を捕まえるぞ!」

 

 ケータはそう言うと、公園で虫取りを行う。

 だが、捕まえる事が出来たのは、ミンミンゼミばかりだった。

 

「よし。もう全部の木を調べたかな。う〜ん…………いっぱい調べたけど、レアなヤツは居なかったな………」

 

 ケータはそう呟く。

 すると、虫籠がほんのりと光りだす。

 

「えっ⁉︎今、虫籠が光った様な…………気のせいかな…………」

 

 ケータはそう言う。

 手に取った時には、特に光を出していなかったからだ。

 すると。

 

「あれ?ケータ君!」

「ん?あ、いろはさん!まゆさん!悟!」

 

 ケータに気づいたのか、そんな風に声をかける人がいた。

 そこに居たのは、犬飼いろは、猫屋敷まゆ、兎山悟の3人だった。

 3人は、ケータたちのクラスメイトだ。

 3人は、それぞれのペットであるこむぎ、ユキ、大福を連れていた。

 

「ケータ君、公園で何してたの?」

「いや…………夏休みの自由研究に、虫取りをしようと思ってるんだけど…………レアな虫がいなくて…………」

「そうなんだ!」

 

 まゆがそう聞くと、ケータはそう答える。

 いろはがそう言う中、それを聞いていた悟は。

 

「レアな虫か…………。やっぱり、山の方に向かうのが良いんじゃないかな?虫は自然が多い所に集まるから」

「そっか!ありがとう!じゃあ、行ってみるよ!」

 

 悟はそう答える。

 虫は自然が多い所に集まることを鑑みて。

 それを聞いたケータは、森の方へと向かおうとする。

 すると。

 

「ねえ、私たちも手伝って良いかな?」

「えっ?良いの?」

「うん。皆でやった方がいいと思って」

「ありがとう!」

 

 いろは達も手伝うと言ってきた。

 ケータは、いろは達に礼を言うと、いろは達と共に森の方へと向かう。

 森の方に向かう中、ケータはいろは達と話をする。

 

「へぇ〜…………クマ君とカンチ君がそう言ったんだ…………」

「そう!ダンゴムシでも集めればいいんじゃないって言ったんだよ!」

「相変わらずというか…………」

「あははは…………」

 

 ケータがそう言う中、いろは達は苦笑する。

 クマとカンチは、そんな感じなのだ。

 しばらくすると、森の方に着く。

 

「これくらい奥に来れば、レアな虫も見つかるかな。この先は立ち入り禁止だし、この辺の木で探してみよっと」

「私たちも手伝うよ!」

 

 ケータはそんな風に言う中、いろは達もそう言い、虫取りを行う事に。

 ちなみに、あるエリアは立ち入り禁止の看板が置いてあった。

 しばらくして、ケータ達は虫を取り終える。

 

「こんな感じかな?」

「みたいだね」

「でも、そんな簡単にレアな虫は居ないよね」

「う〜ん…………」

 

 いろは達は取った虫を見ていく。

 どれもこれも、そんなにレアとは言えない虫ばかりだった。

 すると、ケータはある事に気づく。

 

「あれっ?さっきまで閉まってたのに………」

「えっ?」

「どうなってるの?」

「そんなはずは…………⁉︎」

「せっかくだから、こっそり奥まで行ってみようかな?この奥に行けば、凄いのが居るかもしれないし!」

 

 ケータはそう言う。

 それは、立ち入り禁止の看板が置いてあったはずの場所が、立ち入り禁止の看板が消えていたのだ。

 それを見て、いろは達も困惑する中、ケータはそう言って、奥の方に行ってしまう。

 

「ちょ、ちょっと⁉︎」

「勝手に行くのはダメじゃない⁉︎」

「追いかけよう!」

 

 それを見たいろは達は、すぐにケータの後を追う。

 一方、先行していたケータは。

 

「う〜ん…………レアな虫なんて、どこに居るんだよ…………」

 

 ケータはそんな風に呟きながら、奥の方へと進んでいく。

 すると、ある物が目に入る。

 

「うわぁ…………!おっきいな…………!」

「ちょっと、ケータ君!」

「こんな所に御神木なんてあったんだ………」

「僕も知らなかったな…………」

 

 ケータはそれを見る。

 そこにあったのは、大きな御神木だった。

 いろは達もケータに追いつくと、御神木を見て、そんな風に言う。

 いろは達も、こんな所に御神木がある事は知らなかったのだ。

 すると。

 

「ん?何だろう、あれ…………」

「あれって………ガシャポン?」

「でも、石で出来てる…………」

「何でこんな所に?」

 

 ケータ達は、ある物に気づく。

 それは、御神木の根元に、ガシャポンが置かれていた事だ。

 ただ、通常のガシャポンとは違い、材質は石で出来ていた。

 それを見て、ケータ達が困惑すると。

 

『入れろ〜…………入れろ〜…………』

「えっ⁉︎な…………何?今の声?」

「私たちじゃないよ⁉︎」

「猫屋敷さんじゃないよね?」

「私じゃないよ!」

「入れろってこいつに100円入れろって事⁉︎やだよ!こんなの何のガシャガシャか分かんないし!」

 

 そんな声が聞こえてきたのだ。

 それにはケータ達も戸惑い、周囲を見渡す。

 すると。

 

『入れろ〜…………入れろ〜…………入れろ!入れれば…………入れずんば…………!』

「ああーーーっもう!分かった!分かったって!」

「えっ⁉︎ケータ君、入れるの⁉︎」

「だって、入れろってうるさいし、入れなかったら呪われるなんて嫌だし…………」

「確かに…………」

 

 その謎の声は、そんな風に言ってくる。

 それには、ケータも根負けして、100円を入れようとする。

 それを見て、いろは達は止めようとする。

 ケータの言葉にいろは達が納得する中、ケータは意を決して、100円をガシャポンに入れて、ハンドルを回す。

 すると、石で出来たカプセルが出てくる。

 

「カプセル…………だよね?」

「でも、石で出来てない?」

「どうなってるんだ…………?」

「……………うわっ⁉︎」

 

 石で出来たカプセルが出てきて、いろは達が顔を見合わせる中、ケータはそれを開ける。

 すると、中から何か出てくる。

 

「私の名はウィスパー。妖怪です。うぃす!」

「よ、妖怪…………?」

 

 その中から出てきた存在は、ウィスパーと名乗り、妖怪と説明する。

 それを聞いて、ケータは困惑していた。

 無論、いろは達も。

 

「何か出てきたよ⁉︎」

「妖怪…………?」

「ほ、本当に居るんだ…………⁉︎」

 

 妖怪という存在が目の前にいるのを見て、そんな風に反応していた。

 

「そうです、妖怪です!時を遡る事190年前…………あるお坊さんが私を悪霊だと決めつけて、石に封印したのです!」

「……………取り敢えず、関わらない方がいいかな…………」

「そ、そうだね…………」

 

 ウィスパーはそんな風に言うと、説明をしていく。

 それを聞いていたケータは、いろは達に話しかけて、こっそりと帰ろうとする。

 

「……………そりゃ、妖怪は年をとりませんし?190年など、一眠り程度ですが…………ん?って、ちょい待ちー!」

「うわっ、バレたか…………」

 

 ウィスパーがそんな風に話をしている中、ケータ達が帰ろうとしているのに気づいて、そんな風に叫ぶ。

 

「人の話をちゃんと聞きなさい!封印を解いてくれたお礼に貴方の執事になりましょう!うぃす♪」

 

 ウィスパーは、そんなふうに言う。

 それを聞いたケータといろはは。

 

「メ〜って、鳴いてないよ?」

「それ羊!」

「モコモコじゃないよね?」

「それも羊!」

「「ジンギスカン?」」

「それ、羊の肉‼︎」

 

 ケータといろはは、そんな風に聞く。

 それを見ていた悟とまゆは。

 

「なんか…………メエメエとは違う意味で騒がしいよね…………」

「確かに……………」

 

 2人はそう話す。

 いろは達の知り合いに、メエメエという羊の執事がいる為、デジャヴを感じていたのだ。

 

「ていうか、俺今、虫取りで忙しいんだよ〜」

「フッフッフッ…………虫取りだけで満足ですか?もっと面白い物を見つけませんか?」

「もっと面白い物?」

「そう!妖怪探しなんて…………如何ですかな?うぃす!」

「よ、妖怪探し⁉︎」

 

 ケータがそう言う中、ウィスパーはそんな風に言う。

 それには、悟はそう反応する。

 

「ふふ…………では、あなた方にはこれを差し上げましょう!」

 

 ウィスパーはそう言うと、ケータ達に近寄る。

 すると、取り出したのは、二つの腕時計と二つの懐中時計だった。

 

「うわっ⁉︎何これ⁉︎」

「時計…………?」

「こっちは懐中時計かな?」

「これって?」

「それは妖怪ウォッチ!それを身につければ…………アンビリーバボー!なななんと!妖怪の姿を見る事が出来るのです!」

 

 それを見て、ケータ達が反応する中、ウィスパーはそう説明する。

 ウィスパーが渡したのは、妖怪ウォッチと呼ばれるアイテムで、妖怪が見える様になるのだ。

 

「妖怪が見える…………ええっ⁉︎いいよ!見えなくていいって!」

「どういう仕組みなんだ…………?」

「まあまあ、そうおっしゃらずに」

「へぇ〜…………」

「これが…………」

 

 それを聞いたケータが拒絶する中、悟は興味深そうに妖怪ウォッチを見ていた。

 すると、4人の妖怪ウォッチが反応する。

 

「うわっ⁉︎何何⁉︎」

「わんっ!わんっ!」

「しゃーっ!」

「こむぎ⁉︎」

「ユキもどうしたの⁉︎」

「大福⁉︎」

 

 妖怪ウォッチが反応する中、こむぎ、ユキ、大福は何かに気付いたのか、唸り声を出したりする。

 

「ややっ!妖怪ウォッチに反応が!どうやら、近くに妖怪がいる様ですね!あちらにある木が怪しい様です!調べてみましょう!」

 

 ウィスパーはそんな風に叫ぶ。

 ケータ達は顔を見合わせつつも、その木に近寄る。

 

「な、何もいないよ?」

「確かに…………」

「おっと、これは失礼。妖怪ウォッチは身につけるだけで、妖怪が見えるわけではありません。妖怪ウォッチの横にボタンがありますよね?それを押していただくと…………」

 

 ケータと悟がそう言うと、ウィスパーはそんな風に説明する。

 4人が妖怪ウォッチのボタンを押すと、蓋が開く。

 

「うわっ⁉︎蓋が開いた⁉︎」

「これって…………?」

「それは蓋ではなく、妖怪レンズ!そのレンズを通して見る事で、妖怪の姿を見る事が出来るのです!さあ、妖怪レンズを使って、妖怪を見つけましょう!」

 

 いろはが驚き、まゆがそう言う中、ウィスパーはそう説明する。

 ウィスパーに促されて、ケータ達は妖怪レンズでその木を調べる。

 すると、4人の妖怪ウォッチから出る光がある場所に当たると、何かが現れる。

 それは、鳥の様な見た目の存在だった。

 

「うわっ!こ、こいつも妖怪⁉︎」

「鳥みたいな見た目だね…………」

「トホホ…………気持ちよく眠ってたのになぁ…………トホホ…………邪魔されちゃったぁ…………トホホ…………仕返ししないとなぁ…………」

「なんか、怒ってない?」

「どうやら、怒らせてしまった様ですね………。今にも襲ってきそうです…………」

 

 それを見たケータと悟がそんな風に話す中、その妖怪はそんな風に言う。

 まゆがそう言う中、ウィスパーはそんな風に言う。

 

「ええ⁉︎どうすればいいの⁉︎」

「問題ありません!こんな時こそ、妖怪のお友達を呼び出すのです!」

「妖怪の友達…………?」

「よーし!妖怪の友達を呼び出し…………って、いやいや!そんなの居ないし!」

 

 いろはがそう言うと、ウィスパーはそんな風に言う。

 悟が首を傾げる中、ケータはそんな風に叫ぶ。

 すると。

 

「フッフッフッフッフ…………!虫籠の中のセミをご覧なさい!」

「セミ?セミがどうかし…………うわぁぁぁ⁉︎セミが光ってる⁉︎」

 

 ウィスパーはそんな風に言う。

 すると、ケータの虫籠が再び光り、ある場所に着地する。

 

「えぇぇぇ〜⁉︎さっき捕まえたセミが変身した⁉︎」

「拙者、セミまると申すミン!普段はセミの姿をした妖怪だミン!」

「セミの妖怪…………⁉︎」

「凄い…………!」

「ケータの虫網捌き…………見事だったミーン…………惚れたミーン…………」

「ど、どうも…………」

 

 ケータが驚く中、その妖怪は、セミまると名乗る。

 悟達も驚く中、セミまるはそんな風に言い、ケータは何とも言えない表情を浮かべる。

 

「ケータ殿達には、拙者の妖怪メダルを差し上げるミーン」

 

 セミまるはそう言うと、ケータ達に、メダルを渡す。

 

「メダル?」

「これが…………?」

「おお!もう妖怪メダルを貰うなんて!なかなかいいセンスをお持ちの様で」

「そのメダルは拙者達が友達になった証だミーン。何かあったら、そのメダルを使って拙者を呼び出すミーン!」

「あ、ありがとう…………」

「妖怪は友達になるとメダルをくれるんだ…………」

 

 いろはとまゆがそう言う中、ウィスパーはそんな風に言う。

 セミまるの言葉に対して、ケータと悟はそう言う。

 すると。

 

「トホホ…………話長いなぁ…………トホホ…………完全に忘れられてるなぁ………」

「あっ!完全に忘れてた!」

「なんか…………ごめんね」

「お主の相手は拙者が致すミン!手加減しないミーン!」

「トホホ…………本気出すしかないかぁ………」

 

 その鳥の妖怪はそんな風に言う。

 完全に忘れられており、いろははその鳥に謝った。

 すると、セミまるとその鳥は臨戦体制を取る。

 

「ケータ君!皆さん!バトルですよ!張り切って頑張りましょう!」

「えぇぇぇぇ⁉︎」

 

 ウィスパーがそんな風に言う中、ケータはそう叫ぶ。

 そこから、セミまるとその鳥の妖怪のバトルが始まる。

 

「えっと…………セミまる!あいつをやっつけて!」

「ミン!」

 

 ケータはそんな風に指示を出すと、セミまるは鳥の妖怪に攻撃する。

 そこから、バトルになっていく。

 

「妖怪は戦うんだ…………」

「でも、何だか罪悪感があるよね…………」

「確かに…………」

 

 それを見ていたいろは達は、そんな風に話す。

 しばらくすると、セミまるはその鳥の妖怪に勝利する。

 

「ああ、びっくりした。いきなり襲ってくるんだもん」

「トホホ…………負けちゃったなぁ…………トホホ…………焼き鳥にでもされるのかな………」

「いやいや、妖怪は食べないよ」

 

 ケータがそう言う中、その妖怪がそう言うと、悟はそう言う。

 それを聞いた妖怪は。

 

「トホホ………じゃあ、許してくれるのかなぁ…………」

「まあ、許すも何も、起こしちゃったのはこっちだしね」

「ごめんね。いきなり起こしちゃって」

「そうだね」

 

 その妖怪がそう聞くと、まゆといろはとケータはそんな風に言う。

 無理矢理、その妖怪を起こしたのはケータ達であるからだ。

 それを聞いた妖怪は。

 

「トホホ…………君たち、優しいなぁ………トホホ…………メダルあげちゃうなぁ………」

 

 それを聞いて、その妖怪はメダルを渡す。

 その妖怪は、トホホギスという名前だった。

 

「トホホギス…………トホホとホトトギスから来てるのかな…………?」

「おお!またまた妖怪メダルを貰うとは!執事としても鼻が高いです!うぃす!こうして、友達が増えていくと、多くの妖怪メダルを持つ事になります。これを使えば、たくさんのメダルをスッキリ収納する事が出来ますよ!」

 

 メダルを見た悟は、そんな風に呟く。

 ウィスパーは、4人にある物を渡す。

 それは、辞典の様な分厚い本だった。

 

「これって?」

「妖怪大辞典です!」

「では、皆のもの!またお会いいたそうミーン!」

「トホホ…………また呼んで欲しいなぁ…………トホホ…………また会おうなぁ………」

 

 いろはがそう聞くと、ウィスパーはそう答える。

 そして、トホホギスとセミまるはどこかへと去っていく。

 それを見ていたケータは。

 

「よ、妖怪と………友達になっちゃった…………」

「どうです?少しは妖怪の事が分かってきましたか?」

「う~ん、分かる訳ないし………妖怪いるとか普通じゃないよ…………」

「まあ、そうなるよね」

「そうだね」

「無理もないよ」

 

 ケータがそう言う中、ウィスパーがそう話しかけると、ケータはそう言い、いろは達はそう反応する。

 

「フッフッフッ。妖怪たちは貴方達の暮らすこの町のいたる所に潜んでます!あんな所や、そんな所や、こんな所にまで!貴方達の知らない妖怪たちがい~っぱいいるのです!妖怪ウォッチを使って、たくさんの妖怪と友達になりましょう!うぃす♪」

 

 ウィスパーはそんな風に言う。

 それを聞いたケータ達は。

 

「なんか…………凄い事になったね」

「そうだね…………」

「うん…………」

「はぁ…………」

 

 そんな風に話をしていた。

 そうして、ケータ達は、妖怪ウォッチを手にしたのだった。




今回はここまでです。
今回は、わんだふるぷりきゅあと妖怪ウォッチのクロスオーバーの話です。
わんだふるぷりきゅあは、最終回後の話ですので、プリキュアへの変身能力は喪失しています。
キミとアイドルプリキュアの映画で、わんぷりも出るので書きました。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
この短編集で投稿している物は、オムニバス形式にして、別に投稿しようかなと思っています。
リクエストがあれば、活動報告から承っております。

オムニバス形式で連載するならどれにするか

  • ひろプリとジオウ
  • ひろプリとゴースト
  • 初代仮面ライダーとプリキュア
  • デパプリとガヴ
  • ひろプリとギーツ
  • GOプリとジオウ
  • HUGプリとガッチャード
  • ひろプリとゼンカイジャー
  • まほプリと1号
  • HUGプリとガッチャード(別ver)
  • プリキュアオールスターズFの小説
  • プリキュアとゴジュウジャー
  • わんぷりと妖怪ウォッチ
  • ケロロ軍曹とスタプリ
  • ケロロ軍曹とトロプリ
  • ケロロ軍曹とひろプリ
  • ケロロ軍曹とHUGプリ
  • ケロロ軍曹とまほプリ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。