プリキュアと他作品のクロスオーバー小説   作:仮面大佐

2 / 30
おカシな仮面ライダー!?

 ある世界。

 その世界にある建物の一つでは、サイレンが響き渡っていた。

 

「くっ!?うわっ!?」

 

 サイレンが響き渡る中、1人の男が銃を持った二人組に追われていた。

 逃げ回る中、その男……………ソウマはある扉に入る。

 その扉の中に入ると、そこは無数の扉がある空間だった。

 

「……………ここって、もしかして」

 

 ソウマはそう呟く。

 すると、下の方から変な音が聞こえてきた。

 ソウマは恐る恐る下を向くと、その追っ手が居たのだ。

 

「うわっ!?」

 

 ソウマが驚く中、その追手は下から銃撃していく。

 ソウマはそれを必死に躱していく。

 すると、追っ手が先回りして銃撃する。

 その銃撃を躱すが、背後にも追手が現れて、その弾丸を跳ね返す。

 ソウマはそれを躱すが、ある扉に落ちて、それが開くと空に放り出される。

 

「うわぁぁぁぁぁ!?」

 

 ソウマは落ちていく。

 そこは、夜の街の風景だった。

 それを見たソウマは。

 

(……………ここが、母さんのいた世界…………)

 

 ソウマがそう思う中、意識を失い、そのまま落ちていった。

 その翌朝。

 

「はぁぁぁ……………よく寝た!さて…………ん?」

 

 ある建物から、女の子が出てくる。

 その女の子がそう言う中、ある事に気づく。

 それは、庭にソウマが転がっていた事だ。

 

「えええっ!?なんで男の子が!?警察!?それとも救急車!?」

 

 その女の子が慌てると、ソウマの元に向かう。

 だが、どうしようかと困惑していると、腹の虫が暴れる様な音が響く。

 

「あの……………何か、食べさせてくれない?」

「え、えぇぇぇぇ……………!?」

 

 その女の子が戸惑う中、ソウマはそう言い、女の子が困惑した。

 すると。

 

「どうしたんだい?」

「あっ、お婆ちゃん!なんか、いきなりこの人がいて、倒れてて、お腹が空いたって…………!」

 

 そこにおばあちゃんが現れると、その女の子はそう言う。

 お婆ちゃんはソウマを見ると、何かに気づいた様な反応をする。

 すると、口を開く。

 

「大変だったわね。上がってらっしゃい」

「えっ!?ええぇっ!?」

 

 お婆ちゃんはそんなふうに言う。

 それを聞いた女の子が困惑する中、ソウマは女の子とお婆ちゃんの2人を見る。

 その頃、ある場所では。

 

「今日までの収穫だ」

「……………報酬です」

 

 ある男が、アクリルスタンドみたいな形の人をソウマを追っていた男に渡す。

 その男はそれを見ると、ある箱をその男に渡す。

 

「これっぽっち……………!?もっと…………!?」

 

 それだけ渡されて、不満だったのか、男はそう言おうとするが、既に相手は姿を消していた。

 

「……………欲しければもっと稼げってか……………?」

 

 その男は受け取った箱に入っていた謎のお菓子を見ながらそう言う。

 そのお菓子とは………………。

 その頃、スカイランドというとある異世界では。

 

「人々の失踪が相次いでいる?」

「ああ。スカイランド、アンダーグ帝国の両方で、人々が失踪している様なのだ」

 

 青の護衛隊と呼ばれる組織。

 そこに所属しているソラ・ハレワタールは、青の護衛隊の隊長であるシャララから、その話を聞いていた。

 

「……………スカイランドだけでなく、アンダーグ帝国にまで……………?一体、何が起こっているんでしょうか……………?」

「分からない。とにかく、気をつけてほしい。アンダーグ帝国とは別の脅威が迫っているのかもしれない」

「……………ましろさんは、大丈夫でしょうか…………?」

 

 ソラはそう考えるが、シャララはそう警戒を呼びかける。

 ソラは、ましろの心配をしていた。

 一方、ソウマは家へと上がらせてもらった。

 

「それで……………あなたは誰なの?」

「俺?俺は井上ソウマ!よろしくね!」

「そ、ソウマ君か……………私は虹ヶ丘ましろ。よろしくね」

 

 女の子がそう聞くと、ソウマはそう名乗る。

 女の子も、自分の名前を名乗った。

 すると、お婆ちゃんがやってくる。

 

「私は、虹ヶ丘ヨヨ。良かったら、これを食べて」

「あ、ありがとうございます!いただきます!」

「お菓子……………?」

 

 お婆ちゃん…………虹ヶ丘ヨヨは、そう言いながら、お菓子を持ってくる。

 それを見て、ましろが困惑する中、ソウマはまずはグミを食べていく。

 すると。

 

「美味い!このムニッとした食感、そして、口の中に広がるジューシーな甘み!これってグミだよね!?グミだよね!?」

「えっ?そ、そうだけど……………」

「あらあら」

 

 ソウマはそんな風に叫びながら、ましろにそう聞くと、ましろは困惑しながらそう言う。

 ヨヨがそう呟く中、ソウマはグミを食べていく。

 

「あ、味が違う」

「それはオレンジで、さっきのはグレープだよ」

「へぇ…………!やっぱり色々あるんだ!こっちはペロペロキャンディかな?」

 

 ソウマがそう言うと、ましろはそう説明する。

 すると、ソウマはペロペロキャンディを食べていく。

 

「甘い!これが人間のお菓子か!最高すぎる〜!!」

 

 ソウマはペロペロキャンディを食べると、そんな風に叫ぶ。

 すると。

 

「ど、どうしたの?」

「なんか…………お腹が…………!?」

 

 突然、ソウマはお腹を抑える。

 ましろがそう聞くと、ソウマはそう答える。

 すると、服の隙間から何か出てくる。

 出てきたのは、グミのパッケージの様な形の何かだった。

 

「えっと……………何それ?」

「なんだろう?」

 

 ましろがそう聞くと、ソウマは首を傾げながら、服を捲る。

 すると、そこにはもう一つの口がついていた。

 そこから、さっきのお菓子みたいなのが出てくる。

 

「「うわぁぁぁぁ!?」」

「……………って、なんで君も驚いてるの!?ていうか、それはなんなの!?」

 

 それを見たソウマとましろが驚くと、ましろはそう聞く。

 ソウマは飛び出してきた一体をキャッチする。

 

「多分……………俺の眷属」

「眷属…………?」

「自分を助けてくれる分身の事。そっか…………俺にも使えたんだ」

 

 ソウマはその一体……………ゴチゾウをキャッチするとそう言う。

 ましろがそう聞くと、ソウマはそう言う。

 すると、ましろが口を開く。

 

「ねぇ……………あなたって人間じゃないの?」

「えっ!?なんで分かるの!?」

「だって……………お腹に口が付いてるし!」

「あっ……………そうだよね」

 

 ましろがそう聞くと、ソウマは驚く。

 ましろの正論を聞くと、ソウマはそう言いながら、服を捲る。

 

「うん。俺の種族はね……………お腹にも口があるんだ。ガヴって言うんだけど…………」

「もしかして、人間を食べるの!?」

「食べないよ!……………俺は」

 

 ソウマはそう説明する。

 ましろがそう聞くと、ソウマはそう言う。

 すると、ヨヨが口を開く。

 

「ましろさん。少し、お使いを頼めないかしら?」

「えっ?良いけど……………」

「ソウマさん。行く宛が無いのなら、ここに住んでも良いわよ」

「良いんですか!?」

 

 ヨヨはましろにはお使いを頼み、ソウマにはここに住んで良いと話した。

 ましろは困惑しつつも、お使いに出かけた。

 ましろが出かけていく中、ましろとすれ違った男は、ましろのことを見る。

 男は、先ほどのお菓子を一口食べると、お腹から舌を出して、それを食べると、ましろを見ながら、ニヤリと笑う。

 ソウマは、案内された部屋の中で、過去を思い出していた。

 

『いい、ソウマ。うちのお菓子は……………絶対、食べちゃダメだからね』

『どうして……………?』

『どうしても』

 

 かつて、母からそう言われたのだ。

 それを思い出したソウマは。

 

(今日から、ここで過ごすんだな)

 

 ソウマはそんな風に思っていた。

 その頃、買い出しに出掛けていたましろは。

 

「それにしても……………ソウマ君か。結構いい人っぽい感じだったよね」

 

 ましろはそう呟いていた。

 すると。

 

「君……………楽しそうだね」

「え?ええっと……………?」

 

 ましろはそんな風に声をかけられる。

 その男は、謎の男…………エージェントと接触していた男だった。

 

「あの、すいません。お使いの途中なんで、失礼します!」

「幸せなのは良いことだ。美味しい闇菓子が出来るからな!」

 

 ましろはそう言うと去ろうとする。

 すると、その男はそう言うと、シャツを捲ると、舌を伸ばしてくる。

 それに気づいたましろは、すぐに躱した。

 

「えっ!?舌がお腹から!?」

「ちょこまかと逃げんな!」

 

 ましろが驚く中、その男はそう言うと、舌を使って、ましろを捕まえようとする。

 だが、ましろはそれを躱していく。

 すると、ましろはある物を取り出す。

 

「人間みたいだけど、どう見ても怪しいよね!」

 

 ましろはそう言う。

 すると、取り出したペンがスカイミラージュと呼ばれるアイテムに変化する。

 

「スカイミラージュ!」

 

 ましろがそう叫ぶと、スカイトーンと呼ばれるアイテムを取り出すと、スカイミラージュに装填する。

 

「トーンコネクト!ひろがるチェンジ!プリズム!」

 

 装填すると、上部が回転しだして、PRISMと表示される。

 すると、宇宙空間のようなエフェクトに包まれるステージへとましろは降り立つ。

 その際に髪がピンクの長髪に変化して、それから両足にピンクのフリルが付いたシューズが履かれる。

 

「きらめきホップ!」

 

 その言葉と共にステージ部分にHOPの文字が浮かぶ。

 ましろが両手をウサ耳のように動かすと頭に白の髪飾りが装着され、それから耳にイアリングが付けられる。

 

「さわやかステップ!」

 

 続けてステージがSTEPに変わると体に白を基調としつつ、水色やピンク等と言った様々な色をしたドレスを着た。

 ドレスのスカート部分には大小様々な大きさの星の煌めきが彩られたインナーがある。

 

「はればれジャンプ!」

 

 更にステージがJUMPに切り替わり、両腕に白のロンググローブが装着された。

 そして最後には腰からハートマークが入った二枚の布が出てくる。

 ウインクをすると、ましろは名乗る。

 

「ふわりひろがる優しい光!キュアプリズム!」

 

 ましろはそう名乗る。

 彼女は、プリキュアなのだ。

 

「キュアプリズムだと?いい闇菓子が出来そうだなぁぁぁ!!」

「闇菓子?何の話をしてるの!?」

 

 それを見た男がそう言うと、プリズムはそう聞く。

 だが、男は再び舌を伸ばしてきた。

 

「危ない!?はっ!」

「のわっ!?」

 

 プリズムはそれを躱すと、光弾を発射する。

 男はそれを躱した。

 側から見れば、プリキュアが一般人に襲いかかっているという絵に見えるが、周囲に人は居なかった。

 男はなかなかプリズムを捕まえることが出来なかった。

 だが、プリズムもあまり余裕がなかった。

 

(……………この人、一体何なの?アンダーグ帝国とは関係なさそうだけど……………)

 

 プリズムはそう考えていた。

 それと同時に、相手が人の姿をしているというのもあって、攻撃がなかなか入れられなかった。

 光弾を発射するのも、あくまで牽制の為だ。

 膠着状態に陥る中、男が口を開く。

 

「くっ…………!こいつだと割に合わねぇ!別の奴を探すか!」

「待って!」

 

 男は、プリズムが強いと分かると、撤退を選び、すぐに撤退していく。

 プリズムが追おうとするが、男はすでに去っていた。

 プリズムからましろの姿に戻ると。

 

「ソラちゃん……………」

 

 ましろはそう呟く。

 その頃、逃げた男は、コンテナ置き場の近くにいた。

 

「くそ!何なんだあいつ!強いじゃねぇか!」

 

 その男は、キュアプリズムの強さを思い知っていた。

 すると、男の視線の先に、1人の男の子がいた。

 

「居た!今度はあいつにするか!」

 

 男はそう言うと、その男の子をターゲットにした。

 再び舌を伸ばして、男の子を捕まえようとすると。

 

「ふっ!」

 

 ある影が飛び出して、その男の子を助ける。

 その影の正体は……………。

 

「君、大丈夫?」

「う、うん……………」

 

 ソウマだった。

 ソウマは、子供を助けていた。

 すると。

 

「おいおいおい!邪魔するなら、お前もまとめて、菓子工場送りにしてやろうか!?」

 

 男はそう言うと、腹についていた口から、何かを取り出す。

 すると、男の見た目が変わっていき、狼のような見た目になる。

 

「うわぁぁぁぁ!!」

「危ないから、安全な場所に隠れてて。」

「お前…………なんで驚かない!?」

 

 男の子がびっくりする中、ソウマは冷静に男の子にそう言う。

 それを見た男……………グラニュート・ハウンドがそう聞くと、ソウマが口を開く。

 

「こう見えても俺、アンタと同じグラニュートだから」

 

 ソウマはそう言うと、服を捲って、ガヴを見せる。

 それを見たハウンドは。

 

「何だ、その赤いガヴは?」

「この子は連れて行かせない!ハァァァァァ!」

 

 ハウンドがそう言う。

 自分が見た事がないガヴを見たからだ。

 ソウマはそう言うと、ハウンドに向かってキックをする。

 だが……………。

 

「えっ!?」

「ふっ!」

「うわぁぁぁぁぁ!?」

 

 ソウマのキックはハウンドには効かずに、そのまま吹っ飛ばされる。

 ソウマが倒れる中、ハウンドは口を開く。

 

「何だ?口だけで何も出来ねぇじゃねぇか!弱い奴は引っ込んでろ!」

 

 ハウンドはそう言うと、舌を出しながら、男の子に向かう。

 ソウマは立とうとするが、立てなかった。

 理由は、右手が震えており、ある記憶が蘇ったからだ。

 母親を失う…………正に悪夢と言える記憶だった。

 すると。

 

「助けて……………!お母さん…………!!」

 

 その男の子はそう言う。

 それを聞いたソウマは、男の子の方を見る。

 ソウマの脳裏には、連れて行かれる母親の記憶があった。

 

「ふふふ…………!」

 

 ハウンドが男の子を攫おうとすると。

 

「ううっ……………!うわぁぁぁぁぁ!!」

 

 ソウマが手を掴み、ハウンドを殴る。

 だが、ハウンドはソウマを殴り飛ばす。

 ソウマはボロボロになりつつも、立ちあがろうとしていた。

 

「何でだよ…………!ううっ!」

 

 ソウマはそう呟くと、何度も殴りに行く。

 ハウンドは、ソウマを甚振る様に攻撃していた。

 

(何でだよ…………!何で俺は弱い…………!!だから何も守れない……………!)

 

 ソウマはそう思っていた。

 その脳裏には、母親を連れ攫われた時に、何も出来なかった自分が過っていた。

 

「でも……………!俺は……………!これからは!」

 

 ソウマはそう叫ぶと、ハウンドを殴ろうとする。

 

「ううっ!うわぁぁぁぁ!!」

 

 ハウンドに殴られても、倒れずにそのまま殴って、飛ばす。

 すると、ソウマが口を開く。

 

「この子は絶対……………!お母さんと幸せに暮らすんだ!!」

「鬱陶しいんだよ!!」

「うわぁぁぁぁ!!」

 

 ソウマはそう叫ぶが、苛立ったハウンドの攻撃によって、大きく吹き飛ばされる。

 ソウマが倒れる中、声が聞こえてきた。

 

「イートグミ!イートグミ!」

 

 ソウマが声のした方を向くと、そこには大量のゴチゾウが居た。

 ゴチゾウ達はそう訴えていた。

 ソウマがその内の一体を手に取る。

 

「食べろって?」

 

 ソウマがそう聞きながら、そのゴチゾウを食べようとすると、そのゴチゾウは泣き出す。

 すると、他のゴチゾウ達が集まって口の形になると、動いていく。

 それを見たソウマは。

 

「こっちか……………」

 

 ソウマはそう言いながら立ち上がると、服のチャックを開けて、ガヴを取り出す。

 上顎を展開すると、ゴチゾウを装填する。

 

グミ!

 

 その音声が鳴ると、上顎を閉じる。

 

EAT(イート) グミ!EAT(イート) グミ!

 

 その音声が鳴ると、ベルト帯が出現する。

 ソウマがバンドルことガヴドルを回転させると、ソウマの体からグミが出てきて、お菓子の包装みたいなオーラに包まれる。

 ソウマが戸惑う中、ガヴのデリカッションを押す。

 すると、ゴチゾウが展開して叫ぶ。

 そこから、周囲を漂っていたグミがガヴの中に吸い込まれる。

 そして、アンダースーツが生成されると同時に、アーマーが生成されていく。

 ゴチゾウ達が見ている中、ソウマが口を開く。

 

「変身」

 

 そう言うと、ソウマの姿が変わる。

 変身が完了すると同時に、ハウンドを殴る。

 

ポッピングミ!ジューシー!

 

 ハウンドが怯む中、その音声が流れる。

 ソウマは、仮面ライダーガヴ・ポッピングミフォームに変身した。

 周囲に紫色の『ムニュ』という言葉が浮かぶ中、ゴチゾウが喜ぶ様に跳ねていた。

 

「凄い……………!」

「そうか……………!これが、俺の眷属の力…………!これなら守れる!ハァァァァァ!」

 

 男の子がそう言う中、ソウマはそう言う。

 そこから、攻撃をしていく。

 先ほどと打って変わって、互角に戦えていた。

 ハウンドは殴るが、アーマーの弾力に阻まれる。

 ソウマが殴ると、ハウンドは爪で抉る様に攻撃する。

 すると、胸のアーマーの一部が弾けてしまい、その破片をゴチゾウ達が集めていた。

 ハウンドの攻撃で右肩のアーマーが欠損すると、ソウマは足元のゴチゾウを回収して、ガヴに装填する。

 

グミ!

 

 装填すると同時に、素早くガヴドルを回転させる。

 そして、デリカッションを押す。

 

「ハァァァァァ!」

 

ポッピングミ!ジューシー!

 

 ソウマが叫ぶと、その音声と共に弾けていたアーマーが再生成される。

 ソウマはハウンドと再び戦うが、今度は左腕のアーマーが弾ける。

 ハウンドのキックを受けると、右足のアーマーが弾ける。

 ソウマは、再びゴチゾウを装填する。

 

グミ!

 

 そして、ガヴドルを再び回して、デリカッションを押す。

 

「ハァッ!」

 

ポッピングミ!ジューシー!

 

 再びアーマーが生成されて、攻撃すると、アッパーで空へと飛ばされる。

 ソウマは再び、ゴチゾウを装填する。

 

グミ!

 

「ハァァァァァ!」

 

ポッピングミ!ジューシー!

 

 ソウマがそう叫ぶと、右胸上部と右肩のアーマーが再生成されて、ハウンドを攻撃する。

 ソウマが着地して、男の子が見ていると。

 

「キャアアアア!ば、化け物!二匹も!」

「お母さん!」

「ははは!ハァァァァァ!」

「させない!」

 

 そこに、男の子のお母さんが現れる。

 男の子に駆け寄る中、ハウンドは親子に攻撃しようとする。

 ソウマは、身を挺して守る。

 

「始!逃げるよ!」

「違うよ、お母さん!1人は…………!」

「良いから!」

「ハハハハッ!聞いたか?お前、化け物だってよ!」

 

 お母さんはそう言いながら、男の子と一緒に逃げていく。

 それを見たハウンドは、ソウマを嘲笑う。

 だが、それを聞いたソウマは。

 

「……………そうだな。化け物だ。俺も……………お前もな!!ハアッ!」

 

 ソウマはそう叫ぶ。

 化け物と罵られても、ソウマの闘志は折れなかった。

 すると、ガヴから剣…………ガヴガブレイドが現れる。

 ハウンドは斬撃波を飛ばしてくるが、ソウマは躱しつつ、ガヴガブレイドを取り、攻撃していく。

 

「ハアッ!ハァァァァァ!」

 

 ソウマは、ガヴガブレイドで攻撃していく。

 コンテナの上で戦闘していたが、ソウマは駆け出すと、コンテナの間に入り、折ってきたハウンドを攻撃する。

 ソウマとハウンドは、コンテナの間で戦闘を繰り広げていく。

 ソウマの攻撃でハウンドがバランスを崩すと、ソウマは地面に向かってハウンドを落とす。

 ハウンドが倒れる中、ポッピングミゴチゾウが入ったゴチスピーダーをガヴガブレイドに装着する。

 

グミ!

PUSH(プッシュ) ME(ミー)PUSH(プッシュ) ME(ミー)

ポッピングミ!

 

「や、やべぇ!」

 

 その音声が鳴ると、ソウマはガヴガブレイドのトリガーを引く。

 ハウンドがそれを見て逃げ出そうとする中、ソウマはガヴガブレイドのブレイポンを押す。

 

GO(ゴー)

 

「ハァァァァァ!」

 

 ソウマはガヴガブレイドを突き出すと、ゴチスピーダーが発射される。

 だが、ハウンドに当たりはしたが、ダメージは入っていなかった。

 すると、ポッピングミゴチゾウは泣き出す。

 

「ふざけやがって…………!!」

 

 それを見たハウンドがそう言うと、近くのコンテナをソウマに向けて飛ばす。

 ソウマはプレイボンを押すと、トリガーを引き、コンテナを切断する。

 

「ハァァァァァ!」

「うわぁぁぁぁ!?」

 

 ソウマは半分に切れたコンテナに入りながら、ハウンドに向けて斬撃波を放つ。

 すると、ハウンドは狼の様な姿になると、そのまま逃げていく。

 

「待て!」

「イートキャンディ!イートキャンディ!」

 

 ソウマが追おうとすると、ゴチゾウの内の一体がそう言う。

 

「よし!」

 

 ソウマは、ブルキャンというゴチゾウをガヴに装填する。

 

キャンディ!

 

 その音声が鳴ると、上顎を閉じる。

 

EAT(イート) キャンディ!EAT(イート) キャンディ!

 

 ソウマがガヴドルを回転させると、デリカッションを押す。

 

ブルキャン!

 

 そんな音声が鳴ると、四輪バギーが現れて、ソウマはそれに乗る。

 

「俺の獲物……………!はっ!?」

 

 ハウンドが次の獲物を見繕っていると、ソウマはブルキャンで体当たりをする。

 ハウンドが逃げ出す中、ソウマはブルキャンバギーで追いかける。

 ブルキャンバギーのタイヤの部分からキャンディ状のエネルギー弾を発射して、攻撃する。

 

「野郎…………!どこまでも邪魔しやがって!」

「お前こそ諦めろ!!」

「おりゃああ!」

 

 ハウンドがそう言う中、ソウマはそう言う。

 ハウンドがエネルギー弾を放つと、ソウマはそれを躱す。

 そんな中、街をある男が歩いていた。

 

「あのモンスターはどこに…………?ここ、ソラシド市は、モンスターの出現が多い街だったからな……………っ!?」

 

 その男はある絵を見ながらそう言う。

 すると、その後ろをソウマとハウンドが走る。

 爆発が起こっており、その男はそれを見る。

 周囲の人たちが言う。

 

「何だ……………?」

「また化け物が現れたのか…………?」

「化け物……………?」

 

 周囲の人たちがそう言う中、その男はそう言う。

 ハウンドは、ソウマに向かってエネルギー弾を放っていた。

 ソウマはそれを躱していくが、当たってしまう。

 ハウンドは様子を見にきた。

 

「へへっ!やったか?」

「ハァァァァァ!」

 

 ハウンドがそう言うと、ソウマが出てきて、ハウンドを飛ばす。

 ブルキャンバギーが消えると、ソウマは着地して、元の姿に戻ったハウンドを蹴る。

 ハウンドが倒れる中、ソウマが着地する。

 

「馬鹿なっ、同族にこんな奴が……!?」

 

 ハウンドがそう言う中、ソウマの肩にゴチゾウが現れる。

 すると、ソウマは口を開く。

 

「どうする?二度と闇菓子に関わらないか、この場で俺に倒されるか!」

「……………闇菓子を諦める?ありえねぇ!答えはお前をぶっ倒すだ!!ウォォォォォォッ!」

 

 ソウマがそう聞く。

 それは、最終通告の様に見えた。

 だが、それを聞いたハウンドがそう叫ぶと、ソウマに向かっていく。

 ソウマは、右肩に乗っていたキッキングミゴチゾウを手に取る。

 ソウマは、キッキングミゴチゾウをガヴに装填する。

 

グミ!

 

 その音声が鳴ると、ソウマはガヴドルを回転させる。

 すると、右足にオーラが纏う。

 デリカッションを押すと、ゴチゾウが展開して、音声が流れる。

 

キッキングミ!

 

 その音声が流れると、右足に巨大な足が現れる。

 

「はっ!ハァァァァァ!」

「うわぁぁぁぁぁ!?」

 

 ソウマがキックをして吹き飛ばすと、再びキックで追撃する。

 ハウンドが吹っ飛ぶ中、ソウマはガヴドルを再び回転させる。

 

CHARGE(チャージ) ME(ミー)CHARGE(チャージ) ME(ミー)

 

 その音声が鳴る中、ソウマはデリカッションを押す。

 すると、再び巨大な足が現れる。

 

キッキングミキック!

 

「ハァァァァァ!!」

「うわぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

 ソウマは思い切りハウンドを地面に踏みつけると、エネルギーがハウンドに流れ込む。

 ソウマが離れると、ハウンドは大爆発する。 

 すると、キッキングミゴチゾウが消えていく。

 それを見ていたソウマが口を開く。

 

「俺にも………………守れた……………!」

 

 ソウマはそう言う。

 すると。

 

「ソウマ君…………だよね?」

「っ!?」

 

 そんな風に声をかけられる。

 ソウマが振り返ると、そこにはましろがいた。

 ソウマは、そのまま走り去っていく。

 

「待って!」

 

 ましろは追いかけようとするが、あっという間に逃げられてしまった。

 

「ソウマ君……………?」

 

 ましろはそう呟く。

 これは、プリキュアの世界に現れた、後に仮面ライダーと呼ばれるソウマの物語だ。




今回はここまでです。
ひろプリとガヴです。
ひろプリ側の時系列は、最終回後となっています。
その為、ソラは青の護衛隊に所属しています。
あくまで短編なので、人気が出たら連載する感じにします。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。

連載するならどれにするか

  • ひろプリとジオウ
  • ひろプリとガヴ
  • ひろプリとゴースト
  • 初代プリキュアと仮面ライダー
  • デパプリとガヴ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。