プリキュアと他作品のクロスオーバー小説   作:仮面大佐

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メダルとパンツと謎の腕

 欲望。

 それは、人間なら誰しも感じる不足を感じて、これを満たそうと望む心。

 これは、そんな欲望から生み出されたメダルを巡る物語。

 鴻上美術館と呼ばれるとある美術館。

 そこの倉庫に、二人の男が侵入していた。

 その二人の男は、配電盤にあるコードを切ると、監視カメラの映像が切れる。

 その男達は、収蔵されている美術品を見ると、口を開く。

 

「ハハハハッ!宝の山だ〜!俺たちの!すげぇな!おい、とっとと運び出そうぜ!」

「しーっ!気づかれるぞ!ほら、今日入ったバイトの!」

 

 その二人は泥棒であり、収蔵されている美術品を盗もうと企んでいた。

 1人がそう言うと、もう1人は口を開く。

 

「大丈夫だ。薬でぐっすりだ!」

 

 そのもう1人は、そんなふうに言う。

 実際、警備室では。

 

「ぐ〜っ……………」

 

 1人の男が、ぐっすりと眠っていた。

 泥棒達は、美術品を盗もうとしていた。

 

「丁寧に扱えって!」

「大丈夫だって!」

 

 そんな風に話をしていた。

 運び出すのに夢中になっているのか、ある物には気づかなかった。

 それは、棺と思われるものの裏側に、ヒビが入っていて、銀色のメダルと、金縁に赤いタカが描かれているメダルが出ていた事だ。

 

「はっはっはっ!俺たちのだ!これも、これも!」

「ふぅ!」

 

 泥棒達が話をする中、金縁に赤いタカが描かれたメダルが動き出すと、周囲にある銀色のメダルも動き出す。

 そのメダルの集まりが右腕のような形状になると、棺の蓋の部分にあるメダルを入れられそうなパーツを動かす。

 すると、棺が光り出す。 

 それと同時に、棺の周りに置いてあったセンサーが反応する。

 

『ビーッ!ビーッ!ビーッ!』

 

 そんな警報音が、鴻上ファウンデーションと呼ばれる建物に鳴り響く。

 鴻上ファウンデーションの地下駐車場では、何かの一団が走っていて、1人の男が銀色のメダルを他の人たちに渡して行く。

 その一団が自販機の前にそれぞれ1人ずつ配置すると、その自販機に銀色のメダル…………セルメダルを投入する。

 その自販機のマルチTaSセンサーに触れると、その自販機はバイク…………ライドベンダーに変形する。

 ライドベンダーがマシンバイクモードに変形すると、全員が乗り、ライドベンダーの一団はどこかへと向かう。

 一方、持ち出しをしようとしていた泥棒達。

 美術品を盗もうと運搬している中、棺が光り出している事に気づく。

 

「「なんだ?」」

 

 2人がそう言う中、棺はどんどん光を強めていく。

 次の瞬間、棺が崩れると同時に、メダルが浮かび上がり、色のついたメダルを中心に、セルメダルが集まって行き、人の形になって行く。

 

「「うわぁぁぁぁ!?」」

 

 それには、泥棒達も驚愕を隠せなかった。

 

「「うわぁぁぁぁ!?」」

 

 泥棒達が驚く中、背後の壁が崩れて、そこからライドベンダーに乗った1人の男が現れる。

 ライドベンダーに乗った男は、すぐにメダルの集合体に向けて、ショットガンを撃つ。

 だが、そのメダルの集合体には効いていなかった。

 それを見ていた男は、通信をする。

 

「こちら、ライドベンダー第一小隊、後藤。メダルの覚醒が始まりました。次の指示を」

 

 その男…………後藤信太朗はそう言って、指示を仰ぐ。

 それを聞いていた男…………鴻上ファウンデーションという財団の会長、鴻上光生はケーキの材料を見ながら、口を開く。

 

「殲滅」

『了解』

 

 鴻上光生がほっぺについたクリームを取りながらそう言うと、後藤はそう答える。

 鴻上会長の居る部屋には、1人の女性と美青年がいた。

 すると、それを聞いていた美青年が口を開く。

 

「…………遂に始まったか」

 

 その美青年はそう呟いた。

 一方、後藤はライドベンダーを操り、倉庫から脱出する。

 それと同時に、メダルが集まったような見た目の存在の姿が変わって行く。

 それぞれ、クワガタの顎を模した角に緑色の複眼、胸部と両腕と両足の外骨格、両肩から生えた長い触角、右手の鉤爪が特徴の個体。

 鯱の様な頭部に、イカやタコを思わせる吸盤の並んだ脚部にマントを付けた個体。

 ライオンのたてがみを思わせるドレッドヘアーや、鋭い爪と牙を持つ黒豹のような個体。

 頭部がサイやゾウなどを思わせる見た目の個体。

 その4体だ。

 その4体が歩いている中、後藤は他のライドベンダー部隊と合流すると、他の隊員がバズーカを撃ったり、仕掛けた爆弾を爆発させる。

 それらを受けて、鴻上美術館は崩壊して行く。

 

「「うわぁぁぁぁぁ!?」」

 

 泥棒が悲鳴を上げる中、その4体の怪人は、三体がメダルの形に戻り、一体はメダルの集合体のような姿に戻りつつも、そのまま歩いて行く。

 一方、その爆発の振動が起こる中、警備室で寝ていた男は気づいていないのか、そのまま寝ていた。

 一体がそのまま出てくる中、メダルの一団は、三つに分かれて、それぞれ移動する。

 後藤がハンドサインを送ると、他のライドベンダー部隊の隊員が動き出す。

 

「ライドベンダー第一小隊、追跡を開始する」

 

 後藤の通信と共に、メダルの一団を追いかけて行く。

 その頃、上空では。

 

「ふぅ〜…………今日も魔法ガールとして、頑張ったね!」

「ええ」

「頑張ったモフ!」

「お疲れ様〜!」

 

 箒に乗った3人の女性と、1人の女性の箒に乗った熊のぬいぐるみがそう言う。

 彼女達は、朝日奈みらい、十六夜リコ、花海ことはの3人と、朝日奈みらいの友達のモフルンだった。

 彼女達は、魔法つかいプリキュアであり、現在はそれぞれの事をやりつつ、魔法ガールとして、色んな人たちを助けている。

 すると、3人に爆発音が聞こえてくる。

 

「な、何の音!?」

「びっくりしたモフ〜」

「一体、何が起こってるの!?」

「行ってみよう!」

 

 爆発音が聞こえてくると、3人はそう話して、爆発音がした方…………鴻上美術館の方へと向かう。

 その頃、鴻上ファウンデーションでは、女性…………里中エリカという鴻上の秘書がレコードを再生させる。

 レコードから音楽が鳴る中、飛んでいくメダルを追いかけていたライドベンダー部隊。

 そして、鴻上はクリームを混ぜながら、口を開く。

 

「ハッピーバースデイ、トゥーユー…………」

 

 音楽が流れる中、鴻上はそう歌う。

 ライドベンダー部隊は、それぞれの怪人と応戦して行く。

 だが、黒豹な見た目の怪人によって、1人がライドベンダーから下される。

 別の場所では、クワガタのような見た目の怪人に、2人が捕まってしまい、どこかへと飛んでいく。

 鯱のような見た目の怪人は水流を放出して、2人の隊員を水流で押し流す。

 サイなどを思わせる怪人の怪力によって、ライドベンダー部隊が投げ飛ばされ、爆発する。

 怪人達の力は凄まじく、次々と倒されて行く。

 実際、鴻上会長の部屋にあるパソコンには、ライドベンダー部隊の信号が次々と途絶えて行くのが映っていた。

 そんな事になっているのにも関わらず、鴻上会長は歌いながら、ケーキを作っていた。

 

「ハッピーバースデイ、ディア、ディア………」

 

 鴻上会長は歌いながら、チョコペンを持って、ケーキに文字を書いていた。

 そこには、『Happy Birthday Greeed』と書かれていた。

 

「グリード…………ハッピーバースデー………トゥーユー…………!」

 

 その文字を書き終えると、鴻上会長はそんな風に呟き、再び歌い出す。

 ライドベンダーが黒焦げに燃える中、その怪人の一団…………グリードと呼ばれる存在はそれを見ていた。

 その頃、鴻上美術館に着いたみらい達は。

 

「ここって…………鴻上美術館!?」

「美術館?」

「絵とか、壺とかの美術品が飾ってある場所のことモフ」

「でも、何でそんなところが…………?」

 

 その建物を見たみらいはそう言う。

 リコが首を傾げると、モフルンはそう言い、ことはは首を傾げる。

 すると。

 

「あっ!お兄ちゃん!」

「「お兄ちゃん?」」

「えっ?みらいか!?何でここに!?」

 

 みらいはある人物に気がつく。

 それは、現場検証を行なっていた警察の中に居たのだ。

 リコとことはが首を傾げると、その男は口を開く。

 

「近くを友達と歩いていたら、爆発音が聞こえてきて…………」

「そ、そうか…………俺は、その美術館が爆発したって通報を受けて、来たんだ」

「久しぶりだね、みらいちゃん!」

「お久しぶりです!森沢さん!」

 

 みらいがそう言うと、その男はそう言い、太り気味の男はそう言う。

 すると、リコが口を開く。

 

「みらい?その人は?」

「あっ、紹介するよ!私のお兄ちゃんの朝日奈信吾!」

「君たちが、みらいのお友達だね。俺は朝日奈信吾。みらいとは少し歳は離れてるけど、兄だ」

「初めまして。私は十六夜リコと申します」

「私は、花海ことは!」

 

 リコがそう聞くと、みらいはそう紹介する。

 朝日奈信吾は、警視庁捜査一課に所属する警察官だ。

 リコとことはが自己紹介をする中、みらいは口を開く。

 

「一体、何が起こったんだろ?」

「分からない。ガス漏れかなのかどうかは、これから調べるところだ」

 

 みらいがそう聞くと、信吾はそう言う。

 その頃、警備室では、寝ていた男のおでこに、金縁に赤いタカが描かれたメダルが落ちてくる。

 

「ううっ…………」

 

 メダル…………コアメダルがあった衝撃で目を覚ましたその男は、起き上がると、タカ・コアを拾い上げる。

 

「うん?何だこれ…………?バイト代か…………お疲れ様でした」

 

 その男は、タカ・コアを見て、バイト代だと判断した。

 そう言うと、警備員としての服を脱いでいく。

 パンイチの姿になり、制服をハンガーにかけると、壁が軋む音がする。

 その男が首を傾げると、壁が崩壊して、外が見える。

 そこには、みらい達や警察、消防隊の姿があった。

 

「「「きゃっ!?」」」

 

 突如、パンイチで現れた男を見たみらい達は、顔を赤くして、両手で顔を覆う。

 

「…………ははっ」

 

 その男…………火野栄司は、両手を上げる。

 その場には、何とも言えない空気が満ちたのだった。

 

「えっと…………何があったんですか?」

「それより…………取り敢えず、服を着てくれないかな?女の子がいるから」

「あっ!すいません!」

「い、いえ…………」

 

 栄司がそう聞くと、信吾はそんな風に言う。

 すると、栄司はみらい達の存在に気づいて、服をすぐに着る。

 その後、栄司はエスニック調の服を着て、事情聴取を受ける事に。

 

「…………本当に、気づかなかったのか?こんな事になってるのに」

「ああ、いや、それが…………ガクッと寝ちゃって…………。ガス爆発かなんかですか?」

「今、調べてる」

 

 信吾がそう聞くと、栄司はそう答える。

 睡眠薬入りの飲み物を飲んだ事で、気づかなかったのだ。

 すると、泥棒がストレッチャーに乗せられて、運ばれて行く。

 その2人に気づいた栄司は。

 

「大丈夫かな…………」

「命には別状はないらしい」

「良かった…………!顔怖いけど、ジュースとか奢ってくれたり、いい人達なんですよ!」

「付き合い長いの?」

「…………今朝からです」

「…………ああ、そう」

 

 栄司がそう心配すると、信吾はそんな風に言う。

 栄司がほっとして、信吾が知り合いかどうか聞くと、栄司はあっけらかんとそう言う。

 それを聞いていたみらい達は。

 

「今朝からって…………」

「それは、付き合いが長いとは言えないんじゃないの…………?」

「変わった人モフ」

「だよね」

 

 栄司の独特な感性には、みらい達はそう話す。

 すると、朝日奈信吾と共に来た森沢篤は口を開く。

 

「とにかく、後でまた聞きたい事が出るかもしれないから、え〜っと…………火野栄司君だっけ?住所と電話番号を…………」

「ああ、俺…………あっちこっち移動して暮らしてるんで、住所とか、連絡先とかないんですよ。日本にいない時もあるし。連絡先か………今日の宿も決まってないしな…………」

 

 森沢篤がそう聞くと、栄司はそんな風に答える。

 信吾と篤が顔を見合わせると、栄司に話しかける。

 

「君…………ちょっと持ち物だけ見せてもらってもいいかな?」

「えっ?あ…………どうぞ」

 

 信吾がそう聞くと、栄司はポケットからある物を取り出した。

 それは、パンツであり、中には小銭が包まれていた。

 

「パンツと…………小銭?」

「これだけ?手荷物は?」

「無いです」

「いや、それは無いでしょ」

「その子の言うとおりだよ。移動して暮らしてるのに、これだけって…………」

 

 みらいと信吾がそう言うと、栄司はそう言う。

 それを聞いたリコと篤がそう言うと、栄司は口を開く。

 

「行けますって!ちょっとのお金と、明日のパンツがあれば!」

「…………あれ?それ、穴開いてない?」

 

 栄司はそんな風に言う。

 すると、ことははそんな風に言う。

 実際、信吾がパンツを開くと、ところどころに穴が開いていた。

 

「っ!?」

「ああぁぁ!?焦げてる!?俺の明日が…………!?」

「そこ?」

「変わってるモフ」

 

 信吾が驚く中、栄司はそう言う。

 それには、リコとモフルンはそんな風に言う。

 栄司が落胆する中、近くの瓦礫には。

 

「ううっ…………!?」

 

 謎の右手が落ちていた。

 その頃、鴻上ファウンデーションでは、鴻上光生が作ったケーキを里中エリカともう1人の男が食べていた。

 

「里中君。我が鴻上ファウンデーションが誇る美術館も、ライドベンダー隊もほぼ全滅だよ。流石はグリードだ…………!」

「会長も予測されてたんじゃ無いんですか?」

「古くからの友人である私から見ても、とても残念そうには見えないが?」

 

 鴻上会長はそんな風に言う。

 それを見ていた里中エリカと男はそう言う。

 男の正体は、十六夜リコの世界にある魔法学校の校長であり、鴻上光生とは友人関係にあった。

 

「当然だよ。どんな物でも、この世に誕生するという事は、素晴らしい!!それに…………グリード復活は、悪い事ばかりとも限らない」

「……………オーズか」

「その通りさ!」

 

 鴻上会長は、そんな風に言う。

 それを聞いた校長がそう呟くと、鴻上会長は肯定する。

 一方、グリード達は。

 

「…………ん?何だ…………?この体…………変だ」

「決定的に足りないのよ…………メダル…………それも、コアメダルが」

「何故だ!?メダルが勝手に無くなるはずがない!」

「アンクが握っているのを見たよ」

 

 それぞれのグリードは、そんな風に言う。

 実際、復活したグリードは、クワガタ頭のウヴァと黒豹の様な見た目のカザリは下半身が、鯱の様な頭のメズールとサイのような見た目のガメルは上半身がミイラの様になっていたのだ。

 カザリがそう言うと、他のグリード達が反応する。

 

「何?」

「アンク…………」

「まさか…………存在すら危うく見えたのに!?」

「奴め…………!目覚めても食えない奴!」

「あははは…………!あ〜あ…………」

 

 アンクがメダルを握ってたと言うと、それぞれのグリードはそんな風に話す。

 そして、グリードはどこかへと去っていく。

 その頃、栄司は。

 

「参ったなぁ…………なんか、代わりのバイト見つけないと。今日の宿も…………明日のパンツも無しだ…………はぁ…………」

 

 そんな風に呟いていた。

 すると、ライドベンダーが目に入る。

 

「…………あ。忘れてた。何だろ、これ」

 

 栄司はお金を出そうとすると、タカ・コアを取り出す。

 栄司は首を傾げる。

 そんな中、栄司を見ていた存在がいた。

 すると。

 

「どわっ!?」

 

 たまたま通りかかった人とぶつかってしまい、タカ・コアをライドベンダーの下に落としてしまう。

 

「ああっ!?ちょっと!?くっ…………!」

 

 栄司は慌てて、ライドベンダーの下の隙間に手を伸ばし、タカ・コアを取ろうとするが、届かなかった。

 すると。

 

「ふっ!くぅぅぅ!」

 

 栄司は気合を入れると、ライドベンダーを少しだけ持ち上げて、足でタカ・コアを取ろうとする。

 だが、なかなか取れなかった。

 

「ああ…………ちょっとすいません!あの…………ちょっと、今この下に…………!ちょっと、手を貸してもらえません!?あの…………今の届くんで!すいません!」

 

 栄司は、周りの人に助けを求めるが、誰も相手にしなかった。

 そんな中。

 

「それにしても、あの爆発って、何だったんだろ?」

「流石に、私たちが介入する必要はないわよ。みらいのお兄さんが調べてるんだし」

「そうモフ」

「あれ?あの人って…………さっきのパンイチの人じゃない?」

「えっ?」

 

 たまたま、みらい達が通りかかっていた。

 すると。

 

「あ…………!もうだめだ…………!」

「ぐわぁぁぁぁぁ!?」

 

 栄司は我慢の限界が来たのか、ライドベンダーを下す。

 すると、タカ・コアを取ろうとした謎の腕は、ライドベンダーに押し潰され、悲鳴を出す。

 

「なんか、悲鳴が出てるよ!?」

「大丈夫じゃないよね………」

「行こう!」

「うん!キュアップ・ラパパ!力を上げて!」

 

 それを見たみらい達は、助けようとする。

 みらいはバレないように、魔法を発動する。

 

「ハァァァァァ!」

 

 みらいは筋力を上げて、ライドベンダーを持ち上げる。

 

「早く!足をどかして!」

「いや、俺は何とも…………ていうか、さっきの子達?」

「「えっ?」」

 

 みらいがそう言うと、栄司はそう言う。

 それを聞いたリコとことはが首を傾げると、ある存在が目に入る。

 

「えっ!?何これ!?」

 

 みらいは謎の腕に気づいて、ライドベンダーを下に戻す。

 

「どうしたの?みらい」

「今、何か、変な腕が…………!?」

「ふふふっ………!」

 

 リコがそう聞くと、みらいはそう言う。

 すると、栄司の背後に、腕が浮かんでいた。

 

「ええっ!?」

「あの!後ろに変なのがいますよ!?」

「えっ?」

 

 それに気づいたリコとことははそう叫ぶ。

 それを聞いた栄司が振り返ると。

 

「返してもらったぞ。俺のコアメダル」

「わぁぁぁぁぁ!?」

「ぐぁぁぁぁぁ!?」

 

 その右腕がタカ・コアを持ちながらそう言うと、栄司は驚いて、その右腕を蹴る。

 すると、タカ・コアは再び栄司の元に向かう。

 

「おい…………!イッテェな、お前…………!」

「うわぁぁぁぁ!?」

「おい、待て!待て!」

「ちょっ!?」

「何あれ…………!?」

「気になるから、追いかけるわよ!」

 

 その右腕がそんな風に言うと、栄司は思わず逃げ出す。

 右腕が栄司を追いかける中、みらい達も後を追う。

 栄司達が通過した宝石店では。

 

「きゃあああ!?」

 

 客や店員が悲鳴をあげていた。

 その理由は、店内にウヴァの姿があったからだ。

 ウヴァが歩く中、近くに蹲っている人がいた。

 

「おい!その欲望…………ちょうどいい」

 

 ウヴァはその人を立たせると、セルメダルを取り出す。

 その人を後ろに向かせると、メダルの投入口が出てきて、そこにセルメダルを入れる。

 すると。

 

「ひっ!?キャアアアア!?」

 

 その女性から、ミイラの様な存在が出てくる。

 悲鳴を上げる中、その女性にウヴァが話しかける。

 

「騒ぐな!これはお前の欲望が生んだ…………お前の姿そのもの」

「うわっ!?ヒィィィィ!?」

 

 ウヴァがそう言うと、その女性から生み出されたミイラ…………白ヤミーはその女性の手を食べる。

 その女性が手を抜くと、手自体は無事だったが、ついていた指輪が消えていた。

 

「はぁぁ…………!?一億の指輪が!?ァァァァァ!?」

 

 指輪が消えていた事に慄き、店員達の方に向かう。

 そのヤミーは、展示されていたネックレスを片っ端から取って、取り込んでいく。

 すると、体内でセルメダルが生まれていく。

 ヤミーの体から緑色のオーラが出ると同時に、そのヤミーの姿が変わる。

 カマキリの様な見た目であるカマキリヤミーに。

 

「俺のコアメダルを探せ。取り戻せ!」

「御意」

 

 ウヴァは、カマキリヤミーにそう命じると、カマキリヤミーは同意する。

 外を信吾達が乗った覆面パトカーが走っていると、目の前にカマキリヤミーが現れ、信吾達は急ブレーキをする。

 

「匂うな…………コアメダル…………ヒョウ!」

 

 カマキリヤミーはそう言うと、どこかへと向かう。

 それを見ていた信吾達は。

 

「何だよ…………!?」

「と、とにかく追え!」

「はい!」

 

 突如として現れた、カマキリの化け物に困惑するも、すぐに追跡をする。

 その頃、栄司達は。

 

「何なんだよ…………!?」

 

 栄司はそんな風に呟く。

 すると、右腕が先回りして、栄司の前に現れる。

 

「うわっ!?」

「返せ…………俺の体だ…………!」

 

 栄司が驚くと、その右腕はそんな風に言い、栄司の胸ぐらを掴む。

 すると。

 

「大丈夫!?」

「あなたは一体…………!?」

「何者なの!?」

「お前らには関係ない。早く渡せ。それまでは殺すのを待ってやる」

「ちょ、ちょっ!?ちょっと待って!これはたまたま、美術館で…………」

「ああ、俺が落とした」

「ああ…………そこにいたんだ。奇遇だね」

 

 みらい達が駆けつけて、そんな風に言う。

 だが、その右腕は無視して、栄司にタカ・コアを返す様に要求する。

 栄司とその右腕がそう話をすると。

 

「コアメダル…………渡せ…………!」

「うわっ!?また変なのが!?」

「今度は何!?」

 

 すると、そこにカマキリヤミーが現れる。

 それを見た栄司とみらいがそう言う中、カマキリヤミーは斬撃波を飛ばす。

 その右腕は、その斬撃波から、栄司を守る様に動く。

 周囲の人たちが悲鳴をあげて逃げ出す中、カマキリヤミーは口を開く。

 

「お前…………アンク?」

「手を出すな。これは俺のコアメダルだ!」

「アンクって言うんだ…………」

「渡せ…………!」

 

 カマキリヤミーがそう言うと、その右腕…………アンクはそんな風に言う。

 みらいがそう呟く中、カマキリヤミーはアンクに襲いかかる。

 アンクは、一方的に攻撃を受けていた。

 

「うわぁぁぁぁ!?うっ!?」

「邪魔するな!」

「うわぁぁぁ!?」

 

 アンクが倒れる中、カマキリヤミーはアンクを掴み、近くのデンタルクリニックの看板に放り投げる。

 

「ふっ!」

「うわぁぁぁぁ!?」

「おいおい…………!一方的すぎんだろ!ちょっと待てって!」

「ちょっと!?」

 

 カマキリヤミーは、アンクをテーブルに投げつける。

 それを見ていた栄司がそう言うと、カマキリヤミーへと向かう。

 リコが止めようとしたが。

 

「ふんっ!」

「うわぁぁぁぁ!?」

「栄司さん!」

 

 栄司はカマキリヤミーに掴みかかるが、すぐに投げ飛ばされてしまう。

 

「栄司さん!助けないと!」

「待って!ここでプリキュアになるのはダメ!あの人が避難しないと!」

「何の音?」

「パトカーの音モフ!」

 

 それを見ていたみらいは助けようとするが、魔法使いである事を知られてはいけない為、栄司がいる事で、みらい達は迂闊には動けなくなった。

 すると、覆面パトカーが入ってくる。

 

「あれって…………お兄ちゃんの!?」

 

 みらいがそう言う中、篤が車からカマキリヤミーに銃撃する。

 すると、一発は当たったが、二発目はカマキリヤミーの鎌によって、切断されてしまう。

 

「ハアッ!」

 

 カマキリヤミーは、覆面パトカーに向けて斬撃波を放ち、覆面パトカーは他の車にぶつかる。

 

「お兄ちゃん!」

「ううっ!?うっ…………!うっ!?」

「刑事さん!」

 

 みらいがそう叫ぶ中、信吾は車から出るが、倒れてしまう。

 栄司とみらい達が駆け寄る中、アンクはカマキリヤミーに掴みかかる。

 

「お兄ちゃん!お兄ちゃん!」

「刑事さん!」

「大丈夫!?」

「しっかりして下さい!」

 

 みらい達と栄司は、信吾と篤に駆け寄ると、そんな風に意識を確認する。

 信吾は気絶しており、篤はうめき声を出していた。

 

「皆…………刑事さん達をお願い」

「えっ!?」

 

 それを見ていた栄司は、信吾の拳銃を手に取ると、アンクを掴んでいたカマキリヤミーを銃撃する。

 

「ん?」

「何だか知らないけど、もうやめろって!」

「ちょっと!?」

「何やってるの!?」

「邪魔するな。お前に関係ない」

 

 カマキリヤミーが後ろを向くと、栄司はそう叫ぶ。

 リコとことはがそう言うと、カマキリヤミーはそう言う。

 すると。

 

「ある!あるよ。刑事さんも、そいつも。朝からの長い付き合いだから」

「えっ…………!?」

「こんな時に何を言ってるの!?早く逃げて!」

「やめろ!」

 

 栄司はそんな風に言う。

 みらいもリコがそう言う中、カマキリヤミーは無視して、アンクに攻撃しようとする。

 すると、栄司は発砲する。

 だが、数発撃って、弾切れになってしまった。

 

「うわぁぁぁぁ!!」

 

 栄司は拳銃を捨てると、カマキリヤミーに向かっていく。

 だが、カマキリヤミーにあっさり投げ飛ばされてしまう。

 栄司が倒れる中。

 

「あいつ…………ただのバカだ。使える。いや…………今はこの手しかない!」

 

 アンクはそんな風に言い、栄司の元へと向かう。

 みらい達は。

 

「…………行こう!栄司さんを放っておけない!」「行くモフ!」

「全く…………!」

「行こう!」

 

 みらい達も、栄司の元に向かう。

 栄司はカマキリヤミーに掴まれ、柱にぶつけられる。

 

「うわっ!?うわぁぁぁぁ!?」

「ふっ!」

 

 栄司が吹き飛び、壁にぶつかる瞬間、栄司をアンクが掴む。

 

「アンク。人間を助ける気か?」

 

 カマキリヤミーがそう聞く中、アンクは栄司に話しかける。

 

「お前…………名前は?」

「えっ?火野栄司だけど…………」

「栄司…………お前には感心した。助かる方法を教えてやる」

 

 アンクがそう聞くと、栄司は名乗る。

 それを聞いたアンクは、ある物を取り出す。

 それは、棺の上に置いてあった物だった。

 

「うっ!?それは…………封印の…………!?」

 

 それを見たカマキリヤミーは狼狽える。

 すると、アンクがそれを栄司の腰に当てると、石が剥がれて、本来の姿になり、腰に装着される。

 

「うぉわ!?」

「俺がこの手に握ってきたのはコアメダルだけじゃなくてな。栄司、助かるには奴を倒すしかない」

「奴を…………?」

「メダルを3枚。ここにはめろ。力が手に入る」

 

 栄司が驚くと、アンクは黄色のメダルであるトラ・コア、緑のメダルであるバッタ・コアを取り出して、栄司に渡す。

 すると。

 

「乗せられるな、アンクに!使えば、タダでは済まない!」

「えっ?」

 

 カマキリヤミーは、そんな風に忠告をする。

 栄司がそう言う中、アンクは栄司の顔を掴む。

 

「おい。多少のリスクが何だ。ここで2人とも死ぬよりマシだろ!早くやれ、栄司!変身しろ!」

「よせ!」

 

 アンクはそんな風に言う。

 それを聞いたカマキリヤミーは、栄司を止めようとする。

 それは、みらい達も聞いていた。

 

「変身…………?」

「あのメダルを使って…………?」

「とにかく、私たちも行こう!」

 

 みらい達は、アンクとカマキリヤミーのやり取りを聞いて、そんな風に反応していた。

 すると、栄司は口を開く。

 

「…………ふっ!あちこち行ったけど…………楽して助かる命がないのは、どこも一緒だな!」

 

 栄司はそう言うと、タカ・コアを放り投げて、キャッチする。

 そして、オーズドライバーにそれぞれのコアメダルを装填する。

 タカ・コアとバッタ・コアを装填し、トラ・コアを真ん中に装填すると、斜めになる。

 アンクは、オースキャナーを栄司に渡す。

 

「これを使え」

 

 栄司は、アンクからオースキャナーを受け取ると、待機音が流れる。

 そして、ドライバーにスキャンする。

 

「変身」

 

 栄司がそう言うと、変身を開始する。

 

タカ!トラ!バッタ!

タ・ト・バ!タトバ!タ・ト・バ!

 

 その音声が鳴ると、栄司の姿が変わる。

 頭にタカ、胸にトラ、足にバッタの意匠が入った戦士だった。

 ここに、仮面ライダーオーズが誕生した。

 そして。

 

「「キュアップ・ラパパ!ピンクダイヤ!ミラクル・マジカル・ジュエリーレ!」」

「キュアップ・ラパパ!エメラルド!フェリーチェ・ファンファン・フラワーレ!」

 

 みらいとリコがモフルンと手を繋ぎながらそう叫ぶと、ピンクダイヤのリンクルストーンがモフルンにつき、モフルンのお腹に現れたハートマークからあふれた光が2人を変身させていく。

 そして、ことはもリンクルスマホンにリンクルストーン・エメラルドを装填して、フェリーチェという単語を書くと、変身していく。

 

「ふたりの奇跡!キュアミラクル!」

「ふたりの魔法!キュアマジカル!」

「あまねく生命に祝福を!キュアフェリーチェ!」

「「「魔法つかい!プリキュア!」」」

 

 3人は、プリキュアに変身する。

 プリキュアと仮面ライダー。

 それぞれがヒーローに変身する。

 

「バカな…………!?」

「ああ、期待通りだな。というより、あいつらは誰だ?」

 

 カマキリヤミーが驚く中、アンクはみらい達も見ながらそう言う。

 すると。

 

「何だ…………?今の歌…………タカトラバッタって………これが!?あと、君たちは………!?」

「私たちはプリキュアです!というより、その歌は何なの?」

「歌は気にするな。それはオーズ。どれだけのものかは…………戦ってみれば分かる」

「えっ?」

「キェアアアーっ!」

 

 栄司は、先ほどの歌を気にしていたが、プリキュアに気づく。

 みらいも、先ほどの歌を気にしていたが、アンクにそう言われる。

 すると、カマキリヤミーが襲ってくる。

 

「うわっ!?」

 

 栄司がカマキリヤミーの攻撃を受け止める。

 すると、胸部のオーラングサークルの虎の部分が光ると、トラクローが展開する。

 

「ハァァァァァ!」

「「ハァァァァァ!」」

 

 栄司がトラクローで攻撃すると同時に、みらいとリコも攻撃する。

 カマキリヤミーがセルメダルを出しながら転がる中、今度はオーラングサークルのバッタの部分が光る。

 

「おお…………!なんか、力が体の中に溜まってくる!」

「ううっ…………!」

「ふっ!ハァァァァァ!」

 

 栄司がそう言う中、カマキリヤミーが構えると、栄司はバッタの力でジャンプしてカマキリヤミーに近づき、連続キックを叩き込む。

 カマキリヤミーが怯んだが。

 

「このっ!」

「うわっ!?」

「ハァァァァァ!」

 

 カマキリヤミーは、手に持った鎌で栄司を攻撃する。

 最初のうちは当たっていたが、途中、フェリーチェがバリアを張った。

 

「ふぅ〜…………助かったよ、ありがとう!」

「いえ」

 

 栄司は、ことはにお礼を言う。

 だが、カマキリヤミーの攻撃を受けた影響か、オーラングサークルのトラの部分が不安定になっていた。

 

「栄司!真ん中をこいつに変えろ!」

 

 アンクはそう言うと、黄緑色のメダルであるカマキリ・コアを取り出す。

 そう言って、カマキリ・コアを栄司に渡して、栄司がキャッチすると、カマキリヤミーが攻撃してくる。

 栄司はキックをすると、真ん中をカマキリ・コアに変えて、オースキャナーでスキャンする。

 

タカ!カマキリ!バッタ!

 

 その音声が鳴ると、真ん中がトラからカマキリに変わる。

 すると、カマキリソードを展開する。

 

「ふっ!」

「よしっ!」

「姿が変わった!?」

「今度はカマキリ…………!?」

「凄いモフ!」

「メダルを変えると、変わるんですね………」

「アンク…………!コアメダルを渡せ!」

「ハアッ!」

 

 アンクがそう言い、みらい達がそう言う中、カマキリヤミーがそう言って襲ってくると、栄司はカマキリソードでカマキリヤミーを攻撃する。

 カマキリヤミーが倒れる中、栄司は力を貯める。

 

「ハァァァァァ…………!ハァァァァァ!セイヤーッ!!」

「ぐわぁぁぁぁぁ!?」

 

 栄司はそう叫ぶと、カマキリソードでX字の斬撃をカマキリヤミーに与える。

 すると、カマキリヤミーは吹き飛び、爆発する。

 カマキリヤミーが爆発すると、周囲にセルメダルが散乱する。

 

「メダル…………で、出来てたのか?今の奴…………」

「そうなんですね…………」

 

 栄司は周囲にセルメダルが散乱するのを見て、そんな風に言う。

 それを聞いていたことはがそう言う。

 すると。

 

「それより、さっきの刑事さんを!」

「そうだった!今、救急車を…………!?」

「俺も…………っ!?」

 

 リコがそう言うと、みらいが信吾の元に駆け寄ろうとする。

 栄司も駆け寄ろうとすると、ある光景が目に入る。

 それは、アンクが信吾の右手についていた事だ。

 

「えっ…………!?」

「ちょうどいい体を見つけた」

 

 栄司が困惑する中、アンクはそう言う。

 すると、閉じられていた信吾の目が開く。

 

「…………これで少しは…………マシに動ける」

「えぇぇぇ!?」

「お兄ちゃん!?」

「えっ!?お兄ちゃん!?もしかして、あの子達がプリキュアなの!?」

「あっ!?」

 

 アンクがそう言うと、信吾の姿が変わっていき、髪の毛も変わる。

 栄司が驚いていると、みらいは思わずそう言い、栄司は反応する。

 

「何やってんの!?」

「まあ…………仕方ないよ」

「お前…………!?」

 

 リコがそう反応する中、ことははそう言う。

 栄司がアンクにそう言う頃、鴻上ファウンデーションでは。

 

「ハッピーバースデイ、トゥーユー…………ハッピーバースデイ、トゥーユー…………ハッピーバースデイ、ディア…………オーズ」

 

 鴻上会長がそう言うと、チョコペンで書いたプレートをケーキに飾る。

 そこには、『Happy Birthday OOO』と書かれていた。

 それを見ていた校長は。

 

「…………まさか、オーズと接触するとは。彼女達にも、話をしなきゃいけないね」

 

 そんな風に呟く。

 その頃、栄司とみらい達とアンクが向き合っている中、それを見ていた後藤は、缶のプルタブを開ける。

 すると、その缶はタカの形に変形して、後藤の足元に転がっていた他の缶も変形し、栄司達の元に向かう。

 運命が動き出す。




今回はここまでです。
今回は、魔法つかいプリキュアと仮面ライダーオーズのクロスオーバーです。
魔法つかいプリキュアは、MIRAI DAYSの後の話です。
泉信吾に相当するキャラは、朝日奈みらいの兄というオリジナルの設定で出しました。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
仮面ライダーとのクロスオーバーばかりですが、スーパー戦隊とかの、他のクロスオーバーも書こうかなと考えていまして。
例えば、主人公達以外にもプリキュアが多く登場しているハピネスチャージプリキュアと、ユニバース戦士という形で歴代のスーパー戦隊が登場しているゴジュウジャーだったりと言った感じですね。
あとは、HUGプリとガッチャードで書いたように、ケロロ軍曹とかですね。
リクエストがあれば、活動報告から承っております。

連載するならどれにするか

  • ひろプリとギーツ
  • GOプリとジオウ
  • HUGプリとガッチャード
  • まほプリとオーズ
  • ひろプリとゼンカイジャー
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