ポケットモンスターIF(中章開幕)   作:リアルムート

20 / 36
 次回はエピローグに入りますが作品は続きます


VSジムリーダーチュンリー リベンジマッチ (序章最終回前)

 

 再び始まるジムバトル、ライトもバシャーモもやる気全開

 

「バシャーモ…まさか進化したアルか!?」

 

「チュンリーさん僕らは変われたんだ!!」

 

「バシャッ」

 

 最初に挑んできた時より明らかに雰囲気が違う、何かが吹っ切れたように…

 

「ライト気張れよ!!」

 

「いつの間にかバシャーモになってるのね…」

 

「ん?ユニ!?いつの間にってかどうしてここに!?」

 

 アキラの隣にはいつの間にかしばらく別れていたはずのユニがいた

 

「近くで泊まれそうな所がここが1番近くて、そこでジムを見かけて、もしかしたらと思ったら2人ともいたの」

 

「そういう事か、とはいえまさかこんな所で再開しちまうなんてな…」

 

 思わぬ所で再開した三人しかしライトには見えていない…

 

「どこまで変われたか見物ネ!いくアル!!ゴーリキー」

 

「ゴーリー」

 

 チュンリーはゴーリキーを繰り出してきた、恐らく使用ポケモンは前回と全く同じのようだ。

 

「バシャーモ…やるよ!!」

 

「バシャ」

 

「それではバトル開始!!」

 

 ライトのリベンジマッチが今始まる!!

 

「バシャーモ一気に接近して!!」

 

「ゴーリキーカウンターの体制を取るアル」

 

 バシャーモは超高速で動き一瞬で懐に潜り込んだがゴーリキーも負けることなく、カウンターを準備をし攻撃を待ち構えている。

 

「そのままブレイズキック!!」

 

 ライトとバシャーモはそれでも構わない!!ひのこの代わりに新しく習得したブレイズキックを一瞬にして胸のど真ん中にたたき込み、カウンターの隙を一切与えずに打ち込まれた蹴りの一撃は非常に重たくゴーリキーは膝を着いて倒れた…

 

「ごっゴーリキー戦闘不能」

 

「っっ!?これは見くびり過ぎたアルね…」

 

 わずか二十秒の決着で周りが唖然とする、いくらジムバトル用のポケモンとはいえ、ここまで一瞬でやられるとはジムリーダー担ってから日が浅い彼女自身も思ってもいなかったのだろう…

 

「この子はどうアル?」

 

「カポッ」

 

 次に繰り出したのはカポエラー彼女の手持ちの中でも中々強い実際初戦はかなりの苦戦を強いられていた。

 

「ねこだまし!!」

 

 先に動いたのはカポエラー初手のみ必ず先手を打てるねこだましを使う、技の性質上速く動くのは不可能に近い、威力の低い技の威力を上げる特性テクニシャンにより威力も上がっているがここは受け入れる。

 

「バッ…」

 

「インファイトで一気に攻め込むアル!!」

 

 ねこだましによりバシャーモが怯んだ隙にカポエラー渾身の攻撃インファイトを仕掛けてきた。

 

「今!!バシャーモみきり!!」

 

 だがライトはそれを呼んでいた、ねこだましはみきりで防げるがそうすると次の攻撃主にインファイトなどの強力な攻撃が防ぐ事が出来ないなのでねこだましをあえて受け、インファイトが飛んでくるタイミングを見計らい攻撃を完璧に見切って回避したのだ。

 

「スカイアッパー」

 

 さらに攻撃を見切ったので攻撃のチャンスが生まれる、インファイトの勢いが止まらないカポエラーにそのままアッパーを食らわせた、だがカポエラーはそう簡単には倒れないアッパーが当たるタイミングでジャンプしさらに地面に受け身を取ることでダメージを最小限に抑えていた。

 

「やっぱり手強い…」

 

「シャァ…」

 

 バシャーモも心なしか手ごたえを感じて無さそうに拳を握っている…

 

「ライト、しばらく見てない間にあんなに高度なバトルが出来るようになってるのね……」

 

「いや、つい最近ライトと戦ったがそこまでのレベルじゃなかった、二人の絆でワカシャモがバシャーモに進化してから爆発的に急成長してあれほどの力を手に入れたんだ」

 

 昨日の出来事が二人をここまで変えた、バシャーモワカシャモの時比べて桁違いに強くなっているのをユニもアキラも感じている。

 

「一気にいくよ!!ブレイズキッ_」

 

「ふいうち!!」

 

「しまっ」

 

 カポエラーにふいうちがあるのを忘れていた…攻撃の動作に反応され、一瞬にして突きを食らってしまう、こうかいまひとつのあくタイプの技なので問題ないが問題はここからなぜなら、ふいうちによりカポエラーが接近したことで追撃を放たれる事だ。

 

「みきって!!」

 

 バシャーモは火力と速さに長けているがその分、守りが並以下で純粋な殴り合いには弱い、そのため出来るだけ被弾を抑えたいのでみきりの指示を出す。

 

「甘いアル!!トリプルキック!!」

 

 みきりは確かに強力な防御手段しかし、まもると違って完全な守りでは無いという欠点がある技を見切るにはある程度攻撃を予測す必要がある、ハイドロポンプなどの特殊技は飛んでくる方向を予測し避ける、インファイトなどの物理技は攻撃をいなすもしくは事前に察知し避けるなど様々なパターンがある、今回は特に痛いインファイトを警戒し荒い怒涛の攻めを意識した予測をしていたのだが、ここで放たれたのはインファイトとは違うトリプルキック、荒い攻めとは違い性格に蹴りを三発入れてきた。

 的確に守りの隙間に蹴りを入れてきた、ある程度軽減はしているとはいえテクニシャンの補正もあるので疲弊させるには十分だった。

 

「バシャーモ!!守りを解いてキックを全力のブレイズキックで相殺して!!」

 

 作戦を変更したライトはバシャーモに守りの構えを解かせブレイズキックを指示する、次のトリプルキックがくるというタイミングで今放てる最大威力のブレイズキックでカポエラーのキックを迎え撃った三発に分けるトリプルキックとは違い単純な威力ではブレイズキックが勝り、カポエラーは弾かれ吹き飛ばされた。

 

「今だよ!!…吹き飛ばした先まで追いついてスカイアッパー!!」

 

 バシャーモは持ち前のスピードで全速力で吹き飛ばされたカポエラーの後ろに回り込み、完璧なタイミングで背後からアッパーをクリーンヒットさせたこれはバシャーモにしできない芸当。

 受け身も取れる間もなくバトルフィールドに叩きつけられカポエラーは立ち上がる事は無かった。

 

「カポエラー戦闘不能!!」

 

「よし!!残りはあと一体…」

 

「まさかライト…このままバシャーモだけで突破する気か……」

 

「バシャ!!」

 

 少し苦戦したが、カポエラーを突破する事に成功した、そしてチュンリーの最後のポケモンはもちろん…

 

「チャーレム!!」

 

 最後の切り札はチャーレム、先ほどのカポエラー以上の強敵である、この相手に進化したライトとバシャーモはどう戦うか…

 

「まずはつぼをつくアル!!」

 

 初手はツボをつくで自身の能力を上げる、上がったのは素早さでこれで素早さは今のバシャーモと互角となった。

 

「バシャーモ、距離を詰めながら戦って!!」

 

 安易に距離を取るとつぼをつくでどんどん強化されてしまい最終的に手がつけられない状態と化してしまう、それだけは絶対に避けなければならないので、強化してくる隙を与えないように近距離戦に持ち込み続ける作成だ。

 

「にどげり!!」

 

 バシャーモは予定通り肉弾戦に持ち込み、蹴りを入れようとするが素早さを高めたチャーレムには当たらない…

 

「かみなりパンチネ!!」

 

 チャーレムの反撃で電気を纏ったパンチがバシャーモの腹部を打つ、だがバシャーモは倒れずそのまま留まる。

 

「よしっまだいける!!」

 

 バシャーモもそう簡単には倒れない、絶対に負けられない!!

 そしてこの総壮絶な戦いは更に激しくなる………

 

「かみなりパンチ!!」

 

「ブレイズキック!!」

 

 先ほどまでの攻防戦の立ち回りとは代わり純粋な肉弾戦となっている、お互いに技がクリーンヒットしかなり消耗していたさらに、今の攻撃の追加効果をお互いに受けバシャーモはまひ状態で素早さが下がり、なおかつ行動が縛られるようにチャーレムはやけど状態で攻撃力が下がり、さらにじわじわと消耗するようになっている。

 

 「バシャーモもチャーレムもお互いの長所と言える部分が減少してる…でもバシャーモは連戦をしている状態だから実際はバシャーモがかなり不利…だけどライトはまだ二匹残ってる、バシャーモがやられてもこのままやけどのダメージでじわじわダメージを追わせれば勝てるわ……」

 

 ユニはそう思った、だがアキラは…

 

「いや、それじゃ駄目だ」

 

「えっ………?」

 

「確かにバシャーモがやられても勝てる、だけどライトはあくまでもバシャーモだけで突破する事にこだわってるんだ!!」

 

 そう、ライトとバシャーモは前回の敗北から、変わった事を見せる為にバシャーモ一体でチュンリーのポケモン全てに勝とうとしている。憧れの存在のゼンならたった一体のポケモンで相手のポケモン全てを徹底的ねじ伏せているはず、ならライトも同じ事が出来なければゼンと同じ土俵にすら入ることが!できない!

 

「連戦続きで消耗してきてるネ…ワタシ達も諦めないアルヨ!!」

 

 チュンリーもジムリーダーとしてのプライドがある、師匠が突然失踪し一番弟子の彼女が継いだ為経緯は他のジムリーダーと比べてもレギュラーな部類だ、それから他のジムリーダーや弟子達のサポートもあり継続出来ている、だからこそ圧倒的な壁として立ちはだかる事を彼女は望んでいる………

 

 

「とびひざげり!!」

 

 チャーレムは助走し飛びトドメのキックを確実に入れようとしてきた。

 

「バシャーモみき…あっ!?」

 

 ライトはみきりを指示しようとしたが、まひ状態により痺れて動けない状態になっていたこれでは避けられない………がこの状況を変える唯一の方法を閃いた。

 

「悪いけど、トドメアル!!!!」

 

「避けられないなら今持ってるパワーを全部使って!!スカイアッパー!!!!」

 

「バシャ…バシャァァァァァァ!!!!」

 

 お互いの全力の攻撃がぶつかり合そして倒れたのは…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       バシャーモだ……

 

 

 

 

「バシャーモ戦闘不能!!」

 

 

「…本当によく頑張ったね……」

 

ライトはそう言う一方チャーレムの方は…

 

「チャッ…」

 

 チャーレムはバシャーモを倒せたのは良いが、戦いの末やけどのダメージで限界を迎えて倒れた、バシャーモは倒れたがライトの手持ちは二体残っているつまり…

 

 

「チャーレム戦闘不能!!よって勝者チャレンジャーライト!!」

 

「おっしゃぁ!!よくやった!!!!」

 

「あそこまでの絆、凄いわ…」

 

「相打ちで少し悔しいけど、僕達やったよ!!」

 

「シャッ…」

 

 ライトはバシャーモと握手する形はどうあれ勝利と言うのは変わらない、こうしてリベンジ戦は二人の完全勝利で幕を閉じた。

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。