ライトがシャンシャンシティのジムリーダーチュンリーを突破する事を成し遂げた。
「………凄かったネ……」
この試合はまだジムリーダーの歴が浅い彼女にとっても熱い思いを背負うほどの勝負をしたと感じている。そして自分がジムリーダーとして出せる物を出し尽くした彼女はライトに…
「君達が未来のチャンピオンになれるかもネ、このバッチを授けるアル」
チュンリーはシャンシャンジムのジムバッチ、ナックルバッジをライトに渡した。
「ありがとうございます、バシャーモこれで4つ目のバッジだよ!!」
「バシャ…」
そうこれでバッチは8個4つ目、つまりあと4人のジムリーダーを突破すればコンプリートすることができるのだ!!
「ライト~おめでと~!!!」
「ユニ!?」
ユニが観客石から手を振る、ライトは今までバトルに集中していて気づいていなかったので少し驚いていた。その横にはライトの奮闘を見ていたアキラもいる。
「アキラ勝てたよ!!」
「おう、おまえらならできると信じてたぜ!!」
「…ありがとうだけどアキラにも勝つよ!!」
ライトはバシャーモと目が合うとグータチをし、ボールに戻した。
そして…現在…
「お待たせアルー」
「わーっ」
「良いんですか」
「もちろん、戦いの後の宴アルよ」
「なら遠慮はいらないな!!」
あの後三人はチュンリーの所の中華店でお持てなしをされていた、好きなだけ注目していいと言われたので三人ともとりあえず杏仁豆腐を頼んだ。
「「「いただきます」」」
そうして三人は、それぞれ別れていた間の出来事を語り合うユニは新しい目的の事は話せず終いだったのでミミッキュの出会い話しをしている。
「へぇーそれがミミッキュの出会いか」
「この子すっごく寂しがりやだから、私が面倒見てあげないのって…」
「僕のリグレーもいつか立派になるのが夢だから僕と一緒に感張ってるよ!!」
「盛り上がってるみたいネ」
会話が弾んでいるとチュンリーが空いている席に座る。
「チュンリーさん」
「ワタシはずっとここで修行してて、ジムリーダーになるまであまり他の町には来れてないアル、私も旅の話しを聞かせてネ」
そういいチュンリーも話に加わり、話はより弾む。
「チュンリーさんの前のジムリーダーてったしか…」
「ワタシの師匠にして恩師のゲンロウアル」
シャンシャンジム前のジムリーダーは“マスターナックル“と言われているゲンロウと言う人物でありジムリーダーの中でもかなりの古参である、同時にシャンシャンシティの道場の看板主でもある。
そんな偉大な人物が半年前謎の失踪をしそして、跡継ぎがいなければ看板にも影響があると言うことで、当時一番弟子である彼女が半ば強制という形でジムリーダーとなった。
キングス地方はジムリーダーを務められる人材がそう多くなく、その分本当に信頼されている者だけがジムリーダーになることを許されており一人が抜けてしまうとかなりの痛手になってしまう、それに最近のキングス地方は若い人材に力を入れている傾向にある為このような事にならざる終えなくなってしまったのだ。
「チャーレムはワタシのポケモンじゃなくて師匠のポケモンアル」
「えっ!!」
「そうなんですか!?」
「本当アル、師匠を探していた時このボールを見つけて私が預かろうとしたら、そのままワタシの手持ちに入っちゃったノ」
「ポケモンてっ本当に不思議ね…それにしてもゲンロウさんの事も心配だわ…」
「そうだな、長修行かもしれないしオレも一回でもいいからバトルしたいな…」
「なんでいなくなっちゃったんだろう…」
三人は各々思うと…
「大丈夫アル!!」
チュンリーがそう言うと三人の顔が上がる
「ワタシはまだまだ未熟だけど、ジムリーダーなって成長してるアル!!ワタシは“マスターナックルの継承者“として胸を張るネ!!」
チュンリーはそう意気込んだ、ジムリーダーになってからが彼女にとっての本番かもしれない。
「なんかスッキリしたネ」
((チュンリーさん、もしかしたら自分の師匠を越えたいのかもしれない僕も見習いと…))
ライトもチュンリーの闘志から何かを感じ取っている様子だったすると……
「チュンリーちゃんいる?」
一人の女性の声が響いた
「ん?誰だ?」
「あっフブキ!!」
アキラが誰がきたか疑問に思っていると、チュンリーは知ってるかの反応をし店の入り口にゆくそして。
「へぇーこれが今のトレンドのトレーナーね」
赤いマフラーが特徴のありったけの防寒服を着込んでいるショートヘアーの女性で、チュンリーよりも少しだけ年上の風貌をしている。
「あなたは!?」
「ライトあの人ってもしかして!?」
「えっ…?」
ライトとアキラはその顔を見て気づいたようだが、ユニは知らない様子だった。
「どーもゴッカンジムのジムリーダーをやってるフブキでーす。私寒がりなのでほのおタイプ使ってまーす」
彼女こそ雪山にある町ゴッカンシティのジムリーダーのフブキである。
一見すると彼女はこおりタイプ使いの見た目だが、紛らわしい事に実際はほのおタイプ使いであり実際彼女がこおりタイプの使い手だと思い込んで痛い目をみたトレーナーは少なくない。
「フブキはジムリーダーになったばかりの私に色々教えてくれて、今は友達アル!!」
「二人共チュンリーちゃん勝ったみたいだね」
「はい!!」
「中々強かったけど勝てたぜ!!」
「でしょー私が鍛えてあげてるかいがあって誇らしいよ」
「いつもありがとうアル」
「チュンリーちゃんマーボーリバースマウンテンドウフ食べたくて来たけど、まだ残ってる?」
「はいはーい今作るから待ってネ」
「それってこの店で一番辛いやつじゃ…」
マーボーリバースマウンテンドウフとはこの店一番の辛さを誇っているメニューでキングス地方でもっと辛いマトマの実を大量に使用している禁断の一品。
「私辛いのと熱いの好きだから大丈夫、逆にアイスは直ぐにお腹壊すから駄目だけど」
「好みも最初のイメージと全然違う…」
ユニもフブキと言う人物に少し興味が出てきた。
「あそこは死ぬほど寒いから、挑む時は遭難しないように気をつけなさいね私だったらリザードンいないと下山できないけど」
ゴッカンシティの雪山は季節問わず常に猛吹雪状態、挑む時には防寒服も必要になる。
「あっそうだ、私よりももっと凄い人がもうすぐ来るよ、多分みんな知ってる人」
「えっ?」
「誰なんだ?」
フブキに凄い人が来ると言われ少しだけ気になっている、するとまた店に誰かがやってきて姿を現す。
「やぁキミ達ががライトくんとアキラくんかな?」
「っっ!?」
「おいおい…マジかよ!?」
「ほっホントにあの人なの!?」
その姿と声で一瞬で解ることになる、その人物はライトの憧れの人物でもありこの地方のチャンピオンのゼンであった。
「君達に会えて嬉しいよ」
序章完結、物語は中章へ続く