ポケットモンスターIF(中章開幕)   作:リアルムート

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 ここ最近多忙で少し遅くなりました… 新ライバル登場します。 今はとにかく新作のZAが楽しみです。


開幕!エイコウ杯!!

 

 

 翌日_

 

「すげぇな、こんなバカでかいスタジアムもあるのかよ…」

 

 ライト、アキラ、ユニはボワール主催の大会の会場へ着いており、そこはエイコウシティにある巨大なスタジアムだった。

 

「ここも、ボワールさんが設計をプロデュースしてるって…」

 

 そうこの巨大なスタジアムその名もエイコウスタジアムはボワールの設計の元作られており、外見内装共に完璧な仕上がりで出来ている。

 

「アイツ何者なんだ…」

 

 そもそもエイコウシティ自体、土地は全てボワーるによって買収された事によりセレブの町と化し買収前とは比べものにならないほど立地が良くなっている。

 

「気になって色々調べたけどあの人、キングス地方どころか全世界における財界において超が付くほど大物で権力、資産、ポケモンの強さ、どれを取っても一流の上、彼の権力に逆らえる人物はほとんどおいない…そして彼だけは鎖国中のキングス地方に唯一他の地方と交流を持てる…まだまだあるけど、とにかく凄い人物というのは覚えたほうがいいよ…」

 

 ユニもボワールについて知りたい事は多く、独自でリサーチ済みこれだけの情報があるがまだほんの一握りでしか無い、とにかく凄くて偉い人物と言う事は把握できた。そしていよいよスタジアムに入る中は温度はほどよく設備も最新で衛生面も完璧と誰がどう見ても文句のつけようがないほど完璧であった。 

 

「そろそろね…」

 

 アナウンスがあるまでスタジアム内に待機している、椅子の座り心地が非常に良いモニターには他の地方のチャンピオンの試合の映像が中心に映っており、ダンデやシロナなど彼らの知らないトレーナーが大きく移される。

 

「ダイマックスにテラスタルにZワザ…他の地方にも色々あるんだな」

 

「あのサーナイトボワールさんのサーナイトと全く違う感じがするね」

 

 モニターに惹かれだ時間が過ぎてゆき…

 

「ただいまボワール様の開会式を行います!参加者の皆様はモニターにご注目ください!!」

 

 突然アナウンスが流れモニターがプツリと消えた、どうやらそろそろ本格的に始まるようだ。

 

「皆さんごきげんよう、ワタクシは今大会の主催のボワールです。」

 

 そして画面が切り替わりボワールが登場、紳士のような風貌で立っている。

 

「ワタクシはキングス地方にいる皆様の美しき戦いをご覧になりたくて今大会を開きました。美しき絆に高度な技と技能、ポケモンバトルはいつ見ても素晴らしものです…より多くの人に参加してもらう為、今大会の優勝者には全てのポケモンを捕らえる事が出来る究極のボールマスターボールを差し上げます」

 

 ショーケースで厳重に保管されているマスターボールが画面に運ばれる、これが世界に数十個しか存在しないと言われているマスターボール、Mのマークが洗練されデザインであり本物の証拠だ。

 

「アレがマスターボール…始め実物を見るわ…」

 

「こいつを使えばどんなポケモンでも捕まえられるのか…こりゃぁとんでもない大会になるぜ…」

 

 実物のマスターボールを見て辺りは唖然としている…

 

「さて、これだけ集まれば大いに盛り上がると思いました困った事に参加者が多すぎます…なのでまずはこの素晴らしい大会に出場出来る資格を持っているのか試さして貰いましょう…内容は簡単です出場者は順番にワタクシのエルレイドとサーナイトに挑み、どちらか一方に一撃でも技を食らわせる事が出来れば出場を認めます。ただし貴方達が使えるポケモンは一体のみです、それとワタクシはメガシンカを行いませんし一切指示も出しません彼らの独断に委ねます。それではワタクシは先にスタジアムのコートでお待ちしておりますので皆さまの健闘を祈ります…」

 

 こうしてプツリと画面は切り替わり、スタジアムに待機しているボワールそしてエルレイドとサーナイトが映る。

 

「なぁ俺らの出番結構先だな」

 

「僕も三時間の待機時間になってる…」

 

 ポケモン図鑑の端末に試験の情報がダウンロードされていた、かなりの待ち時間でそれだけ多くのトレーナーが参加している。

 

「この施設自体暇つぶし出来る事が多いから気長に待ちましょ」

 

 幸い室内が図書館や娯楽施設、飲食、ポケモンセンターなども完備されており暇に困る事はない上モニターは今も試験の様子が映されており試験の様子は………

 

「現在30人中0人突破」

 

 やはり並レベルのトレーナーは相手にもならず、どんどん瞬殺されてゆく。

 

「次どうぞ…」

 

「いくぞ!ウィンディほのおのキバ!!」

 

「バウ!!」

 

 一人の挑戦者のウィンディがほのおのキバでエルレイドに飛びかかると。

 

「サーナイ…」

 

「バッ!?」

 

 意識外からサーナイトのサイコキネシスによって壁まで吹き飛ばされ呆気なく戦闘不能に、エルレイドだけでも強敵なのにサーナイトも加わると難易度は跳ね上がり。エルレイドとサーナイトがそれぞれ得意不得意を補うように対応し真に恐ろしいのがこれがトレーナーであるボワールの指示が一切無く完全に自分達で動いている所だ。

 

「エスパータイプは超能力だけじゃなくて他タイプと比べても頭がいいのも特徴ね、人の感情を深く理解したり中には誰も解けなかった超難問も解いちゃう子もいるみたい」

 

「へぇーエスパータイプって賢いのかぁ」

 

「そうなの!一説には人間より脳の容量が…てっ!!」

 

「「!?」」

 

「あっあなた誰!?いきなり!!」

 

 三人の中にしれっと見知らぬ同い年位の少女が混じっておりあまりに唐突で驚いて一歩下がる。

 

「あー悪いアタイはドライヴって言う、アタイもここに参加してるんだ!あんたらもそうだろ?」

 

「ワタシは観戦だけ…参加するのはこの二人…」

 

 彼女はピンク髪で服装かなりイケイケなファッションイメージはギャルに近い、そしてぐいぐい来るタイプだ。

 

「オレはアキラ」

 

「ボクはライトよろしくね」

 

「おーしくよろー共に合格目指そうな!」

 

「ワタシはユニ、バトルは得意じゃないけどポケモンの生態が好きで旅してるわ」

 

「さっきはありがとね、エスパータイプの秘密を教えてくれてアタイバカだから助かったよ!」

 

「不本意だけど私の知識役に立って嬉しい…」

 

 そのまま意気投合し待ち時間は四人でトークをするように。

 

「ドライヴはキンギス王国出身なんだ!!」

 

「そう!アタイもジムめぐりしてるからね!!」

 

 ドライヴはキンギス王国出身あの四天王のツルギと同じであった。

 

「やっぱりジムめぐりは王国の為なのか?」

 

「いいえ!全てはツルギ様の為だもの!アタイはツルギ様より強いチャンピオンを打破することでツルギ様に認めて貰うのが目的だから!!」

 

 どうやら彼女にとってツルギは特別な存在のようだ。

 

「にしてもあれから100人位が挑んだが誰一人突破出来ていないな…」

 

 アキラがふとモニターを見上げると「100人中0人が突破」とあるやはり一筋縄ではいかないようだ…

 

「おっ次はアタイの出番だ!!」

 

 次はドライヴの番

 

「頑張って!」

 

「おうよ!アタイは余裕でクリアしてやる!!」

 

 ライトの応援にも呼びかけその後直ぐにダッシュで向かい到着する。

 

「よっしゃぁいくぞ!!」

 

「おや?あなたですかまぁ良いでしょう存分に力を見せなさい…」

 

 ボワールは彼女を何か知っている様子だが、そのままエルレイドとサーナイトを向かわせる。

 

「相手がおまえらなら遠慮なく暴れられるな!!派手に行こうぜバンギラス!!」

 

「バンギャァァ!!」

 

 ドライヴが繰り出したのはバンギラス、非常に希少が荒く手懐けるのはものすごく難しいポケモンの一体、そして風格からして間違いなくドライヴのエースポケモンであろう。

 

「バンギラス確かにあくタイプを持っててエスパータイプに有利だけど…エルレイドとサーナイトは両方あくタイプに有利なタイプを持ってる上に、エルレイドに至ってはバンギラスにとって致命的なかくとうタイプを持ってる相性が良いように見えて完全に不利…」

 

 ユニの言うとおりバンギラスはいわ・あくタイプ、エルレイドとサーナイトはそれぞれフェアリータイプとかくとうタイプを持っている、エスパータイプの天敵のあくタイプを返り討ちに出来るエルレイドとサーナイトを主力に置いているのもボワールの強みの一つとも言える。

 

「いずれにせよ見物だなアイツは…」

 

 緊迫の雰囲気の中バトルは始まると同時にすなあらしば激しく舞う、これはバンギラスの特性のすなおこし場に出ると自動的に天候をすなあらしに変える。すなあらしとはいわ、はがね、じめんタイプのポケモン以外は体力を消耗するようになりさらに、いわタイプのとくぼうが上がる効果もある。

 

「さーてコンディションも整えたし本格的に攻めようか、ストーンエッジ!!」

 

 バンギラスが地面を揺るがすと巨大な岩の棘が次々と飛び出してゆく、狙いはエルレイド。

 

「エルゥ!!」

 

 しかしエルレイドは地面から飛び出て自分に飛び出した岩がヒットする前に横一文字に岩を切断し攻撃を不発に終わらせた。

 

「やっぱりそう簡単にいかせてくれないよね…」

 

 相性はエルレイドだけでは無いサーナイトもいると背後からムーンフォースが放たれて直撃する。

 

「ガッ!?」

 

 こうかはばつぐんだが思ったほどダメージは通らない。

 

「あれ?全然痛がってない」

 

「あれはバンギラスがとくぼうがものすごく高いからね、それに加えてすなあらしの効果でいわタイプのとくぼうは上がるから実際は、もっと固い一つや二つの弱点じゃビクともしないほど頑丈なのがバンギラスの最大の特徴、だけどその代わりに弱点が多いのが欠点」

 

「弱点を疲れても平気でいられる程のパワーと固さコレがバンギラス…」

 

 ユニの解説でライトもバンギラスの強さを理解し始めた、多少の弱点でも圧倒的なフィジカルで捻じ伏せる事が出来るのがバンギラス最大の長所。

 

「指示無しとは言っても強敵なのは変わらないか…なら手加減は無用本気出すよ!!」

 

 するとドライブは人差し指に指輪のように付いているキーストーンを堂々と見せる。

 

「あっあれは!?」

 

「バンギラス覚悟はいい?メガシンカ!!」

 

 キーストーンとバンギラスナイトが共鳴し光に包まれメガバンギラスが爆誕!岩の体がさらにゴツくなりあらゆる攻撃も寄せ付けない程の強靭な鎧の肉体を手に入れた。

 

「ガアアアァァァァ!!!!」

 

 メガバンギラスは雄叫びを上げ二体を睨む。

 

「じしんだ!!」

 

 メガバンギラスは何度も地ならしをし広範囲を攻撃する、エルレイドは浮かび上がった地面を上手く扱いメガバンギラスへ接近しサーナイトはテレポートで一旦後方へ下がる。

 

 接近したエルレイドは直ぐにせいなるつるぎをメガバンギラスに叩き込もうとする、ドライヴの狙いは…

 

「ストーンエッジ!!」

 

 メガバンギラスは岩を地面に突き上げるだがエルレイドとは全く別の方向で、エルレイドのせいなるつるぎが直撃し吹き飛ばされるだがその間も岩が突き出し狙いは……

 

 

 サーナイトだ!!

 

 テレポートの先を見事予想して狙い撃つ事に成功、サーナイトは受け身を捕るが攻撃を当てると言うクリア条件は満たしていた。

 

「よろしい出場を認めましょう…」

 

「やったぞ!バンギラス!!」

 

「グオッ」

 

 メガシンカが解けたバンギラスをボールに戻す、致命傷となるかくとう技のせいなるつるぎを直撃したのにまだ動ける余裕はあった二人の力は計り知れない…

 

 ようやく出場枠が一人決定した

 

「ドライヴとんでもないヤツだな…よしオレも行くか!!」

 

 アキラの番が来たドライヴのバトルを見てやる気が満ちあふれている様子。

 

「アキラ、ボクも勝つからアキラも絶対勝ってね!」

 

「ファイト!」

 

「さっきあれ程の激戦が見れたからな、コッチも負けられねぇ!!」

 

 ライトとユニのエールを受け、意気込み向かう途中でドライヴとすれ違うが無言ここを突破しなければ話しにならないとお互い感じ、そのまま去りその去り際の背中でお互いの心情を語り合った。

 

「オレらも全力でやるか!!」

 

「その力是非ワタクシに見せて下さい…」

 

 スタジアムにはエルレイドとサーナイトが立っている、すでに戦闘準備は万端。

 

「カメックスいくぞ!!」

 

 アキラも出し惜しみはしない、エースのカメックスを繰り出し早速メガシンカを使いメガカメックスへ姿を変える。

 

「イケ!はどうだん!!」

 

 メガカメックスははどうだんを連発する、はどうだんは相手に当たるまで追尾する特徴を持っているためこのルールにおいて最適な技。

 

「エルゥ!!」

 

 エルレイド避けることなくむしろ正面から突っ込んできた、このままでははどうだんが当たってしまうがサーナイトがそれをカバーサイコキネシスではどうだんを全て打ち消す。

 

「くっならこうそくスピン!!」

 

 アキラは直ぐさま対応しメガカメックスを防御体制に以降する、甲羅に収納し回転することで攻撃を弾くのは得意技だがエルレイドはこうそくスピンの弱点などすでに見切っている。手足を隠せてもその背負っている体の底は全く収納出来ていない、エルレイドが下から突き上げるようにアッパーし打ち上げ、浮かび上がった甲羅の底にある体にサイコカッターを打ち込まれる。

 

「カメッ!?」

 

「なっ!!そんな手もあるのか…」

 

 メガカメックスはまだ立てるしかし、こちらの攻撃が通用しにくいならば別の手を撃つのみ。

 

「みずのはどうを連射だ!!」

 

 アキラはメガカメックスにみずのはどうを連射させる、躱されたみずのはどうは地面に当たり地面が水浸しになる、とにかく乱発し二体を寄せ付けないようにする。

 

「サナッ」

 

 だがサーナイトのムーンフォースを放ち、威力の上がったみずのはどうを打ち消してそのままヒットしてしまった。

 

「……っ!?」

 

 一瞬怯んだのを確認され一気にエルレイドが再び一気に距離を詰めにゆくすると…

 

「チャンスだカメックス!!地面にれいとうビーム!!」

 

  アキラの狙いはこれ、メガカメックスはエルレイドの足元にれいとうビームを放つ、足元はツルツルの床となり一気に距離を詰めたせいでエルレイドは止まれずスリップしてしまうそれでもエルレイドはスライディングによる軌道修正駆使して最大限に押さえた、しかしまだ立ち上がってはいない。

 

「サーナイトを寄せ付けないようにはどうだんを打ちながら、エルレイドにこうそくスピン」

 

 そんな無理難題もアキラと繋がっているメガカメックスならこなせる、手足を甲羅にしまいはどうだんを乱発しながらエルレイドに突撃、サーナイトにケアされないようにはどうだんをいくつかサーナイトに向かわせて邪魔をさせないようにする、ほんの数秒の時間稼ぎだが今の状況において素晴らしい一手でそのままエルレイドに突撃することができた、しかも床の氷を上手く使い滑るように回転することで威力も向上しているだがエルレイドはメガカメックスのこうそくスピンを受け止めて止めようとする。

 

「いっけえええええぇぇぇぇぇぇ!!!!」

 

「ガメエエエエエエェェェェェ!!!!」

 

 アキラとメガカメックスが激しく共鳴そして…

 

「エルッ!?」

 

 エルレイドが抑えきれずに押し負け壁に叩きつけられる、耐えてはいるが攻撃を食らわせるという条件はこれで満たした。

 

「素晴らしい…合格です」

 

 ボワールがアキラの力を認め合格と伝える。

 

「おっしゃあああぁぁぁぁぁぁ!!やったぞおおぉぉぉ!!!!」

 

「カメッ」

 

 カメックスのメガシンカが解けた恐らくギリギリだったのだろう…

 

「カメックスよく頑張った、この調子で高見を目指そうな…」

 

三分後_

 

「おめでとうアキラ!!」

 

「凄かったよあのれいとうビームとこうそくスピン!」

 

「思ってたより強いじゃんなら当たった時は容赦しないからね!」

 

「ありがとな、でもなここからが本番!オレは優勝するぞ!!」

 

 見ていたライト、ユニ、ドライヴと合流、そしてもうすぐライトの番がやってくる。

 

 現在150人中4人が合格

 

「そろそろボクの番か…」

 

「大丈夫ライトなら今まで通りにすればいけるさ」

 

「自分に自信を持ちなさい!!」

 

「うん!分かってる!!そろそろ行ってくるよ」

 

 アキラとユニの応援を受けライトも試験を受けに行く、ドライヴはライトがあのエルレイドとサーナイト相手にどう戦うか興味深く観戦に集中している。

 

((さ~てあの子はどうするかな…当たるかも知れないしリサーチはしっかりしないと))

 

 遂に試験に挑むライト、彼の力を見定めるのはエルレイドとサーナイトそしてその二匹のトレーナーのボワール…いざ彼らの前に立つととかなり圧を感じる。

 

「それではポケモンをお出しください…」

 

「ライトとバシャーモならいける!!」

 

「だけどメガシンカを上手く使えるかが鍵になってくるはず…」

 

 アキラもユニも一番のエースのバシャーモを繰り出すだろうと思っている、ライトが出したのは。

 

「リグレーお願い」

 

「リグゥッ!!」

 

 何とライトが繰り出すのはバシャーモではなく、エルレイド達と同じエスパータイプのリグレーであった、しかしながらライトとリグレーの目は本気果たしてどんな糸があるのか…

 

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