一回戦後
「うーんまだ足りない…もっとバシャーモの力を引き出すには…」
「バシャ…」
ライトはバシャーモの回復が済んだ後、ボールから出しベンチで休憩しながら力を引き出す方法を考えていた。先ほどの試合も自分では十分だと思っているが実際はまだまだ足りないと感じている…
「お隣失礼します」
するとベンチの隣にスサノヲが座りだした、ライトに勝ち二回戦を進出した彼は…
「スサノヲさん…」
「トレーナー同士ですから呼び捨てで構いません…最も私はクセでさん付けしちゃいますが…それにしてもあなたがメガシンカを使えるとは驚きました、みない間に強くなりましたね」
スサノヲからしてもライトが強くなったのは確かである。
「ボワールさんからメガシンカの力を引き出す事を目標で…」
「バシャ…」
「なるほどまだなにかが欠けていると言う事ですね…」
スサノヲはライトの事情を把握出来たメガシンカの力を引き出す、それは並のトレーナーには不可能であり相当な技能が要求される。しかしボワールに挑むならその力を持つのは大前提、ボワールはジムリーダーの中でもかなり強いので苦戦は確実だ、実際指示がなくともポケモンの力だけで大抵の相手を完封も可能なのでどれほど強いか分かる。
「ところでライトさん、少しだけ個人的に聞きたいことがあるのですが」
「はい」
「では単刀直入に言います、キングス地方の伝説のポケモンはご存知ですか」
「………伝説のポケモン確かスイクンやサンダーとかの…」
伝説ポケモン、目視したものは本の一握りで捕獲出来たトレーナーも氷山の一角ほどの珍しい存在だ。
「いるんですよこのキングス地方にも伝説のポケモンが」
どうやらこのキングス地方にも伝説のポケモンが存在しているようで話しを聞く。
「私の手に入れた古本の情報ですと、大昔この地方は五つの王国に別れて国家の統一を欠けて幾度となく争って行きました、そしてこの世界を手に入れるには周囲に火種をばら撒き厄災を与える火の鳥と存在するだけであらゆる生命を脅かす疫病を振り撒く毒の鳥、その二体を従うものがこの世界を統治する王となるそうです」
この地方にはまだ見ぬポケモンが存在する…
「ですがその二体は人々の愚かさに見限り、無差別に暴れ出し厄災と疫病を見境無く世界にばら撒きいつしか邪神ポケモンとして言われてしまい、和平を組んだ五つの王国の戦士とその戦士に使えるポケモンが邪神を封印したそうですね…そのポケモン達は英雄に仕えしポケモン、英雄ポケモンとして現在でも崇められていますが、どうやら現在でも英雄ポケモンが存在していると言うのです…目撃情報によると人型で人間の言葉を発してまるで人間のようだと言われています…」
ライトはその特徴に心覚えが一つだけある
「ボク不思議なポケモンを見たことあります」
「そうですか、どこで見ましたか?」
「リグレーをゲットした所ですドリームシティに行く道の森で…」
あの時確かにその存在はいた、人型でカタコトで人間の言葉を発している不可解なポケモンを…それが邪神ポケモンを封印した英雄の五体の内の一体なのか?
「………………………………失礼しました突然」
「あっはい」
「今の質問は無かった異にしてください…」
「………」
スサノヲは一度この話しを辞めた…
「ところでドライヴさんとアキラさんの対決も、もう始まっている頃ですね」
そう予選の第二試合、アキラとドライヴの対決がそろそろ始まる頃であった。
「少し考えたい事があって後でみるよ」
「シャ…」
「そうですかそれならここに居ては悪いですね、それではありがとうございました」
スサノヲがそういい去っていった…
その後ライトは…
「みんな出て」
バシャーモ以外の手元、カミッチュ、ウデッポウ、リグレー、トゲトックを出す。
「まだボクには足りない物があると思う…でもボクはみんなを信じるよ!」
「バシャ!」
「カミッ!」
「ポウッ!」
「リグレ!」
「トゲッ!」
一度気合いを入れ直す、大会には敗退したがまだ自分が上には及ばないと実感した足りない所はこの先の旅先で補っていく…
((いつか弱みを強みに勝て必ず全員打ち倒す!!))
そう思いライトは立ちあがり観戦に向かうのであった。