ポケットモンスターIF(中章開幕)   作:リアルムート

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いつの間にかもうポケモンも10世代行きそうですね


乱戦とその裏

 

「そこ!ストーンエッジ!!」

 

「バギャアアアン!!」

 

 研ぎ澄まされたバンギラスのストーンエッジがカクレオンを的確に撃った。

 

「カクレオン戦闘不能!」

 

「くっ…休んでくれ…」

 

 試合展開を遡るとドライヴが初手からバンギラスを繰り出し、アキラはカクレオンで対抗するも敗れてしまう、残すは一匹というところ…

 

「頼んだぜカメックス!!」

 

「カメェ!!」

 

 最後はカメックスやはり彼女には最高の力で挑まないと勝てない。

 

「いくぞ!メガシンカ!!」

 

「そっちがその気なら、手加減しないよ!」

 

 両者メガシンカを使用し互いの本気がぶつかり合う!

 

「……ごめんちょっと遅くなった」

 

 ライトも遅れて観戦席についた。

 

「アキラが押されてて結構ピンチかも…」

 

 ドライヴはまだ手持ちを温存している中全力を出しており状況は劣勢だ。

 

「それでもアキラなら…」

 

 できる事は友の勝利を祈ること

 

「バンギラス、かみくだく」

 

「こうそくスピンで弾け!!」

 

 アキラもうまい事対応できている、メガバンギラスの牙を甲羅のこうそく回転で弾き返す事に成功している。

 

「みずのはどうだ!!」

 

返しのみずのはどうでメガバンギラスの弱点をついて確実にダメージを与える。

 

「そんな攻撃じゃ倒せないよ!」

 

 だが少し怯む程度純粋な実力の差が響いてしまっている、メガバンギラスはじしんを使い周囲を牽制し立て直す。

 

「やっぱりそう簡単にはいかないな…」

 

「当然でしょ!」

 

 相性でどうにかなる相手ではないのは理解している、何か別の手を考えるも隙を見せていい相手でもない。

 

「ほらほら!よそ見は厳禁だよ!!」

 

 案の定メガバンギラスがストーンエッジを飛ばす、猶予はあったため躱せるが判断力を奪うにはちょうど良い妨害だ。

 

「こうなりゃ真正面からだ!!」

 

 メガカメックスはアキラの考えを理解すると一直線に突撃しぶつかろうとしてきた。

 

「さぁこい!バンギラス力の差を見せな!!」

 

ドライヴも乗り気むしろ受け止めるように意気込む…

 

「いけぇ!!」

 

 メガカメックスはそのまま突撃しタックルをするが受け止められる、しかしアキラの狙いは別にある。

 

「至近距離ではどうだんを打ち込めぇ!!」

 

「!?これは不味い…バンギラス振りほどけ!」

 

 メガカメックスが突撃前から砲弾からエネルギーをため、ぶつかり合う時に一気に発射して一発逆転を狙う算段だった。ドライヴもかくとう技のはどうだんだけは避けたいが為に振りほどくよう命じるが振りほどかれないように力を入れられて気づいた時には遅く。

 

「カメエエエエェェェェェ!!!!」

 

 三つの砲弾からはどうだんが至近距離で放たれる!!

 

「よっし!!」

 

「やるね…すなあらしの守りも消えかかってるここは一度引いて…」

 

 するとドライヴがメガバンギラスを引っ込める、押し切れなかったが今までで一番のダメージを与えられており、特性によるすなあらしも切れる頃で一度引くという決断をした。

 

「代わりに頼むよ!!」

 

「ギルガッ!!」

 

 ドライヴの二匹目のポケモンはギルガルド、あの四天王最強と名高いツルギのエースのポケモンで彼に憧れて彼女もこのポケモンを育てたのだろう…

 

「ギルガルドか…」

 

 アキラは前にツルギの戦いを見ているので、ギルガルドの戦い方は把握している。

 

「カメックス構えるぞ!」

 

「準備はいい?ギルガルドシャドークロー!」

 

 ギルガルドが攻撃特化のブレードフォームとなり先手を取り影の刃で斬りかかる、体が大きいメガカメックスだと攻撃が当たりやすく底を突いてくるが厄介だ。

 

「みずのはどうだ!」

 

「キングシールドで身を守れ」

 

 今度は防御特化のシールドフォームとなりキングシールドで完全に防がれる、攻守共に隙が無く状況に合わせて二つに特化した能力戦える、まさに完璧な性能を持つポケモンだ。

 

「なられいとうビームだ!」

 

 今度はれいとうビームを砲台から放つ、効果自体は低いが目的は別にある。

 

((…なるほど))

 

 ドライヴも察しが付く、攻撃と同時に床を凍らせ素早く行動出来るようにしギルガルドの特性「バトルスイッチ」のつなぎ目を凍結させフォームチェンジを封じるのが目的でやはりそれを狙ってきた。

 

「床を凍らせながらギルガルドに当てろ!」

 

 地面を凍結させそのままれいとうビームを当てに行く、ここまではドライヴの予想通り

 

「かげうちで後ろに回り込みな!」

 

 れいとうビームが向かってゆくと同時にギルガルドが影を渡って瞬間移動し、メガカメックスの後ろを見事に取った。

 

「シャドークロー!!」

 

 メガカメックスが振り向いた瞬間に渾身のシャドークローを放つ、いくらタフなメガカメックスでもダメージの蓄積と合わされば一溜まりも無い。

 

 「みずのはどうだ!!」

 

 だがアキラ側もただではやられない、ギルガルドがシャドークローを使うと同時にみずのはどうを一斉に放ち同士討ちとなり激しい技が発動しお互い直撃倒れたのは…

 

「ギッギギ…」

 

「ギルガルド戦闘不能!!」

 

 ドライヴのギルガルドを打ち倒せた

 

「よっし!」

 

「カメェ!!」

 

「バンギラスまた頼むよ!!」

 

「バンギャァ!!」

 

 ドライヴは再度メガバンギラスを繰り出すこれにより特性「すなおこし」が再び発動、すなあらしが再び拭いた。

 

「ギルガルドはもう自分に役目を全うしてくれたよ、バンギラスが万全の状態になれて戦えるしそっちのカメックスは消耗してるアタイらに勝つのは厳しいんじゃない?」

 

「いいやここで押し切るさ!必ず勝手にチャンピオンになる一歩を掴んでやる!!」

 

「…この劣勢の状況でも勝つ気でいられるか…案外嫌いじゃないかも、いいよとことん追い詰めてあげる!」

 

 互いにヒートアップしいよいよクライマックスへ突入する!!

 

「カメックス!この一撃に全て賭けるぞ!!最大威力のはどうだんを放て!!」

 

「バンギラス!こっちもフルパワーのストーンエッジで迎え撃つよ!!」

 

 最後は一騎打ちで決着を付ける、お互いの本当の全力を出し尽くした技が今ぶつかる…………………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「素晴らしい…やはり人とポケモンの絆と言うのはいつ見ても素晴らしい物です…」

 

 それを裏で眺めるのが主催者であるボワール、彼がこの大会を開いた目的は不明。

 

「あなたもそう思いますね?」

 

「………」

 

「せっかく迎え入れて上げようと思ったのにこの態度ですか、まぁ元仲間なので仕方ないですねイザナギさん…革命家ではいかがお過ごしで?」

 

この部屋には革命家の幹部であるイザナギがいた、ソファに座り込み無言で見ている。

 

「革命家は素晴らしいよ私の全てが叶う、お前といるよりずっと居心地がいいね」

 

「そうですかアナタとなら最強のポケモントレーナーが作れたはずですが残念です…」

 

「お前は自分の事しか考えていない、私は最強のポケモンを作るのが野望その野望にお前は不要だ」

 

「確かにワタクシの目的は人類を進化させる、そのための一歩として誰にも超える事ができない強さを持つ最強のポケモントレーナーを作り上げる事ですから、ポケモンは悪魔でも目的の為の踏み台に過ぎません…」

 

 イザナギは最強のポケモンを作る事ボワールは最強のポケモントレーナーを作る事、二人の目的は似てるようで異なっていたかつては協力していたが現在は…

 

「所でゼンさんは素晴らしいですね、ワタクシの最強のポケモントレーナーの人物像の完成形に限りなく近く彼なら他の地方のチャンピオンを圧倒できるはずですが…今この地方は貴方達革命家の性で鎖国状態でそれは不可能、ワタクシ的には速めに壊滅して欲しい物です…」

 

「お前程の地位と権力があれば各地方チャンピオンを連れて我々を追い詰める事くらい可能なはずだ、本当は我々革命家すら利用する気だな主にライトと言う少年の成長の糧に使う気なのは読めてるよ」

 

「どうでしょうかね、まぁ精々目的を達成できるように頑張ってください…」

 

「やはりお前は気に食わんいけ!」

 

「ボウ!!」

 

 するとイザナギが二本の青い炎の剣を持つポケモン、ソウブレイズを繰り出しボワールに斬りかかる。

 

「相変わらず手荒いですね…」

 

「ボォウ…」

 

 だが突然屈強な鎧を身につけているポケモン、グレンアルマが出てきてボワールを守りソウブレイズの攻撃を完全にガードする。

 

「さてとワタクシ腐ってもジムリーダーなので、実力行使されるなら容赦しませんよ」

 

「元々お前をここで潰しマスターボールを強奪するのが目的、私の遺伝子改造手術によって強化された被検体の力を思い知れ!!」

 

 乱戦の裏では別の乱戦が繰り広げられた…

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