寝台特急サンライズ「出雲」松江・出雲夏休み殺人旅行 作:新庄雄太郎
「はぁー、おはよう梨子ちゃんよく眠れた。」
「うん、何とね。」
と、梨子は南に言った。
「もうすぐ、松江に着くよ。」
「そうね。」
「善子もホームで待っているからな。」
「うん。」
9時31分、南と梨子が乗った夜行列車「サンライズ出雲」は定刻通りに、松江に到着した。
「あっ、達仁にリリー。」
「おう、善子も松江に来ていたのか。」
「善子じゃなくて、ヨハネ!。」
「松江に来たから、松江城へ行こうか。」
「うん。」
そう言って、南と善子と梨子は松江城へ向かった。
「うわー、湖が見えるわ。」
「うん、本当だわ。」
「ああ、あれが宍道湖だよ。」
「本当だわ。」
「あっ、そう言えば花丸ちゃんは。」
「もう、ずら丸ならとっくに松江に来ていたわ。」
「えっ、善子と花丸は松江に来ていたのか。」
「そうよ。」
「じゃあ、新幹線と特急に乗り次いで来ていたのね。」
「うん。」
そして、南と梨子は八重垣神社へ向かった。
「へぇー、15分以内に髪を沈めば早く恋が実るんだ。」
「うん、結構有名なんだ。」
早速、梨子はやってみた。
「行こうか。」
「ああ、そうだな。」
と、そう言って南と梨子は八重垣神社を後にして次の名所を回ることにした。
一方、善子と花丸は搦手乃虎口公園へ向かっていた。
「フフフ。」
「ずら丸ったら。」
「ん。」
「どうしたのよ、ずら丸。」
「ねぇ、この男の人死んでるわ。」
「えっ、本当なの。」
「うん、何か怖いずら。」
「えっ。」
そして、善子と花丸は悲鳴を上げた。
キャーッ!
一方、南と梨子は搦手乃虎口公園へ向かって行く途中で島根県警のパトカーがサイレンを鳴らして現場へ向かっていた。
「あっ、パトカーだ。」
「何かあったのかしら。」
「行って見ようか。」
「うん。」
搦手乃虎口公園
「大窪さんです、間違いありません。」
「やはり、そうですか。」
そこへ、南と梨子がやって来た。
「善子、花丸ちゃん何があったの?。」
「大変だよ、公園を歩いていたら人が死んでいたんです。」
「ほう、なるほどね。」
「恐らく、凶器は阪奈―などの鈍器で殴られて殺害したと考えられますね。」
「あのー、あなたは。」
「申し遅れていました、私は鉄道公安隊の南と言います。」
「そうですか、私は島根県警松江署の広瀬です。」
「それで、被害者の身元は。」
と、南は広瀬刑事に言った。
「はい、被害者は東京在住資産家の大窪 康弘さんと分かりました。」
「そうか、やはり犯行時刻は10時15分頃と見て間違いないでしょう。」
「ええ、恐らく犯人はもみ合った後に殴り殺したと考えられますね。」
「ああ。」
「それも、考えらるわ。」
と、梨子は言った。
そして、我々は松江を観光した後は玉造温泉へ向かった。