寝台特急サンライズ「出雲」松江・出雲夏休み殺人旅行 作:新庄雄太郎
そして、玉造温泉で泊まった翌日南と善子と花丸と梨子は出雲へ向かった。
出雲大社(いずもたいしゃ / いずもおおやしろ)は、島根県出雲市大社町杵築東にある神社。祭神は大国主大神。式内社(名神大)、出雲国一宮で旧社格は官幣大社。神社本庁の別表神社。宗教法人出雲大社教の宗祠。明治維新に伴う近代社格制度下において唯一「大社」を名乗る神社であった。
「へぇー、ここが出雲大社だね。」
「そうよ。」
「ヨハネは、ここでお参りしていくわ。」
「そして、なんといっても出雲そば。」
と、梨子は言った。
「そうだな。」
そう言って、出雲大社を観光した後に事件が起きた。
島根県警のパトカーがサイレンを鳴らして、現場へ向かっていた。
「あっ、パトカーだわ。」
「何かあったのかしら。」
「ちょっと、行ってみようか。」
「ええ。」
そう言って、猪目洞窟へ向かった。
「あっ、あの男は。」
「駄目だよ、部外者は。」
「どうも、私は鉄道公安隊のものです。」
と、南は手帳を見せた。
「そうですか、私は出雲署の山根です。」
「同じく古村です。」
「やはり、死因はナイフによる出血死か。」
「ええ、恐らくな。」
「やはり、松江で起きた事件と同じ手口ですね。」
と、南は言った。
「えっ、それはどう言う事なんですか。」
「はい、実は松江でも殺人が起きましてね。」
「えっ、松江でもか。」
「はい。」
「ほう、という事は松江で起きた殺人も関係しているのか。」
山根刑事は、南に言った。
「はい、それでその被害者の身元は?。」
「ええ、被害者の免許証から東京在住の糸村 慧さん24歳です。」
「それで、死因は?。」
「恐らく死因は、ナイフによる出血死でしょ。」
「ナイフによる出血死か。」
翌日、高山と小海と松本と梶山と菅原は新幹線「ひかり」と特急「やくも」に乗り継いで出雲へやって来た。
「南主任、大変でしたね。」
「ああ、とんだお盆休みになったな。」
「ええ。」
南と高山たちは所轄の出雲署へ向かった。
「慧さんどうして、こんな事に。」
「じゃああなたは松江と出雲へ行っていたんですか。」
「はい、婚約旅行で山陰へ行っていたんです。」
「ほう、なるほどね。」
「あっ、達仁さん。」
「どうした、善子。」
「この女性は松江と玉造で一緒だったわよ。」
「それは本当なのか、善子ちゃん。」
「うん。」
「ええ、その人も松江城と玉造温泉で一緒だったから覚えているわ。」
と、梨子は言った。
「ええ、一緒だったわよ。」
「うん、間違いないずら。」
と、花丸も言った。
そして、犯人が使った列車トリックと犯行の動機は?
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