読者と作者の脳を破壊するブルーアーカイブ恋愛集 作:カンキツ蜜柑
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この日、先生のモモトークにアツコからメールが届いた。
『サッちゃんのデート見に行くけど行く?』
サオリがデート……?
デート!?
初めての出来事に私に衝撃が走る。
色恋に興味はなさそうなサオリについに春が来たか……と感心もあり……
『"行きます。見ます。見守らせてください"』
二つ返事で私はサオリのデートも見守りに行った。
……これはサオリを先生として遠目からサポートするため……決して興味があったわけじゃない……ナイヨ、ウン……
デート当日。
「あっ、先生。こっちこっち」
アツコが私を見つけ、手招きをする。
「おはよう、アツコ」
「あっ、最後の一人って先生のことだったんですね」
「先生までついてくるの……さすがにこんな大人数じゃバレない?」
「ヒヨリとミサキもおはよう」
「おはようございますぅ」
「……おはよう」
挨拶を済ませ、サオリがデートの待ち合わせ場所にそろそろ現れるのだという。
その待ち合わせ場所には一人の男子生徒がいた。
「"彼は……"」
私には見覚えがあった。
以前、ベアトリーチェと対峙した時にベアトリーチェの趣味……いや、私兵として近くに置いていた男子生徒4人の部隊「NAMELESS」うちの1人……その中の隊長。
「"ナイト……だよね?"」
「うん。サっちゃんはまだ来てないけどきっとそう」
暫くして、サオリが登場。
「待たせてしまってすまない」
「いや、私が早すぎただけ、まだ三十分も前。十分早い……少し早いが行こうか……」
「……ああ」
そう言って二人は移動し始める。
「先生、なんか2人が並んでると絵面凄いね」
「……そうだね」
167cmあるサオリと185cmのナイト。はたからみれば高身長カップル。それに、二人の大人然とした雰囲気が合わさるともはや長年過ごした夫婦のようにも見える。
「あっサっちゃん「リーダー」が移動したよ「ぞ!」」
茂みに隠れて、二人を見ていた先生とアリスク。隣の茂みから出てきたNAMELESSの1人、ルークが飛び出してきて目が合う。
「「……えっ」」
アツコとルーク、2人の声が重なる。
「貴女達もですか……やはり、考えることは同じ……という訳ですね」
「ねぇ、ビショップ!リーダーデートするの?リアルデート?うわー、楽しみ!」
メガネの高身長の男子生徒ビショップと4人の中では唯一の低身長の少女漫画を携えた男子生徒ポーンがあとから来る。
こうして、アリウススクワッドとNAMELESSと先生の7人という大所帯での『デート見守り大作戦』が始まった。
「最初は……本屋?二人ってなんか読んでたっけか?」
ルークが言う。
「……ゼク◯ィ……」
「!!!!」
ヒヨリの一言にポーンが反応する。
「ま、まさかっ、学生のうちから結婚を視野に……!?新婚生活のために二人でゼク◯ィを!!!」
「二人とも、声量を下げてください!見つかってしまいますよ」
「ごめぇ〜ん」
「うわ〜ん」
暫くして、二人は本屋から出ていく。
「遠いから喋ってる内容までは見えないけど……二……いや、三冊は買ってるね」
「うわぁ〜ん!リーダーが、結婚してしまいますぅ!私たちも先生にもらってもらうしかありません!」
「チクショウ!リーダーだけ青春しやがって!こっちぁ、あのババァにしか好かれとらんのやぞ!羨まじぃ〜〜」
「"……"」
もはや、薄さすぎて周りからの注目を集めつつある。
「はぁ……うるさいのが多いと碌なことがない」
溜息をつくミサキ、こっちのうるささに構わず二人を興味津々で見つめるアツコ、ポーン。
駄目だこりゃと言った感じで肩を下ろすビジョップ。
「"と、取り敢えず、二人についていこうか……"」
なんだか、小学生の遠足の引率みたいだなと思う先生。
次にサオリたちが向かったのは、おもちゃ屋さん。
「何でだろう?」
アツコの言葉に一同同じ気持ちになる。
出てきたときには、1つの熊のぬいぐるみを持って出てきた。
「あれを買ったのか?」
「サっちゃん、ああいうの好きだったっけ……?」
「……あっ」
そこで何かに気がついた様子のミサキ。
「"……そういうことか"」
先生は全てを理解した。
「どういうことですか?先生」
「"ビジョップ、さっき買った本なんだと思う?"」
「表紙を確認できていないので、わかりませんが?」
「"じゃあ、1つ、考察してみよう。あの本、熊のぬいぐるみ。それが、誰かへの贈り物だとしたら?"」
「……!そういうことですか!?先生」
「"……かも。まだ推測の域に過ぎないけれど、でも、二人がデートしているのは紛れもない事実だよ"」
「なるほど……もしその推測があたっているとしたら……なんとも私たちは……」
サオリとナイトのデートは続く。
大型ショッピングモール。花屋に入っていった。
1日の尾行が終わる。
「……特に何もなかったね」
「……そうですね」
ルークとヒヨリは安心したような、何処か物足りなさそうな感じで言う。
「楽しかったね、先生。結局何も起こらなかったけど、二人とも楽しく買い物してただけ……あの内容だと、私たちは考えすぎだったってことかな?」
「"そうかもね。二人のあの感じだと"」
「はぁ、疲れた」
「全く、とんだ杞憂です」
「……でも、楽しかった。アリウスに……ベアトリーチェに支配されていた頃と比べればこんな日があることが嬉しい……」
ポーンの言葉に私は思い出す。
あの日のベアトリーチェとの死闘を。
話に聞く、アリウススクワッドやNAMELESSの子達の過去。
子供を食い物にする大人。その子供に本来与えるべき何気ない日々。
それを今、この子たちが送れていることを知れていることが私は嬉しい。
結局、あの二人のデートは『互いの仲間に贈るプレゼントを考えながら買いに行くだけ』だったようで、その後、プレゼントをもらった皆は、恥ずかしい気持ちや嬉しい気持ち、申し訳ない気持ちなど様々だった。
因みに、サオリが贈ったものは、アツコには花の手入れの道具と種を、ミサキには熊のぬいぐるみを、ヒヨリには雑誌を。ナイトは、ビジョップには参考書を、ルークには野球のグローブとバットをポーンには欲しがっていた少女漫画の最新刊とサオリと決めた(特に知識を持っているわけではない)漫画を贈ったそうだ。
このブルアカの世界線のユーザーからはベアトリーチェは『ショタコン』やら『この4人で大体のベアトリーチェの性癖わかる』やら『性犯罪者』と呼ばれることとなる。
この世界線、実装されてるのはナイトとポーンだけで
それぞれメモロビでは
『ベアトリーチェ戦で壊した((ベアトリーチェの)頭に愛銃のスナイパーライフルを(物理的に)叩きつけた)ので、ガンショップで先生に選んでもらう場面』
『男先生なら野郎二人で、女先生なら完全にデートとなる「少女漫画を2人で選んでいる場面」』
となっている。
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