【第四章 完結】異世界かぞく! ~人妻と不倫(こい)するNTR冒険譚~ 作:北条 ゆう(いすわーる)
よろしくお願いします。
《プロローグ:悪役貴公子》
彼は、
『エレアノール様はとても物知りですね。勉強になります』
エレアノールはアルフレッドの母であり、王妃。彼女は五二歳という年齢にもかかわらず、その
銀髪は
『いいえ駆。わたくしこそ、楽しい時間を過ごせましたわ。とても聞き上手だから。ありがとう、貴方はわたくしにとって理想の生徒です』
駆は大魔王討伐を目指す傭兵団の魔法使いであった。団長の息子でもある。彼は二二歳の青年で、黒髪に茶色の眼を持ち、顔立ちは整っていた。
その
そんな彼に、女性たちは様々な感情を抱いた。ある者は、彼を
「(母上、一体何を考えておいでなのです……)」
駆は、アルフレッドの母親であるエレアノールに対して、敬意や親愛の情を超えた感情を持っているのではないか。
エレアノールもまた、駆に対して、母性本能を超えた愛情を抱いているのではないか。
「(そんなことがあってはならない! それは、倫理に反しているだけでなく、公になれば王家の
アルフレッドは、そんなことを考えながら、エレアノールの部屋に近づいていた。彼は、エレアノールが駆と密会している可能性があると思っていた。
彼は部屋の前までくると立ち止まり、
中から聞こえてきたのは、甘い声と
「はぁはぁ……駆……わたくし、あなたが好きよ……」
「エレアノール様……ふぅ……僕も……んぁ……あなたが好きです……」
アルフレッドは、激しい嫉妬と怒りを覚えた。ドアを
しかし、彼はその場で感情を爆発させることはしなかった。彼は冷静に考えた。
「(今ここで
もっと
「(そう……少なくとも、表面上は)」
アルフレッドは、扉から離れた。彼は、深呼吸して怒りを
彼の髪は茶色、瞳は緑色。顔立ちは特別
アルフレッドは王国の後継者たる二六歳の青年王太子として、しかるべき自制心を身に着けていた。彼は、自室へと帰っていった。
・あとがき
初めまして。あるいはお久しぶりです。作者の北条 ゆうと言うものです。
今回は転移後ファンタジー世界のお話でしたが、次回は転移前の現実世界でのお話になります。よろしくお願いいたします。
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それでは、またお会い出来ることを願って。