緋の目をした者 第十五弾
あと、もう少し…
短い滑走路を着陸するためには減速が必要となるしかし、600便は悠々と東京上空を飛んでいた。
まぁとりあえず今は俺が飛ばしているわけなんだが…
「鍵この機は東京タワーより高く飛んでいる。 くれぐれもぶつけないでくれよ」
「うるせぇ、こんな所で死んでたまるか!!」
などと緊張感の無い話をする俺たち…
車輪を出しキンジに操縦を明け渡した。
頼むぜ。キンジのヒステリアモードと緋の目だったら絶対にできるからな…
だが、キンジは冷や汗をかいていた
やっぱり緊張するな、さっきまで俺も楽しんでたけど、今はちょっときついな
その理由は、着陸すべき場所は闇に包まれている。
形すら見えない、こんなんで着陸するのはほとんど自殺行為と変わらない
「キンジ大丈夫あんたならできる。 できなきゃいけないのよ! 武偵をやめたいなら武偵のまま、死んだら負けよ。 あたしだって、まだママを助けてない」
まだ、俺も死ねないんだキンジ
「そうだぜ、キンジ。こんな場所で死んだら俺はやる事を成せずに終わっちまうんだからな」
「そうよ! こんな所で死ぬわけがないわ」
その時、ベイブリッジの手前にある空き地島に光が見え始めた。
『キンジ見えてるか馬鹿野郎!』
「武藤!?」
『お前が死ぬとしらゆ・・・いや、泣く人がいるからよぉ! 俺ロジで一番でかいモーターボートぱくっちまったんだぞ! アムドのマグライトも! みんなで無許可で持ち出してきたんだ! 後で全員分の反省文をお前らで書け!』
確かにここでキンジが死んだらなんか白雪さんにぶっ殺されそう…と思ってきたらその会話に続けて通信に次々と割り込みがあった。
『キンジ!』 『鍵先輩!』『機体が見えてるぞ!』『後少しだ!』
?…まさかバスジャックの時の奴らか…ハハ武偵憲章一条仲間を信じ仲間を助けよ…か
誘導灯を作ってくれたことに感謝しながら俺達は600便は強行着陸を断行した。
強い衝撃が機体を襲い、メガフロートを滑っていく。
「止まれ止まれ!止まれ!」
アリアのアニメ声で言う
だが、この様子なら絶対に止まる
キンジの操作を受けて機体がカーブする。
すると目前に迫った風力発電の風車に機体が突っ込んだ。
ドオオン
とすさまじい衝撃に上下に俺は衝撃体制をとっていたが残りの二人は少し気を失ったようだ…
ちょっとしてとなりを見てみる
するとキンジの上に覆い被さるようにアリアが気絶していた、俺と操縦席を交代したせいで何処かにぶつけて気絶してさらにはスカートがめくれそしてキンジに覆い被さつまたようだ
ここで俺がとる行動は三つ
一、写真をとり今後キンジを扱えるようにする
二、キンジが可哀想なのでスカートを直して放置する
三、クソぉ!!なんでお前だけ美味しいとこどりなんだよ!!と言う事で気絶したふり
ふむ…ここは1を選ぶか…
携帯をだし写真をとる
それが終わるとキンジは気がつきスカートをゆっくり直しなんとか九死に一生を得たようだ(笑)
これにて今回の事件解決ってね
そしていい気分で終わろうとしたらある事を思い出した。
そういえば銃どうしよ…