緋弾のアリア~緋の目をした者~   作:徳元

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第十六第

緋の目をした者 第十六弾

 

ハイジャック事件も終わった後、俺はバスジャックの時にアリアの治療をしてくれたポニーテールの後輩の面倒になっていた

「先輩って事あるごとに怪我しますね、しかも前の怪我が完治していないのに」

「男はどうしても我慢しなくちゃいけない時がある」

「かっこいい…」

結構冗談で言ったのに何故か好感触…

「それでも、これ以上無茶すると流石に武偵として再起不能になっちゃいますよ」

「まぁ、体が壊れない程度に頑張るよ」

などと他愛ない話をしていた

 

 

 

それから数日後

 

 

 

俺はアムドにて新しい銃を注文して、さらに平賀さんに綱糸のメンテナンスを頼み寮の前まで来ていた

「やる事ねぇ〜、しかも今回武偵弾を使っちまったし金がねぇ。あ、携帯忘れてきた」

しまったなぁ、携帯忘れたなぁ〜

まぁゆっくりと家に帰るとするかな〜

「あ!けんけん」

「お、氷姫宮」

「あれ?けんけんはゆっくりしてるね?」

「?どういう事だ??」

「さっきキンジは走ってたけど、きっとアリア関係かなって思ったんだけど」

!?なんか嫌な予感がする

「ありがとうよ、氷姫宮!!今度なんかおごる」

「うん、ステーキね」

思ったより高かった…

 

急いで家に帰り携帯を開く、すると携帯にはメールが入っていた

 

 

『題名 ありがとう

 

  本当は直接あって言いたかったんだけどあんた・・・ううん、鍵は電話通じなかったからメールする。 あたしね・・・イギリスに帰ることにしたの。

パートナーを探しにね。 本当は鍵やキンジならよかったんだけど・・・鍵、あなたと理子の戦い乗客が映像とってたの知ってた? あたしを一度は倒した理子相手に互角以上の戦いをした鍵がいなければあたしやキンジは死んでたかもしれない。

ありがとう。

もし、パートナーになってくれる気があるなら・・・

また、会いに来て。

その時は、もう奴隷なんて呼ばない。

だから・・・』

 

と書いてあった。

……っ‼‼

俺の馬鹿!!そしてあのアホ!!勝手にさよならバイバイしてんじゃねぇよ!!

確かにお前のパートナーは俺よりもキンジの方が向いている。けどな、悲しんでる女を無視していけるわけねぇだろうが!!

 

俺は知らない間に緋の目になっていた。急いで外に出て見るすると一機のヘリコプターが女子寮の屋上にう止まろうとしていた。

俺は走った、かなりの勢いで、多分緋の目だったからいつもよりも早かったのだろう屋上の扉に手をかけるキンジを見つけた

「待てや!!キンジー‼」

「!?鍵来たのか!!」

「その言葉そっくりそのまま返すぜ」

そして屋上に入ってすぐに二人して叫ぶ

 

「「アリアぁあああああ!」」

 

走りながら行くなと2人で思いながら大声で叫ぶ

「アリアぁ!」

 

ヘリの淵に一人の少女が立っていた

そのツインテールの少女は俺達を見下ろすかのようにして言った

「鍵!キンジ!遅い!」

まるでこれから物語が始まるかのようにその女の子は空から降ってきた

ワイヤーで降下してくるがその動きが途中で止まった

「あ、あれ?」

長さが足りないのか、それまた作動不良なのかわからないがそれ以上は伸びない。

屋上にイギリスの武偵局の人間が見える。

アリアのワイヤーに手をかけて引っ張ろうとている。

「キンジ!アリア受け止めろ!絶対だぞ!!出来なかったらハイジャックの時のお前の上にアリアが被さった写真を学校内でばらまく」

「!?なんでそれを…と、とにかく分かった」

と言ったのは良かったのだが、銃も綱糸も今の俺は持っていない

イギリスの武偵局の人間がアリアのワイヤーを引き上げ始めた。

アリアは小太刀でワイヤーを切断しようとしているが態勢が悪いのかうまく切れないようだ

それを俺は斜め下から

「動くなよ!!下手したらお前が死ぬからな!!」

と叫び、ナイフを投擲する。

あぁ、さらばよ俺の最後の武器…

泣く泣くナイフをなげアリアのワイヤーを切断する。

「キャッ!」

かわいらしい悲鳴をあげて落ちてくるアリア

 

空から女の子が落ちてくると思うか?

さぁ、ここからが物語は加速する…

ドンとキンジの腕に落ちてきたアリア、そしてまた覆い被さる…

ハッハー、三回目か…殺したいな!!キンジ!!

衝撃と共に下からぐえっという蛙がつぶれたような声が聞こえた気がしたが気にしネェ

「っ・・・」

「いたたた・・・」

「さぁて、イギリス武偵局の人が来る前においとまするか」

「そ、そうだな」

そしてキンジはドアノブを、銃のグリップで破壊する

「俺達は今はなんの能力も無いけどよ…」

いやいや、一緒にすんなよ!!

「BGMぐらいにならなってやるよ!!」

そう言うとキンジはワイヤーを引っ掛け飛び降りる。

アリアもそれに続く、なら俺も…

「あぁ、そうだな!!」

そして三人仲良く植物園に落ちる

「痛っ〜!!」

三人はキンジを筆頭にして地面に着地した

「ば、馬鹿キンジ! 馬鹿鍵!」

まるで馬鹿券みたいに聞こえる

アリアが犬歯をむき出しにして怒るが俺は爆笑だった。

 

「くく、アハハ、ハッハッハー!」

今度もまたポニーテールの後輩に世話になるとするかな(笑)

「な、何笑ってるのよ。馬鹿鍵!」

 

「いや、単純に笑えただけだよ。良かったなキンジがパートナーになってくれるってよ!!俺はチームメイトだ」

「お、おい鍵!」

 

「そのつもりで来たんだろ? 今更隠すなよキンジ。それとも何か?俺恥ずかしい///ってか?キモ!!」

図星なのかキンジは黙ってしまう。

「キンジ、あなたにはいきなり能力が高まるスイッチがある。それがなにかはあたしにはわからない。あんたも制御できていない」

 

「・・・」

 

「でもね、今思いついたのなら、制御できるように調教してやればいいんじゃない。 簡単なことじゃない」

「ちょ、調教!?」

「クハハハ!ご愁傷様だキンジ!!諦めやがれ」

「あんたもよ鍵」

「うぇえ!?俺もっすか!!いやいやいや!!俺はそんな能力無いっすよ!!」

 

「メール見たでしょ?動画であんたの目がいきなり紅くなって戦闘能力が上がっていたのを見たのよ!!」

 

んな‼‼…そこまで動画とってやがったのかよ!!卑怯だな!!(その後わかったがきちんと動画見たら俺以外にはモザイクがかかっていた)

いや、あれは単純に感情を制御出れば良いのですよ。別に訓練してもらう事なんてありません事よ。

「つまり、2人とも常時そのスーパーモードを出せるように調教が必要なのよ」

「ちょっ!それは物理的に・・・は可能かもしれんが倫理的には無理だ!」

「俺は、大丈夫です!!いや、本当だよ!!そんな目しないでくれますかね!!」

「男が二言するんじゃないわよ!」

「「してねえよ!」」

「うるさいうるさーい! あんた達をあたしのパートナーにして曾おじいさんみたいな立派な『H』になるの! そう決めたんだから」

俺はパートナーじゃなくてチームメイトっつただろ!!

「だからなんなんだそのHは!」

「まだ、分かってなかったの! ギネス級の馬鹿!馬鹿の金メダル!」

なんだよ馬鹿の金メダルって!

?イギリス、『H』?ま、まさか…

俺は今更ながら一人の探偵を思い出した…

「もう、あんた達で決定したんだから教えてあげるわよ! あたしの名前は―」

アリアは犬歯を向くとぐいっとない胸を張りながら

「神崎・ホームズ・アリア」

「ほ、ホームズ!」

「そう、あたしはシャーロック・ホームズ4世よ! で、あんた達はあたしのパートナー、ワトソンの位置づけに決定したの! もう、逃がさないからね! 逃げようとしたら!」

本当にちびっこホームズだった。

そしてこれから何度も聞くであろうセリフを口にする

 

「風穴あけるわよ!」

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