3人の転生者が色々な世界を巡るようです 作:星野林(旧ゆっくり霊沙)
防衛省の烏間さんが体育教師兼、暗殺における現場監督としてE組に加入した。
暗殺における技術が不足していた私達にとってナイフの使い方だったり銃の扱い方や体の動かし方だったりを学ぶことのできる良い機会だった。
また烏間先生が加入して少しすると停学中だったカルマ君の停学が明けて暗殺教室に参加したり、5月になると金髪美人の暗殺者、イリーナ·イェラビッチ先生……通称ビッチ先生が外国語の教師として暗殺教室に加入した。
烏間先生以外は加入時に揉めたがカルマ君は殺せんせーに手入れをされ、ビッチ先生は自ら暗殺教室に適合し、暗殺教室の人数も増えていった。
そうした中、5月になったということで月に1度の全校集会の日になる。
裏山の校舎から本校舎に向かって昼休みを献上して下山し、全校集会が終われば再び裏山の校舎に戻らなければならない。
まだ5月なので良いが、これが夏場になると暑さで地獄となる。
「僕ら毎日早朝のマラソンをしていなかったら辛かったかもね」
「基礎体力が無いと辛いわな」
「あらあら、今から晒し者にされるので気分はよくありませんわね」
私達3人もお弁当を食べたら下山する。
ちなみにE組は本校舎の生徒達よりも早く整列しなければならない決まりがあるので急がなくてはならない。
道中近道のルートの橋が数日前の豪雨で崩れていて大回りをする羽目になったり、ヘビの群生地を通らなければならなかったり、落石に巻き込まれそうになったり、誰かが蜂の巣を刺激してしまい蜂が襲いかかってきたりと酷い目にあった。(なおそれら全てをエロ神こと岡島君が巻き込まれて川に流されたり、ヘビに絡まれ、蜂に刺されそうになったりしていた)
そんなトラブルが発生していたので皆クタクタになりながらも本校舎に到着して整列するのだった。
「ねぇ見てE組よ」
「あぁはなりたくないわね」
「俺E組に行くくらいなら自殺するわ」
クスクスと陰口の声が聞こえてくる。
全校集会ではそう言った差別を長々と耐えなければならない。
そういうのをわかっていてE組に落ちたがやはりストレスが半端ない。
こういう日は3人で分隊組んで戦車ゲーでもやるに限る。
全校集会が始まり、校長の話しもE組いじりが起こる。
『要するに、君達は全国から選りすぐられたエリートなのはこの校長が保証します。……が、慢心は大敵です。油断しているととうしようもない誰かさんみたいになっちゃいますよ!』
と、ほぼE組を示したその言葉で笑いを取る。
あはははははと笑い声が湧き起こる。
他にも生徒会の発表でプリントが配られない嫌がらせを受けたが、これは殺せんせーが手書きのコピーを回してくれたのでなんとかなった。
いやーな全校集会が終わり、裏山の校舎に帰る前、私はトイレに行くと2年時に同じクラスだった女の子とバッタリ会った。
「あれ~冬ちゃんじゃんなんでここに居るの?」
嫌な目付きだ。
完全に見下している。
「別にトイレをしに来ただけよ。終わったら直ぐに戻るわ」
「へぇ……ねぇなんであんた達はE組に落ちたの? 他の2人と違ってあんたは勉強できたわよね?」
「知ってどうするの?」
「いやべつに〜知りたいだけ」
「話す必要は無いわね」
「あ、そんな態度取るんだ〜歯向かうんだ〜」
「なに?」
「E組の生徒が反抗的な目で見られたって言うだけでそっちはペナルティを受けることがあるの知らないの? 言っちゃおうかな〜」
「したければすればいいじゃない。知ったことじゃないわ」
「ふ~ん」
私は素早くトイレを済ませるとトイレから直ぐに出た。
女はクスクスと笑っていた。
「あぁもうムカつく! 今日は戦争ゲームの気分! 戦車出すわよ戦車! 王虎分隊で全部粉砕してやる!」
『荒れてるねぇ、まあ仕方がないじゃん。配信を僕達は取ったんだから』
『そうですわよ。小言を言われても気にする必要はありませんわ』
「このストレスはゲームで発散するわよ!」
『配信の待機画面付けるよ。準備良い?』
『OKですわ』
「……よし、切り替えた! やろうか」
バーチャルな配信を始めた事で視聴者の数はググっと伸びた。
1回配信する毎に登録者数が5000人から1万人ペースで伸びている。
もう既に登録者数は35万人を突破し、平均視聴者数も物珍しさに増え続けていた。
しかもゲームが冬はめちゃくちゃ上手いが、他2人も食らいついているのが印象に残る。
そんな配信を今日も終えて通話を繋ぎながら勉強時間に切り替える。
「どう中間テストは95位に入れそうかな」
『わからないなぁ殺せんせーのお陰で学力は伸びていると思うんだけど……』
『私達の学校のテストは難しいことで有名ですからね。冬みたいにできるかは不安です』
「テストまで残り1週間……放課後も殺せんせーが補習を殺ってくれるらしいから受けてみる?」
『そうですわね。叶も受けません?』
『そうだね。僕も受けようと思うよ』
こうして放課後の補習授業を受けることになったのだった。