2005年1月1日(雪)
高校に入学して初めての正月。なので、今年から僕は日記を書く事にした。
新年を迎えた僕は初詣に行く気もせず、ただ家でだらだらしようと布団に潜り込んだ。
だって外は寒いし、東京なのに珍しく雪が降ったから余計に寒い。
高校の友達からもメールで初詣に誘われたが、謙虚に遠慮した。外に出たくないでござる。
ぬくぬくと温まるため、布団に包まった。しかし、そこで妙なことに気がついてしまった。
僕の腹部に何か、生暖かい感触を感じたのだ。疑問に思った僕は、布団をどけて、自分のお腹らへんを覗いてみた。そして驚いた。
「ん~?んにゃ~ぁん♪」
それは、猫の様な鳴き声を上げたが、明らかに見た目は猫ではない。
白い服にスカートを来た、ツインテールの女の子だった。ただし、大きさは子猫サイズで、頭には猫耳、スカートの外のお尻からしっぽが生えていたのだ。
な、何なんだこの生き物は?しかし、よく考えてみた。某PC格闘ゲームに登場した猫を模したナマモノに比べたら全然可愛い。むしろ愛らしいし、アレと一緒にしたくない。
この子がアレと同じく、下半身からジェットエンジンを吹き上げて空を飛んだら、その瞬間僕はこの子を外に投げる。アレと同じナマモノはゴメンです。
「にゃ~の~」
気がつくと、この子は完全に起き上がり、僕の手をペロペロ舐めていた。
・・・・・・・僕の鼻に熱い何かがこみ上げてきた。
か、可愛い。下手な猫よりも愛らしく、愛おしい!・・・・読み方が違うのに、同じ感じなんだよね愛ってさ。
でもこの子どうしよう?外見は一部を除けば、完全に人間だよね?飼う?何か表現が違う気もするし・・・・・
取り敢えず、僕はこの子の名前を決めることにした。いつまでもこの子じゃ、かわいそうだと思ったからだ。
「君に名前はあるのかな?」
「にゃ?にゃのは!にゃのは!」
これって、一応しゃべれてるのかな?
にゃのは。それがこの子の名前のようだ。
後、この子自身、自分のことが全然わかってなくて、何を聞いても首をかしげるだけだった。
ってことで
「お母さん、お父さん。この子家族にしていい?」
「可愛いは正義。断る理由はないわね!」
「腐った母さんは放っておいて、俺は構わんぞ?放ってはおけないしな」
「誰かを助けるのに、理由はいるかい?」
「お前はもう黙っててくれ!どうしてこうなった・・・・・」
お母さんは重度のオタクで、腐女子だもんね。後、そうなった理由は僕にもわかんないよお父さん
「にゃ~?」
「にゃのははいつまでも純粋でいてね?」
こうして、にゃのはは僕の家族になった。
にゃのはは小さいから、僕の部屋で一緒に暮らすことになった。正直、妹が出来た気分だ。一人っ子だったから何か嬉しい。
今年初めての日記は、どうやらにゃのはとの日々の日記になりそうだと思う。
ども、ゼルガーです
カッとなって書いてみた。後悔はしてない。
恋愛でも、シリアスでもない、ほのぼのとした日常を日記のように書いてみた。
なるべく、主人公の性別が分からないように書いていきます