にゃのはと一緒!   作:ゼルガー

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十一日目

2月3日(曇り)

 

 

今日はカレーの日。理由は特にない。僕がカレーを食べたいと思ったから。

調理するのはもちろん僕。お母さん?アレは駄目だ。

昔、初めてお母さんのカレーを食べたときの事だ。ありのままに起こった事を話すよ。

僕は、お母さんに初めて作ってもらったカレーを食べたを思ったら、いつのまにか病院のベッドで寝ていた。

何を言っているのかわからないと思うけど、僕も何をされたのか当時はわからなかった。

頭がどうにかなりそうだった。催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてない。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったよ。

 

その後、お母さんはカレー調理禁止令を出されることになる。それ以来、お父さんか僕が御飯を作っている。お母さんの調理スキルはマジで酷い。まあ、近所に住んでるあの人よりはマシだけど。あの人は、料理が錬金術に変化してるし、料理が生きてるときもある。主な被害者はあの人の幼馴染か。

 

 

―――私の料理をたーんと食べるがいいの幸助君!

 

―――そんな、異臭を撒き散らす、蠢く何かを食えるわけないだろうが!殺す気か!と言うか、普通の食材でどうやって生み出したこのバカ椛!

 

―――さあ、恐怖の悲鳴と惨劇の断末魔のオーケストラを奏でるがいいの!

 

―――確信犯か貴様っ!斬り殺す!

 

 

 

今、あの人たちの叫びが聞こえた気が・・・・・・気のせいだねうん

 

さて、カレーを作る際に困ったのは、玉ねぎが使えない事。

 

にゃのはとシュテゆは一応猫だから、玉ねぎはNGだ。

 

でも、世の中には玉ねぎアレルギーの人のためにある玉ねぎ無しのレシピが存在する。

 

だから、軽くネットで調べて、勉強した。まあ、僕のレシピの殆どはネットで調べてるんだけどね

 

さてさて。成程、いろいろあるなー

 

にゃのは達が喜ぶ顔も見たいし、魚介ベースのカレーを作ることにした。

 

調理の途中、にゃのはが足元でかまってかまってと爪で足をカリカリ掻いてきた。

 

シュテゆが邪魔してはダメと彼女を咥えて台所から連れて行ってた。正直助かる。包丁を使ってたところだったから。

 

食材を煮込み、最後にカレールーを入れて煮込んでる最中だった。

 

突然、頭がズシッと重くなった。更に、顔にベタベタしたものが垂れてきた。なに・・・・・・これ?

 

 

「じゅる、じゅるる・・・・・かれー、たべたい」

 

 

青い髪の何かが僕の頭にいた。ま、まさかまた?

 

僕はその子を連れてリビングに行き、拗ねたにゃのはの相手をしていたシュテゆに聞くことにした。

 

ねえ、この子知ってる?

 

 

「・・・・・・なぜ、貴方もココにいるんですか?チヴィ」

 

「あ、シュテゆん!おいっすー」

 

 

どうやら知り合いのようだ。それに確かチヴィって、以前シュテゆが言ってた、喋れる子だっけ。耳と尻尾から判断すると・・・・・・子犬かな?

 

 

「えっとね、美味しそうなカレーの匂いがしたからここに来た!」

 

「・・・・・・我々を探していたのではなく?」

 

「うん!王ちゃまは探せってうるさいけど、僕はどうでもいいし。むしろ、カレー食べたい!」

 

「ええそうでしたね。貴女はそういう子犬でしたね」

 

 

その後、カレーは美味しく出来上がり、皆で仲良く食べた。

 

で、以前と同様にチヴィも家族になった。

 

え?お母さん?いつも通りです




かわいいは正義(=・ω・)ノ

チヴィ登場!かわいいぜチヴィ。きっと犬耳が似合うに決まってます

そして、主人公の回想に登場した二名の男女。彼らは自サイトにしか登場しないオリキャラなので、気にしないでください。この世界ではただの・・・・・ただの?人間です
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