にゃのはと一緒!   作:ゼルガー

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今回は、愉悦な人が出ます


十二日目

2月4日(晴)

 

 

先日、新しい家族が増えた。子犬のチヴィ。

シュテゆが言うにはアホの子。僕もそう思う。カレーが大好きで、甘えん坊。でもって遊ぶのが大好きな子なのはよく判った。

 

しかもこのチヴィ。一人じゃないらしい。チヴィは全部で5人いるらしく、この子はそのリーダーのチヴィ・ザ・ブルー。チヴィ・ザ・レンジャーには、赤、黄、黒、桃がいるらしく、レッドは熱血の特攻っ子、ブラックはクールな狙撃手、イエローはおっとり穏やかな防御担当。そして紅一点のピンクは、一番可憐な女の子らしい。

チヴィを含む彼女達は、故郷を護る正義の味方。らしい。

 

にもかかわらず、リーダーであるこの子は自分勝手によく単独行動をし、王ちゃまとシュテゆともチームを組んでいたと言う。大物なのか馬鹿なのか分からない。

 

そして最近思ったことだが、どうもチヴィット族(シュテゆに聞いたら、彼女達の種族の総称だとか)は僕の頭の上を好むらしい。霊夢の所の蝙蝠姉妹や、天子のふとにゃんとか。

 

でもいいんだ。皆可愛いし、僕も癒される。ああ、にゃのは、シュテゆ、チヴィ。どうか、僕が家に帰ったら存分に癒してくれ。

 

 

・・・・・・はい、現実逃避完了

 

 

「ハフッハフッ・・・・・ん。む、どうした。レンゲが進んでないようだが?」

 

 

・・・・・・・食べないとダメですか?

 

 

「店主が気を利かせて、裏メニューであるこの料理を出したのだ。好意を無下にするのは、人として最低だと思うが?」

 

 

ハイソウデスネ

 

僕の目の前にあるのは、真っ赤に染まった料理

 

この料理を作ったのは、今僕がいる店、中華飯店の紅洲宴歳館、泰山。

 

謎のちびっこ中国料理人である魃さん(何故か声がにゃのはとシュテゆにそっくりである)は、超有名な料理人で有名な美食家がお店に来ることで知られている。

 

だが、問題なのは、彼女が作る激辛料理。彼女は激辛料理にこだわっており、辛い料理に異常な量の唐辛子を使用するのだ。

 

特に危険なのは、裏メニュー。辛い、兎に角辛い。すごく辛い。死ぬほど辛い。

 

舌を楊枝で千本刺しにされて塩をぶっかけらたような。いや、鼻から下が無くなったような錯覚を生み出す。

 

まるで、唐辛子とラー油を百年間かけて煮込んだと思えるほど、真っ赤に燃え上がっている。まさに地獄の釜を連想させられる。

 

そう、この料理は・・・・・・・麻婆豆腐だ。

 

で、目の前に座って、それを一心不乱に、すごい勢いで、水などいらぬ、一度でもてを休めたら二度と動かん!という修羅の気迫を出してる感じで食べているのが、僕の担任の教師。言峰綺礼先生だ。

 

通称、外道教師。

 

今日、小さい頃の知り合いでもあり、お母さんの友人でもあるこの人には、よくこの店に連れてきてもらっていた。

 

そして、今回もやられた。この外道、僕がこの麻婆を目の前にして嫌な顔をしているのを愉悦そうに見てやがりました。この野郎っ!

 

まあ、結局僕の前に出されたのは、外道教師のおかわり分だったんだけどね。僕は普通の天津飯を食べました。

 

でもさ、この人の食いっぷりはマジですごいと思う。レンゲのスピードが遅くなる気配すらない

 

 

僕がしばらく言峰先生の食べっぷりを観察していると

 

 

「――――食うか?」

 

「いらないです」

 

 

僕をコレの信者にしようと勧誘してきた。断ると、すごく残念そうな顔をしてた。

 

 

「時に、私も最近ペットを飼い始めてな。娘が下僕が出来たと喜んでいたよ」

 

 

娘って、確かあの子だよね?この人の性格を受け継いだサディストの。

 

下僕って・・・・ペットじゃないの?まさか・・・・・

 

 

「金ピカの犬と青い犬だ。特に青い方はからかうとおもしろいのだよ」

 

 

きっと、チヴィット族なんだなろうなぁ。まあ、僕には僕の癒しがいるんだけどね

 

 

「ああそうだ。君のお母さんにも伝えてくれ。また、我が家に料理をしに来てくれと。犬にも食べさせたいのでな。彼女が作る麻婆は、店主とは違ったベクトルで美味だからな」

 

 

うげ、かわいそうに。そして外道教師、アンタの味覚はやっぱりおかしいよ




ども、ゼルガーです

はい、今回は「オッス、俺外道麻婆。今後ともヨロシク」な展開でした

何時からクロスが東方だけと錯覚していた?Fateのキャラも登場させました。

言峰神父は好きなキャラなんですよ、私。マジ悪役だし。カッコイイし、麻婆だし、ジョージだし
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