後、名前も決定。本編で明かされます
2月27日(曇)
今日は王ちゃまと散歩をしている。もちろん、彼女を頭に乗せて。
出会って二日目だけど、彼女のことがよくわかった気がする。
王ちゃまは、自分を強く見せようとしているんだ。本当は、臆病で小心で、泣き虫な子だ。
それでも、チヴィット族の王だから、強くなくてはならない。と、自分に言い聞かせている。僕にはそう感じた。
だからこそ、臣下であるシュテゆとチヴィは、王ちゃまをからかって遊ぶ。彼女の負担を軽くするために。
・・・・・いや、チヴィにそんな気遣いはできないか。
それにしても、王ちゃまを宅配で送ってきため~ちゅって一体何者なのだろうか?
彼女達の盟主と、シュテゆは言ってたけど・・・・・・
「あら、そこにいるのは公野鳴善(こうの なるよし)じゃありませんか」
・・・・・なんだろう、初めて名前で呼ばれた気がする。
で、僕の名前を呼んだのは、外道教師である言峰綺麗の娘であるカレンだ。でもって、クラスメイト。
外見は、白髪の少女なので、言峰先生に全く似てない。ええ、全く似てないですとも。しかし、内面はそっくりである。
特に、他人の不幸は蜜の味。まさに愉悦!という感じで、サディスティックな所は遺伝である。味覚は似てないけど。
そんな彼女だけど、言峰先生とは仲が悪い。同族嫌悪という奴だろか?言峰先生は面白半分でワザとやってるようだけど。
「こんな所で頭にペットを乗せて呑気に散歩ですか?暇なんですね」
相変わらずの毒舌だね。
でもまあ、士郎程じゃないからいいけど。理由はわからないけど、彼女は士郎に対して物凄く毒舌だ。
それこそ、ピー音が入るくらい。
「それにしても、貴方のペットは大人しいのですね。ウチの駄犬と金ピカにも見習わせたいくらいです」
ああ、以前言峰先生が言ってたチヴィットか
「そうですね。特に金ピカは何度調教しても逆らってきます。父の麻婆さえあれば大人しくなりますけど。ふっふっふ」
う、うわぁ。
「後、ついでに謝罪を。先日の貴方の誕生会に主席出来ず申し訳ありません。私としても、是非参加したかったのですが」
うん、何しに参加するか手に取るように分かるけどね。代わりに来た言峰先生のことは忘れたいけど
「当日になって、知り合いのダメットが仕事先で暴行事件を起こしてしまい、後始末の為に忙しくて・・・・・ホント、ダメットですね」
普通、言峰先生が後始末するんじゃないの?
「一応、あんなダメットでも友人ですので。ええ、否定したいのですが一応、友人なので。新作麻婆を製作した父の方がそちらをより混沌に出来ると確信した上で・・・・・おっと、なんでもありません」
確信犯だった!?おかげで僕、トラウマがまた一つ増えたんだぞ!?
「ま、麻婆?あ、赤いマグマ・・・・・((((;゚Д゚))))」
お、王ちゃま!?あ、そういえば王ちゃまもアレを食したんだったーーー!?
「しかし、本当に残念です。父に聞けば、愉悦組みの殆どが集結していたとか。とても残念です」
ホント、来なくて正解だよ!
「ですが、父が写真を見せてくれたので満足です」
・・・・・ん?
「貴方の母はとても良い趣味のお持ちのようで。流石、貴方の母ですね」
ま、まさか・・・・・・
「母にウェディングドレスを手渡された貴方の表情は本当に愉快でした」
やっぱりそれかーーーーーー!?
僕、男なのに手渡され、無理やり着せられそうになって、速攻で庭で燃やしたときの写真かーーーー!
「・・・・鳴善よ。ドンマイ」
慰めてくれるな、王ちゃま。虚しいだけだから
「鳴善よ、我は何時か、苦労人同盟を結成しようと思う。入ってくれるか?」
もちろんだよ。是非、入らせて
「つまり、私達の弄り対象のグループですね?ええ、わかります」
やかましい!
今日も我が家は平和でした。
おまけ
・主人公の名前の由来
『君の名前』→『きみの』『なぜん』→『公野』『鳴善』→『こうの』『なるよし』
・主人公とにゃのはのイラスト。PIXIVでは表紙として使用。
ども、ゼルガーです
アンケートに参加していただき、ありがとうございました。
主人公は男性で、公野鳴善に決定しました。名前の由来は本編にて。
次回は、みんな大好きリリカルのマッドサイエンティスト。スカさんが登場します