3月3日(晴)
今日は雛祭り。別名女の子の日だ。
幼馴染達や友人はもちろん、にゃのは達も着物を身につけていた。
衣装製作はもちろん、我が母。器用なのは認めるけど、変態を直して・・・・・無理だね
まあ、男である僕には関係無い日な為、近所の行きつけの喫茶店に足を運んでいる。
多分、呼び出しされると思うけどねお母さんに。それまでは平穏に過ごしたっていいじゃない。
どう思います?祐輔さん
「ホント、君も苦労してるよね。はい、コーヒー」
ありがとうございます。
この人は、阿南祐輔さん。幸助さんの大学時代の後輩で、この喫茶店「Green Cafe」の副店長を務めている。
店長は祐輔さんのお母さんである阿南佐知さん。お母さんに並ぶ最強のマダムの一人。物理的にも精神的にも。
祐輔さんには三つ子の弟さんの祐闇さんと、妹さんの祐華さんがいる。けど、二人共自立してて、祐闇さんはパン屋さんを、祐華さんは刑事をしているそうだ。
ついでに言うなら、祐輔さんは彼女持ちです。
「それにしても、ここ最近チヴィット族をよく見かけすようになったね。ウチにもいるけど」
祐輔さんのチヴィットって妖精の様な羽の生えた女の子ですよね?
「うん。ディーって言うんだけどね。いろんな意味でフリーダムな子だよ」
振り回されてるんですね。
「まだ可愛い方だよ。幸助さんの無茶ぶりや、冥王のシゴキに比べればさ・・・・・は、はははは」
ホント、苦労してたんですね
「僕はまだマシな方かもね。幸助さんには弟子がいたんだ。料理と剣術を教えた弟子がね」
あ、聞いたことがあります。人気ラーメン専門屋台風麺の店長ですよね。食べたことがあります。美味しかったですね
「大輝さんのお店、人気あるのは当然だよ。それはもう、死に物狂いで修行してたしね」
祐輔さんは遠い目をしながらそう言った。
しばらくすると、汗だくまみれの男の人が店内に駆け込んできた。
「し、しばらく隠れさせてくれ、祐輔!」
「れ、零さん?またですか?」
「まただ!くそ、俺が何をしたって言うんだ!」
駆け込んできたのは、黒月零さん。通称朴念仁。
女性の好意に気がつかず、更にフラグを立てまくるトンでもない人。おまけに惚れられた女性は皆病んでるとか暴力を振るうとか問題が多い人たちときた。
「今回は誰です?」
「姫だ!畜生、普段はエロトークで俺を陥れようとするくせに、間違ってアイツの着替えを見ただけでどうしてこうなるんだよ!」
どうしようもないな、この人
「いやいや、それが零さんの愉快な所なんですよねー」( *`ω´)ムフー
・・・・・・いやいや、誰君?!
「私?私はドールと申します。通りすがりの変態という名の紳士ですよ!」(`・ω・´)キリッ
つまり色物系!?また変態キャラが増えるの!?
「げっ、変態人形!?何故ここに!?」
「もちろん、貴方がここにいることを通報する為に決まってるじゃないですか。イエーイ!」O(≧▽≦)O
「こ、この外道!」
「いや~照れるな~(*^ω^*)もっと褒めていいのよ?(´∀`)」
なんだろう、すごく嫌な予感しかしない
「逃げたほうが賢明ですよ少年」
また増えた!?今度は誰?!
「私はアレン。しがない神父ですよ。さあ、少年。まもなくここは戦場になるでしょう。今のうちに撤退することを勧めますよ」
「アレンさんの言う通りだよ。僕の店っていうのが嫌なんだけど、早くしたほうがいいよ」
「私の経験上、巻き込まれて酷い目にあった苦労人を何度も見てきましたしね」
「僕も、経験したからね・・・・・あはは」
そ、そこまでですか?
その頃向こうでは・・・
「このっ!このっ!よくも俺の平穏を!こうしてやる!こうしてやる!」
「あん!もっと、もっと踏んで!はぁはぁ、気持ちぃぃぃイイイイ!嫌いじゃないわっ!」(´∀`)
「喜んでんじゃねーよ、この変態がーーー!「見つけたぞ、零!」げっ、姫!?」
「さあ、OHANASHIの時間だ。なに、たっぷり時間はあるさ」
「い、嫌ぁぁああああ!?へ、ヘルプ!!」
うん・・・・帰ろう
祐輔さんにお土産でケーキをもらい、まっすぐ自宅に向かった。
その後、自宅に帰ると着物姿のにゃのは達が笑顔で出迎えてくれた。
その笑顔に僕は救われた気がした。そして、顔を真っ赤にして恥じらう王ちゃまの姿に萌えた。
ああ、安心した。
今日も我が家は平和でした
かわいいは正義。
今回登場したオリキャラの詳しい設定は次の話で紹介します
許可を頂いたこうじさん、風人さん、残月さん、ありがとうございました