にゃのはと一緒!   作:ゼルガー

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五日目

1月11日(雪)

 

 

 

 

 

 

今年は珍しく、雪が降る頻度が多い。

 

こういう日は炬燵でぬくぬくするのが一番。あったかーい

 

 

「うにゃ~ん♪」

 

 

にゃのはもたれパンダ見たいな状態で僕の膝の上で丸くなっている。

 

背中をなでてやると、甘い鳴き声を上げて、もっとと要求してくる。可愛いやつめ

 

テーブルの上にある蜜柑を取り、皮をむく。

 

ちょっとこだわりがあって、花びらのように剥くのではなく、細く長い一本の状態で切れないように剥く。

 

でもって、身が出てきたら更に薄い皮を剥く。僕、薄い皮嫌いなんだよね~

 

あ、そうだ。シュテゆ、シュテゆ

 

 

「はい?なんでしょう」

 

 

僕の隣で丸くなっていたシュテゆに話しかけ、彼女の口元に剥いた蜜柑を差し出した。

 

はい、あーん

 

 

「え?あ、あーんですか・・・・・・」

 

 

 

あれ?嫌だった?じゃあ、はいにゃのは

 

 

「にゃーん♪」

 

 

美味しい?

 

 

「にゃん!」

 

 

そっかー。よかった

 

 

「む、むぅ。にゃぁ・・・・・・」

 

 

あれ?むくれてる?

 

むふふ、可愛いやつめ

 

ほら、シュテゆ。あーん

 

 

「あーん。・・・・・美味しいです」

 

 

もう、最初から素直になればいいのに

 

 

「・・・・・・恥ずかしいんです」

 

 

ぷっ、あははははは!

 

 

「笑わないでください!」

 

 

シュテゆはそう言って僕を引っ掻いてくる。痛くなーい痛くなーい

 

 

「にーにー」

 

 

シュテゆで遊んでいいると、私もかまえとにゃのはがペシペシと僕の腹を叩く。

 

そうだね~。じゃあ、猫じゃらしで遊ぼっか

 

 

「にゃっ!?にゃにゃー♪」

 

 

僕は猫じゃらしを取り出し、にゃのはの前でゆっくり揺らす。ほーら、ほらほらー

 

 

「にゃっ!にゃにゃ、にゃん!」

 

 

にゃのはは本能に従って。猫じゃらしの先端を叩こうとする。

 

僕はにゃのはの手が触れないようにギリギリでよける。ほら、捕まえてご覧~

 

 

「・・・・・に、にぃ。にゃん!」

 

 

するとどうでしょう。横からシュテゆも本能に負けて参戦してきたではありませんか。

 

はっはっは、所詮お主も猫だったかー!

 

 

「「うにゃーーーー!」」

 

 

僕はこの後も二人(匹?)と一緒に飽きるまで遊んだ。

 

そんな光景を、お母さんが鼻血を出しながらビデオしていたなど、夢にも思わなかった。

 

 

 

追記

 

シュテゆは性格はクールで物静かのようだが、やはりにゃのはと同種族だった。

 

にゃのはは事あるごとに、かまえーと僕に抱きついたり、背中をよじ登ったりする。要するに甘えん坊な構ってちゃんだ。

 

そしてシュテゆも、本人は隠したがっているが、甘えん坊の構ってちゃん。

 

僕がにゃのはを相手にしていると、チラチラと自分も構ってほしそうな視線を送ってくるのだ。でもって、スグにむくれる

 

構ってあげると、にゃのはと同じく甘い声でにゃーにゃ鳴く。マジで可愛い




連続投稿です。何か、手が進んだ。
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