ポケットモンスター―アルトマーレの誓い―   作:中2病人間M

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破天荒な派出所勤務!?ジョウ登場!!

ここはカツシカシティ、カメアリエリア、サトシたちは何となくカメアリエリアでシティバスを降りた。

 

 

「カメアリエリアか」

『ピカァ!!』

「サトシ君、この後どうする?」

「そうだな、どこへ行こうか……あ、でも、もうすぐジム戦だから鍛えないと」

「そうね」

「だったらポケモンセンターのバトル場で特訓したらどうた?」

「そうだな」

「私、相手するよ、私も強くなりたい」

 

 

その時

 

 

「きゃー!!ひったくりぃ!!」

 

 

女性がケンタロスに乗った男にカバンを引ったくられてたのだ。

 

 

「わ!!どうしよう、サトシ君」

「俺が追いかけるぜ!!」

『ピカピカ!!』

 

 

サトシはモンスターボールからピジョットを出そうとしたのである。

 

 

その時

 

 

「どおりゃゃ!!」

 

 

警官の男がケンタロスごと持ち上げて投げ飛ばした。

 

 

「観念しろ!!」

 

 

警官はケンタロスに乗っていた男に手錠をかけると鞄を取り返し女性に渡したのだ。

 

 

「ありがとうございます!!」

「おう!!」

「すごいな……」

『ピカァ……』

 

 

その警官はカメアリエリアの人々からジョウジョウと名前を呼ばれながら歓声を浴びていたのである。

 

 

「!!ジョウ、聞いたことがあるぞ」

「タケシ?」

『ピカピ?』

「知ってるんですか?」

「ああ、カツシカシティじゃ破天荒で有名なカメアリエリアの交番勤務の警察官だ」

「へぇ~」

『ピカァ~』

「でも、すごそう」

 

 

その時

 

 

「ん?おおぉ!!ピカチュウじゃないか」

 

 

ジョウがサトシに近寄ってきた。

 

 

「このピカチュウは君のポケモンか?」

「はい」

「うん、よく育てられてるじゃないか、わしはポケモン見る目だけはあるのだ……おっと失礼した、わしはカメアリ派出所勤務のジョウだ」

「俺はマサラタウンのサトシです、で、こいつが相棒のピカチュウ」

『ピカピカ!!』

「私はカノンです」

「自分はタケシと申します」

「そうかそうか、よし、ここで会えたのも何かの縁だ、わしと一緒に派出所来るか!!」

「「「えっ?」」」

 

 

 

 

「ヨシコ、お客だぞぉ!!」

「あら、ジョウちゃん、お客?いらっしゃい」

「わしの同僚のヨシコだ」

「俺はサトシっていいます、それでこっちは相棒のピカチュウ」

『ピカピカ』

「カノンです」

「自分はタケシと申します……!?」

『ケッ』

「しびれびれ……」

「グレッグル、まだ自己紹介しただけだぜ」

『ピカピカ』

「……でも、サトシ君、このあと絶対タケシさん、いつものしてたよね……」

「そりゃもちろん」

『ピカピカ』

 

その後。

 

 

「うむうむ、ま、カメアリ、いや、カツシカシティの平和を守ってるのはわしの力であって……」

「もう、なにいってるのジョウちゃん、そんなことないでしょう?」

「……」

 

 

その時

 

 

「ジョウさん、大変だよ!?ケンタが……」

 

 

派出所に少年がひとり慌てた様子で入ってきたのだ。

 

 

「ソウイチロウ、どうした!?」

「ケンタが……」

「よし、案内してくれ!!」

「うん!!」

 

 

少年とジョウを追いかけると公園にたどり着き、そこでは少年の友達がグラエナに襲われそうになっていたのである。

 

 

「ケンタ!!」

「ジョウさん……」

「今行くからな!!」

 

 

ジョウはグラエナの前に立った。

 

 

「シッシッ、あっち行け!!」

『グラァァァ!!』

 

 

グラエナはジョウの腕に噛みついたのだ。

 

 

「ぐわぁぁぁぁ!!」

 

 

ジョウは腕を振り回しグラエナを地面に叩きつけたのである。

 

 

『グラァァ!!』

「おい、わしに噛みついといてただですむと思うなよ」

 

 

ジョウの恐ろしい表情を見たグラエナは逃げていったのであった。

 

 

「ジョウさん、大丈夫ですか!?」

『ピカピカ!?』

「おう、わしはこのぐらいは平気だ」

「ジョウさん、ありがとう!!」

「おう!!ソウイチロウもケンタも気を付けてな!!」

「「うん!!」」

 

 

 

 

「でもね、ジョウちゃんって私生活はだいぶズボラなのよ」

「そうなんですか!?」

『ピカピカ』

「そう、スケベだし、食生活はインスタントばっかで乱れてるし、ギャンブルするしお金にはルーズだし」

「アハハ、でも、子供たちからは人気ですよね」

『ピカピカ』

「うん、ジョウちゃんって子供に懐かれてるから」

「わしのことなんか行ったか?」

「……いいえ!!」

 

 

その時

 

 

「ジョウさん、大変だ!!」

「どうした、道具屋!!」

「強盗に商品盗まれたんだよ~」

「なにぃぃ!?強盗はどんな奴等だ!!」

「変な服の二人組に喋るニャースが……」

「喋るニャース!?わし、そんなニャース見たことないぞ……」

「それって……」

『ピカピ!!』

「ロケット団だよね、サトシ君」

「ああ、あいつら……」

『ピカピカ……』

「なにぃ、犯人を知っているのか!!」

「はい、人のポケモンを奪う悪い奴等です」

『ピカピカ』

「なるほど」

「ジョウちゃん……」

「任せとけ、わしが捕まえてやる!!」

 

 

そう言いジョウは飛び出していったのだ。

 

 

「俺たちも行こうぜ!!」

『ピカピカ!!』

「うん」

「おう」

 

 

 

 

「お前らか!!わしの友人の道具屋から盗みをはたらいたのは!!」

「お前らか!!と言われたら!!」

「答えなければ仕方ない!!」

「輝きに響けクライマックス!!」

「世界に響く奇跡の音!!」

「我ら世界をかける無敵のロケット団!!」

「ムサシ!!」

「コジロウ!!」

『ニャースだニャー!!』

『ソーナンッス!!』

「こらぁ!!道具を返さんかぁ!!サトシ、こいつらがロケット団か?」

「はい!!」

『ピカピカ!!』

「ジャリボーイ、なぜここに」

「丁度いいわ、ジャリボーイのピカチュウも奪うのよ!!」

『いくのニャ!!』

「そうよ、ゆけ、コンパン!!」

「お前もだ、モンジャラ!!」

 

 

ムサシとコジロウはそれぞれコンパンとモンジャラをモンスターボールから出したのである。

 

 

「コンパン、サイケ光線!!」

「モンジャラ、つるのムチ!!」

『コンパン』

『モンジャラ』

「ピカチュウ、10万ボルト!!」

『ピカァ!!』

「ラティアス」

 

 

カノンはモンスターボールからラティアスを出した。

 

 

「りゅうのはどう!!」

 

 

その時

 

 

『「「今だ、逃げろぉぉ!!」」だニャ!!』

『コンパン~』

『モンジャラ~』

『ソーナンッス!!』

「こら!!またんか!!」

 

 

ロケット団はポケモンたちの技がぶつかり合った瞬間に逃走し、角を曲がるとニャース気球が飛び立ったのだ。

 

 

「逃げるな!!」

『ピカピカ!!』

「まてぇ!!」

 

 

ジョウは建物に一瞬でよじ登り気球に飛び付いたのである。

 

 

「あの運動神経、サトシ、顔負けだな……」

「ああ……」

『ピカ……』

 

「道具、返せぇ!!」

「何よ!!」

「なんだこいつ……」

『振り落とすニャ!!』

「コンパン、どくのこな」

『コンパン!!』

 

 

コンパンのどくのこながジョウを襲った。

 

 

「うぐぐ……これしき……わしには効かんぞ!!」

 

 

ジョウは気球に入り込み盗品を取り返したのだ。

 

 

そして、ジョウは気球から何とか離れようと気球のニャースの顔にしがみついたのである。

 

 

その時

 

 

「なにぃぃ!?」

 

 

ジョウがしがみついたことで気球は破れたのだった。

 

 

「「『嫌な感じ~』」」

『コンパン~』

『モンジャラ~』

『ソーナンッス~』

 

 

そして、ジョウは落ちていった。

 

 

「ジョウさん!?」

『ピカピカァァ!?』

 

 

 

 

「ジョウさん、大丈夫ですか!?」

『ピカピカ!?』

「お怪我はありませんか?」

『クゥクゥ』

「お、おう……何とか……」

「え、よくご無事ですね、自分はてっきり大怪我したかと……」

「ガッハハ、タケシ君、わしはこれぐらいではくたばらんぞ……!!それより、道具は……あった!!よかった、無事だ!!」

 

 

 

 

「はい、ジョウちゃん、モモンのみよ」

「ヨシコ、すまない」

 

 

ジョウはヨシコから渡されたモモンのみを食べたのだ。

 

 

「お、わしのどくが抜けたぞ!!」

「ジョウさん!?道具は……」

「おう、心配するな、取り返したぞ!!」

「あ……ありがとうジョウさん!!」

 

 

その後、サトシたちはジョウと別れて次の街にいくためシティバスに乗っていたのである。

 

 

ジョウさん、本当にすごい人だったな。

 

 

そして、バスが途中のバス停で停車し、人が乗りバスは走り出した。

 

 

その時

 

 

「おい、黙って俺に従え」

 

 

先ほどバスに乗った男が運転手に包丁を突きつけたのだ。

 

 

「ひっ!?」

 

 

シティバスはバスジャックされたのである。

 

 

 

「バスジャック!?」

『ピカァァァ……』

「サトシ君、どうしよう……」

「カノン、とりあえず伏せておこうぜ」

「そうだ、ふたりともとにかく逆らわず相手を刺激せずだ」

 

「おい、運転手」

「はい!?」

「本部に無線いれろ、早く!!」

「はいっ!?こちら……カツシカシティ、シティバス……」

「よこせ!!」

 

 

男は運転手から無線機を奪った。

 

 

「おい、聞こえるか」

『……はい』

「このバスはジャックした」

『……え』

「いいか、これから指定する場所にこないだのアリアケ展示場にあったマスターボールを持ってこい、でなきゃ乗客と運転手の命はねぇ!!」

 

 

続いて男は取引の場所を教えたのだ。

 

 

「いいか」

『……はい』

 

 

無線が切れると男は再び包丁を突きつけたのである。

 

 

「言った場所に向かえ!!」

「はい!?」

「おい、乗客どもはモンスターボールを全部差し出せ!!」

 

 

その時

 

 

「おらおらおら!!」

 

 

外を見るとジョウがギャロップに乗ってバスを追いかけていた。

 

 

「なんでこんな早くに警察が!?……運転手!!スピードあげろ!!はやく」

「これ以上は……」

「うるせぇ!!」

「はいっ!?」

 

 

バスの速度が加速するなかギャロップも加速していたのだ。

 

 

「ヨシコのギャロップをなめんなよ!!」

 

 

そして、

 

 

「どりゃぁぁ!!」

 

 

ジョウはギャロップから飛びバスの窓を突き破り中へ入ってきたのである。

 

 

「ジョウさん!!」

『ピカピカ!!』

「サトシ、連絡助かったぞ、あとはわしに任せろ!!」

 

 

サトシはこっそりポケホでジョウにバスジャックのことを連絡していた。

 

 

そして、

 

 

「どぉりゃぁぁぁ!!」

 

 

ジョウは男の腹を肘でどついて気絶させたのだった。

 

 

 

 

「ジョウちゃん、お手柄じゃない」

「ガッハハ、ヨシコのギャロップのおかげだな」

「ジョウさん、ありがとうございました」

『ピカピカ!!』

「本当にジョウさんがいなかったらどうなっていたことか……」

「本当にありがとうございました」

「なんのなんの、わしにかかればいっぱつじゃ!!」

「ジョウちゃん、部長も誉めてたわよ」

「部長もわしの良さがわかってきたな」

「もう、すぐに調子乗るんだから……」

「所でヨシコ、奴はなんでマスターボールを?」

「……なんか、ネオ・ギンガ団ってのに雇われてたみたい……」

「ネオ・ギンガ団!?」

『ピカピカ!?』

「知ってるのか?」

「はい」

「まぁ、あれだ、わしがそいつら捕まえてやる!!」

「えっ!?……フッ、そうですね!!」

『ピカァ!!』

「よし、今度こそお別れだ、またな!!」

「さ、ジョウちゃん、戻りましょうか、皆、さようなら~」

 

 

シティバスの運行が再開すると同時にサトシたちは今度こそカメアリから離れるのだった。

 

TO BE CONTINUED…




カメアリ……交番勤務、ジョウの元ネタは言わなくてもわかるでしょう!!
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