「やっぱ時間の力すごいわねー」
ネオ・ギンガ団アジトでヴィーナスはパソコンのデータを見ていた。
「ヴィーナス様これは?」
「古代ポケモン総合研究所から手に入れたデータよ」
「古代ポケモン総合研究所?あー、たしかこないだヴィーナス様が変なデータ送り込んだ場所っすね」
「そうそう、アカギがくれた時間のデータを送ってみたの、そしたら時の石に反応して化石ポケモン復元しちゃったからね」
「ん?たしかゲノセクトですよね、プラズマ団とか言うやつらが復元と改造した、なんで改造された状態で復元されたんですかね」
「さぁ、近くに改造されたゲノセクトの記憶を持ったポケモンでもいたんじゃない?」
「え、それなんか関係あるんですか?」
「まぁ、私がディアルガのデータを送ったから時の石が暴走して時間と記憶をセットにしたのよ、恐らくはそれで近くにいたゲノセクトを知っているポケモンの記憶とゲノセクトの化石を結びつけて改造された状態で復元したのね、たぶん、ディアルガのデータでこうなったからそのポケモンにはディアルガの記憶もあるんじゃないかしら」
「で、そのデータは何に使うんですか」
「このデータで時間の流れを計測してディアルガの出現ポイントを特定するのよ」
「それじゃディアルガを捕獲するための戦力としてゲノセクト捕獲しますか?」
「……うーん、あってもいいけど探すの面倒だよな」
「そうですよね、警察も探してますし」
「まぁな、それに戦力だったらここに……」
ヴィーナスのうしろには何かの装置があったのだ。
そして、
『シャォォォォォ!!』
その頃、サトシたちは古代ポケモン総合研究所から逃走したゲノセクトを捜索していたが行方不明のままだったため、その捜索は一旦中断となり、サトシたちは旅を続けることとなりシブヤシティ、トウゲンザカエリアへ来ていたのである。
「あのポケモン、どこ行っちゃたのかな」
「カノン、平気平気いつか見つかるさ」
『ピカピカ』
「そうだよね」
「もし、見つかってもあいつには仲間がいないんだよな」
「それも平気だ、タケシ、イッシュにあいつの仲間になれるやつらいるからさ」
『ピカピカ』
「そうか、サトシ、お前はゲノセクトとも会ったこともあるんだな」
「まぁな」
「サトシ君、本当にすごいよね、色々」
「そうか、カノン」
「うん……ほら、ジムだよ」
「着いたか」
『ピカピカ』
サトシたちはシブヤシティにあるジムであるシブヤジムにやって来た。
このジムはかくとうタイプの使い手のジムリーダーがおり建物は道場のような作りとなっていたのだ。
「たのもう」
『ピカピカ』
「……挑戦者か」
「はい!!」
『ピカピカ!!』
「うむ、名前は」
「サトシです、で、こっちは相棒のピカチュウ」
『ピカピカ』
「……サトシだな、私はこのジムのジムリーダー、マサだ」
「はい、ジム戦をお願いします」
『ピカピカ』
「うむ、ではフルバトルでよいか?」
「え……あの俺、まだ4匹しかいないんですけど」
「む、それではわたしが6匹出すことになるな、それでバッジの数は?」
「3つです」
「む、3つか……この先の街にもジムはある」
「はい?」
『ピカピカ?』
「どうしてもと言うならかまわない、しかし、6つバッジを集めてからここでというのはどうだろうか?」
「……6つ……」
『ピカピカ』
「無論、どうしてもというなら……」
「他のバッジ集めて来ます」
「ん?」
「マサさんが6つのバッジを持ったチャレンジャーも求めるなら俺、集めてから、そして、正々堂々バトルできるように6匹揃えてから来ます」
「……そうか、では、サトシ、お主の再来待っている」
「はい!!」
『ピカピカ!!』
そして、サトシたちはシブヤジムを出たのである。
「それにしてもいきなりチャレンジャーをバッジの数で評価するなんでどうゆうことかしら」
「いや、カノン、俺はリーダーが求めるチャレンジャーでいたいんだ」
『ピカピカ』
「……サトシ君らしいね」
「まぁ、サトシ、あのマサさんはニッポンにいるジムリーダーでは最強と言われてるからな」
「え、そうなのか、タケシ」
『ピカピカ』
「ああ、トウキョウシティのチャレンジャーでもマサさんに勝てなくて諦めるチャレンジャーも多い」
「それは燃えるぜ!!」
『ピカピカ』
「他のブロックに移ってやり直すチャレンジャーやそのまま諦めるチャレンジャーがあとを絶たないらしい」
「そんな強いんですね、マサさん」
「ああ」
「それじゃまずは新しいポケモン探さないとな」
『ピカピカ』
「それじゃ、サトシ君、自然館行ってみる?」
「おう」
『ピカピカ』
サトシたちは新しいポケモンを探すため自然館へと向かった。
「それにしてもどんなやつがいいかな?」
『ピカピカ』
「マサさんはかくとうタイプのポケモン使いだからその弱点のポケモン、探してみたら?」
「お、そうだな、カノン」
その時
『バシャーモ!!』
サトシたちの前にバシャーモが現れたのだ。
「ん?自然館にバシャーモって……」
「いや、いいぜタケシ、そんなこと、俺はあいつをゲットするぜ」
『ピカピカ』
その時
「あ」
『ミロォォ』
カノンのダイブボールからミロカロスが出てきたのである。
「どうしたんだ、ミロカロス?」
『ピカピカ?』
『ミロォォ!!』
ミロカロスはバシャーモにハイドロポンプを放った。
「ちょっとミロカロス……」
『バシャーモ』
バシャーモはハイドロポンプをよけるとミロカロスにスカイアッパーで攻撃したのだ。
『ミロォォ!!』
ミロカロスはスカイアッパーを受けるもアクアテールで反撃したのである。
「ミロカロス!!なんで暴れてるの」
『ミロォォ!!』
ミロカロスはさらにハイドロポンプを放ちバシャーモに直撃した。
『バシャァァ……』
バシャーモは追い詰められ足場を崩したのだ。
「!!バシャーモっ!!」
カノンは落ちていくバシャーモも掴んだのである。
「カノン!!」
『ピカピカ!!』
そして、バシャーモとカノンは一緒に落ちていったのだった。
「……いたた……!!バシャーモ……守ってくれたの?」
『……』
バシャーモと共に落ちたカノンはバシャーモが下敷きになったことで怪我をしていなかった。
「ごめんね、バシャーモ、私のミロカロスが……」
『……バシャ……』
「……どうしよう」
そこへ、
「カノン!!」
『ピカピカ』
「大丈夫か?」
サトシたちがやって来たのだ。
「ミルタンク、ミルクのみ」
『モゥモゥ』
ミルタンクがミルクのみでバシャーモにモーモーミルクを飲ましたのである。
その時
「珍しい、バシャーモ、お前が人を助けるなんて」
「マサさん!!」
『ピカピカ』
この場所へジムリーダー、マサがやって来た。
「このバシャーモはマサさんのポケモンだったんですか?」
『ピカピカ』
「うむ……しかし、このバシャーモ、気性が荒く滅多に心を開かぬ……しかし、君を助けるなど……」
「あ、そうです、落ちるとき私を庇って……」
「うむ……」
「どうしたんですか?マサさん」
『ピカピカ』
「……カノン殿」
「はい」
「そのバシャーモを預かってもらえぬか?」
「えっ」
「今まで人を庇うようなことはなかった……しかし、カノン殿、君にはこのような態度をとった」
「はい」
「頼めるか?」
「……はい……バシャーモ、いいの?」
『……バシャァァ』
「うむ、ではこれを」
マサはカノンにバシャーモのモンスターボールとメガストーンを渡したのだ。
「メガストーン?」
「うむ、もし、本当にバシャーモと絆が芽生えればメガシンカできるはずだ」
「ありがとうございます……よろしくね、バシャーモ」
『バシャァァ!!』
「サトシ」
「はい」
『ピカピカ』
「力を着けたらジムで待っている」
「!!はいっ」
『ピカピカ』
そして、マサはこの場を去っていったのだった。
TO BE CONTINUED…
カノン、これで6匹でメガシンカできるのは4匹です。まぁ、ミロカロスはメガストーン持ってませんけど