スタンダールによるザ・クロウラーの一連の事件でのやらかし。
後方師匠面してビルの屋上から見守る。
ザ・クロウラーにヒーロー活動の指導。
ザ・クロウラー達の逃亡の手助け。
ヒーロー側の情報をさりげなく伝える。
バレバレな変装して加勢。
「己が衝動のまま駆け出す若者を手助けする謎の人物。俺の名はオールマイト仮面!!」
「「「なにしてんだ!!スタンダール、テメェッ!!」」」
などなど好き放題してました。
一応この件にオールフォーワンの影を感じ取って調査していたので(ナックルダスターにあった事は察していた)、ヒーロー活動の内ですが、各方面にめちゃくちゃ迷惑かけました。
そのため、イレイザーヘッドやミッドナイト(ミッドナイトも手を貸した側なのに)には借りだらけで、インゲニウムには飲み会で笑い話にされます。そしてエンデヴァーはオールマイトのサイドキックだったスタンダールを元から毛嫌いしてます。
なお元上司のオールマイトと先輩であるサーナイトアイは軽く注意程度でやらかしに関してはむしろ褒めてました。
「えー、雄英高校は自由な校風が売りだ」
翌日、雄英高校ホームルーム。
「ヒーローが型にはまっては、救える者も救えない。ゆえに型破りこそヒーローの本道とも言える」
入学して次の日から通常の日程。
二回目の必修科目・英語などの普通の授業の前に、担任である相澤先生から話があった。
そう、
「だが初日からサポート科実習室爆破は自由過ぎると自覚しろよお前ら」
僕達のやらかしに関して。
「ま、そんなわけでやる気ある生徒は初日からガンガン自分の意思で進んでるわけだから、諸君らも負けないようプルスウルトラするように、以上」
「「「「実習室爆破は問題ないのっ?!」」」」
けど特に説教されることなく、初日から自主練を開始した生徒扱いで許された。
凄いな雄英高校。
「?」
クラスメイト達の叫びに相澤先生は理解できないとばかりに首を傾げる。
「別にサポート科実習室が爆発するなんていつものことだろう?」
雄英高校生だった相澤先生の慣れが酷い。
一回目でもそうだったけど相澤先生の頃から普通の事だったらしい。サポート科ってヒーロー科よりプルスウルトラしてない?
「まあ、痴話喧嘩で暴れまくって実習室を破壊したなら除籍通り越して退学だが。爆発の原因は爆豪の爆破液(汗)を使ったサポートアイテムを作製しようとして失敗して、ボンベやら薬品やら連鎖爆破した結果だろ?特に問題はないな」
「((((無いんだ))))」
「むしろよくやった緑谷。怪我人でなかったのはお前の頑張りがあったかららしいな」
「風呂敷が無ければ危なかったです」
「「「風呂敷?」」」
「とにかくだ。やる気あるヤツは初日から実習室使用申請して動きだしている。そんな奴らもいることを頭にいれておくようにな」
こうして僕とかっちゃん(♀)は特にお咎めもなく1日の授業は開始した。
昨日の放課後、発目さんにアブダクションされて実習室に連れ去られたら待っていたのは彼女の作品の試運転。
飛び込んできたかっちゃん(♀)もベイビー=作品だと知って落ち着いたんだ。
その後はサポートアイテムについて三人で盛り上がった。発目さんにしてもかっちゃん(♀)の爆破液は素材として魅力的だったみたいだし、かっちゃん(♀)にしても自分の爆破液を用いたサポートアイテムを僕の為に作らせようとしたんだ。
僕にしても今回は途中までサポートアイテムを駆使する無個性のヒーローを目指していたから、サポートアイテムを自作できるくらいの知識はあるしね。結局風呂敷に落ち着いたけど。
で、その後にサポートアイテムを作成しようとして爆発しちゃったんだ。ワンフォーオールを全開にしてなんとかその場の全員を助けられたよ。
「そういうことだったなら俺も誘ってくれてもいいだろうっ!!」
「私だってやる気はあるんだよ!!」
ホームルーム後、帰りで一緒だった飯田君と麗日さんに詰め寄られた。この二人ならそうなるよね。
「実習室に着くまでそうなるとはわからなくて。次は誘うから」
とは言ったものの二人共サポートアイテムを求める段階ではないんだよね。
自分の個性で何が出来るのかを模索して、さらに限界突破した上でようやくサポートアイテムを検討すべきなんだよね。
相澤先生の個性のように攻撃手段がないような事でもない限りはサポートアイテム頼り切りは成長を邪魔しかねないし。
詰め寄る二人をなんとか宥めて懐かしい午前の授業に臨んだ。
「「「「「(普通だ)」」」」」
午前の必修科目の授業だと前回と同じでクラスの皆のテンションがだだ下がっている。
なお普通だと思っているみたいだけど授業内容は最高峰だけあって難しい。やっぱり雄英高校生は地力そのものが違うよね。
さて昼。
前回は飯田君・麗日さんと一緒にクックヒーロー・ランチラッシュの大食堂で済ませていたけど。
「はいイズク、お弁当」
「あ、ありがとう」
「「憎しみで人を殺せたら(血涙)」」
かっちゃん(♀)がこんな機会を逃すわけがなく、手作り弁当を手渡される。
あと峰田君、上鳴君、両目からトマトケチャップが零れてますよ。
食べる場所は教室。
大食堂に向かう飯田君達を見送りながら、同じくお弁当を持ってきた蛙吹さん達と食べる。お弁当だから大食堂で食べても良いけどより目立つからね。
ちなみにまだ顔の傷を気にしている障子君は、この頃はまだ人の居ない場所で一人で食べているみたいだ。
「お熱いですなー(ニヤニヤ)」
「仲が良いのね」
葉隠さんがサンドイッチを持ちながら愉しそうに言って、蛙吹さんが微笑ましい目でこちらを見ていた。
「中学までじゃイベントぐらいでしか作れなかったからな。雄英生活中は毎日作るつもりだ」
「せっかく雄英高校に入学したんでランチラッシュの定食も食べたいです」
雄英高校生の特権の一つだし。
「む、わかった。無理強いは駄目だしな。ちょっと飲み物買ってくるわ」
不満気に頷くかっちゃん。そして飲み物の用意を忘れたと気がついて席を外す。
それくらいなら僕がやるのになあ。
「ねえねえ、あれだけ爆豪ちゃんがラブオーラ向けてるのに付き合ってないの?お弁当に桜でんぶでハー「桃だよ」」
「・・・・・・・・・」
「いや明らかにご飯のところにピンクのハー「桃だから」」
「・・・・・・・・・」
「緑谷君が逆向きにしてるだけで私から見たらハー「桃ってことにしてください」」
「往生際が悪いわよ、緑谷ちゃん」
「一言でも受け入れたら試合終了なんだよ蛙吹さ「梅雨ちゃんと呼んで」」
かっちゃん(♀)が戻ってくるまでの僅かな時間。お弁当に形作られた桃を指摘して弄ってくる葉隠さんをさばきながら談笑した。蛙吹さんに関してはなんとなく僕とかっちゃん(♀)の関係を理解したようだ。
なお、開けたままのドアから女子達と昼を食べる僕に男子生徒達が舌打ちしまくっていたとか。
そして午後の授業!
いよいよ皆が待ち望んでいた授業。ヒーロー基礎学!!
「わーたーしーがー!!」
あ、オールマイト。
「普通にドアから来た!!HA HA HA」
時間制限あるけどどこで変身していたのかな、廊下とか?
「オールマイトだ!すげえや本当に先生やってんだな!!」
僕達は参加していない入学式で発表とか教員紹介とかしたんだろうか。
「シルバーエイジのコスチュームだ!画風違い過ぎて鳥肌が」
写真撮っちゃ駄目だろうか。
「ヒーロー基礎学!ヒーローの素地をつくる為、様々な訓練を行う科目だ!!単位数も最も多いぞ」
なおこれを教育科目としてまとめ上げた人物、人物?は根津校長先生だったりする。あらゆる意味で偉人、偉人?だよね。
「早速だが今日はコレ!!戦闘訓練!!」
格闘技の基礎より先に戦闘訓練しちゃうあたりヒーロー科らしい。そこら辺は自主練任せなとこが雄英高校にはあるんだよなあ。警察学校とかは柔道とかの指導もあるみたいだけど。
「そしてそいつに伴って、こちら!!入学式前に送ってもらった「個性届」と「要望」に沿ってあつらえた。「戦闘服」!!!」
その言葉と共に壁からでてくる番号の書かれたカバン。
「「「「おおお!!」」」」
ヒーローを志す者全員の憧れコスチューム。
幼少期に段ボール、テッシュの空箱、ナビ○コの筒を身に纏った経験は誰にでもあるだろう。
「着替えたら順次グラウンド・βに集まるんだ!!」
「「「「はーい!!」」」」
「格好から入るってのも大切な事なんだぜ少年少女!!自覚するのだ!!今日から自分は、ヒーローなんだと!!」
コスチュームを身に纏い揃って歩み出す新世代のヒーロー達。これからの活躍を知る僕も胸が熱くなってくる。
「さあ!!始めようか有精卵共!!」
だけど、
「「「なんかベ○ッガイが混じってんだけど!?」」」
同時にクラスメイト達のツッコミがグラウンド・βに響き渡った。
なんでコスチュームをそれにしたのかっちゃん(♀)。許可は取ってあるのかなあ。
オールマイト仮面。
そげキング並みにバレバレな変装。一体正体は誰なんだ(目そらし)。
サポート科実習室爆破。
担当者(パワーローダー)以外は基本スルー。相澤先生の学生時代も爆発してたとか。
お弁当。
作者としてはお弁当作りとなるととなりのトトロが一番最初に思い浮かぶ。なお毎日作るのを断ったのは材料費の件も理由の一つ、払おうとしたら拒否された。クオリティの高さに梅雨ちゃん関心。
障子君の昼。
この時期はまだ多分人前で食事しない子。
桜でんぶ
作者はちらし寿司くらいしか見たことない食べ物。タラとかほぐして炒めて甘く味付けして食紅などで着色したもの。甘いからか好きな人は好きだけど苦手な人は無理。
ベアッガイ
作者は最初期バージョンが一番好き。
目が粒子砲とか最高。
かっちゃん(♀)のコスチューム、詳細は次回。あとこの世界のサン○イズからは許可とってます。