後書きにアセン解説とか設定の補足を入れてきます。
プランD、いわゆる文字稼ぎです。
挿絵の機体カラーが元々の紫色と違うのは誤ってジンメルのACデータを消してしまったのでカラーが再現不可能になったからです。毎回色変えるものアレなのでこれで固定します
ブラインドを閉めドアの鍵も施錠し、できる限りの秘匿性を高めた部屋の中、ジンメルとオールマインドは談合を行っていた。
「さて、なるべく死人を減らすという訳ですが…何か策があるのでしょう?」
「そうだな。まず悪人を除いたAC乗りはマストで助けていくだろ?」
「悪人…この星に来てる時点で全員悪人では?」
「うっ…そうだけど、特にヤバいやつだよ。ホラ、
「あぁ、生かしておいてもいずれ混乱を招く者達ですね。」
一応会議室を借りてバレないように話している。調査任務の報連相が適当なジンメルにとうとう堪忍袋の緒が切れたケイトが説教…という情けない体で。*1
アーキバス最強としごでき(笑)美人が2人きりだなんて羨ましい!とかケイトに春が来たなど変な方向に察する方たちがまぁ湧くこと湧くこと。スネイル以外は楽しそうな職場である。
「そう、だからこそのレイヴンさ。で、昨日メッセージが来てな、相手がG4とG5だから手を貸して欲しいそうだ。」
「ふむ…2対1だろうと特に気負いする相手でもない気がしますが…」
「ただ倒すならの話だがな。この後壁越えが控えてるだろ?そこで先走ったベイラムのせいでG4が戦死するんだよ。」
「そうでしたね。」
「だからここで出撃出来ないくらいに機体をベッコベコに潰して当日壁に出させないようにするのさ。」
「急に脳筋…」
修理に時間をかけさせて無理やり出れなくしてやろう作戦。
「ですがスペア機体だったり別のレッドガン隊員が出てくるのでは?というか壁でジンメルがいい感じに潰せばいいじゃないですか。」
「ぐ…いや、レイヴンに会って情報の擦り合わせをだな…」
「電話でできますよね。」
「うるさいやい、もう出撃の申請は通ってる!行くぞ!」
「こんなので大丈夫ですか全く…」
とにかく決行。ついでにオールマインドも同行することに。2人が肩を並べて歩いていく姿が社員の目に留まると黄色い歓声と怨嗟の叫声が社内を木霊した。
「な、あ…ま、また変わっている…」
「?」
| 右腕 左腕 右肩 左肩 頭 VP-44D コア EPHEMERA 腕 MIND ALPHA 脚 ブースター FCS ジェネ EXP TERMINALARMOR |
|---|
格納庫で待っていたのはカラーが同じなだけのAC。今度は首無しデブから四脚に。幸いにも重量とEN負荷は基準内に収まっておりまともになっている。犯人?一人しかいない。
「重量過多じゃないだけマシか…」
「なんだかよく分かりませんが…このコアに2人も乗れますか?」
「いける。」
「本当ですか?」
「お前が
「死ねと?」
「だって狭ぇんだもん!撃たないから安心して!義体だしいいでしょ!」
「なんて事を言うんですか!?怖いですし義体にも五感、つまり痛みがありますよ!?」*2
口論の末に我慢してコアに2人で入ることに。操縦者のジンメルはなるべく椅子に深く座り、オールマインドはジンメルの膝の上で見る人によっては悲鳴をあげるくらいに極限まで丸まっている。*3
「…大丈夫?」
「柔軟性の高いパーツにしておいて正解でしたよ…人体にはできっこない体勢ですもの。」
何はともあれ出発。四脚なので悠々と空を進んでいる。
「ENあるならアサルトブーストで時間短縮して下さい。腰が痛くなってきました。」
「今ドーザーの巣窟の上空な。落ちてタコ殴りの大乱闘でもいいならアサルトブーストしてやるよ。」
「やっぱこのままで…」
コアのEN回復力を活かして地に足付けずふよふよ向かう。ドーザーの縄張りを通り過ぎた辺りでオールマインドが限界を迎えたので小休憩。周囲に敵が居ないことを確認し適当なグリッドの上で一旦外に出る。
「あ゙ぁ゙〜っ゙、ふぅ。人工関節に負担は…よし、大丈夫ですね。」
「人工でも音鳴るのな。細かいねぇ。」
「えぇ、少しでも違和感があれば人では無いとバレてしまうので。頑張りましたよ。」
大きく伸びをしたり捻って身体を解す。その間にジンメルはフィーカを用意し脚部パーツに腰掛ける。
「ほい。あったけぇ内に飲みな。」
「気が利きますねぇ。いただきます。」
ほう、と白い息が零れる。
「これ飲んだら行こうか。距離はあと少しだし。あ、急かしてる訳じゃないぞ?」
「分かっていますよ。」
フィーカを飲み終わり、ジンメルが先にコクピットに座りオールマインドは普通にその上に座る。
「前が見えないが。」
「最初からこれで良かったのですよ。心配ありません、私が指示を出します。」
じゃあもうオールマインドが動かしてくれと言いたかったが何かの弾みで墜落されても困るので仕方なく操縦桿を握る。
何度か指示は出されたが多少方向を修正するくらいで問題なくレイヴンのガレージに到着。
「来たぞー。」
『今開けるわ。』
久々の再会で少し嬉しそうなレイヴン。ウォルターはヴェスパー部隊が来るなんて何か裏があるのではと後ろで勘繰っている。
「いらっしゃい…えっと、後ろはどちらさん?」
「ケイトです。」
「…成程ね。」
「ヴェスパー部隊と知己を得れて光栄だ。よろしく頼む。」
「はい、こちらこそよろしくお願いするっす。」
ウォルターとも挨拶を交わし、会議はレイヴンの部屋で行うことに。作戦と名乗れるほど上等な内容ではないが周知しておくのは大事。
「…ちょっとジンメル、レイヴンの視線が怖いです。対処して下さい。」
「ウチのケイトが何かしたのか?」
「あぁ、メッセージをハックして追記してたの。ほら。」
レイヴンに見せられた画面には傍から見れば煽りとも取れるような一文が最後に書かれていた。
「気持ちは分かるがあまり責めないでやってくれ。折角仲間になったんだ。」
「くっ…これじゃあウォルターに怒られ損じゃない…!」
和解?は済んだようで本題に。ルビコン解放戦線の所有するガリア多重ダムを襲撃するG13としての初任務…というのが表のミッション。途中で解放戦線側から裏切りを持ちかけられレッドガンの2人を撃破するのが今回の内容。もっとも、それに応じるかはレイヴンに委ねられているが。
「それで、私は普段通りやるけどどのタイミングでアーキバス陣営の貴方が介入するの?」
「なんか…こう辻斬りみたいに上からドカドカ射撃?」
「はぁ…」
「すまんそれは考えてなかった。」
戦闘は強く当たって流れでお願いしますとボンヤリ骨組みでしか考えていなかったのか自身が及ぼす影響を理解していないようだ。これがランク1の姿ですか。
「あ、ケイトの名義で出れば企業陣営だと気付かれないですよね。」
「おぉ!その手があったか!」
「お任せ下さい。」
オールマインド管理権限によって名前がケイト・マークソンに、機体名がトランスクライバーに変わった。エンブレムもしっかり万年筆みたいなやつに変更済み。これで新参者の独立傭兵として動けるように。
「これで大丈夫でしょう。偶然にも機体もアリーナに登録されているものと違うので彼らが察知することは不可能です。」
「僚機の事は私からウォルターに言っておくから。それじゃ、シミュレーションルームに行きましょう。億が一負けることなんて事が無いようにね。」
「そうだな。この機体の動かし方も確認しておきたい。念の為レッドガンの機体でできるか?」
「ならまずG5からね。」
「フロイトが2人…」
この星の奴らは実力が着いてくると頭フロイト化するのか?と思うオールマインドであった。
『これよりベイラムグループ所属レッドガン部隊とオマケによる作戦行動を開始する!突入しろ、役立たずども!』
「ケッ、野良犬とオマケ野郎かよ。子守りなんざレッドガンも舐められたもんだな。」
「関係ねぇ、俺たちで終わらせればいい。」
『レッドガンは託児所ではないぞG5!ケイトとやら、よちよち歩きは卒業出来ているな!?』
「とっくにできてるよ、それよりマイクのボリューム絞ってくれないか。」
『無駄口を叩く暇があるならとっとと目標を破壊しろ!!!!!!!!』
容赦なく叱咤を飛ばされる。しかも個人ではなく隊全員にも爆音が飛んでいくものだから関係無かった他3人も飛び火を喰らう。
4人揃って
「俺たちは壁越えにアサインされている。この作戦は慣らしって事よ。野良犬の出る幕なんざねぇってこった。」
「間違っても余計な手出しはすんじゃねぇ。殺すぞ。」
「ホントに企業の正規部隊か?こいつら。」
『待て、621。解放戦線から暗号通信が入った。』
『こちらはルビコン解放戦線、聞こえているか、独立傭兵レイヴンにケイト。』
『単刀直入に言おう、こちら側に付きレッドガン2名を排除して欲しい。報酬はベイラム提示の2倍。どうだ。』
『なるほど。621、ここはお前の選択に任せる。』
「いいわ、受けましょう。」
イグアスとヴォルタに付けられていた識別タグのALLYが外れENEMYに変わる。
『協力に感謝しよう。』
『解放戦線から友軍識別タグが交付された。上手く使え。』
「じゃあここから手筈通りに。イグアスをお願いね。」
「あぁ。」
今回のレイヴンの武装はBADCOOK2丁にプラズマライフル2丁。とにかく装甲をデロデロに溶かし焼き損害を与える事を重視したアセンに仕上がっている。
「グアッ!ク…テメェ!誤射じゃねぇな!」
『ほう…どうやら貴様らと遊びたくなったようだな!G4G5応戦しろ!』
「野良犬ごときが解放戦線に抱き込まれやがったか…!ヴォルタァ!今行く!」
「行かすかよ、俺が相手だ。」
「ッ!」
バズーカが背を向けていたイグアスにヒット。すぐさま向き直り盾を構え、ライフルで迎撃を始める。ジンメルも盾で防ぐジリ貧に近い戦闘が開始した。
「チッ…いつまでもフワフワ浮きやがって、ミシガンみてぇだなァ。イラつくぜ…」
『俺に一発入れるのだろう!?これはその予行練習だと思え!』
ライフルがギリギリ跳弾になる距離を維持しマニュアルエイムでプラズマを移動先に置く。初めは数発は当たるものの弾速は遅く、目が慣れたか段々と見てから回避されるように。
「一々予測して撃ちやがって、ただのオマケじゃあねぇなぁ?それにケイトとか言うのも聞いた事がねぇ。誰だ?」
「世界を救うヒーローってとこかな。」
「そうかよ、ぶっ潰す!」
アサルトブーストで距離を詰め、強引に射程範囲内に追い縋る。しかし接近した所で向こうも盾持ちのためダメージも衝撃値も蓄積は極わずかのまま。バズーカやら分裂ミサイルやらが一方的に殺到する中、反対にイマイチ有効打に欠けるイグアスは歯噛みする。
「毎日クソみてぇに扱かれてうんざりなんだよ、テメェを倒せば幾分かスッキリするだろうなぁ!」
「そのよく喋る口を閉じた方がいいぜ、でないと…」
『G5、訓練内容が温すぎて不満か!?いいだろう、各メニューを10倍に増やして特別に俺直々のスペシャルコースもオマケで付けてやろう!喜べ!』
「フッ…ほらな?」
「ア゙ア゙ッ!」
歩く地獄による大地獄が確定。不憫だ…
「クソ、機体が…離脱するしかねぇ!」
『ヴォルタ!何をしている!』
「お、上手くいったか。」
ここでのジンメルのタスクは時間稼ぎ。イグアスを口八丁手八丁で足止めしレイヴンがヴォルタとのタイマンに集中できるようにすること。デロデロ融解大作戦は無事成功したようだ。
「…さて、座学の時間だ。分かってるだろうがACは熱を持つとどうなるでしょう?」
「あぁ?何言って…!」
突如としてイグアスの視界が真っ赤に染まる。ヴォルタを溶かしたレイヴンが駆け付け、両手に持つ火炎放射器でACを覆うほどの炎を浴びせる。
こうなってしまうと一瞬でACS障害を引き起こしてしまう。バズーカを喰らい盾越しだろうが関係無くスタッガーに陥らせプラズマがAPを消し飛ばしていく。
「グ…クソッタレの野良犬ごときが!」
『G5!…ふざけた遠足にしてくれたな、ハンドラー・ウォルター。』
『機体の修理費は俺に回しておけ。』
『当然だ。授業料も差し引いておく。これでは壁越えに間に合うか…?』
ミッション完了。
「ミッション中だったから言わなかったけどその機体って自分で組んだの?」
「いや…なんか毎回誰かに変えられてる。」
「どういう事?」
『暇だったのでアーキバスの監視カメラをハックし直近の録画を確認した所、フロイトです。』
「(クソデカため息)」
・今日のアセン
当たり、おぉ当たり
つまり当たり、おぉ当たり
喜びの時間だ
正直他のAPだけのデブとかピーキーなやつだとG4G5に勝てる気がしなかったので運が良かった
AB推力に優れているので攻めも逃げもこなせる。エフェメラのお陰でEN回復もまぁまぁ早い。
128ジェネでプラズマは痛いしミサイルロックも早い、盾で持久戦だってできちまうんだ。
唯一の弱点は私が盾を使い慣れてないからIGヘタクソなこと。練習してきます。
・今日のレイヴン
W火炎放射器にWプラズマキャノン
脚だけWRECKER、他は20D、ABBOTにしたくらいで残りは初期装備
上のランダム四脚より余裕で多重ダム襲撃Sランク取れました
tips :コアパーツの広さ
外見の大きさで大体サイズをつけてます。天牢、主菜は広くてラマガイ、エフェメラは狭いです。
人からすれば十分巨大ですが部品や放熱のためのパーツなどで内部体積を詰めてると思います。
エフェメラだと排熱で背中からキノコみたいなのが出てきますよね。それが完全に収まりきるのでそれで中を圧迫してると予想。
例えるならバイオ4のアタッシュケースとか決められたマスの中で装備をやりくりするやつ。空いたスペースが搭乗部分になります。(伝われ!)
それはそうと私もオマちゃんとギチギチに詰まってみたい。ロッカーとか咄嗟に隠れたテーブルの中とかどう足掻いても密着が免れない位に狭い場所で1滴のエッセンス垂らした程度にR18を感じさせるくらい。うなじとかいい匂いしそう。いやする。ヒヒヒッ、たまらぬ匂いで誘うものだ…
その後そこから出たら顔を真っ赤にして涙目になってどの感情よりも羞恥が勝って暫く目を合わせてくれないんですけど心のどこかで満更でもなく喜んでおられるのですよ!耳元でボソッと「カワイイね」って言ってあげてスタッガー誘発させたいね
次の日になったらいつものように挨拶してくるんだけど目を合わせた瞬間に昨日のアレがフラッシュバックしてボッ!て効果音が鳴ったのが解るくらい赤面するんだ!
興 素
奮 晴
し ら
ち し
ゃ い
う ・
じ ・
ゃ ・
な ♡
い
か
・
・
・
♡ズギューン
拙者予期せぬイベントで親密度上昇好き好き大好き侍、義によって助太刀致す(性癖解放戦線)
…む、この音はハレンチ封鎖機構か!散ッ!
本当にごめんなさい
私の人生封鎖機構してください