30分どころか2時間かかりました。
あ、fAのステイシスは6時間半でした。プラモムズすぎ。パーツちっさすぎるねん。
今日はウォルターの計らいで1日空いており、メールで招待を受けたので彼の居るガレージに行く。
着いた。ここがジンメルのガレージ、まぁ、うちのとほぼ同じだ。
「レイヴンよ。着いたわ、開けて。」
「もう来たのか、今開ける。」
扉が大きな音を立てて開く。
「ようこそ、(人間からすれば)ビッグボックスへ。歓迎しよう、盛大にな。」
「…まぁ、よく分からないけどお邪魔します。」
内装も…至ってシンプル、棚に彼の趣味らしき物がいっぱいあるってくらいかな。
「そこの椅子に座って待ってて、今フィーカ持ってくる。」
「ありがとう、そうする。」
奥に引っ込んだ彼を確認して今のうちに部屋の写真を撮りまくる。私の部屋も殺風景だから参考にしたいのよ、他意は無い。
この机にあるAC?初めて見た…
「お待たせ、はいよ。」
ジンメルがフィーカをトレイに乗せて持ってきた。角砂糖の入った瓶もある。
「この角砂糖、高かったんじゃないの?」
「まぁ、そうだね。でもブラックはまだ飲めなくてさ。レイヴンも好きなだけ入れていいぞ。」
以前にサイトで見た値段が頭をよぎり流石に遠慮が勝った。1つだけとぷん、と入れた。
「ふぅ、あったかい。」
「外いっつも寒いから仕事終わりのフィーカは美味いよな。」
わかる〜かじかんだ手が温まるあの感覚、堪らないのよね。
「さ、もう温まったろ。質問タイムといこうか。」
「何でも聞いていいのよ?」
「最初は軽くいこうか。ウォルターさんはどんな人だ?子を使い潰す冷血だと聞いてはいるが。」
「そんな事しない私のお父さん。」(即答)
「うおおぉう…」(畏怖)
「じゃあ次は私のターンね。」
「え?ターン制とか知ら「そのACみたいなの、何?」」
「あぁこれ?何か前ここのガレージ使ってた人が置いてった物らしいんだよね。めっちゃ精巧な作りでしょ?」
「確かに、乗って見たいね。」
「コイツどうやって乗るんだ?」
「えっと…俺のターンでいいな?」
「お前はこの星に何をするつもりだ?」
…ジンメルは確実に何かを知っている。
「それは私と
「ごす…?要するにどうしようと何時かはレイヴンが関わってくるんだな?」
中々鋭い。
「それに、お前にはもう1人いただろ?」
「!」
やはり知っている。私と同じ周回者!
「貴方、何周目?」
「っ!レイヴン…お前…」
「私は識っている。貴方が第8世代の強化人間でヴェスパー第9隊長だった事も、個性的な部下がいた事も。人望に厚く誰彼問わず皆から好かれていた事も。」
「……」
「そして、貴方は死んだ。ラスティが言ってたよ。少し違えばこちらがやられていたって。」
「この星の
「エアも…星系も…滅ぼしたのか。」
「そうよ。飼い主の令に従い全てを滅ぼす猟犬。」
「フィーカをもう1杯貰えるかしら?」
「…あぁ、待ってろ。」
部屋を出る時の彼の沈鬱な表情が脳裏に焼き付いて離れなくなった。
フィーカを持ってくるとレイヴンはじっとソブレロを眺めていた。そんなに乗りたいか?ペラッペラだぞ?
しかしあいつが俺と同じ周回者で、星系を焼いた張本人か。しかも『1つの』と言っていた。燃やす以外にも何らかの方法を取ったという事だ。
「ほら、角砂糖も1個入れといたぞ。」
「ありがと。」
「そうだ、今レイヴンにはエアは居ないのか?」
「いいえ。ウォッチポイントデルタ、あそこで会うことになる。」
「成程。時期的には、んーと…壁越えの後か。」
「そうね。」
へぇ、最初からいる訳でもないのか。まぁいたらとっくに何かしらハックしてアピールでもしてただろう。
「ねぇ、貴方はまたアーキバスに行くの?」
「どうかな、あの時は入るしか無かったからなぁ…」
ホーキンスさんだったから良かったものの、うっかりフロイトにでも遭遇したら死にかねないし…
「入ったらまたレイヴンと敵対するんでしょ?じゃあゴメンだね。」
「味方で在りたいって事?ふふ、嬉しい。」
それ以前にあんた強すぎるし。
「聞きたいことはこんな所かな、レイヴンは?」
「んー、なら最後に1個だけ。」
「オールマインドとはどういった関係?」
「オールマインド?アリーナとかログハントの報酬だったり結構良くしてもらってる。」
「それは傭兵の皆がそう。いや違くて、ほらボードゲームとか一緒にしてたって。」
「暇だったからダメ元で頼んでみたら案外OKくれてさ。なんか友達みたいだな。」
「ふーん。(打算的な行動は無いのかな?)」
「なんだよ、あいついい感じの強さで面白いぞ?」
「あ、だったらなんかやろうか?そこの棚にあるから好きなの取っていいぞ。」
レイヴンが棚を見る。一通り見て持ってくる。
「じゃあこれね。」
「おし、ルールはこうだ。」
この後めちゃくちゃボドゲした。*2ルールを覚えたレイヴンは普通に強かった。今度オールマインドとやらせてみよう。
「あ、ウォルターがそろそろ夕飯だから帰ってこいだって。」
「ほんとにお父さんみたいだな。」
「言ったじゃない、そうだって。」
「…違うよな?」
「うん。」
どうなってんだこの人たちの関係。
「名残惜しいけど、今日は帰るね。」
「おう。いつでも来ていいんだぞ。」
「うん、じゃあね。」
レイヴンが帰ってく。今日はとても収穫があった。しかしヴェスパー時代もきっちり覚えられてるとは…なんか恥ずかしい。
ちょっとだけトレーニングでもしてから寝よう。
「オールマインド、トレーニングを起動してくれ。」
『…』
「あれ、おーい?ちゃんと繋がってるよなこれ?」
『んで…なんで…』
ん?
『なんでオールマインドもボードゲームに誘ってくれなかったのですか!』
「え…」
『見てましたよ!あんなに楽しそうに!口角上げちゃって!』
『いや、あの…トレーニング…』
『どうせ私なんかもう用済みなんだ!うわーん!』
あっ通信切りやがった!なんなんだアイツ!呼んでも出ねぇ!
「わかったわかった、今やるぞ。オールマインド。」
『…本当ですか?』
あ出た。
『もう私以外とやらないのであればやって差し上げましょう。』
「それは…ないかな。多数でやるもんだろボドゲって。」
『ぶぅー。』
ブーたれんな。お前AIじゃなかったんか?めんどくせぇ女みたいだ。
『なら今回は試作段階ですが私自作のボードゲームをプレイしましょう。データは今送信します。』
「へぇ、そんなことも出来るのか。」
ゲームデータが送られてくる。
『ルールは簡単です。ランダムにアセンブルされた機体とジェネレータに与えられた手札で、如何にEN負荷限界ギリギリまで実用的な武器と内装を積めるかを競います。』
『名付けて『オールマインド式アセンブルトレーニング』!』
普通に面白そうなのが出てきた。やるじゃん。
「いいね、やる気出てきた。やろう。」
『そう来なくては。』
画面に機体のデータが表示される。
VE-44B、VE-40A、VE-46A、KASUAR?ジェネレータは…
「これ最初からカツカツだな…重量過多だし。」
しかもアーキバスだらけ。手札ちらっと見たけど
最終的に
右腕:
左腕:
右肩:
左肩:
ブースター:
FCS:
になった。飛んだら着地やばいし地に足つけて火とミサイル垂れ流す構成。
「できた。そっちは?」
『こちらも出来てます。それではお互いに見せ合いましょう。』
オールマインドのは…
「俺の勝ちでいい?」
『待ってください。ここからは自機の推薦をするターンです。』
『私はKRSVをフルチャージで放ち、スタッガーした所をAB最高値の推力の乗ったキックで追撃する運用です。』
「外したら終わりじゃん。スピード出ないし。」
『それはどうでしょう?勝負の行方はあなたの推薦文を聞いてからとします。』
何で自信ありげなんだよ。
「火で炙ってミサイルを使う。ミサイルロックも強い。手数が多いから継戦も頑張れる。どうだ?」
『ふ…良いでしょう、今回はそちらの勝ちとします。』
「当然だな。」
『次はそうはいかないですよ。ほら早く。』
「はいはい。」
結構楽しかった。あ、結局トレーニングしてないや。まぁいいか。
因みに上記の構成オールマインドver.だと
レーザースライサー(EN負荷328)までなら積めます。意外と幅広いかも?