自宅でガンダムブレイカー4遊んでたらSEED世界に愛機+前作キャラと来ちゃっだぜ☆ガッデム!!   作:くまこう

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更新が遅れて申し訳ないです。

言い訳は後書きで


第11話 アルテミスまで③

 

 

バジルール少尉と談笑しながらブリッジに入ると、

 

「………」

 

と顎に手を当てて悩んだ顔をしているラミアス艦長がいた。

 

「どうかしましたか艦長」

 

と俺が聞くと、艦長はこちらに顔を向けて話してくれた。

 

「あぁ、二人ともいいところに来ました。これを見てください」

 

とスクリーンを指差す。

 

そこに映し出されていたのは、[クルーゼ隊]が乗る戦艦[ヴェサリウス]が写されていた。

 

「これは?」

 

「クルーゼ隊が乗っている[ヴェサリウス]です。それがどうやら…アルテミスに向かっているようです」

 

「!と言うことは…行き先がバレたと言うことですか⁉︎」

 

バジルール少尉は目を見開いて驚いた。

 

「いや、分かってたら転進してこちらに打ち込んでいてもおかしくない。恐らくだが…アルテミスに網を張るつもりなんだろうさ」

 

少尉の問いにはコックピットに座っているフラガ大尉が答えてくれた。

 

確かに現状、打ち込んでくる様子はなく、相手が此方を捕捉している様子もない様子だ。

 

「なるほど…この様子だと…向こうが先にアルテミスに到着するでしょうね」

 

俺はスクリーンと地図を見ながら発言する。

 

「そうなるわね…どうしたものかしら…」

 

艦長は悩ましげに頭に手を当てている。

 

少尉は少尉で自身の策が見破られたことにショックを受けているようで沈黙している。

 

「どうするかなんて…打って出るしかないじゃないですか」

 

俺は沈痛な顔をした二人にそう言った。

 

「幸い、この艦にはMSが四機、MAが一機あるんです。乗るパイロット達も粒揃いのメンツが揃っている。突破は難しくないと思いますよ」

 

「しかし…相手はあの[クルーゼ隊]です。一筋縄ではいかないと思いますが」

 

と少尉がそう話す。

 

「確かにZAFTのビッグネームである[クルーゼ隊]は脅威です。ですが、その彼と対等に渡り合っている人物が此方にもいるでしょう?」

 

そう言って、ブリッジで割り振られた席で此方を見上げる人物に目を向ける。

 

「出来ますよね?フラガ大尉」

 

「いやぁ…こう頼られちゃ…応えないとね」

 

話を振られた大尉はナイスガイな笑顔で答えてくれた。

 

「ありがとうございます。では早速、人員の割り振りと作戦を決めていきましょう」

 

そう言って、艦長・大尉・少尉と作戦を練ることになった。

 

 

 

 

 

 

作戦が決定し、ブリーフィングルームで作戦と割り振りの下達がされた。

 

そこには何処か憑き物が落ちた表情の[キラ・ヤマト]も参加している。俺は彼の方に向き直る。

 

「気持ちの整理はついたのか?」

 

「いえ……でも、戦わなくちゃいけない気がしたんです」

 

と言った彼と目が合う。僅かに怯えが見られたが目が逸らされることはなかった。彼なりの意思の表れなんだろう。

 

それを無碍にするわけには行かない。

 

俺は全員の顔を見回して、

 

「では…これより作戦を伝達する。各員聞き漏らすことのないように」

 

と作戦の説明を始めた。

 

「今回は隊を三つに分けてことに当たる。第一部隊はウィルとフラガ大尉。2人は前方[クルーゼ隊]の相手をしてもらう。作戦は2人で立案してもらって構わない。敵機を進行ルートから退けてもらう」

 

ウィルとフラガ大尉が頷く。

 

「第二部隊は俺とミサ。俺とミサは後方から迫ってきているZAFT艦隊の撃退か殲滅だ」

 

ミサはふんすと息巻いている。

 

「最後に第三部隊。キラ・ヤマト。君はエールストライカーパックを装備して艦の護衛についてもらう」

 

そう聞いたキラはキョトンとした表情になっていた。

 

「護衛…ですか?」

 

「君はまだ本格的な戦闘をしてないからな。今回は後方で戦場の空気を知ってもらうのが主目的だ。いきなり[敵を撃て]なんて言うつもりはないが…」

 

と一つ区切り、彼に言って聞かせるように

 

「敵が来たなら迷わず撃て。君が一瞬を迷った時に傷つくのは君じゃない。君が大切だと思っている戦えない誰かだ」

 

俺がそう言うと彼の表情が固まった。それを見て俺はパイロット用のフルフェイスヘルメットを装着する。

 

「では、各々MS・MAに乗り込み待機。開始時間はおおよそ30分前後の後、ブリッジから通達が届き次第作戦を開始する。誰も死ぬな。今日も生き抜くぞ」

 

「「「了解」」」

 

「り…了解」

 

と各々がパイロットスーツに着替えてそれぞれの機体に乗り込んでいく。

 

 

 

 

「[なんであんなこと言ったの?]」

 

[アストレイ]に乗り込み動作確認を行なっている途中、ミサからそんな通信が入った。

 

「…なにがだ?」

 

「[撃たないと身内が死ぬぞ〜って言ったこと]」

 

と言うミサの顔は怪訝な表情をしていた。

 

「[あの子は兵士じゃないんだよ。いくらなんでも脅し過ぎじゃない?]」

 

「だからこそだ」

 

俺は基本動作の確認が終了次第、スクリーンに写っているミサに顔を向けた。

 

「彼は、この期に及んでまだ躊躇いがあるみたいだ。後衛と聞いて安心している顔をしてた。だから脅かした。気を引き締めて欲しかったからな」

 

「[そりゃわかるけど…]」

 

「ミサ。俺は彼を甘やかすつもりはない。今後次第ではあるが…必要なら彼には護衛以外の仕事も担ってもらう予定だ」

 

「[それは話が違うんじゃないの?彼は私たちの部下ではない。むしろ彼は私達に守られるべき立場なんだよ]」

 

「ご尤もな意見ではある。しかし今はそうも言ってられないだろう」

 

ミサは複雑な表情になる。

 

「恨まれ役は俺がやる。本国に帰ったら処分も受けるつもりだ」

 

俺はそう言って目を伏せる。

 

ぶっちゃけこの世界で主人公に嫌われるって死亡フラグビンビンだけどな!無事に帰れる保証もねぇけどな!(ヤケクソ)

 

「だから、彼のケアはミサに任せるよ」

 

「[え?]」

 

「彼となにか話したんだろう?ミサに熱めの視線がいってたよ?」

 

「[い、いやぁ…]」

 

とミサは目を逸らして頬をポリポリしようとしてヘルメット掻いている。

 

「なんにせよ、彼の話を聞けるのは学友以外だとミサだけなのようだ。だから、何かあったら助けてやってくれ。お姉さんなんだからさ」

 

「[⁉︎アキヒロ!オマエどこまで見てた⁉︎]」

 

「見てねぇよ。そんな気がしただけだ。お前もちゃんと準備しとけよ?切るぞ〜」

 

「[待てこr]」ピッ!

 

と通信を切る。そこへブリッジから通信が来た。

 

「[こちらブリッジ。あと数分で戦闘範囲に入ります。スガ1佐・サツキノ准佐は第一部隊発進後、発進準備に移ってください]」

 

「了解」

 

俺は短くそう返答し、出撃の時を待った。




キラ君の戦う理由に3ヶ月も悩んでたなんて言えない。

ぶっちゃけあんなに嫌がってたキラ君を戦場に引っ張り出す口実が中々見つからず、最終的に主人公の鞭とミサの飴で出てきてもらうことになりました。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

次回がいつになるかわかりませんが、また次回でお会いしましょう。
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