自宅でガンダムブレイカー4遊んでたらSEED世界に愛機+前作キャラと来ちゃっだぜ☆ガッデム!! 作:くまこう
本当にお待たせして申し訳ないです。
一話作るのに3ヶ月はかかりすぎだよなぁ…、
地球軍の先遣隊と合流を目指して進む俺たち。
やがて、通話が可能な距離まで接近することができたらしく、民間人の名簿を送ったと話が聞こえて来た。
俺は各機体のチェックを済ませて廊下を歩いていると、廊下の向こうにカガリとウィルが話し込んでいた。
「2人とも、こんなところで何話してるんだ?」
話しかけてみると、
「あぁ、アキヒロちょうどいいところに来た」
ウィルがそう言うと、
「カガリの今後のことで相談があるんだ」
…そんなこと廊下で話すなや。
そんなこんなで場所を俺の部屋に移し、話の内容を聞くことにした。
内容としては、ウィルがカガリに避難用のシャトルに乗ってオーブに帰るように勧めたそうで、それをカガリが感情的に拒否したようだ。そこからウィルが理路整然に説得を試みて、それを感情的に反論すると言う不毛な会話に発展してしまったそうだ。
ウィルはやれやれと片手で顔を覆って「呆れてます」感を出している。
カガリはカガリで感情が昂っている様子で目が吊り上がっている。
「僕としては、カガリ姫には少しでも速く安全な場所にいてほしいと言うのが正直な気持ちでね…」
とウィルは言うが…カガリはと言うと、
「ダメだ!お前達が戦っているのに私だけがそそくさオーブに帰れるわけがないだろう!」
とウィルに反論している。
「はぁ…取り敢えず2人とも落ち着いてくれ」
俺はそう声をかける。
「俺の意見を言ってもいいか?」
「あぁ、よろしく頼むよ」
ウィルが促してくる。あまりウィルには好ましい意見ではないが仕方ない。
「俺としては、カガリにはここに残ってもらいたいと考えてる」
「へぇ、それはまたどんな理由で?」
「アキヒロ…!」
ウィルは訝しげに、カガリは目を輝かせてこちらを見る。
「まず大前提として…俺たちの目的はカガリをオーブに連れ戻すことだ。今は大人しくしているが…このお転婆娘が俺たちの目を離れたらどこに行くかわからないだろう?」
「な⁉︎」
「…あぁ確かに」
カガリは目を見開く。ウィルは納得がいったような顔になる。
「今度はどこぞの紛争地帯に行ってしまうかもしれん。そうらならないように、アークエンジェルにはカガリを乗せたままオーブまで足を追ってもらう予定だ」
「なるほど…そう言うことなら納得だ。出過ぎた真似をしたね」
「気にするな。まぁその約束を取り付けるのはこれからなんだが…まぁお優しい艦長のことだ。了承してくれることだろうさ」
「あの少尉殿が噛み付いてきたら?」
「その時は、補充を言い訳にすれば良いさ」
とウィルと悪い顔を話していると、
「お前ら私をなんだと思ってるんだ⁉︎」
とカガリが顔を真っ赤にして怒っていた。
「それは…」
「自分の胸に手を当てて聞いてみたら良いさ」
「くぅ!」
俺とウィルが皮肉で返すと、カガリが悔しそうに地団駄を踏んでいる。
「…ウィル、すまないがさっきの話をミサにも伝えてきてくれないか?もちろん、ナイショの話としてな」
「あぁ…わかってるよ。後は任せた」
とウィルが退出したのを見送り、カガリの方を見ると、
「………」
ベッドに座ったカガリがそっぽを向いてむくれていた。
「…はぁ…」
俺はため息を一つこぼし、カガリの隣に移動する。
「…カガリ」
「なんだよ」
「そう怒るなって」と頭を撫でると、
「うるさい!」
と手を振り払ったカガリがカッとなってこっちを見る。顔は羞恥からか怒りからか真っ赤になっており吊り上がった目は俺を睨んでいる。
人によっては「触らんとこ」となる状態だが…、
俺にとっては最早、気まぐれな妹を相手にしている気分である。
「ウィルも悪気があった訳じゃない。寧ろカガリの安全のために言ってくれたんだ」
「私がウィルのことで怒ってると思ってるのか⁉︎あんな奴今はどうでもいい!今私が怒ってるのはお前の事だ!
「なにさ…お転婆娘って言われた事そんなに気にしてるのか?」
「うるさい!この歳で言われるこっちの身にもなってみろ!恥ずかしくて仕方ない!」
「いやぁ…仕方ないと思うよ?家出して宇宙に飛んでっちゃうんだもの…お転婆が過ぎるって」
「うぅうるさいうるさい!」
とカガリが羞恥に駆られて腕を振り回す。これも最早オーブにいた時の日常だったりするわけで…、
「もぉ恥ずかしいとすぐ手が出るの治したら?」
と俺の胸をぽかぽかと叩くカガリにそう言いながら抱きしめて頭を撫でる。
「やめろぉ!抱きつくなぁ!撫でるなぁ!」
とカガリが顔を真っ赤にして脱出しようともがく。
「寂しくてじゃれてきてくれてるのかなぁと思ったんだけど?」
「そんな訳ないだろう⁉︎」
とカガリが否定する。
「ほらほら機嫌直して?良い子いい子してあげるから」
「やめろー!腰をガッチリ抱きこむなぁ!はぁなぁせぇぇ!」
とカガリが必死に足掻くので離してあげると勢いのまま背後に倒れ込んでしまった。
その後すぐに上体を起こして身体を守るように自分の身体を抱きしめてこちらを睨んでいる。だが顔が真っ赤なせいで全く怖くない。
なんだろう。カガリからシャーッ!て幻聴が聞こえる気がする。
「不安でウィルや俺に当たるのは良いが、俺たち以外の奴に当たるなよ?」
「それは今関係ないだろう⁉︎」
「何かあったら俺んところに来い。話し相手になるから」
「さっきのことで身の危険を感じるんだが⁉︎」
カガリが乙女の危機を訴える。
その後も2人で言い争いという名のじゃれあい(主観的)をして時間を過ごした。
それから数時間が経過し、俺はアストレイの操縦席で待機していると、ドックに第一警報発令の放送が届いた。
「(やはり…襲撃されたか)ミリアリア君、こちらアキヒロ。出撃準備は出来ている。艦長達に伝えてくれ」
「[了解!]」
オペレーター担当の彼女にそう連絡すると、すぐに通信が来た。
「[スガ1佐、敵はジン8、シグーが1、ですがまだ増える可能性があるとのことです!]」
「わかった。先行して出来る限り数を減らす。後続には出来るだけ速く出てくるように伝えてくれ」
「[了解しました!]」
そう言って、俺は発進口まで移動して出撃準備を終える。
「[進路クリア、アストレイ出撃どうぞ!]」
「アキヒロ・スガ、アストレイ発進する!」
カタパルトに乗ったアストレイが勢いよく射出され、勢いそのままに先遣隊に襲いかかっているジンに突貫して行った。
戦闘宙域では、地球軍のMAメビウスとZAFTのMSジンが戦闘を繰り広げていた。
ZAFTのジンが次々とメビウスを撃墜しており、ZAFT側が有利に立ち回っている状況だ。地球軍も負けじと艦砲を放つが回避されミサイルの反撃を受け護衛艦が爆散し轟沈してしまう。
俺は実体剣[ガーベラストレート]を抜刀し近くにいたジンをすれ違い様に上下に両断する。
背中に感じる爆風を尻目に先遣隊の本隊に接近しているジン2機を狩り、爆散を確認した所で本隊と通信を繋ぐ。
「先遣隊、こちらオーブ軍所属アキヒロ・スガ1佐だ。本艦の護衛に入る。速やかに残存勢力と宙域を離脱し本隊に合流してほしい」
「[なぜオーブ軍が!それにその機体…紅龍か⁉︎]」
「質問に答えてる時間はない!速く離脱しないと落とされてしまうぞ!」
「[何を馬鹿なことを言っているんだ!娘に会うためにここまで来たんだ!そんなことできる訳ないだろう!]」
反論するその声は…たしか事務次官の[ジョージ・アルスター]だったっけ?戦場で馬鹿なこと言って現場を困惑させるから史実でも堕とされたのでは…、
そんなことをほんのり考えていると、アークエンジェルから通信が入った。
「[アキヒロさん!新手です!敵はジン10機、シグー3機…それと…デュエルとケンプファーです!]」
ケンプファー…?ケンプファー⁉︎
「(…はぁ⁉︎ケンプファーってこの時代にいる訳ないだろう⁉︎)…了解、こちらで対応する。キラ君に先遣隊の護衛に入るよう指示を出してくれ」
「[分かりました!]」
そう指示を出して俺は援軍に対応するためにその場を離れた。
…俺が来たことでプラント側にも変化が出てきてるのか…?いやうちの親父がとんでもないことしてたわ。
それにしても…ケンプファーかぁ…誰が乗ってるんだろうか…
そんなことを考えていると、目視で確認できる距離まで援軍が近づいてきていた。
ジン・シグー・デュエルを引き連れる形で進軍してきており、その先頭に問題の機体が現れた。
ケンプファーの頭に、両肩に特徴的な…サムライを彷彿とさせる肩当てのようなシールド、何よりバックパックに装着された丸い装着。そして何より…本来は青いカラーのケンプファーが真っ赤な色合いになっている。
「ミスターのガンプラじゃねぇか⁉︎」
そう思わずツッコミを入れて突貫すると、それに気づいたケンプファーが剣を抜刀して応戦して来た。
互いの剣が鍔迫り合いを起こしていると、回線が開かれた。
「[ハーハッハッハ!久しぶりだね!アキヒロくん!]」
と陽気な声が、ゲームでよく聞いた声が聞こえて来た。
「…なんでアンタがクルーゼ隊と一緒にいるんだい…ミスター!」
とスクリーンには、ザフトの白スーツを装着し、特徴であるアフロとグラサンは無いが見知った顔がそこに映っていた。
現時点で、カガリが1番ヒロイン枠に近いのだろうか…いやあれはヒロインというより妹枠なのでは…?
と言うわけで、カガリ久々の登場&主人公にウザ絡みされる回+新キャラ登場回でした。
頭で考えてたことが一つ書けてとりあえず嬉しいです。ミスターのガンプラが単眼だと思った時からここのシーンを考えていました。
さて、次回はどう決着がつくのか。そもそも次回の投稿はいつになるのか。
次回も読んでくれると嬉しいです。