自宅でガンダムブレイカー4遊んでたらSEED世界に愛機+前作キャラと来ちゃっだぜ☆ガッデム!!   作:くまこう

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もうすぐ一年経つのに未だに地球に降りれてないという…、




第19話 地球降下とZAFT襲来①

 

 

 

ハルバートン提督より密命を受けた俺はアークエンジェルに戻った。

 

艦内では、民間人が避難用シャトルに乗り込むための荷造りをしている途中だった。それを横目に歩いているとヘリオポリスの学生組達も例の除隊書を破く場面が見られた。

 

「(このタイミングだと…キラ君はドックのシャトルのところかな…さてどうしたものか…)」

 

俺は居住区を出てこの後どう動くかを考えながらMSが待機している方のドックを目指した。

 

 

 

 

ドックに入ると、そこには第八艦隊より[スカイグラスパー]が2機搬入されていた。マードック曹長以下整備班が2機の対応をしていた。俺は刺激しないようにアストレイの操縦席に向かっていると、

 

「あ…」

 

とアストレイを見上げるカガリがそこにはいた。

 

「こんなところで何してるんだ?カガリ」

 

「いや…何となくなんだが…こいつの顔が見たくなってな」

 

とカガリが頬を掻いてそんならしくないことを言う。

 

「らしくないこと言うじゃん。アストレイも驚いていることだろうさ」

 

そう返すとカガリはムッとした顔をする。

 

「そりゃそうだろ?戦争反対派のカガリにとって、オーブ製MSの親的立場のアストレイは気に入らない物のはずだからな」

 

「そうだとも。今でも戦争なんてしない方がいいと思ってる…だけど…今は複雑な気持ちだ」

 

「複雑?」

 

「あぁ…こんなものがなければ誰も戦争しないと…私は思ってた。だがコイツがいなかったら…オーブはあの時に滅んでたかもしれないと思うと…わからなくなってしまったと言うか…」

 

第一次オーブ戦役の話か…、

 

「この艦に乗ってから…戦争とか色々考えるようになってな…そこでふと思ったんだ。お前達が命を賭けてオーブを守ってくれたから、今の私がいると…」

 

驚いた。争い事反対過激派のカガリの口からそんな言葉が出てくるなんて思いもしなかった。それが表情に出ていたらしく、カガリが苦笑していた。

 

「そんな顔するな。私だって驚いている…こんな考えを持つようになるとは思わなかったよ」

 

そう言ってカガリは視線を再度アストレイに向けた。そして幾分か表情が和らぎ

 

「お前たちがいてくれて本当に感謝している。これは正直な私の気持ちだ」

 

カガリはそう言った。

 

「気にすることはない…それが俺たちの仕事だ」

 

「ふっ…まぁな」

 

「けれど、だからと言って力を振りかざすだけの愚者になるつもりはないよ」

 

俺の言葉を聞いて、カガリが視線をこちらに移す。

 

「俺達は、侵攻だの戦争だのに興味はない」

 

俺はカガリの前に立つ。

 

「俺は、カガリを守る為にこうしてここにいる」

 

「…は⁉︎」

 

カガリが途端に狼狽する。

 

「当然だろ。カガリを連れ帰るだけなら他の奴でも出来たさ」

 

ふぅと腰に手をついた。

 

「こうして俺がアイツら引っ張ってきたのだって万が一が無いようにする為なんだからな?」

 

「なな…」

 

カガリの顔がみるみる紅くなっていく。

 

「あんまり心配させんなよ…な?」

 

「う…うん」

 

プシューっと頭から湯気が立ち昇っていくのが見える見える。

 

「ほら、そろそろ降下が迫ってるから。部屋で大人しくしてろよ」

 

「あ…わかった」

 

とカガリが熱に冒されたかのようにふらふらと自室に戻って行った。

 

「…やりすぎたかな…」

 

俺は頭を掻いてそう呟く。

 

「まぁこれで少しは自分のやったことを顧みてくれると良いんだが…」

 

そう言って、俺はアストレイの操縦席に座りOSを開いた。

 

 

 

 

 

 

調整を終えて自室で過ごしていると、艦内放送で地球への降下がアナウンスされた直後、ZAFTの襲来を知らせるアナウンスがされた。

 

俺はすぐ更衣室に入り、パイロットスーツに着替えるとドックへ向かった。

 

ドックに入ると、フラガ大尉がマードック曹長が声を荒げて会話している。フラガ大尉はブリッツの席に座っておりマードック曹長が待機命令を伝えていた。

 

それを横目に、俺はアストレイの操縦席に座り発進を待っていると、キラ君がパイロットスーツに着替えてドックに登場した。

 

キラ君はフラガ大尉達の隣を横切ると、俺の方へと近づいてきた。

 

「ストライクで待機しています。まだ第一戦闘配備ですよね?」

 

「…そうだな。いつでも出れるようにしておいてくれ」

 

「はい」

 

キラ君は俺の返答を聞いて、ストライクに向かっていった。その後ろ姿を見ていると、後ろからフラガ大尉とマードック曹長が、

 

「あいつ、艦降りたんじゃ…」

 

「あんな若い頃から…戦場とか、戦闘なんかに浮かされちまうと…あとの人生キツいぜ…」

 

と彼の今後を心配していた。

 

 

 

俺、ミサ、フラガ大尉、キラ君の四名が各MSに搭乗して待機していると、史実通りにアークエンジェルは地球を目指して降下開始した。

 

その間、フラガ大尉がラミアス艦長への直訴をモニター越しに見ていると、艦長の顔がキラ君を見つけて狼狽して、そろそろ横槍入れるかと思ったので、

 

「なら、キラ君はランチャーカスタムでミサと艦の護衛をしてもらいましょう。前線は、俺とフラガ大尉で担います」

 

と俺がそう言うと、ラミアス艦長は険しい顔を崩さなかったが、

 

『ではスガ1佐、そのようにお願いします!』

 

とバジルール少尉が回線に割り込んできた。

 

『それと、降下シークエンスのフェイズ3までにはアークエンジェルに帰還していただきたい!仮に機体が持ち堪えられたとしても…操縦席がどんな状態になるかわかりません!』

 

「了解」

 

とバジルール少尉からGOサインが降りたので俺はそそくさとブリッジとの回線を切る。

 

「全員聞いたな。キラ君とミサは艦の護衛。必要なら撃って構わん。俺とフラガ大尉で突っ込んで来たザフトを狩る」

 

[[[了解!]]]

 

「それとフラガ大尉。今回は初の実戦です。初陣としては特殊な状況ではありますがどうか無理はしないように」

 

[了解。まぁ死なないようにやらせてもらうわ]

 

「Xナンバーは俺が受け持ちます。まずは装甲を維持出来る様に立ち回ってください」

 

[了解]

 

「よし、各自出撃後は持ち場につき各々の役割を果たし敵を狩れ。今日も生き残るぞ」

 

[[[了解!]]]

 

自分の持ち場を確認した俺達は、順番に出撃して行った。

 

 

 

 

 




期間が開いてすみません。

投稿のモチベーションはあるのですが仕事に忙殺されてました。
本当は戦闘まで描きたかったのですが、待たせるのも失礼かと思いまして投稿します。
次回こそは戦闘、降下まで描けたらと思います。

ここまで読んでくれて有難うございます。次回がいつになるかはわかりませんが次も読んでくれると嬉しいです
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