自宅でガンダムブレイカー4遊んでたらSEED世界に愛機+前作キャラと来ちゃっだぜ☆ガッデム!!   作:くまこう

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なんとか短い頻度で投稿できていることに作者自身が驚いている今日この頃、

ここから、少しずつ原作にオリ主一行が入ったことによる原作側からの調整が入ってきます。


第5話 運命の日(中編)

 

 

ウィルとミサがウッキウキでMSを動き回している頃、俺はコーヒー片手に社内の散策と姫様捜索を開始していた。

 

上りのエレベーターに乗ってロビー直通の廊下に出る。トコトコと軍服姿でロビーを徘徊し金髪の女性を探すが当然の如く見当たらず…、

 

受付の女性(朝と別人)に、

 

「今日ここに金髪の女の子は来たりしてるか?」

 

と聞くと、

 

「お答えできかねます。申し訳ありません」

 

「それは俺が1佐でもか?」

 

「貴方のようなお若い方が1佐な訳ないでしょ?」

 

と想像通りの小馬鹿にした返答が返ってきたため、仕方なく関係者用ロビー出入り口から中に入り、中を物色して回ってみる。

カオハオボエタカラナァ…

 

辺りを物色しながら見て回っていると、支社の社員は困惑した顔で俺のことを見ている。

 

社員の皆さん、申し訳ない。人探しが終わったらいなくなるから許してクレメンス。

 

 

 

そんなこんなで時間をかけてゼミなどで集まっている学生達のエリアに入っていくことにした。腕時計を見ると正午を指している。原作通りならそろそろ宇宙で小競り合いが始まる頃だ。早く見つけなくては…、

 

俺ほ無線機で2人に通達する。

 

「ウィル、ミサ、マリューさんに宇宙で試運転がしたいと言って宇宙に出てくれ」

 

[[了解]]

 

と2人からそんな答えを聞き、俺は目の前の扉を見ると、取っ手はなく、カード認証で開くものらしい。

 

俺はポケットから本社で使っていたカードを通してみる。本社では最高権限を有しているマスターカードだ。不安ではあったが、すでに登録されていたようで、

 

ピッ!と言う電子音と共にドアが開いた。

 

目の前には…この後アークエンジェルで保護される学生達[サイ・アーガイル][トール・ケーニッヒ][キラ・ヤマト]がじゃれあっており、近くには[ミリアリア・ハウ]と[カズイ・バスカーク]がドアを開けた俺を見ていた。

 

「すまない、少し人探しをしていてな」

 

と謝罪を一言言って周りを見る。

 

そして、

 

「(見つけた)」

 

金髪を茶色い帽子を目ぶかに被り、コートを着ている人が見つかるまいと身体を縮こませている彼女。

 

俺はそんな彼女に向き合って、

 

「こんなところで何してるんだ。カガリ」

 

「⁉︎」

 

ギクっと肩が上がるのが見えた。その仕草にため息をひとつ吐くと、

 

「俺がここにいる理由、カガリなら分かるよね?」

 

とそう聞くと、

 

「…まだ見るべきものを見ていない」

 

とそう返してくる。

 

「それを見るために、ここの人たちに迷惑をかけ続けるのか」

 

そう言うと、カガリはこちらを睨みつけ、

 

「お前は今回のことを…なんとも思わないのか⁉︎」

 

とカガリが叫ぶ。

 

「思うところがないわけではないが…カガリ、君が今やっていることは周りに迷惑をかけている。今回は俺たちが君を探しに仕事を止めてここにきているんだ」

 

俺は頭を掻きながらそう言ってやると、

 

「ふん!お前の仕事なんてしてない方が平和のためだろう!」

 

とカガリがそう言うものだから俺は頭が冷酷になっていくのを感じる。それに引き摺られるように表情も変化していく。

 

「親への反発が…今回の家出か?」

 

「う…」

 

「自分の意にそぐわないから出ていく。意見が合わなければ声を荒げる。それが常識ある人のやることか」

 

「っ…」

 

「君の考える気持ちは分からないわけではない。その本質に関しては君のお父上もきっと同じ想いだ。

だが、その理念の元に君は今何をしている?具体的な案を出すこともなく、何をするかと思えば家出をしてヘリオポリスにまで来て…、今回のことで、お父上のお立場を危うくさせてどうする気だ」

 

声色は冷たく、カガリはたじろいで俯く。

 

そんな彼女の姿を見て、サイが思わず横槍を入れる。

 

「あんた、いくらなんでも言い過ぎなんじゃないか?」

 

そう言ってこちらに詰め寄ってくる。俺はそちらに向き直り、

 

「君には関係ないだろう。騒がしいと言うなら場所を変えるが…そう言う意味ではないようだしね」

 

「そもそも、あんたはこの子とどう言う関係なんだ?」

 

サイがそう詰め寄る。

 

少し考えたが、打ち明けることにした。

 

「俺はオーb…」

 

[ビーーーッ!ビーーーッ!]

 

と室内にサイレンが鳴り響く。

 

「は?なんだよこれ…」

 

とサイが疑問を口にする。

 

ハッとなってすぐ後ろのドアを開けようとするが…やはりドアは開かず。

 

俺は向き直り、サイに質問する。

 

「君、此処に非常口はあるかい?」

 

「はい?」

 

「悪いが、緊急事態だ。今はまずは避難を優先してくれ」

 

そう言って際に非常口を開けさせているうちに無線機で2人に状況を確認する。

 

「ウィル、ミサ、状況は?」

 

「アキヒロ、君にはなにが見えているんだい?外には[ZAFT]がとんでもない数の[ジン]で押し寄せてきてるよ」

 

「ホントにね!今はヘリオポリスの守備隊と一緒に応戦してるけど!後![シグー]一機と[ジン]が何機か中に潜り込んでいったからそっちで頼むね!」

 

と2人から連絡が入る。

 

「(とんでもない数?原作ではせいぜい数機じゃなかったか?)」

 

と思うこともあったが、今は一刻も早く愛機に乗ることが先決と定める。

 

そんなことを考えてると、サイが非常口を開ける。

 

「開きました!」

 

「よし、君たちは早く避難しなさい」

 

と学生達を外に出そうとした隙に、

 

「っ!」

 

カガリが学生達を押し退けて反対方向のドッグに走っていく。

 

「カガリ!」

 

と呼ぶがすでに彼女は闇の中へ消えていってしまった。

 

「あのバカ娘は…!君たちは早く避難しなさい!いいね!」

 

俺はそう言うとカガリを追って走って行った。

 

 

 

 

 

ドックの[GAT-Xシリーズ]を見下ろせる場所にカガリはいた。

 

「カガリ…!」

 

「こんな…こんなの…お父様の裏切り者ーッ!」

 

カガリの隣に立って下を見ると、既に襲撃を受けている状況だった。この時点でシェルターも満杯だったはずのため、彼女と一緒に[アストレイ]に乗った方がまだ安全だと思われた。

 

なので俺はカガリの手を引いてアストレイのあるドッグまで走った。

 

 

 

 

 

カガリを[アストレイ]操縦席の隅に詰め込み、機体を起動する。

 

「カガリ、頼むから大人しくしていてくれよ!今のアストレイは前と違うんだからな」

 

「はぁ?それってどういう…」

 

「舌を噛むぞ!口閉じてろ!」

 

と言って俺は[新型・アストレイ・レッドフレーム]で戦場に突っ込んでいく。

 

 

 

ドックの外に出ると前方に目視で[ジン]が二機見られた。すかさず腰に帯刀した実体剣[ガーベラ・ストレート]と[タイガー・ピアス]に手を掛けて突っ込む。

 

ジンの顔がこちらを見て慌てて銃を向けようとする。

 

それよりも早くスラスターを全開にし駆け抜け、[ジン]二機を居合切りの要領で抜刀、二振りの刀は正確に[ジン]の操縦席を捉え、振り抜き上下に両断する。

 

後ろで爆散する期待には目を向けず、上空を見ると追加で[ジン]が5機[シグー]が1機確認された。

 

俺はスラスターを全開にしその一団に突っ込んでいく。

 

 

 

 

その一団と戦闘していると、視界の端で[デュエル][バスター][ブリッツ]の新型3機が戦場を離れて行っていく。おそらく[ZAFT]に強奪されたんだろう。

 

[ジン]を4機撃墜させ、降下して行った[ジン]を狩ろうとした所を[シグー]に阻まれ現在は[シグー]と近接戦闘を繰り広げている。

 

「こいつ…強い!」

 

とお互いの実体剣で斬り結び、[シグー]に銃を使わせないように立ち回る。敵としても降下して行った[ジン]を追われたくないようでお互いに実体剣の届く間合いで戦っている。

 

そして、何度目かの鍔迫り合いで俺は勝負に出た。

 

バックパックのビーム砲を[シグー]の顔に照準する。[シグー]のメインカメラが砲を捉える。

 

その瞬間、俺は[シグー]の実体剣を弾き、返す刀で両腕を肘から叩き斬る。[シグー]が仰け反る。

 

俺は振り下ろした刀で操縦席がある胸部を狙おうと刀を切り上げようとして、

 

コックピットに敵の接近を知らせるアラームが鳴る。そちらを見ると[フェイズ・シフト装甲]を起動させた[イージス]が突っ込んできていた。

 

俺は前方の[シグー]を蹴り飛ばすと[イージス]に向き直る。[イージス]は両腕に内蔵されているビームソードで切り掛かってくる。

 

先ほどの[ジン][シグー]と比べ動きが非常に単調で遅い。まだOSが組み立てられていない状態で突っ込んできたのが見て分かる。

 

敵のビームソードを盾で受け止めると直ぐに反対の手で握った刀で[イージス]を突き飛ばす。

 

[イージス]は堪らず後方に吹き飛ばされ、すかさず追撃しようと、持っている実体剣を納刀しバックパックにあるビームソードを抜刀する。

 

「(アスランだよなぁ…)」

 

と思いながらも片腕でも斬れば逃げていくかなぁと思い切り掛かると、

 

またもアラームが鳴り響く。

 

「(さっきの[シグー]か⁉︎)」

 

と振り向くと、

 

メインカメラ全体に飛来物が写った。

 

その衝撃のせいでアストレイの上半身が思わず仰け反る。

 

視界の隅には何かを投げ抜いた状態の[ストライク]が見えた。

 

そんな千載一遇のチャンスを敵が見逃すはずもなく、

 

敵機の[イージス]は[アストレイ]の操縦席にビームソードを振り下ろす。

 

「クッッソガァ!」

 

と俺は悪態を吐きながら[アストレイ]を咄嗟に衝撃を受けた方向に全力で機体を傾かせる。

 

[イージス]のビームソードは操縦席を外れ、だが完全には避け切れず、[アストレイ]の右肩を切り裂いていった。

 

バランスの崩れた体勢から更に無理な体勢をとり、更に腕を切り飛ばされたことによって[アストレイ]はヘリオポリスの地面に墜落して行った。

 

「うわぁぁぁぁ!」

 

カガリの悲鳴を聴き、咄嗟に彼女の腕を引き力一杯抱きしめ彼女の首から後頭部にかけて少しでもクッションになるように片腕を添える。

 

それを見た[イージス]は踵を返して撤退して行った。

アノヤロォ…




やっぱり戦闘描写は難しい…細かい描写は読み手に委ねるような形になっています。ご了承ください。

まさか味方機(地球軍)にキルアシストされ、味方機(ZAFT)に腕を持ってかれてしまった[アストレイ]。

まさか主要人物に斬りかかろうとして主人公(オーブ国民)に止められ墜落するという事態に、

次回はキルアシストした主犯を詰問し、宇宙に飛び出す予定です。

ここまで読んでくれてありがとうございました。感想あれば、お待ちしてます。
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