月に狂えど血に酔わず、異端の狼   作:棘棘生命

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戦乱前の一時

 戦艦に着くと、月御は飛霄と別れ、親善試合に出る青丘軍の人員の元へ向かうことになった。彼女曰く、飛霄は今回休暇目的で来たこと、まだ新兵であるため見て学ぶことが必要だという。

 

 

「…銃や剣、何も無くなれば己の拳や折れ枝の一本でもいい。不屈の戦いを突き詰めるために、まずは型を作らなくてはね。飛霄、動きをよく見ておきなさい。」

「分かったわ、将軍。」

「ねえ。これ、取っておいた座席の札。もう椒丘たちが座っているはずだから、飛霄と一緒に向かって。」

 

 

 月御は小さな紙を渡してきた。私の指先より小さな白い紙である。私が持つといつの間にか無くなっていそうなので、智械黑塔に二人分持ってもらう。

 椒丘は軍医であり四六時中治療を行う身であるが、現在重傷を負っている兵士がいないため、束の間の休暇を出せたらしい。私が行っても大丈夫か、月御と別れる前に尋ねると、彼女は笑いながら言った。

 

 

「彼、戦場での死傷者がみるみる減っていくことで、実感したらしいわ。狼は狼でも、深緑の騎士は危なくないと。あなたに会いたいとまで言っていたから、良い機会でしょう。」

「…それは嬉しいことだな。」

「それでは行ってくる。飛霄、良い子にしていてね。」

 

 

 月御は飛霄の頭を撫でると去っていく。飛霄の顔は嬉しそうに緩み、撫でられた場所を触っていた。

 

 戦艦の中は兵士だけでなく、仙舟の一般市民でごった返している。普段見られない戦艦の中を興味深く眺めている者や、帝弓七天将を模したぬいぐるみを持って船内を走り回る子どもたち、演習が楽しみだと興奮した様子の人々など、人それぞれが試合を心待ちにしていることが分かる。

 

 私は身を屈めながら、天井がない席にまで向かう。途中子どもたちが私にぶつかることもあったが、軟質な素材を身に着けているため、怪我はさせなかった。下半身は機械鎧のアンダーのみにしている。

 開けた場所には、多くの席が規則正しく並んでいる。月御たちが取っていた席は、前方かつ後ろの邪魔にならないような隅であった。おそらく休暇中の青丘軍であろう狐族が、固まって座っている。

 

 狐族の男女たちは私の巨体に気が付き、私が近づくたびに首が上へと向かっていく。

 

 

「あなた、もしかして…。」

「いや待て、羅浮にいるわけないだろ。どれだけフットワークが軽いんだ。」

「椒丘!一番修練場が見やすい席はどこかしら!」

「お嬢さん。走っては危ないですよ。…おや、まさか…。」

 

 

 椒丘の、感情を見せないように細められた瞳が少しだけ開かれる。戦場でなければ、こんなにも穏やかなのかと私は彼の優雅な様子を見て少し驚いた。彼はいつも、平静を保とうと苦しんでいるようだったからだ。

 私は他の一般市民に気づかれないように、身を屈め仮面を取る。椒丘は羽扇を取り出すと、扇の奥で表情を緩めた。

 

 

「お隣に座ってもよろしいですか、椒丘さん。」

「はい。あなたの体だと、五人分は必要でしょう。…軍の皆さん、席を開けていただけませんか?」

 

 

 

 私の右脚に智械黑塔が座り、電子端末を取り出して実験記録を読み込み始めた。私の体で画面は見えないようになっている。私は智械黑塔や、試合を今か今かと待つ飛霄を視界に入れながらも、左隣に座る椒丘と言葉を交わす。今日羅浮に来た経緯であったり、最近の世情であったりを私から話し、椒丘からも近況を聞く。椒丘は最近、健康体であり毛並みも良くなってきたと話した。

 

 椒丘は声を小さく吐露する。医士として戦地に赴き多くの兵士を治療してきたが、あるときまで彼は自身の行いに無力感を覚えていたのだという。一人を救っても、治した兵士はまた死地に向かい、いつか命を落とす。どれだけ命を掬い取ろうとしても、治療した者が自ら命を投げ捨てるのだ。

 自身の行いに意味はないのか。何故兵は命を投げ捨てるのか。椒丘はいつしか「虚無」の運命に足を踏み入れようとしていた。

 

 

「――狂风さん。あなた方の協力のおかげで、五体満足で帰れる兵が増えてきて…僕はようやく、真の意味で気がつけました。彼らは命を無駄に棄てたがっているのではない…。命よりも大事な…護りたいものがあるから、戦場で体を張れるのだと。結局僕は、自身にばかり目がいっていたのですね。」

 

 

 椒丘は二つの自問の内、一つには自分なりの答えに辿り着いたようだ。

 協力がほぼなかったときに気が付くべき事象だと続けて、椒丘は自らを嘲るように笑ったが、私はそうは思わない。手の甲を彼の前に出して、言葉を留める。

 

 

「椒丘さん。心に余裕が出てきて、自身の中の答えに辿り着くことだってあるでしょう。それに、私はあなたの献身が無駄であるとは思いません。またこれから、どれだけ無力感に苛まれようと、命を掬い取ることは最も価値のある行いだ。それは変わることはありません。」

 

 

 何故なら私自身が、多くの命が健やかに生き長らえることを望んでいるからだ。長命でなくとも、健康な体で自身が挑戦したいことをやり抜く。それが他者の命のため、自身の命を使うことであっても。

 生命は自らが生き、そして死ぬ場所を決めるために、歩みを進めている。私は、ヒスイノの民やその民に関わる人間たちが納得できる命の使い方、生涯であれるように道を舗装し続けたいのだ。

 

 

「生きる場所は違っても、私はあなたのことを同志だと、そう思っています。多くの人命が苦しまないために、私たちは共に戦っているのですから。」

「…やはり、あなたは歩離人と同じ種族だとは思えません。ヒスイノの狼は皆、毛並みも良ければ豪快、善良だ。生まれが違えば、心も変わるのでしょうね。」

 

 

 椒丘は遠くを眺め、言葉をこぼす。

 狼の本質は、食べて寝て運動する。それだけを望んでいる。飢えを満たすことができないからこそ、歩離の民は略奪に染まったのだ。

 

 私は雲騎軍の試合を開始する合図が出るまで、椒丘と雑談しながら時間を過ごした。濁されたが椒丘は狐族の寿命の内、半分ほどは生きているらしく、知り合いの成長を見届けてきたという。現在のヒスイノの民で私より長く生きている者はいないため、子の成長について話が盛り上がった。

 私がもっとも興味を持ったのは、彼の知り合いの一人である素衣という女性の話だ。その女性には、素裳という名の娘がおり、よく勉強を教えていたのだという。現在の素裳は、雲騎軍の新兵となるために日々鍛錬を重ねているそうだ。

 

 

「素裳は、よく僕に雲騎軍の伝説を語ってほしいとねだっていました。彼女に会うことがあるか分かりませんが、巡り合わせというのは不思議なものですから。その、もしもがあれば…僕の名を出せばわかると思います。優しく接してあげてください。」

「新兵は仙舟内部を巡回することが多いでしょうし…ええ、もしもがあれば。まずはお互い、これからも無事でありましょう。」

 

 

 楽しそうに知人の話をする椒丘を見て、私は思う。椒丘が虚無の運命を歩み、「自滅者」になりそうになっても、彼の心を支える者がいる限り引っ張り上げられるだろう。

 私は自滅者と同じく、虚無の視線を受けてしまった派閥、「混沌医師」のことを思い起こす。彼らは万物の意味を証明しようと動き、「虚無」の星神、Ⅸに対抗している。他者のために価値を残す生涯は虚無ではないと、私は信じている。

 

 雑談の中で、私が歩離の民とは違った種族になっていたことを話すと、椒丘は軽く笑っていたが、しばらくして冗談ではないことを理解すると、汗をかいていた。

 

 

「狂风さん、別の種となろうと味覚は変わらないのでしょう。そうです、僕が好きな火鍋料理をご馳走しますよ。」

「戦場で行っていた食事療法ですか。あの赤くぐつぐつしていた鍋…。」

 

 

 私たちは話す中でだいぶ打ち解け、初めて言葉を交わしたときに比べ、穏やかな雰囲気が漂う。彼の医術はとても興味深い。いずれ医術の一つとしてヒスイノにも輸入したいと思うほどである。

 

 しばらくすると、修練場から合図が鳴り響いた。智械黑塔が顔を上げ、真剣な面持ちで出てくる雲騎軍の兵士と、月御を視認した。親善試合が今から始まる。

 

 

―――――

 

 仙舟飛翔、雲騎常勝の掛け声とともに、二隻の船における兵士たちが並ぶ。そして一方からは、曜青の将軍月御が、反対方向からは羅浮の将軍の片割れである鏡流が、修練場に姿を現す。

 月御は嬉しそうに笑って両拳をぶつけ、鏡流はちらりと横を向いてから二振りの剣を構えた。鏡流の視線の先には、長きを共にした友人たち、それに弟子の姿があった。白い髪の狐の横には、緑髪の子狐の姿もあったが、鏡流にとっては些細な問題だ。

 巻き上げる風と、凍えるような冷気が修練場を二分する。

 

 この親善試合により、仙舟の民は同盟の強さをしかと見て、理解することになるだろう。試合を見ている民がかけ声を大きくしていき、彼女たちの戦いを鼓舞する。

 

 暴風が冷気を呑み込み、冷気は風を凍り付かせる。雲騎軍の兵士が鐘を叩き、彼女たちは互いに頷き合う。試合が始まった。

 

 

 月御の持つ武器は、大斧。鏡流が自身の力で凍らせた双剣を力強くいなす。賜った巡狩の力を、場を壊さない程度に解放し、流星のごとく鏡流に接近戦を仕掛ける。

 鏡流は左の瞳を紅く染め上げ、月御の高速移動に難なくついていく。使令の力を分け与えられていなくとも、鏡流はその域へと人間の力で辿り着いていた。

 

 仙舟の民たちは、数秒前の彼女たちの残像を見て、歓声を上げる。これこそが仙舟の強大さ、巡狩を為す将軍たちの力なのだと。

 

 このとき月御は、鏡流との手合わせを演武のようだと感じていた。お互いの底を見せない、小手調べだけの戦いだと。次第に体が温まってきた彼女は、動きを更に速くすることにした。目の前にいるのは、天人であるのに千年以上正気を保ち続けている最強の剣豪だ。月御は、鏡流の胸を借りる思いで戦うことにしたのである。

 

 

 暴風は吹き荒れ、修練場の備品は兵士たちによって片付けられていく。喝を入れるための声だけが、月御の口から飛び出る。月狂い、月御や戦場に出る混血の狐族の多くが克服した病を、力へと変えた。めきめきと音を鳴らし、筋肉量だけを跳ね上げる。

 鏡流は、月御が段階を上げたことに気づき、己が力も上げる。風は実体を保ったまま、芸術作品のように凍り付き彼女の二振りの剣にて砕かれる。ぐるりと重力を無視したように体を回転させ、月御と切り結ぶ。

 鏡流のため鍛え上げられた剣は、余さず使われている。どちらも友の想いが乗せられた、大切な剣だ。

 

 大斧と双剣がぶつかり、刃を噛み合わせ火花が輝く。狂ったように吹き荒れる風の中で、民たちは巨大な獣と、同じく巨大な剣を幻視した。獣と剣は鋭さを押し付け合う。まるで戯れているかのように。

 

 

 そうして一時間にも満たない親善試合は、お互いの得物が噛み合った状態で終わりを迎える。月御が手を出し、鏡流が彼女の手を握る。

 仙舟飛翔、雲騎常勝。互いを称える言葉と共に、しばらくの間かけ声が戦艦を埋め尽くした。

 

 

―――――

 

 私の周囲からすさまじい熱気が伝わってくる。試合が終わった後でも、仙舟の民は興奮さめやらず。言葉を尽くして、雲騎軍の強さを語っている。私は目を輝かせている飛霄を見た後、智械黑塔に問いかける。求めていた研究資料は得られたかどうかを。

 

 

「巡狩の星神の力は、まだまだ分からないことが多いけど。それでも一例を見られたから、成果はあった。光矢と一緒に研究を進めるつもり。」

「それは良かった。…椒丘さん、私たちはこれから帰ろうと思います。また、健康な体でお会いしましょう。」

「待ってください。まだ夜になったばかりです。月御将軍も今夜は羅浮で食事を摂るでしょう。少しの間だけ、滞在時間を増やしませんか。」

 

 

 椒丘は羅浮で見つけたという、辛い料理をふんだんに出す店を紹介した。私の後ろで、休暇中である青丘軍の狐族たちが頷く。

 

 

「戦場じゃ話もできないですから。俺ら陥落地の出で、緑翠の群れの言い伝えは憧れだったんです。話だけでも聞きたいと、皆思っています。」

「…了解した。智械黑塔、もう少し付き合ってくれ。」

「分かった。煩いのは好きじゃないから、あまり騒がしくしないで。」

 

 

 智械黑塔はじとりとした目で言うと、端末を操作する作業に戻った。私は智械黑塔を支え、狐たちに了承の意を伝える。

 そして私は白珠と合流することを考えながら、椒丘や飛霄、雄たけびを上げる混血の狐族と共に夜の仙舟を歩くことにした。

 

 

 それから私は、仙舟羅浮を離れる前に、騒がしい卓上で食事を摂り、その場で多くを聞き、語った。驚くべきことに、椒丘が案内した店には月御の他にも先客があった。白珠や鏡流、景元、丹楓といった元雲上の五騎士、白珠と偶然再会したらしいあの緑髪の少女、フォフォまでもが席に参加していたのだ。フォフォは体を小さく丸め、どうしてついてきちゃったんだろうと呟いていた。

 私はその光景を目を白黒させながら眺め、何とか受け入れた。

 

 一番驚いたのはそれだが、二番目に驚いたのは鏡流についてだ。鏡流はあの手合わせした時から、随分と変わっていた。試合相手の月御と酒を飲み比べ、顔を赤くして笑っている。

 本当に彼女は、あの冷徹な剣豪か。私は少しだけ鏡流と話した。

 

 

「…狼!白珠をそそのかし、持明族の子を作らせおって!我を酒に酔わせる要因、それは貴様だ!曜青の将軍、まだいけるか!」

「お久しぶりです景元さん。それで景元さん、私はどうすれば…。」

「師匠…。困惑されるのも無理はありません。狂风さん、ですが今日は飲ませてあげたいのです。」

 

 

 私は景元が手で示す人物のことを聞き、納得する。鏡流は友のことを想って、それに哀しみを抱かないようにしているのだ。私は隅で酒を飲んでいる丹楓に目配せをした。彼と接したことは少ないが、白珠や応星の友だ。彼を送り出すことに寂しさを感じないよう、にぎやかさを保つことにした。

 

 他の人員と関わりのない少女、フォフォとの会話も多く行った。白珠と会ってから、ずっと行動を共にしていたという。フォフォはとても流されやすかった。

 白珠が少し赤らんだ顔で彼女に絡んでいく。

 

 

「大丈夫ですよー!ひどいことを言われても、あたしが駆け付けますからね!」

「え、えへへ…。アタシちょっとワルになったかも…。う、シッポ!分かったから、ちゃんと連絡するから!」

 

 

 フォフォは、緑の炎を纏った尻尾に叩かれていた。自らを叩くわけがないため、彼女の言う「尻尾」とはやはり、歳陽のことなのだろう。独り言のように話すフォフォは、歳陽とコミュニケーションを取っているようで、その歳陽に叱咤されているように見えた。

 そしてフォフォは、その場から姿を消した。白髪の、人間基準で背の高い女性が訪れていたが、酒の入った皆の記憶からは、その女性の姿は抜け落ちた。

 私は推測する。幽霊のように気配が薄かった彼女はきっと、仙舟の裏側を護る組織のものなのだろうと。

 

 

 夜は瞬く間に過ぎ、朝がやってくる。曜青から来た人員、羅浮の雲騎と羅浮で生きる者たち、そして成り行きで場を共にした私たち三人は、互いの道に戻ることになった。

 完全に眠った白珠を抱え、私と智械黑塔は帰路につく。私は最後に、丹楓の後ろ姿を見た。私にとって持明族はもはや、他人ではなくなっていた。

 彼の似姿もまた、良き生を送ることが出来るように、私は祈った。

 

 

―――――

 

 丹楓。羅浮の龍尊は、鱗淵境にて脱鱗し、海へと還る。彼は卵に戻る際に生涯を振り返り、何を思っただろうか。それは、彼しか知ることはできない。

 

 

 卵となった龍尊に、忍び寄る影があった。その持明族の男性の名前は、涛然といった。涛然は生き延びたいという思いだけがあった。姿の変わらないただ一人の龍尊。生まれ変わろうとそのいけ好かない、空気の読めない性根は変わらないと涛然は、私情を剥き出しにしていた。持明族の長であるのにその未来を照らすことはせず、方法があるのに豊穣の力由来だからと、取り入れようとしない。

 

 龍尊を代替わりできるようにすれば。二つに増やしてしまえば、持明族の長は考えの柔軟になった龍尊になるかもしれない。涛然は変わらない現状に狂い、密入したヒスイノの技術、分裂球体を龍尊の卵に使用する。龍尊の卵を見守る役目を引き受け、人気のない時間を利用し、涛然の企みは完遂された。

 

 だが、涛然の思ったように事は進まない。分裂球体の使い方を知らない涛然は、誤った方法を取り、結果的に龍尊の卵は不完全な増殖になってしまった。また持明族の中でも特殊な個体に対して、分裂球体が正常に働くかどうかなど涛然は気にしてすらいなかったのだ。

 

 

 涛然は他の龍師に蛮行を発見され、牢獄へと閉じ込められた。そして持明族の可能性を作ったヒスイノとの国交に不和を起こしたくないと、龍師の意見が合致する。涛然が使った分裂球体は、秘密裏に処理された。

 

 

 残った問題は、どちらも赤くない同じ大きさの卵。陰と陽。バランスが崩れ、分裂し、龍尊の卵の中身は奇妙な現象を起こした。第三次豊穣戦争、方壺の戦いと後に呼ばれる戦乱の後、どちらの卵からも生まれ出た子ども。彼らは似た容姿をしながら、性別が違っていた。そして、持つ力さえも。龍師たちは、生まれ出た男子には丹恒と、女子には蔡楓と名をつけた。

 

 彼らには複雑な問題がつき纏う。それは龍尊にどちらがなるかという形で表に顕れた。後に一人が選ばれ、更に愛憎入り交じる。双子の子らは、互いの因果から逃れられぬ。どこにいようと、向き合うときは何れやってくる。

 

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