リムルはイングラシアでの教師生活を終えテンペストへと帰路に着いていた。
ランガに乗って草原の中間あたりに来ると突然結界が張られたり、
《告 ホーリーフィールドの展開を確認しました。》
(な、誰かが貼ったのか!?)
《使用者を検索失敗しました……再度検索ヒットしました。前方数百m先にいる人間と推測されます。》
『よォスライムお前を潰しに来た』
「誰だ!」
『俺は黒薔薇誠吾あんたの街が邪魔なんだよ』
そう言い誠吾は斬りかかってきた
「うわ危な!」
《告 あの剣に7回当たった場合消滅致します。》
『七彩終焉刺突撃!!』
誠吾はリムルとどんどん距離を詰め斬撃を繰り出す
「魔物には容赦なしってかだったらお前にはなんの思入れもないから」
『おらどうしたんだスライムさん?避けてばっかりでつまんねぇよ』
《告 分身体を作成しますか? YES/NO》
とりあえずYES!!
ひとまず本体で戦って隙を見て脱出するか
《告 オートモードに移行しますか? YES/NO》
YES!
大賢者は今まで捕食した魔物を融合し異形の怪物の姿になった。
『おもしれぇ!そんな事出来るんだな。スライムの癖に』
誠吾は魔法の詠唱を開始する
『神へ祈りを捧げ給う。我は望み、精霊の御力を欲する。我が願い、聞き届け給え。万物よ尽きよ! 霊子崩壊!!!!!』
リムルの本体(分身体)は消滅する。
『ふ、口ほどにもねぇな。さっさと本国に戻るか。』
「あ、危ねぇ!なんだあの魔法死ぬところだったぞ!」
『我が主!!!ご無事でしたか。ようやく影から出れましたぞ!』
「急いでテンペストに迎うぞランガ!転移!!」
「な、転移できない。大賢者!」
《告 テンペスト付近にて転移出来る場所を検索……ヒットしました。転移を発動しました。》
ん、ここは封印の洞窟じゃねえか。
『リムル様お戻りになられたのですね。ご無事で何よりです。』
「街で何があった。」
『はい。突如異世界人……ファルムスの人間たちが暴れだし町は半壊しました。死傷者も多数……』
「案内してくれ」
『リムル様お戻りに』
「ソウエイなんだその怪我」
『はい、街に張られた結界により』
リムルはフルポーションをソウエイに渡す。
『ありがとうございます。』
「ソウエイ街まで案内してくれ。」
『はい……』
すると2種類の結界がはられていた。
《告 聖域領域と魔法不能領域と見られます。》
「行くか」
リムルとソウエイは結界内に入ろうとするとソウエイだけ弾かれた。
『やはり入れないか……』
「ソウエイ伝達には俺の粘糸を使うこれなら魔力を通して連絡出来る」
『分かりました。ご武運を……』
次回 絶望