Side:創
「どうしましょう。これ……」
所持していたヴァレンバスター、バットショット、無銘剣虚無、エターナルフェニックスを没収され、現在私は魔法局魔物対策課音夢市支部とかいう建物の中にある牢屋の中に手錠を付けて入れられています。
ジャラジャラと音の鳴る手錠をボンヤリと見つめながら、ため息を吐くと、牢屋の前に誰かがやってきました。
「取り調べをする。出ろ」
ゴッツいガタイの強面のオジサン。……ではなく、赤いショートヘアのボーイッシュな少女に促され、牢屋から出されました。さて、一体どうなる事やら。
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721:名無しのイッチ
『それで、君の名前は?』
『はい、白城創っていいます』
722:名無しの転生者
ほーん……。美少女ちゃんの名前は創ちゃんねー
723:名無しの転生者
アサルトリリィに白城なんてキャラ、居たっけなあ……?
724:名無しの転生者
>>721
それにしても、パシャカメラとオシャベリスマホの合わせ技で、こんな諜報じみたことが出来るなんて……
725:名無しの転生者
>>724
やっぱり、要らないキュービットなんて居なかったんや!!
726:名無しのイッチ
『君は何故、あそこに?』
『気がついたら居ました』
『……君に魔法適性が無かったが、何故、魔法を使えた?』
『……?私、魔法は使ってませんよ?』
『…………何故、傷一つ無く蘇生できた?それも、服も一緒に』
『あー、それは剣と本のお陰です』
『………………何故、君は仮面ライダーになれたんだ?』
『作りました。自作です』
『ふざけるなぁっ!!』
727:名無しの転生者
>>726
おっと、遂にブチギレたぞ
728:名無しのイッチ
『ふざけてなんていませんよ』
『ふざけているだろう!!そもそもなんだよ不死身って!!人間やめてんじゃん!!』
729:名無しの転生者
>>728
それはそう
730:名無しの転生者
>>728
それはそう
731:名無しの転生者
>>278
死なないのは生物として異端だよね
732:名無しの転生者
>>278
死ねないのは辛いよ
733:名無しのイッチ
『あーもう……。君、創だっけ?どこから来たの?』
『さあ……?』
『さあ……?って何だよ!何だ、攫われでもしたのか!?』
『部分的にそう』
『部分的ってなんだよ!?……ってか、部分的にもそうって事は、また別の事件じゃん!?』
734:名無しの転生者
>>733
アキネーターwww
735:名無しの転生者
>>733
ナイスツッコミだな。あの取調官
736:名無しの転生者
>>733
ツッコミのキレがいいな
737:名無しのイッチ
『もう君本当になんなの……?』
『リリィです』
『また新しい単語を増やすなー!!』
738:名無しの転生者
>>737
魂からの叫びだな
739:マギ☆マリ(偽)
>>737
もう疲れてるね、彼女。
740:魔剣な師匠
>>737
ツッコミ疲れだな
741:名無しのイッチ
『もう……何なんだよ、お前』
『リリィです』
『いや、それは分かったから』
742:名無しのイッチ
……っと、また新しいディメイアが現れたっぽい。俺はそっちに行くから中継はここで終わるけど、申し訳無い!!
743:名無しの転生者
>>742
それは仕方ない
744:名無しの転生者
>>742
スレ民の娯楽より、世界の平和だもんな。仮面ライダーは
745:名無しのイッチ
じゃ、行ってくる!!
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Side:創
取り調べ中、また人型の魔物が出現したらしく、取り調べが中断され、私は元の牢屋に戻されました。
「ふーむ……。暇ですね」
ボンヤリと角に置かれた椅子に腰掛けていると、
「!」
「あれ?チョコドンゴチゾウ?」
気が付けば牢屋の中にチョコドンゴチゾウ達が居た。
「!」「!!」「!、!」
チョコドンゴチゾウ達はぴょんぴょんと飛び跳ね、着けられていた手錠を破壊する。
「ありがとう。……私も行かないとですけど、ここからどうやって出ましょう」
ガチャガチャと残骸になった手錠を外しながら考える。と、
ぐにゃあぁっ
と、牢屋の奥にある壁の前の空間が歪んだ。
「これは……」
よく見ると、空間の歪みの先で怪物が暴れているのが見えた。
「……成る程。これをくぐれば良いんですね」
床で跳ねていたチョコドンゴチゾウ達を回収すると、一息に歪みの中へと飛び込んだ。