魔法少女世界の特撮ヒーロー   作:瓶詰め蜂蜜

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EPISODE8 魔法少女デッドエンド!!Ⅳ

Side:一

 

 遂に人前で、それも魔法少女の前で変身してしまった。……けど、こうでもしないと彼女は危機的状況だったのだから仕方が無い。

 

『キューブレード!!』

『エターナルフェニックス!!』

『SET!!』

『CUBE CHARGE!!』

 

「はあっ!!」

 

『キューブレードフィニッシュ!!』

 

 エターナルフェニックスキュービットを使い、炎の斬撃を飛ばす。と、

 

「くっ!!」

「モォウッ!?」

 

 アフールには躱され、牛のようなディメイアは焦げ付いてはいるが、耐えられてしまった。

 

「なら次は」

『バッサイチェンソー!!』

『SET!!』

『CUBE CHARGE!!』

『キューブレードフィニッシュ!!』

「ブモウッ!?」

 

 キューブレードの刀身からチェンソー状のエネルギー刃が生じ、ディメイアの角を一本、火花を散らしながら切断した。

 

「なかなかやりますね……」

「まだまだ行くよ」

『ファンキーウエスタン!!』

『SET!!』

『WOWWOW!!』『WOWWOW!!』

『WOWWOW!!』『WOWWOW!!』

『CUBE UP!!』『BURST!!』

『仮面ライダーキュビズム!!ファンキーィッ!!ウエスタンッ!!』『ブレイジング!!』

『IGNITION……』

 

 インフェルノリアクターを付けたままフォームチェンジを行い、腰のホルダーからキューブラスターを引き抜く。

 

『デコケーキ!!』

『SET!!』

『CUBE CHARGE!!』

『キューブラスターフィニッシュ!!』

 

 デコケーキキュービットを装填し、キューブラスターの銃口からクリーム徹甲弾をアフールへ向けて連射する。

 

「甜めないでっ……!!」

『デッドバット……』

『SET……』

Got Boost Linkガブリ……』

『デッドバット……』

『A Fool……』

 

 アフールは背中から生やした翼でクリーム徹甲弾を防いだ。

 

「なら、これだ」

 

『ワンツーコング!!』

『SET!!』

『CUBE CHARGE!!』

『キューブラスターフィニッシュ!!』

 

 デコケーキキュービットを外してワンツーコングキュービットを装填し、キューブラスターフィニッシュを放つと、キューブラスターの銃口からゴリラの巨腕型のエネルギー弾が勢い良く放たれる。

 

「くうっ……!!」

 

 翼の防御ごと吹き飛ばされるアフール。その横をディメイアが角を前面に押し出すような体勢で突進してきた。

 

『オニマッチョ!!』

『SET!!』

『WOWWOW!!』『WOWWOW!!』

『WOWWOW!!』『WOWWOW!!』

 

『CUBE UP!!』『BURST!!』

『仮面ライダーキュビズム!!オニマッチョ!!』『ブレイジング!!』

『IGNITION……』

 

 キューブラスターを放り投げ、ブレイジングオニマッチョへとフォームチェンジを行う。そして、ヒーティングイグナイターを押して、ディメイアを受け止める。

 

『HEAT UP!』

ボウッ!!

 

「ふんっ!!」

「モウッ!?」

 

 角を掴んで受け止めたディメイアを強引に持ち上げて投げ飛ばすと、ヒーティングイグナイターを連続で押し込んだ。

 

『HEAT UP!』『HEAT UP!』『HEAT UP!』

『SUPER!!HEAT UP!』

 

「これで……終わりだ!!」

 

 右手に熱が集まり、次第に赤くなって発火する。燃える拳をリアクトブースターで加速させてディメイアへと力強く叩き込んだ。

 

「ブッモーウッ!!」

 

「次は、アフール。お前だ!」

 

『ライジングヒーロー!!』

『SET!!』

『WOWWOW!!』『WOWWOW!!』

『WOWWOW!!』『WOWWOW!!』

 

『CUBE UP!!』『BURST!!』

『仮面ライダーキュビズム!!ライジングヒーロー!!』『ブレイジング!!』

『IGNITION……』

『HEAT UP!』『HEAT UP!』『HEAT UP!』

『SUPER!!HEAT UP!』

 

 ブレイジングライジングヒーローへ変身し、すぐにヒーティングイグナイターを連打する。

 背中のリアクトブースターの力で空高く飛び上がり、赤熱化した右足を突き出し、全身のリアクトブースターを噴射させて勢い良くアフールへと、飛び蹴りを放つ。

 

「……っくそっ!!」

『DEADLY……』

『デッドバット……』

『フィナーレ……!!』

 

 アフールも、己の必殺技をもって迎え撃とうとするが、少しの拮抗の後、俺の蹴りが押し勝った。

 

「なっ……!?」

「はぁああああああっ!!」

 

ドゴォオ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛ン゛ッ!!

 

 轟音と共に爆炎の中から弾き飛ばされる俺とアビスマータ。どちらも、変身は解除されてしまっていた。

 

「こふっ……!ふぅ……ふぅ……」

「はぁ……っ!はぁ……っ!」

 

 全身に籠もる熱と疲労で意識が朦朧としながら、アビスマータを睨んでいると、

 

「……今回は、引いてあげるわ……」

 

 と言って、口の端から血を垂らしながら魔法を使って逃げ去った。

 

「……ックソ」

 

 俺の意識はそこで限界を迎え、ゆっくりと暗転していった。




やっぱり、ライダーの連続変身を使った戦闘っていいですよね。ディケイドの一話しかり。
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