魔法少女世界の特撮ヒーロー   作:瓶詰め蜂蜜

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21スレ目

495:名無しのイッチ

 クールちゃんさんから連絡!!アビスマータだった娘が目を覚ましたって!!

 

496:名無しの転生者

>>495

 まじか!!

 

497:名無しの転生者

>>495

 急げイッチ!!

 

498:名無しのイッチ

>>497

 はい!!

 

499:名無しの転生者

 ……行ったな

 

500:名無しの転生者

>>499

 おう、そうだな

 

501:名無しの転生者

 それにしても、目が覚めたか……

 

502:帝国の人気一位

 クククッ……。しかし、彼女の心の傷は深いですよ?

 

503:ラブリーチャーミーな敵役

>>502

 それがネックなんだよなぁ……。

 

504:名無しの転生者

 利用されて人殺しさせられてたんだ。しかもまだ学生が。まあ、普通病むだろ。

 

505:魔剣な師匠

>>504

 ただでさえ平和な日本の現代社会だしな

 

506:名無しの転生者

>>505

 ……平和?(崩れるビルを見ながら)

 

507:名無しの転生者

>>505

 平和とは?(燃える街を見ながら)

 

508:Dの意思を受け継ぐ蜘蛛

>>505

 平和とは一体?(暴れまわる魔物を見ながら)

 

509:名無しの転生者

>>505

 平和の姿か、あれは?(魔法少女の殉職率を見ながら)

 

510:名無しの転生者

>>505

 何をもって、平和というのか?(年間死傷者数のグラフを見ながら)

 

511:魔剣な師匠

>>506〜510

 ……平和とは、一体何だ?(哲学)

 

512:名無しの転生者

>>511

 スレに新たな哲学者が生まれたw

 

513:名無しの転生者

>>511

 これが無知の知*1か。

 

514:歌って踊れる大図書館

>>513

 そうじゃないわよ

 

515:名無しの転生者

>>513

 ただ単に自分の無知を晒しただけだったなw

 

516:名無しの転生者

>>513

 どんまいw

 

517:名無しの転生者

>>513

 テラワロス

 

518:513

>>515〜517

 笑うなぁっ!!

 

519:モフラー幼女

>>515〜518

 醜い争いだ……

 

520:ラブリーチャーミーな敵役

>>519

 それがスレ民って奴だろ

 

521:名無しの転生者

>>520

 それもそうだw

 

522:名無しのイッチ

 お待たせー!クールちゃんさんの家に到着した!

 

523:名無しの転生者

>>522

 おう、お疲れイッチ!

 

524:名無しの転生者

>>522

 思ったより早かったな。

 

525:名無しのイッチ

>>524

 急いだからね!

 

 それじゃあ、今から会ってくるよ。

 

526:名無しの転生者

>>525

 気を付けろよ

 

527:アルティメット魔法少女

>>525

 あの娘も救ってあげてね、イッチ

 

528:マギ☆マリ(偽)

>>525

 中継なら私に任せてくれたまえよ

 

529:名無しの転生者

>>528

 あっ、覗き魔だ!!

 

530:名無しの転生者

>>528

 変質者が出たあっ!!

 

531:Dの意思を受け継ぐ蜘蛛

>>528

 みんな!早く逃げて!!

 

532:NTRからのザマァ好きな狐

>>528

 マーリンシスベシフォーウッ!!

 

533:マギ☆マリ(偽)

>>529〜532

 相変わらずの扱いだねぇっ!!(泣)

 

534:名無しの転生者

>>529〜532

 あー!!

 

535:名無しの転生者

>>529〜532

 い〜けないんだ、いけないんだ!マーリンちゃんを泣〜かせた〜!

 

536:名無しの転生者

>>529〜532

 い〜けないんだ、いけないんだ!せ〜んせーに、言ってやろ〜!

 

537:名無しのイッチ

>>528

 あ、任せます

>>534〜536

 なんか懐かしいなあ、その歌

 

538:歌って踊れる大図書館

 「いーけないんだ、いけないんだ」と歌われる歌は正式な名称が定まっておらず、「いけないんだの歌」「先生に言いつける歌」「先生に言ってやろ!」「あららこらら」等々、日本全国各地で様々な呼称で呼ばれている。

 証言では昭和二十年頃には既にあったとされていて、少なくとも半世紀以上の歴史を持つわらべ歌の一つ。

 

539:名無しの転生者

>>538

 流石大図書館ネキペディア。

 

540:マギ☆マリ(偽)

 それじゃあ、中継始めるよー

 

 クールちゃんの家の一室、その襖を開けたイッチ。

 

『クールちゃんさん!』

『あ、イッチ君』

 

 部屋の中では、クールちゃんが何やら元アビスマータの背中を撫でさすっている。

 

『貴方は……』

『イッチです。……けど、貴女には仮面ライダーキュビズムの名前のほうが分かりやすいですか?』

 

 元アビスマータちゃんに目線を合わせるイッチ。元アビスマータちゃんは一瞬苦しそうに顔を歪める。

 

541:名無しの転生者

>>540

 突然始まったな!?

 

542:モフラー幼女

>>540

 けど、このアビスマータ……。いや、元アビスマータちゃん?は結構な美人さんだね

 

543:名無しの転生者

>>542

 確かに

 

544:名無しの転生者

>>542

 確かに

 

545:名無しの転生者

>>542

 確かに

 

546:名無しの転生者

>>542

 確かに

 

547:魔剣な師匠

>>542

 確かに

 

548:マギ☆マリ(偽)

『貴方がキュビズム……』

 

 ゆっくりと口を開く元アビスマータちゃん。イッチはそれに頷くと、『何があったのか教えて欲しい』と伝える。

 

『……分かりました』

 

 弱々しく頷く元アビスマータちゃん。イッチとクールちゃんはじっと黙って待つ。

 元アビスマータちゃんはゆっくりと口を開き、事の顛末を語り始めた。

 

 

549:マギ☆マリ(偽)

『私の名前は梓川あずさがわ華恋かれん。かつては魔法少女ホーリーメイデンと名乗っていました』

『それって……』

『やっぱり先輩だったんですね』

『はい、久しぶりですね、クールちゃん』

 

550:名無しの転生者

>>549

 あれっ!?クールちゃんの知り合いだったの!?

 

551:名無しの転生者

>>549

 意外な繋がりだねぇ

 

552:名無しの転生者

>>549

 あれ?そう言えばちょっと前にアビスマータってクールちゃん殺そうとしてなかったっけ*2

 

553:名無しの転生者

>>552

 あ……

 

554:魔剣な師匠

>>552

 そうじゃん!!

 

555:名無しの転生者

>>552

 やべぇええええっ!!まじファインプレイだったのかあれ!!

 

556:マギ☆マリ(偽)

『あの時は御免なさい……』

『いえ、先輩にも何か理由があったんでしょうし』

 

 頭を下げる元アビスマータちゃんにクールちゃんは事も無げに頭を振る。

 

『……それに、あの出来事があったからこその事もありますし』

 

 そう言って隣のイッチを見るクールちゃん。その視線には熱がこもっていた。

 

557:名無しの転生者

>>556

 なんだよ、ラブコメかよ

 

558:名無しの転生者

>>556

 甘酢ッぺぇなぁっ!!

 

559:マギ☆マリ(偽)

『それよりも、なんで先輩はアビスマータと名乗り、あのディメイア達に与していたんですか』

『それは……』

 

560:マギ☆マリ(偽)

 元アビスマータちゃんの話には結構プライベートだったり鬱な物が多々あったので、内容を私の知識で補完しつつ解説するよ。

 まず、家族を皆564された彼女はサマルに洗脳されて、憎悪の矛先をサマルをはじめとしたディメイアから人類へと変えられていたようだね。

 そこからちょくちょく思考操作を受けて、色々と活動(意味深)をさせられたようだ。

 そして、仮面ライダーが登場してからは魔力を少しずつ奪いながら兵器として利用されて、最後は捨て駒にされた。後はみんなも知っての通りだね。

 

561:名無しの転生者

>>560

 うわあ……

 

562:名無しの転生者

>>560

 えげつねぇ……

 

563:マギ☆マリ(偽)

『もう、私は人類の敵になっちゃったんだ。……だからお願い。私を殺して』

『何を言ってるんですか、先輩!!』

 

 全てを諦めた目をした元アビスマータちゃん。それに怒るクールちゃん。

 

564:名無しの転生者

『先輩は利用されただけじゃないですか!!なんでそんな事を……』

『私は生きてたらいけないの!!もう、この手は汚れているの……』

『先輩……』

 

565:名無しの転生者

>>564

 ……

 

566:名無しの転生者

>>564

 もうメンタルぶち壊れてんじゃん

 

567:名無しの転生者

>>564

 ヤバいな、マジで……

 

568:マギ☆マリ(偽)

『……もういいです』

『あっ……』

 

 クールちゃんはそう言い残して部屋を出ていく。元アビスマータちゃんは思わずその背中に手を伸ばしかけるが、すぐに引く。人殺しの自分には引き留める資格がないとでも思っているのだろう。

 

『……えっと、元アビスマータちゃんさん』

『……なにかな、イッチ君』

 

 声をかけたイッチに、弱々しく返事する元アビスマータちゃん。もうメンタルはボロボロだ。

 

569:名無しの転生者

>>568

 やばいなあ、これ。

 

570:名無しの転生者

>>568

 早いとこメンタルケアしたほうが良いなこれは

 

571:マギ☆マリ(偽)

『元アビスマータちゃんさん。少し、話に付き合ってくれますか?』

『……私でいいのなら、構わないけど』

 

 イッチはそう言って、話をし始めた。

 

572:マギ☆マリ(偽)

『何故、元アビスマータちゃんさんは死にたいんですか?』

『私は許されないことをしてしまったから、だから生けていては駄目。……罪を償わないといけないの』

『……それは、本心なんですか』

『そうよ!私は死なないといけないの!』

『……それは逃げなんじゃないですか』

『……何ですって?』

『罪の重さに耐えられずに、死んで逃げようとしているだけなんじゃないですか』

『違う!!私は、そんなつもりは無い!!』

 

 イッチの物言いに、元アビスマータちゃんは叫んで否定する。

 

『なら、死んで逃げようとするなよ!!』

 

 しかし、すぐさまイッチが怒鳴る。

 

『死んで詫びるってのはな……、ただの逃げでしか無いんだよ!!』

『何を言って……』

『本当に償いたいのなら!生きて……生きて償わないと駄目なんだよ……』

 

 イッチの言葉に、元アビスマータちゃんは戸惑う。

 

573:名無しの転生者

>>572

 何かイッチの過去にあったのかな?

 

574:名無しの転生者

>>572

 あったとしても、多分前世だろう。

 

575:名無しの転生者

>>572

 あー、そうなると下手に聞けないなぁ

 

576:マギ☆マリ(偽)

『……もう、俺は行きます』

『あ……』

 

 席を立って部屋を後にするイッチ。

 部屋に一人になった元アビスマータちゃんは膝を曲げて蹲り、布団に顔を埋める。

 

『生きて償うって……どうしたら良いのよ……』

 

577:名無しの転生者

>>576

 これはまあ、キツイな

 

578:名無しの転生者

>>576

 まだ子供なのにな……

 

579:名無しのイッチ

 ただいま

 

580:名無しの転生者

>>579

 !?

 

581:魔剣な師匠

>>579

 イッチ!?

 

582:名無しの転生者

>>579

 戻ったか、イッチ

 

583:名無しのイッチ

>>582

 ええ、まあ。

 

 見苦しいものを見せて申し訳ありません。

 

584:名無しの転生者

>>583

 まあ、イッチにも何かあったんだろうよ。そこは気にしないよ

 

585:名無しの転生者

>>583

 そうそう!いつか話したくなった時に話してくれればいいよ

 

586:名無しのイッチ

>>585

 いえ、別に話したくないとかではなくて、話す機会がなかった程度の話なんで。別に今話しても良いんですけど

 

587:名無しの転生者

>>586

 良いのかよ!?

 

588:名無しの転生者

>>586

 おいいいいー!!

 

589:名無しのイッチ

 ちょっと前世のクソ親父が浮気した上に多額の借金を抱えてしまって、それを返済する為に保険金目当てで自殺したんですよ

 

590:名無しの転生者

>>589

 うわあ、それまじか……

 

591:名無しの転生者

>>589

 なるほど、借金は返済出来たけど、その後父親が居なくなった前世のイッチ一家は苦労した、と……。

 

592:歌って踊れる大図書館

>>591

 いえ、それは無いわね

 

593:名無しのイッチ

>>591

 いえ、違います。

 

594:名無しの転生者

>>592〜593

 あれぇっ!?

 

595:歌って踊れる大図書館

 保険金目当ての自殺の場合、保険金は支払われないのよ

 

596:名無しの転生者

>>595

 なるほどなるほど。……つまり?

 

597:名無しのイッチ

 あのクソ親父は、多額の借金だけ残して一抜けしやがったんですよ、あの世にね!!

 

598:名無しの転生者

>>597

 うわあ……

 

599:名無しの転生者

>>597

 そりゃあ、ムカつくな。

 

600:名無しのイッチ

 結局、俺の前世はその借金返済の為に大学中退しての働いて働いての上での過労死ですからね……。

 母も専業主婦だったのがパートを始めるし、妹も高校生なのに家事をするようになりましたからね。……貴重な青春の時間を家族の為に消費させてしまったことが、とても申し訳なく思ってますよ。

 まあ、前世の家族は俺の過労死で保険金が降りてくれる……と良いなぁ。

 

601:名無しの転生者

>>600

 お、おう……

 

602:名無しの転生者

>>600

 凄まじい哀愁を感じるな……

 

603:Dの意思を受け継ぐ蜘蛛

>>600

 これは流石に茶化せねぇや

 

604:名無しの転生者

>>603

 いや、茶化すなや

 

605:名無しのイッチ

 だから、元アビスマータちゃんさんへのあれこれは、鬱憤のせいで言い過ぎたかもしれないですね

 

606:名無しの転生者

>>605

 けど、俺はイッチの言う通りだと思うよ

 

607:名無しのイッチ

>>606

 そうですか?

 

608:名無しの転生者

>>607

 んだんだ!!

 

609:アルティメット魔法少女

>>607

 私も、死ぬ事が償いになるとは思わない。

 

610:NTRからのザマァ好きな狐

>>607

 そうそう。死は救済ってアインズ様も言ってた気がするしね

 

611:名無しの転生者

>>610

 オーバーロードはやめてくだしい

 

612:名無しのイッチ

 ……なら、あまり気にしすぎないようにします

 

613:名無しの転生者

>>612

 あ、気にするのは止めないんだ

 

614:名無しのイッチ

>>613

 それはそうですよ。吐いた唾は飲めないですからね。自分の発言には責任持ちますよ

 

615:名無しの転生者

>>614

 やだ……っ、イッチ大人!!

 

616:名無しの転生者

>>614

 まあ、前世から苦労してるからな、イッチは

 

617:名無しの転生者

>>614

 けど、そうだよな。イッチ、頑張れよ!

 

618:名無しのイッチ

 はい!!

 

 

*1
古代ギリシャの哲学者ソクラテスが提唱した考え。自分が無知であることを自覚することが真の認識に至る道である。という意味

*2
EPISODE8 魔法少女デッドエンド!!Ⅲにて

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