【二巻発売】海外のエロ動画サイトで俺だけ無修正ダンジョン配信 ~無双してスパチャNo.1になったら世界中の女性パフォーマーから罵詈雑言がDMで届きました~   作:フーツラ

19 / 79
第19話 侵入者

【完全無修正】ExtremeChat☆part1678【最高にヌケる】

 

今最も熱いアングラエロサイト『ExtremeChat』について語るスレです。

 

先月のスパチャランキング

1位 Akane_a.k.a_doinran(Japan)

2位 Maomao(Taiwan)

3位 Eleonora(Ukraine)

4位 Patricia(France)

5位 Eva(Latvia)

 

201.名無しさん@4545

アカネが久しぶりにライブ配信再開したと思ったら、珍しく野外だ。

 

202.名無しさん@4545

最近人気が低迷してるからMaomaoのマネをしてるんじゃない? ビルに忍び込んでのオフパコとか。

 

203.名無しさん@4545

いや、ビルじゃない。どっかの公園なのかな? 全く灯りがないけど。

 

204.名無しさん@4545

公園っていうかジャングルじゃね?

 

205.名無しさん@4545

そもそも相手の男がいないし。

 

206.名無しさん@4545

「今日は相手を現地調達するわ!」って言ってる。

 

207.名無しさん@4545

それ、下手したら犯罪になるんじゃ……。

 

208.名無しさん@4545

でもちょっとワクワク感あるな。ハンティングみたいで。

 

209.名無しさん@4545

おっ、テント発見!

 

210.名無しさん@4545

ん……? なんか見たことある風景じゃね?

 

211.名無しさん@4545

俺もそう思ったんだよね。

 

212.名無しさん@4545

おっ、アカネがテントを開けるぞ……!

 

213.名無しさん@4545

ここでチケットチャット開始かぁ~。

 

214.名無しさん@4545

うーん、チケット購入するか迷うなぁ。

 

215.名無しさん@4545

絶対買った方がいいぞ! 面白いことになってる!!

 

216.名無しさん@4545

絶対釣りでしょ。

 

217.名無しさん@4545

うぉおおおおお……!! きたぁぁぁぁぁ……!!!!!!

 

218.名無しさん@4545

wwwwマジかよwwww

 

219.名無しさん@4545

行動力あり過ぎぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!!!!!

 

 

#

 

 

 足音で目が覚めた。時計を見るとソマリア時間深夜三時。

 

 テントの外から腐葉土を踏みしめる音が続く。音から判断すると夜行性の動物ではなさそうだ。

 

 相手は二足歩行。以前蹴散らしたゲリラだろうか?

 

 足音はどんどん近付いてくる。

 

 外からLEDライトでテントが照らされた。

 

 身体を起こしながら考える。

 

 もし、武装ゲリラであれば手榴弾を投げ込まれる可能性がある。サブマシンガンを頭部に乱射されてもマズイ。

 

 舐めプするシチュエーションじゃない。

 

 俺は外の敵に気付かれないように、そっとブリーフを脱いで臨戦態勢をとった。

 

 テントの前で足が止まる。

 

 敵はLEDライトを持ったまま屈み、テント入り口のファスナーを開く。遂にくる――。

 

「諸越! やりに来たわよ!!」

 

 現れたのは金髪ボブカットの雌型のモンスターだった。ざっくりあいたトップスの首元から谷間がのぞく。

 

「まさかモンスターがダンジョンの外に出てくるとは。ソマリアダンジョン、一筋縄ではいかないな」

「誰がモンスターよ! アカネちゃんって呼びなさい!!」

 

 アカネと名乗る女はスマホを俺に向けながら、テントの中に入ってきた。スマホからずんだもんの声がする。

 

<本当に諸越なのだ!>

<諸越、モロダシなのだ!>

<やる気なのだ!>

 

「やる気なわけないだろ!!」

「じゃあ、何で全裸なのよ!」

「これは俺の戦闘服だ」

「オフパコは戦いってこと……!?」

「うるせえ!!」

 

 このままだと何をされるか分からないので慌ててブリーフを穿く。その隙にアカネは俺の横に回り込み、肩に手を回した。そしてスマホのカメラを向ける。

 

「諸越とのツーショットゲット!!」

 

<諸越のサイドをとったのだ!>

<どんなモンスターでも成しえなかったことをやったのだ!>

<アカネ凄いのだ!! これ、もっていけなのだ!!>

 

「凄い! 諸越とツーショットしただけでこんなにスパチャを貰えるなんて! オフパコしたら一体いくらになるのかしら……!?」

 

 アカネはスマホを見て感動している。

 

「満足したら出て行ってくれ」

「えっ、無理。キャンプ用品ないし」

 

 そういえばアカネの荷物はテントの外に置かれたリュックだけだ。とてもキャンプ用品が詰まっているようには見えない。

 

「お前、ソマリアに死にに来たのか?」

「そんなわけないでしょ! 私は今まで、身体一つで生きてきたの! これからもそうよ!!」

 

 スマホを持ったままアカネは胸を張る。謎の説得力があるな……。

 

「そもそもなんでソマリアダンジョンに来たんだ? 日本でオフパコしていればいいだろ?」

 

 アカネの瞳が鋭くなった。まるで獲物を狙う肉食動物のように。

 

「そんなの決まっているでしょ! ソマリアダンジョンと諸越が金になるからよ!! このチケットチャットだって、アカネ史上最高の売上よ!!」

「勝手に俺をチケチャの登場人物にするな!」

「小さいことを気にしないの! 本当に玉ついてるの?」

 

 すかさず視聴者が反応する。

 

<ついてたのだ!>

<さっき見えたのだ!>

<それは確認済みなのだ!>

 

 その後、押し問答をしている間にアカネのスマホが充電切れとなり、チケットチャットは強制的に終了した。

 

 そして旅の疲れもあったのだろう。アカネ自身も充電が切れたようにパタリと横になった。すぐに寝息が聞こえ始める。

 

 さすがに追い出すのは酷に思えた。

 

 一体、アカネはどうやって日本からソマリアダンジョンまで五体満足でやってきたのだろうか? と考えながら、俺は徐々に明るくなる空を見つめていた。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。