【二巻発売】海外のエロ動画サイトで俺だけ無修正ダンジョン配信 ~無双してスパチャNo.1になったら世界中の女性パフォーマーから罵詈雑言がDMで届きました~   作:フーツラ

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これから三話連続で投稿します。22時30分、23時30分、0時30分です!


第62話 第二十階層の先

【完全無修正】ExtremeChat☆part2001【最高にヌケる】

 

今最も熱いアングラエロサイト『ExtremeChat』について語るスレです。

 

先月のスパチャランキング

1位 HAYATO(Somalia)

2位 Maomao(Taiwan)

3位 Akane_a.k.a_doinran(Japan)

4位 諸越大徳(Somalia)

5位 さぶ越(Somalia)

 

 

201.名無しさん@4545

へえ。こんなスレがあるんですね~

 

202.名無しさん@4545

お前初めてかここは? 力抜けよ

 

203.名無しさん@4545

HAYATO垢が公式になってからお客さんが増えたよね

 

204.名無しさん@4545

もうすぐ第二十階層だからね。ますます賑わうんじゃね?

 

205.名無しさん@4545

HAYATO垢が公式になってからサイト全体のアクセス数も爆上がりらしい

運営も笑いが止まらんだろうね

 

206.名無しさん@4545

別のエロサイト見てたら諸越達のダンジョン配信が広告で流れるからなぁ

わけがわからないよ

 

207.名無しさん@4545

視聴者の多いチャンネルが広告として他のサイトに表示される仕組みなんじゃね?

HAYATO垢のライブ配信が圧倒的に接続者数多いし

 

208.名無しさん@4545

別のエロサイトで4545してるときにモンスターの臓物が飛び散る無修正ダンジョン配信ながれるの無慈悲すぎるwwww

 

209.名無しさん@4545

変な性癖に目覚めそうwwww

 

210.名無しさん@4545

普通のダンジョンって大体、二十階層が最終階層らしいけどソマリアダンジョンはどうなんやろうね?

 

211.名無しさん@4545

ソマリアダンジョンはもっと深くまで続くんじゃね?

もしくは隠し階層があるとか

 

212.名無しさん@4545

隠し階層の可能性は確かにありそう

 

213.名無しさん@4545

はやく異世界に行って欲しい!

毎日ワクワクしてる

 

214.名無しさん@4545

異世界ってMKRYみたいなのが大勢いるんだろ?

やべえな……

 

215.名無しさん@4545

きち~

 

216.名無しさん@4545

ホモしか転移できない異世界!?

 

217.名無しさん@4545

遥も転移しただろwwww

 

218.名無しさん@4545

忘れてた

 

 

#

 

 

 赤い絨毯が広がり、白壁には威厳ある彫刻が施されている謁見の間。しかしその最奥に位置する玉座に座るのは、力なく年老いた男だった。その横には落ち着かない様子の男が立っている。宰相だろう。

 

 二人は何者かを待っているようだった。

 

 謁見の間の扉が開かれ、現れたのは白い肌に緑の瞳が印象的な少女。銀髪を揺らしながら、赤い絨毯を進む。

 

 少女は玉座の前で足を止め、軽く一礼をする。そして、凛とした声で伝えた。

 

「異界の門が光り始めました」

 

 玉座の男がごくりと息を呑んだ。

 

「やっと……やっと……異界の勇者がやってくるのか……」

「はい。その時は近いかと」

 

 少女は意志の強そうな瞳を男に向ける。

 

「リカリウス様。勇者の到来が近いことを王都の民に知らせてもよろしいでしょうか?」

 

 玉座の傍に控えていた宰相がリカリウスに提案する。しかし、リカリウスは顎髭をしごきながら考え込み、返事を渋る。

 

「リカリウス様……! 度重なる悪魔の襲撃によって民は疲れ切っています……! 何か、希望を与えなければならないのです……!」

「分かっておる。しかし、いつ勇者がやってくるのかはまだ分かっていない。悪戯に期待を持たせることで暴動に繋がるかもしれぬ……」

 

 思慮深いリカリウスと性急な宰相。その均衡によって議論は停滞する。

 

「……聖女コリンヌよ。其方は異界の勇者の到来は近いと感じているのか?」

 

 国王リカリウスの問いに、銀髪の少女コリンヌはしっかりと答えた。

 

「異界の門は拍動をするように点滅しておりました。その間隔はどんどん短くなっています。まもなく、この地に勇者は訪れるでしょう」

「そうか……。ならば信じよう。宰相よ。王都中に伝令を走らせろ。『勇者の訪れは近い』とな」

 

 リカリウスの言葉を受け、宰相は「承知いたしました!」と早足で謁見の間を後にする。

 

 少し呆れたような顔をしてから、リカリウスはコリンヌに話し掛けた。

 

「異界の勇者とは、どのような者であろうか?」

 

 コリンヌは翠眼を輝かせ声を弾ませる。

 

「過去、異界からこの地に訪れた勇者はいずれも恐ろしく強く、美しい存在だったそうです。強い意志を持って悪魔に対峙し、そして打ち勝つ者。それが勇者です。今回もきっと、そのような者達がこの地に訪れてくれるでしょう」

「者達? 勇者は一人ではないのか? 過去の勇者は一人だった筈だが」

 

 リカリウスの疑問にコリンヌは悪戯な笑みを返す。

 

「実は昨晩、夢を見たのです。夢の中で私は大神殿の『勇者の間』にいました。異界の門は激しく点滅を繰り返し、眩い光りを放っていました」

「それで?」

「限界まで光りが強くなったあと、異界の門は開きました。そこに見えたのは四つの影。きっと今回の勇者を暗示したものに違いありません」

「神ラケイシスの暗示だというのか……?」

 

 コリンヌはゆっくりと頷く。確信に満ちた表情で。

 

「私は大神殿に戻り、勇者を迎える準備に取り掛かります」

「期待しておるぞ」

 

 疲れ切った顔をしていた筈のリカリウスは幾分か覇気を取り戻し、少し背を伸ばす。そして、扉へと歩くコリンヌの背中を希望に満ちた瞳で見つめていた。

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