【二巻発売】海外のエロ動画サイトで俺だけ無修正ダンジョン配信 ~無双してスパチャNo.1になったら世界中の女性パフォーマーから罵詈雑言がDMで届きました~   作:フーツラ

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二巻発売しました!! イラスト最高なので是非!!!!


第79話 捕獲した悪魔と……

 パンスコ村の集会場。土間の上に置かれたテーブルには女型の悪魔の姿がある。

 

 俺達はそれを取り囲むように立っていた。

 

 女型の悪魔は褐色の肌の上には一糸纏わず、その代わり黒い紋様が描かれている。艶やかに輝く黒髪が肢体を這う。

 

 ハヤトが爆散させた下半身や俺が炭化させた右腕は綺麗に再生されていた。ただし、いままでと同じというわけではない。

 

 力を失った悪魔がいままで通り、体を維持出来る道理はない。

 

「フィギュアみたいですね……」

 

 ハヤトが女型の悪魔を見てつぶやいた。

 

 そう。悪魔は自分の体を再生するためにリソースを使い、その反動で縮小してしまったのだ。サイズで言えば大体、三十センチぐらいだろうか。

 

「これは相当、腕のいい造形師の仕業わよ」

「ねえ、悪魔に色んなポーズをさせて型を取って販売すればいいじゃない? 淫欲の悪魔よ! 四つん這いになりなさい!」

 

 アカネがスマホにインストールした翻訳アプリ越しに悪魔に命令する。

 

 翻訳アプリは拒否するかと思ったが、悪魔を従わせることの重要性を判断したのだろう。すんなりと翻訳し悪魔に伝えた。

 

『はい……。アカネ様の意のままに』

 

 アカネの魅了の支配下にある悪魔は、瞳をトロンとしたまま四つん這いになってみせた。

 

「アカネ! これは配信した方が……」

「そうね!」

 

 アカネはテーブルに置いていたドローンカメラを起動してスマホと連携。読み上げ機能をオンして視聴者の声を集会場に響かせた。

 

 

<女型の悪魔が小さくなっているのだ!>

<悪魔さん、生きてて良かったのだ!>

<女型の悪魔さん、体が小さくなっているのだ!>

<これはとてもいいサイズなのだ!>

<なんで四つん這いなのだ!?>

 

 

 アカネがニヤリと笑い、ドローンカメラに向かって言い放つ。

 

「この女型の悪魔はアカネちゃんの支配下にあるわ! 私のいうことなら、なんでも言うことを聞く……。スパチャを通して私にお願いすれば、悪魔にいろんなことをさせることが出来るわよ……!?」

 

 なんて浅ましい発想だ。しかしExtremeChat民には絶大な効果があった。

 

 

<【100pt】悪魔さん、お尻をカメラに向けてほしいのだ!>

<【200pt】M字開脚をお願いしたいのだ!>

<【300pt】悪魔さん、ハヤトの角で遊んでほしいのだ!>

 

 

 突然、登場人物にされたハヤトが目を丸くする。

 

「いいわね! 女型の悪魔にはハヤトの角とパコリングしてもらいましょう! 淫欲の悪魔よ、ハヤトの角を胸に挟みなさい!」

「これは健全コンテンツわよ!」

 

 アカネに命令された悪魔は素早く飛び上がり、ハヤトの頭に取り付いた。角を優しく触り始める。

 

 ハヤトは何故か、顔を紅くした。そろそろ止めるか……。

 

 女型の悪魔の体を掴み、ハヤトの頭から引き剥がした。精巧なフィギュアのような女型の悪魔の体が俺の右手にある。

 

「わっ! 諸越が横取りした!」

「これは体格差わよ!! 流行りの体格差プレイの始まりわよ!」

 

 視聴者まで反応する。

 

 

<諸越! それは鬼畜過ぎるのだ!>

<リアルで腹ボ〇はキツイのだ!>

<いや……悪魔さんなら耐えられるかもしれないのだ……!?>

 

 

「やるわけないだろ!! お前ら、いい加減にしろよ!!」

 

 集会場に俺の声が響く。ずっと黙っていたコリンヌが驚いて背筋を伸ばした。俺は悪魔をテーブルに置くと、声を張る。

 

「なんのために悪魔を捕まえたと思っているんだ!?」

 

 アカネとマオマオに向かって問いただす。二人は急に真面目な顔を作った。

 

「それは決まっているわ」

「ええそうわよ。目的は明確」

 

 二人、顔を見合わせて頷きあっている。

 

「なら、言ってみろ」

 

 アカネは一歩前に出て、ドローンカメラを意識しながら話し始めた。

 

「悪魔同士は離れていてもお互いの存在を感じることが出来るわ。悪魔の灰を利用した『悪魔の羅針盤』では悪魔のいる大まかな方向を知るので精一杯。しかし──」

 

 マオマオが一歩前に出て、説明を引き継ぐ。

 

「悪魔を従えることが出来れば、もっと効率よく悪魔のいる場所に辿り着くことが出来るのことわよ。つまり──」

 

 アカネとマオマオがハモった。

 

「「悪魔同士のパコリングを配信して荒稼ぎできる!」」

「遥を早く見つけることが目的だろ!! 忘れたのか!?」

 

 二人を怒鳴りつけると、ペロリと舌を出しておどける。

 

「分かっているわよ! ちょっと視聴者向けに冗談を言っただけ!」

「そうわよ! 諸越はすぐ何でも本気にする!」

「いいから、さっさと淫欲の悪魔に、他の悪魔の場所を聞き出せ!」

 

 アカネに指示を出すと「わかっているわよ」と言いながら、続ける。

 

「その前にこの悪魔に名前を付けましょう! いつまでも『淫欲の悪魔』だと面倒だから。視聴者のみんな、候補を募るわよ! 採用された人には10枚溜めればアカネちゃんとオフパコできるチケットを一枚、プレゼントするから!」

 

 アカネのスマホから、視聴者の声が聞こえてくる。

 

<サキュ代がいいのだ!>

<モリガンでお願いしたいのだ!>

<リリスでよいと思うのだ!>

<サキュ音にするのだ!>

<サキュ里奈でよろしくなのだ!>

<……>

 

 

 次々の名前の候補が出てきた。アカネは腕を組んで眉を寄せ、真剣な顔で淫欲の悪魔の名前を選ぶ──。

 

「決めたわ! サキュ音にする! 貴方は今日から、『サキュ音』よ!」

 

 アカネが淫欲の悪魔を指差し、名前を授ける。悪魔は雷に打たれたように体を硬直させ、それが解けると恭しい態度でテーブルに膝を突いた。

 

『我が主よ。主より御名を賜りし今、我は主と真なる契約の楔を結び申す。主が与えし淫なる力こそ、我をより強き眷属たらしめん。我が身、我が魂、永久に御許に捧げ奉らん。我は今より、サキュ音と名乗りて主に従う』

 

 アカネの身体から紫の光が伸び、サキュ音の体を包む。サキュ音の体に艶がまし、一層艶めかしくなった。

 

 

<やばいのだ! アカネが本格的に淫欲の悪魔を従えたのだ!>

<サキュ音ちゃん! よろしくなのだ!>

<パコリング配信に新たな風が吹くのだ!>

<これは期待大なのだ!>

 

 

「いいから! 早く他の悪魔の場所を探れよ!!」

 

 俺が りつけると、ようやくアカネはサキュ音に指示をして次の悪魔の場所を探り始めるのだった。




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