浦和の桜吹雪   作:Simca Ⅴ

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 誰か「秋」の捜索願い出してくれませんか?
 いきなり寒くなりすぎぃ!

 追記:気付けばUAが27400、お気に入りが200人を超えていました。それもこれも読者の皆々様のお陰です。これからもハルノウラワの物語にお付き合いいただければ幸いです。

※2025年11月24日追記……実は次の話の展開に悩んでいます。詳しくは活動報告を参照いただきたい。この話の後ろにアンケートを設置したので、よろしければ投票をよろしくお願いします。


#21「悔しいぐらいに澄んだ空の下で」※後書きにおまけ有り

 JBCも終わってひと段落。

 年内は休養だなーとか、浦和記念まであと何日かなーとか、年末は東京大賞典を見て過ごすか有馬記念を見ようかなーなんてボーッと考えながら、私は生まれ育った北海道新冠町のハグロ牧場へと放牧に出されることになった。要は2年ぶりの里帰りだ。

 

 ……今更だけども、このハグロ牧場って元々、早川牧場だったってことに気付いた。

 早川牧場というと、私の前世では60億円近い負債を抱えて倒産した後、紆余曲折あり最終的にユウジュンやベルモンテに施設や跡地などなどが譲渡されていた(らしい)。

 しかし、この世界では美鶴ちゃんのお父さん(実父の方で確か名前が雄馬さんとか言ったそうな)がちょっと無茶を敢行したらしく、最終的に早川牧場を買収、及び負債を数年かけて返済するなどしてハグロ牧場が生まれたそうな。

 ……正直なところ、なんでそんなウルトラシーをぶちかませたのか詳細はさっぱりわからない。

 ただ、美鶴ちゃんの義父───つまり義隆パッパの一族は、言わば九州に経済基盤を持つ日本随一の大富豪だそうで、その財力で美鶴ちゃんの実父さんを後押ししたとすれば、この牧場を立て直せたとしても不思議ではない。

 ……お金のことなんて考えていたら、ちょっと頭が痛くなってきた。

 

 やめやめ。

 そもそもこの点は片付いてるはずの問題だし、今の私は馬だし。お金の問題とか馬の立場で考えても「ネコに小判、豚に真珠」ってやつだ。

 ……え?

 馬なんだからそこは「馬の耳に念仏」とか「馬耳東風」だろって?

 ……それって、()()()()()()()()()には言えることだろうけど、あいにく私ぁ人の言ってることも解せるし、何なら悪口を言われて聞き流せるようなおめでたい頭はしていないのでそれは使えない。「南妙法蓮華経」は暗唱できないが、お坊さんが念仏を唱えていたら流石に頭を下げて、静かにして騒がないぐらいはできる。

 代わりに引用できるとしたら、『ゲゲゲの鬼太郎』のオープニング歌詞にある「学校も試験も何にもない」ってフレーズぐらいかな。

 あれはお化けだけじゃなくて動物全般に言えるから(経済活動が必要な人類種を除く)、一々預金残高を見ては曇っていたOL時代(ぜんせ)に比べれば何と気分が楽になることか。

 ……いや、競走馬にもあったわ、「学校(トレセン)」と「試験(ゲート)」は。

 

〈ハッちゃん……今日のあなたはやけに口数が多いわねぇ?〉

〈……え?〉

〈ぜーんぶ聞こえてたわよ?〉

 

 実は今、私は生まれ故郷のハグロ牧場にて放牧中。

 今生の母であるハルウララと、もう一頭鹿毛のお馬さんが視界に入る範囲で一緒にいる。

 

 でも、ただの独り言みたいなものだから頭の中で反芻してるだけだったはずが、口に出てた……?

 

 うっわぁ、恥ずかしい!

 

「ハッちゃん落ち着きがねぇな……」

「でも2年ぶりに姿を見たら元気そうで良かったですよ」

 

 私の様子を見てたオヤマーには看過された。

 もう1人の厩務員さんはというと、私が幼駒として生まれて1歳半ぐらいまでここで育った姿までしか知らず、久々に私の姿を見て微笑んでいた。ちなみに、時々様子を見にくる程度で他のお馬さんの世話が忙しかったため、私の趣味である競馬新聞を読んでるところは直接は見られていない……はず。

 ……にしても、あの全日本2歳優駿からもう1年経つのかぁ。早いなぁ。

 前は憎たらしくて仕方なかったオヤマーの顔を見るのすら懐かしい。

 

〈しかし、あのハッちゃんがねぇ……あんなにお転婆だったのが、2年顔を見ない内にG1を2勝もして帰ってくるなんて〉

〈お母さん……〉

 

 前言撤回。暫く顔を見ない内に我が母(ハルウララ)からの呼び名が「ハルナ」から「ハッちゃん」になってる。オヤマーが吹き込んだな?

 後でどんな仕返し(イタズラ)を仕掛けてやろうか考えとこ。

 

 ……ただ、実はさっきの母の指摘とオヤマーの観察眼は当たっている。

 

 というのも、まずどうしてもカレンダーが気になって仕方なかった。

 私が気にしてる日付は11月24日。

 つまりは()()。浦和記念の開催日だ。

 

 馬主さん曰く、「(ハルノウラワが)2000m以上を走っても問題がないなら出したいなぁ(意訳)」とか去年の今頃言ってたらしい。で、浦和記念を叩いてから東京大賞典に行くというルートも想定していたみたい。……ついでに、私の名前の由来になった「浦和(ウラワ)」がレース名に入ってるから、馬主さんとしても私に獲らせたいという狙いはあったそうな。

 しかし、南関東オークスでの勝利がギリギリだったことや、激戦になったジャパンダートダービーの様子を見て考え直した結果、今年の私は出走しなかった。

 とはいえ、今回の浦和記念にはグランシュヴァリエさんが出るので、それがソワソワしている原因の一つになった。

 

 そして、もう一つの原因は……。

 それは今月に入ってから悲しいニュースが齎され、私たちの知るところになったことだった。

 ……そんなことを考えていたら、別のお馬さんから舐められた(グルーミングされた)り、臭いを嗅がれたりした。

 

〈ちょ、どちら様?〉

〈ブエナちゃん、少しは元気出た?〉

〈うーん……多分? ちょっとだけど、()()()()()()()()()()()()()

〈え!?〉

 

 あらやだ私、そんなに(くちゃ)い!?

 しかもブエナさんとかいう見ず知らずのお馬さんの口から出てきた名前が「スカイさん」って?

 ……いや待てよ、今目の前にいる鹿毛のお馬さんには見覚えがあるぞ?

 そして名前はもしかして……!?

 

「ブエナビスタが最近元気無かったけど、ハルノウラワをグルーミングしていたら少し元気になったみたいだ」

 

 ブエナビスタ!?

 やっぱりだ!?

 

〈ぶ、ブエナビスタさん!? あなたがあの!?〉

〈え、えぇ、そうだけど……〉

 

「ハルノウラワが何か興奮してる?」

「多分な」

「理由は?」

「あの子のことだ。きっと“実質三冠牝馬"のご本人様を目の前にして鼻息を荒くしてるんだろうな。……ほら、自分が憧れたスポーツ選手や有名人を目の前にした子供を想像してみろよ」

「あぁー、なるほど、確かに」

 

〈お噂は予々です! 2006年の日本ダービーはお見事でした! 秋華賞でのカワカミプリンセスとの叩き合い、2007年はメジロシクローヌ、スイープトウショウ、ノイジースズカ、ダイワスカーレット、ウオッカ、アストンマーチャンなどなどの名選手たちと繰り広げた牝馬戦国時代で、勝利を掴んだジャパンカップに、春秋天皇賞でのメイショウサムソンとの一騎打ち、二頭(ふたり)で挑んだ凱旋門賞……もっと早く産まれて生で見たかったです!!〉

〈え、えぇ……〉

〈こら、ハッちゃん!〉

〈あ、……ご、ごめんなさい、私ったらつい興奮しちゃって……〉

 

「元気になったのはむしろハルナちゃんの方じゃないですか?」

「ははは、違い無ぇ。いつになく押しが強くて生き生きしてるしなぁ」

「あ、ウララに叱られてしょげてる?」

「相変わらずわっかり易いなぁハッちゃんは。だが、エナちゃんもちょっとだが元気出たようだぞ?」

「みたいですね……でもまさか、ブエナビスタとの仔がラストクロップになっちまうなんて……」

「セイウンスカイが亡くなった、って話がどこから耳に入ったんだか知らねぇが、エナはそれからずっと落ち込んでいたよな。競馬の神様も残酷すぎるぜホントに」

「それも菊花賞を勝ったのと同じ日になんて……」

 

 ……実はそれだ。私がソワソワしていたもう一つの原因は。

 

《セイウンスカイ、死す》

 

 牧場に着いた翌日、オヤマーが渡してくれた競馬新聞に目を通したら、その記事が一面に載っていた。

 それも、亡くなったのが11月8日というのも奇妙な巡り合わせで、ちょうど13年前の菊花賞と同じ日───何を隠そうセイウンスカイがレコード勝ちを収めたあの1998年の菊花賞があった日だ。

 

 私が知る歴史では、セイウンスカイの代表産駒といえばシャッタードスカイぐらいしかいなかったし、ブエナビスタとの間に子供も作ってはいなかった。そもそも私の知っている歴史ではブエナビスタの生誕年も2()0()0()3()()ではなく2()0()0()6()()で、引退は今年だったはずだった。

 だからセイウンスカイとの交配など起こり得るはずも無く、つまり、この世界ではまた更に予測不可能な展開が待ち受けていることを意味している。

 ちなみに、その影響で2009年はレッドディザイアが牝馬三冠を勝利しているので、メジロラモーヌ、スティルインラブ……この世界ではさらに2005年のノイジースズカがいて、2009年にレッドディザイアが史上4頭目の牝馬三冠を達成。そこに2010年に達成したアパパネがいて、来年はジェンティルドンナが達成することになる*1

 リバティアイランドが牝馬三冠を達成したところまでは私も生きてたので、もしここから大筋通りなら(あり得ないかもしれないが)、アーモンドアイ、デアリングタクト、リバティアイランドまで、2024年までに牝馬三冠を達成するお馬さんたちが9頭も現れることになる。

 ……ははは。なんだかんだこの世界も面白いじゃないの。

 

「一方でハルウララに今年付けたのはスペシャルウィークでしたっけ?」

「あぁ、確かそうだったな。ただオーナーは悔やんでいたな……来年はセイウンスカイを付けたがっていた中でこれだ」

「神のみぞ知るとはいえ、残念ですよね……」

 

 それに加えて、この世界ではまさかのまさかで私の弟にスペシャルウィークとの子が……?

 オヤマーと厩務員さん、その話はちょっと初耳なんだけど?

 あのスペシャルウィークが今年のお母さんのお相手だったの……?

 

「おっと? もう15時か?」

「ですね」

 

 何ですってもうそんな時間!?

 こうしちゃいられない。

 

「そろそろ馬房に戻すか……って、ハッちゃん何してんの!?」

「ちょちょちょ、マジですか!?」

 

 というわけで放牧の柵の閂を外して母屋のテレビで浦和記念を観に行こうとしたら、オヤマーと厩務員さんに慌てて引き綱を持たれて止められた。

 

「ブルルルッッ!」〈良いじゃないのぉ〉

「ダメダメダメ! 勝手にどこ行くつもりだハッちゃん!?」

「ハルナちゃんが馬離れというか人間並に賢いとか、文字まで書けるってのを話半分に聞いてましたが、アレってやっぱりホントのことだったんですね!?」

「全くだぁ! まさか閂を自分で開けて、母屋に行こうとするなんて……ご丁寧に他の馬が脱柵しないように閂を元に戻してるし……」

「一体何故突然こんな行動に……?」

「だな……こんな風にいつでも脱柵出来るならわざわざ今やる意味が……ちょっと待てよ」

「小山田さん?」

「岡田、ちょっとハッちゃん見ててくれ。すぐ戻ってくる」

 

 そういってオヤマーが母屋に走って行った。

 もー。私はレースが見たいだけなのにー。

 フリップとペンでも用意すればよかったー!

 

 それから20分ぐらいしてオヤマーが戻ってきた。

 スカパーの番組表を手に握りしめた状態で走ってきた。

 もう!今頃パドック終わってるじゃないのぉ!

 レース見れなかったらどうしてくれんのよぉ!!

 

「わかったぞ、きっとこれだ」

「何です?」

「これだこれ。グリーンチャンネル。今日の15時25分から浦和記念だ」

「浦和記念ですか!? え、ハルナちゃんレースまで見るんですか!?」

「この子、幼駒の頃から競馬新聞を絵本のように夢中で読んでたんだぞ。おまけに義隆さんが言うには同じレースを走った()()の事は忘れないほど頭がいいんだよ。出走表見てみろ、グランシュヴァリエがいる」

「ということは、今日ずっと落ち着きがなかった原因って……?」

「間違いなくこれだ……急ごう」

「急ごうって!? 小山田さんどうするつもりですか!?」

「ハッちゃんにレースを見せる」

「えぇっ!? 脱柵してるのに!?」

「無視して戻してみろ、後でこいつに小突かれるのは俺なんだよ。急ごう、時間がない」

 

 やっと気付いてもらえたぁ。

 オヤマーにしては気が利いたから許してやろう。

 

 ……と思ったのにぃ。

 

【グランシュヴァリエ! グランシュヴァリエが先頭、グランシュヴァリエ1着! 2011年の浦和記念、勝ったのはグランシュヴァリエ! 6歳、キャリア37戦目、グレード付き重賞に挑戦して12戦目、ダートG2、浦和記念でついにその努力実りました!】

 

 母屋に辿り着き、ようやっとグリーンチャンネルを点けて見たらレース終わってた(|||OTL

 

 グランシュヴァリエさんがグレード競走初制覇という、結果そのものは嬉しいけれども、リアルタイムで末脚発揮する場面を見たかったのにぃー!!

 

「うわぁ、ハッちゃんご機嫌斜めだ……ほら見ろ、俺の言った通りだっただろ?……あだっ、いてて」

 

 ドヤ顔で仁王立ちしていたオヤマーにちょっとムカついたので鼻先で結局小突いてやった。

 

 なお、この()()があってから、私は地方重賞や中央G1がある度に母屋で競馬番組を無事見せてもらえることになりました。

 そんなこんなで激動だった2011年も、もうすぐ終わりが近づいていた。

*1
なお、ハルノウラワの中の人(前世)は、2005年のヒメカミアゼリアによる牝馬三冠達成をリアルタイムで見ているため、彼女がいた世界では牝馬三冠を達成したのは8頭だったことになる。




おまけ①
◎アウラヴェルナ(Aura Verna)
⚪︎実馬編
 父・セイウンスカイ
 母・ブエナビスタ

 幼名は「ブエナビスタの2012」。
 セイウンスカイのラストクロップであり、2006年の“実質三冠牝馬”ブエナビスタの初仔。
 名前の由来はラテン語で「春風」を意味する。
 2014年6月16日、中津競馬第4競走の新馬戦でデビューし、勝利を飾るが、2014年内は地方競馬と中央競馬を行ったり来たりしていた。
 2015年に入ってすぐ西野牧場(セイウンスカイ、ニシノフラワーなどの馬主)に所有権が移り、中央へ転籍してきた。
 「セイウンスカイの忘れ物を獲りに行く」というスローガンの元、中津デビュー馬としても初めて日本ダービーに参戦(ちなみに、同年の秋華賞、有馬記念と翌年の宝塚記念には中津出身の馬として初参戦初勝利を飾っている)。
 しかし、日本ダービーではドゥラメンテ、キタサンブラックらに先着されて惜しくも3着に終わる。
 その代わり、ジャパンダートダービー、秋華賞に参戦して勝利を掴む。
 その戦績から「シャッタードスカイの後継者」、「セイウンスカイの忘れ形見」と新聞の見出しを飾り、「春一番を告げる少女」という呼び名を得る。
 2017年の有馬記念にも参戦するが2着で引退した。
 ちなみに、2017年にG2小倉記念を勝利した唯一の馬でもある。(2016年までG3、2018年からはG1に昇格)
 この他、同年から3月の小倉で開催されることになったシンガポール航空インターナショナルカップでも2着に食い込んでいる。
 
◎主な戦績
⚪︎G1・Jpn1
・ジャパンダートダービー(2015年)
・秋華賞(2015年)
・有馬記念(2015年)
・宝塚記念(2016年)
・ジャック・ル=マロワ賞(2016年)
・チャンピオンズカップ(2016年)

⚪︎G2・Jpn2
・兵庫ジュニアグランプリ(2014年)
・小倉記念(2017年)

⚪︎アウラヴェルナ(ブエナビスタの2012)の血統表
セイウンスカイ
(1995)
シェリフズスター
(1985)
ポッセ
(1977)
Forli
In Hot Pursuit
Castle Moon
(1975)
Kalamoun
Fotheringay
シスターミル
(1990)
ミルジョージ
(1975)
Mill Reef
Miss Charusma
スイトアンジュレ
(1985)
モガミ
アンジュレスイート
ブエナビスタ
(2003)
スペシャルウィーク
(1995)
サンデーサイレンス
(1986)
Halo
Wishing Well
キャンペンガール
(1987)
マルゼンスキー
レディーシラオキ
ビワハイジ
(1993)
Caerleon
(1980)
ニジンスキー
Foreseer
アグサン
(1985)
Lord Gayle
Santa Luciana


⚪︎ウマ娘編
 生粋の大分育ち。
 中央に移籍する前は中津トレセン学園に通っていた。
 ブエナビスタは従姉妹であるが、本人が憧れているウマ娘はスペシャルウィークとセイウンスカイを挙げている。

・中津トレセン制服Ver

【挿絵表示】


・中央トレセン学園所属時

【挿絵表示】


・勝負服姿

【挿絵表示】


※次回のおまけ②に続く


 今年の浦和記念、観に行こうとしたら開催が11月23日でも24日でもなく、まさかの26日の平日で、しかも発走時刻には職場を定時で上がっても間に合わないことが判明。生で見れないことがとにかく悔しい。

 ちなみにおまけの子。
 もしキタサト世代がアニメ化された際にこの子がウマ娘として登場していたなら、少なくとも宝塚記念の「誰ぇ!?」事件は起きないはず……と願いたい。

どっちが先に見たい?

  • ウマ娘編
  • 実馬編
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