ーオリ主sideー
「んぅ……?」
意識が浮上する
「あ、先生!目を覚ましたみたい!」
"そうみたいだね。おはよう。調子はどうかな?"
「んん……?」
意識が覚醒しだす
「?ここは……どこ?なんかボロボロ……」
周囲を探る
長身の恐らく成人しているであろう男性
水色の瞳の、頭の上に薄い緑色で複数の四角い窓枠のような何かがある少女
機械的な耳を持ち、頭の上にそれぞれ桃色と緑色の光輪?がある少女達
廃墟かと思う位ボロボロの建物……?
「ん?」
(何か声高くない?)
自分の声に何か違和感を覚える
声色が高いのだ
自分は男性であるというのに
「あー、あー」
(おかしい)
「あの……鏡持ってませんか?」
周囲の困惑している人達に聞いてみる
自分の姿を見れば何かわかるかもしれない
「手鏡なら持ってるよ」
緑色の少女が手渡してくる
「ありがとうございます。……?……ええ!?……ない……」
手に持っている手鏡にはよく見ていた自分の姿はなく、水色の瞳の少女と瓜二つの姿をしていた
自身にも、黄色ではあるが頭の上に複数の四角い窓枠のような何かがある
自分の目の色も黄色なのでそこも違う
一番の大きな違いは脚の側面と両腕と背中に機械が付いていることだろう
性別までも変わってたりしないか不安で股を確認してみる
するとなぜか女性になっている
「どうしたの?」
緑色の少女が聞いてくるがそれどころではない
姿が変わっているうえに女性になっている
"困惑している所申し訳ないけど、えっと、とりあえず移動しない?ここはちょっと危ない場所なんだ"
「はい……わかりました」
男性が移動を提案してくる
危ない場所なら早く移動した方がいいだろう。提案に従っておく
その後は廃墟を出て近代的な街に着く
──────────
"ミレニアム自治区まで無事に戻ってこられたね"
「それで……この後はどうするんです?」
"あなたが気を失っている間に少し、皆で話をしていてね"
"一旦ゲーム開発部の部室に戻って色々話そうかなって思っているんだけど、どうかな?"
(ゲーム開発部?)
「わかりました。ぜひお願いします!」
その後、桃色と緑色の少女が所属しているらしいミレニアムサイエンススクール?に案内してもらい、2人が活動しているゲーム開発部の部室に移動することに
看板に高等部って書いてあったな…ってことは先輩達か
「ねえ、ちょっと!?」
「この子達を部室にまで連れてきてどうするの!」
緑色の少女が桃色の少女の肩を掴んで揺らしている
「ゆっ、揺らさないでって!頭がぐわんぐわんってしてるから!」
「し、仕方ないじゃん。そもそもあんな恐ろしいロボットたちがいる場所に置いていくわけにも……」
桃色の少女が反論していると、視界の端に何かが映る
モグモグ
(?……!?)
そこにはWiiリモコンに似たなにかを口に入れている水色の瞳の少女がいた
「ああっ、私のWeeリモコンを口に入れないで!ぺッてして!ぺッて!」
緑色の少女が慌てて止める
「……やっぱり、放っておくわけにはいかないでしょ」
「それはそうだけど…」
二人の少女が話し出す
「今から連邦生徒会かヴァルキューレ辺りに連絡した方が良くない?」
「それはそうだけど……それは
「やるべきこと?」
「さて、とりあえず名前は必要だよね。あなたは【アリス】って呼ぼうかな」
先程までWeeリモコン?を口に入れていた少女に向かって桃色の少女が声をかける
「……本機の名称、【アリス】。確認をお願いします」
「ちょ、ちょっと待って!それお姉ちゃんが勝手に読んだ名前でしょ!?本当ならAL-1Sちゃんなんじゃないの?」
「そんなに長いと呼びにくいじゃん。どう、アリス?気に入った?」
「……肯定」
「本機、アリス」
彼女の名前はアリスに決まったようだ
そしてまた二人の少女は話し出す
「あはは!ほら、見たか私のネーミングセンス!」
「うーん……本人が気に入ってるならいいけど」
「あなたの名前は……どうしよう、思いつかない…」
「お姉ちゃん……仮の名前でもいいから決めないと。彼女が座っていた椅子に書かれていた【AL-0T】でいいんじゃない?あなたはどう?」
自分の名前をどうするか聞かれているが…どうするか…
(うーん…恐らく前世の名前になる【ハヤト】をそのまま使ってもいいんだけども)
「……はい、とりあえず【AL-0T】でお願いします。正式な名前が決まるまではこの名前を使わせてもらいます」
「あと、3人の名前を教えてください」
「わかった!」
「私は才羽 モモイ!」
「私は才羽 ミドリ」
"私は先生だよ"
(モモイとミドリね……見た目の色のまんまだな。苗字が同じってことは姉妹かな、ミドリ先輩がモモイ先輩の事お姉ちゃんって言ってるし)
(そして先生……学校で勉強とかを教える、あの先生でいいのかな)
「モモイ先輩とミドリ先輩、そして先生ですね。これからよろしくお願いします」
"よろしくね"
「よろしくね!さあ、それじゃ次のステップに行ってみよっか」
「お姉ちゃん、いったい何を考えているの……?子猫を拾ってきたとか、そういうレベルじゃないんだからね!?」
「ミドリの方こそ、よく考えてみてよ」
「そもそも私たちが危険を冒してまで、G.Bibleを探してた理由は何だったっけ?」
「それは……良いゲームを作って、部活を廃部にさせないためでしょ?」
「そう、今一番大事な問題はそれ」
「良いゲームも作りたいけど、まずは部活の維持が最優先。それで、そのためには二人の条件のうち、どっちかをクリアする必要がある」
「ミレニアムプライスで受賞を狙うのは、あくまでその内の一つに過ぎない」
「あくまでも何も、方法は実際のところ一つしか無いでしょ?お姉ちゃんがそういったんじゃん、だってこれ以上【部員を増やす】のは無理……」
「……あれ?」
「お、お姉ちゃん、まさかとは思うけど……」
「この子達をミレニアムの生徒に偽装して、うちの部に入れようとしてるんじゃ……!?」
「アリス!AL-0T!」
「私たちの仲間になって!」
オリ主君の名前は、1週間後の投票で決めようと思います
それまでにできる範囲で描き溜めしておきます
オリ主の名前
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天童 ハヤト
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天童 ???(感想からチョイス)