死んだと思ったらロボットになっていた   作:モハト

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お待たせし過ぎるのも良くないと思ったので投稿します。リアルの状況によって、これからも執筆速度が大きく変わります。お待たせして申し訳ないです……短めですがどうぞ
あと、今話から書き方を変えました。パヴァーヌ1章を書き終わってから全体を誤字脱字含め、色々加筆修正しようと思っています

コクマー実装で悪寒キャラが救われましたね。水着サオリは持っていますが、アイドルミネの固有2を目指しているので育成はしばらく放置することになりそうです

追記:設定変更に伴い一部修正しました。既に投稿している話の流れは変えてないです


8話

ー先生sibeー

 

その後、特に問題なく廃墟を出て部室まで帰ってきた。一部の荷物を部室に置いてヴェリタスの部室に向かい、G.Bibleのパスワードの解除とモモイのゲームのセーブデータの復活を依頼した

 

「知っての通り私たち【ヴェリタス】は、キヴォトス最高のハッカー集団だと自負してる」

「システムやデータの復旧については、それこそ数えきれないほど解決をしてきた……。その上で、単刀直入に言うね」

 

ゲーム開発部に緊張が走る

 

「モモイ、あなたのゲームのセーブデータを復活させるのは無理」

 

モモイが膝から崩れ落ち泣く。コタマが言うにはG.Bibleのパスワードの解除はマキが作業中らしい。こちらに気付いてマキが話しかけてくる。モモイが泣いているのが気になったようで、ミドリに聞いたが「気にしないで」と言ってG.Bibleの分析状況を聞く

 

「うん、ちゃんと分析できたよ。あれはかの伝説のゲーム開発者が作った神ゲーマニュアル……G.Bibleで間違いないね」

「ファイルの作成日や最後に転送された日時、ファイル形式から考えても確実。作業者についても、噂の伝説のゲーム開発者のIPと一致してた。それと、あのデータはこれまでに一回しか転送された形跡がない」

 

マキが言うには「これはオリジナルのG.Bibleだろうね」とのこと

 

「でも問題があって……ファイルのパスワードについてはまだ解析できていないの」

 

マキの発言にモモイがガッカリしたと言い、マキはあたしの専門じゃないと返す

 

「方法が無いわけじゃない。あのファイルのパスワードを直接解析するのは、多分、ほぼ不可能。でも、セキュリティファイルを取り除いて丸ごとコピーするって手段なら、きっと出来るんじゃないかな……」

「で、そのためにはOptimus Mirror System……通称【鏡】って呼ばれるツールが必要なの」

 

「ぜ、全然話についていけない……」

 

「つまり……G.Bibleを見るためには、その【鏡】っていうプログラムが必要だってことだよね?それはどこにあるの?」

 

「あたしたち、ヴェリタスが持って……た」

 

「何だ、それなら今すぐ……ん、待って?過去形!?」

 

「……そう、今は持ってない。生徒会に押収されちゃったの、もうっ!」

 

マキとコタマが言うには、この間ユウカに【鏡】を含めた様々な物を押収されたようだ。……コタマが私のスマホのメッセージを確認するために【鏡】を必要としている、というのは本人の言う「不純な意図は全く無い」という言葉を信じよう、うん

早く取り戻さないと【鏡】を製作したヒマリ部長に怒られるらしい

 

「とにかく……整理すると、私たちも【鏡】を取り戻したい。それに、G.Bibleのパスワードを解くためには、あなたたちにとっても【鏡】は必要……そうでしょ?」

 

「なるほどね……呼び出された時点で、何かあるのかなとは思ってたけど。だいたい分かったよ」

 

「ふふ、さすがモモ。話が早いね」

 

「目的地が一緒なんだし、旅は道連れってね」

 

「共にレイドバトルを始めるのであれば、私たちはパーティーメンバーです」

 

おや、話が協力する流れに……先生としては止めるべきかな……だけど、生徒同士のいざこざだし──

 

「……まさかね──」

 

「あの、お姉ちゃん、もしかしてだけど……まさかヴェリタスと組んで、生徒会を襲撃するつもりじゃ……!?」

 

 

──────────

 

ーハヤトsibeー

 

ハレ、マキ、モモイ、アリスお姉ちゃんが【鏡】を取り戻すために、生徒会を襲撃しようとしている……

 

(生徒会って、生徒が運営しているとはいえ、前の世界でいう【政府】なんでしょ?何しようとしてるの?キヴォトスが銃社会なのは先生に教えてもらったけど……もしかして、キヴォトスの生徒って暴力的……?)

 

そんなことを考えていると、生徒会の襲撃には何やら問題があるらしい

 

「【鏡】は生徒会の【差押品保管所】に保管されてるんだけど。そこを守ってるのが実は……メイド部、なんだよね」

 

「……え?メイド部って、もしかして……」

 

?メイド部?何でメイドが差押品保管所を守ってるの?ミレニアムの武力集団?モモイの反応からして凄く強いんだろうなぁ……そのC&Cっていうのは

 

「そんなの、走ってる列車に乗り込めとか、燃え盛る火山に飛び込めって言われた方がまだマシ!」

 

(……そんなに嫌なの……?)

 

「で、でもこのままじゃあたし部長に怒られ……じゃなくて!ゲーム開発部も終わりだよ!このままじゃ廃部になっちゃうんでしょ!?」

 

「廃部は嫌だけど……でもこれは、話の次元が違う。C&Cの【ご奉仕】によって壊滅させられた過激団体や武装サークルは数え切れない……知ってるでしょ?」

 

「……最後には痕跡すら残さず、綺麗に掃除される。有名な話だね」

 

「そりゃ部活は守りたいけど、ミドリにアリス、ユズとハヤトの方が圧倒的に大事!危険すぎる!」

 

えぇ……こわ……そして、そんなC&Cと比べられるゲヘナの【風紀委員会】、トリニティの【正義実現委員会】もヤバいんだな……覚えておこう……

話を聞いていると、【ミレニアム最強】と呼ばれているのはメイド部部長のコールサイン・ダブルオー、ネル先輩の存在が大きいらしい。そしてそのネル先輩は、ミレニアムの外郭に個人的な用事があって今は不在とのこと。その後、正面衝突を避けて、【鏡】だけを奪って逃げることになった

 

「正面衝突を避けて、【鏡】だけを奪って逃げる……うーん……」

 

「……やってみよう、お姉ちゃん」

 

「えぇ!?でもネル先輩がいないからって、相手はあのメイド部だよ!?」

 

「分かってる、でも……このままゲーム開発部を無くすわけにはいかない。ボロボロだし、狭いし、たまに雨漏りもするような部室だけど……もう今は、私たちがただゲームをするだけの場所じゃない。……みんなで一緒にいるための、大切な場所だから」

「だから、少しでも可能性があるなら……私はやってみたい。ううん、もしメイド部と対峙することになっても、それがどれだけ危険だとしても……!守りたいの。アリスちゃんのために、ユズちゃんのために……私たち、全員のために!」

 

「ミドリ……」

 

「私たちならできます。伝説の勇者は……世界の滅亡を食い止めるために、魔王を倒します。アリスは計45個のRPGをやって……勇者たちが魔王を倒すために必要な、一番協力な力を知りました」

 

「一番強力な力……レベルアップ?あ、装備の強化?」

 

「盗聴ですか?」

 

「ち、違います……一緒にいる、仲間です」

 

「アリス…………うん、よし。やろう!生徒会に潜入して、【鏡】を取り戻す!」

 

その後、計画を実行するための【仲間】を集めるためにエンジニア部に顔を出すことになった

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